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浩二はエレベーターで5階に向かう。
チン
エレベーターが開いて、院長室に向かう。
院長室をノックして、扉を開ける。
田中が電話を院長室でしていた。
「はじめまして、田中院長ですか。警察の植村浩二と言います」
田中は電話を切ると、
「ああはい。院長の田中です」
「はじめまして」
「ああ、でなんのご用件ですか?」
「貴方の奥さんで行方不明の田中順子さんですが、15年前から行方不明だそうで」
「ええ。で貴方は?」
「実は前、この事件を担当している人が定年退職になりまして、事件性があるとの事で。
「捜査本部はもうないんじゃないですか?普通は所轄でしょう?」
「もうすぐで時効なのですが、犯罪性が出てきまして、所轄で対応できない事件との声が多く、
本庁が捜査する事になりまして、担当が変わりまして、警部補の植村浩二と言います」
浩二は改めて言った。
「もう捜査本部はないって、犯人みたいな言い方ですね?」
「嫌」
「今の奥さんもなくなられたそうで」
「浩二さん、妻が死んだばかりなんだ気が落ち込んでいんだ」
田中は言う。
「大きい病院ですね」
「親ゆずりの病院だよ。これに通信会社を親が経営していてね、親の七光りだよ」
「うらやましい限りです。僕なんて警部補なのに給与全然不景気で増えませんよ。捜査1課ですよ。僕の給与じゃ1生ここまで無理ですね、出世も年齢で出世の感じのダメ警部補でして、
仕事場のあだ名がプーさんですよ」
「ああそう」
「順子さんは前の奥さんですか?」
「そうです」
「じゃあさっそく仕事の話をしましょう、順子さんは15年前から行方不明でしたが、いつからいなくなったんですか?」
「突然だよ。よく覚えていない」
「へ~」
それから浩二は田中と雑談をして、病院をうろうろしていた。
閉鎖病棟に向かう。
「院長の奥さんが入院されていたのはこの病棟ですか?」
「そうです」浩二を案内する看護婦が言う。
チン
エレベーターが開いて、院長室に向かう。
院長室をノックして、扉を開ける。
田中が電話を院長室でしていた。
「はじめまして、田中院長ですか。警察の植村浩二と言います」
田中は電話を切ると、
「ああはい。院長の田中です」
「はじめまして」
「ああ、でなんのご用件ですか?」
「貴方の奥さんで行方不明の田中順子さんですが、15年前から行方不明だそうで」
「ええ。で貴方は?」
「実は前、この事件を担当している人が定年退職になりまして、事件性があるとの事で。
「捜査本部はもうないんじゃないですか?普通は所轄でしょう?」
「もうすぐで時効なのですが、犯罪性が出てきまして、所轄で対応できない事件との声が多く、
本庁が捜査する事になりまして、担当が変わりまして、警部補の植村浩二と言います」
浩二は改めて言った。
「もう捜査本部はないって、犯人みたいな言い方ですね?」
「嫌」
「今の奥さんもなくなられたそうで」
「浩二さん、妻が死んだばかりなんだ気が落ち込んでいんだ」
田中は言う。
「大きい病院ですね」
「親ゆずりの病院だよ。これに通信会社を親が経営していてね、親の七光りだよ」
「うらやましい限りです。僕なんて警部補なのに給与全然不景気で増えませんよ。捜査1課ですよ。僕の給与じゃ1生ここまで無理ですね、出世も年齢で出世の感じのダメ警部補でして、
仕事場のあだ名がプーさんですよ」
「ああそう」
「順子さんは前の奥さんですか?」
「そうです」
「じゃあさっそく仕事の話をしましょう、順子さんは15年前から行方不明でしたが、いつからいなくなったんですか?」
「突然だよ。よく覚えていない」
「へ~」
それから浩二は田中と雑談をして、病院をうろうろしていた。
閉鎖病棟に向かう。
「院長の奥さんが入院されていたのはこの病棟ですか?」
「そうです」浩二を案内する看護婦が言う。
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