火星非文明紀 砂の惑星ネット版

８

雅人は小型飛行機で火星の空を飛んでいた。
火星の味方が多く終結していた。
火星の上官が、兵士達をまとめている。

「右向け」

兵士達が多く、整列している。
その言葉どうりに上官は兵士をまとめる。
多くのドロイドも集まっていた。

「地球軍に勝てるだろうか」

雅人は思う。
その日に雅人は家で、
ウインチェスター銃を的に撃って、銃の訓練をしていた。
さきは言う、

「雅人、もうすぐ地球軍と決戦だね」
「ああ」
「私も志願する」

雅人はためらう、

「君は立派な奥さんでいてくれ、君まで志願する必要はない」
「人間が足りていないのでしょう・・・」

少し雅人は考える。

「君まで巻き込みたくない」
「お願い志願させて」
「だめだ」

雅人は言う、

「覚悟はできている」
「だめだ」
繰り返す。
さきは小刀を持って、自分の動脈を切ろうとする、

「何をする！」
「志願できないなら、ここで死ぬ、
火星新生代を守りたいの、
地球と同じ星に火星をしたくない」
「地球軍は資源を独裁したいだけだよ、火星新生代まで壊すつもりはない」
「お願い」

雅人は考えて、

「わかったよ」

と言う。それから二人は抱き合う。

TVでは火星の国会で地球軍と戦闘への議論が激しく続いている様子が中継されていた。
議員が、

「地球軍と戦って、勝てるのか」

とゆう意見が出て、
ドロイドがホログラムで表示され、
そのドロイドは

「私の計算する確率で、地球軍と戦って勝てる確率は非常に少ないとの個人的な認識です」

ドロイドは言う、

「和議を結べ、戦う必要はない」

慎重な意見が多くを占めている。

議員の一人が、

「今、この惑星は危機に瀕している、地球に光ファイバーで電力などを多く国際資源として、
提供しているのに、地球の1国はそれを独り占めにしたいのか、
他の国に働きかけて、援軍を待ちましょう。
火星だけでなく、地球の援軍の連合軍がいる。物資や兵器も送ってくれるそうです、連合軍の援軍もいます、共に戦いましょう」

議員は言った。

「なんとか地球の味方軍に働きかけて、なんとか講和にもちこみましょう」
「連合軍は決して、地球の考え方に屈しない」

議員は言った。
歓声が起こる。
その日の火星の首相の執務官室で、

「何とか踏ん張ってみましょう」

首相の政務官は言った。

「わかった」

首相はうなずく。