警部補植村浩二~15年前の事件~

しんたろう

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眼鏡の女の子が、

「田中さん、コスプレマニアの知り合いがいたみたい。メールを送って情報を聞いてみます」

眼鏡の女の子は浩二と警察署で田中が警察のふりをして妻に会うよう求めた男に署内からメールを送る。

警察マニアです。コスプレマニアです、知り合いになりたいのですが

メールを送る。返信が返ってきた。

いいよ~コスプレ大好き。友達になりたい
メールで仲良くなって、7月8日頃何をしていたか尋ねる。

7月8日は山崎って知り合いの人の病院と通信会社を経営している田中って人から、警察のコスプレで、
警察の服装を貸してほしいと山崎さんに依頼されたけど。それでたくさんお金くれたんだ。

会えませんか

今度、コスプレショーがあるんだ、一緒に参加しませんか
返信が返ってきた。

「コスプレショーに行って、話を伺ってきましょう」
眼鏡の女の子は言う。
浩二と眼鏡の女の子は東京のコスプレショーの会場に向かう。

「僕もソープにいって、コスプレの看護婦さんは大好きだぞ」
「とにかく話を伺いましょう」眼鏡の女の子は言う。

コスプレショーはいろんなコスプレの人が、過激なかっこうで男性たちに女の子モデルショーの感じだった。
過激なライトと過激なショーで会場は盛り上がっていた。
コスプレショーが終わり、
そんな中、コスプレの待合室で化粧直しをしていたメールを送った警察マニアの女に声をかける。

「警視庁捜査一課の者です。話を伺いたいのですが」
「えっ」

警察マニアの女は言う。

「とにかくここでもライトが激しいから、外に出て話を聞こう」

外に出ると、警察手帳を見せる。

「どうゆう事ですか?」
「この人の知り合いですか?田中の写真を見せる」
「知りませんが」
「何か事件でもあったんですか?」
「嫌大したことじゃないんだ。コスプレかわいいな~」
「コホン・・・」

眼鏡の女の子の咳払い。

「7月8日の事について教えてください」
「私、疑われているんですか」
「違います、田中さんの知り合いかだと聞きたくて」

コスプレの女の子は言う。

「警察の服装たくさんもっているんですね」浩二は言う。
「たくさんありますよ。女子警察から、男性警察までの服装。たくさん持ってます」
「へえ」
続けて言う。

「誰か田中さんの繋がりのある人を知りませんか?」
「7月頃ですか、田中さんの知り合いで、山崎さんって言う人がいるんですけど、
お金あげるから、警察の服装を売ってくれませんかとは言われましたけど」

コスプレガールは言った。

「山崎・・・。署に帰って調べてみよう。警察の服装は売ったんですか?
その人もコスプレは趣味なんですか?コスプレの仲間とか」
「いえ、その人はコスプレの趣味はないんですが、
最初は断ったんですけど、たくさんお金をくれるって言うから」

山崎・・・

浩二と眼鏡の子は署に帰って調べる。
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