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ドラマ
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俺の煩悩にまみれた夢と、深月さんが寝る時距離が近いということ以外は順調だった。
相変わらず傍若無人のオラオラ男でいてくれているお陰で俺は正気を保てている気がする。
そんな時、深月さんにドラマの主演の話が来た。
いつも通り事務所に行くと、俺は社長に呼び出された。
「ドラマですか」
「そう!原作はBL漫画なんだけど、ほら流行ってるじゃん?男同士のさぁ。原作者さんの意向で深月君が抜擢されて。考えてくれないかな」
ドラマ出演は、テレビ露出に繋がる大きな一歩だ。
ただ、深月さんは演技の仕事に興味があるのだろうか。演技がやりたいって聞いた事ないし、練習生時代もドラマとかは一切出ていなかった。
深月さんが演技に興味が無いなら断るしかないが、ドラマ主演なんて出演すればもっと知ってもらえる機会になる。
杞憂なのは、BLドラマということだ。
俺はその帰り、原作を買って内容を確かめる。
原作は、モデル同士の恋愛を描いたもので深月さんが抜擢された役は年上のモデルに恋をする役。所謂受けと呼ばれる方だ。
原作者が深月さんを選んだと聞いたが、確かに見た目の雰囲気は深月さんにぴったりだ。
原作では、ガッツリベッドシーンがあるが恐らくドラマではそこまでのことはしない。
まぁせいぜいキスくらいだと思う。
何より深月さんは経験が無い。
つまり、このドラマの攻め役の俳優が深月さんの初めてになる。
どうしよう、あの人そういう経験がない上にドラマ経験も無いからうっかり出演者を好きに、なんて。
自分で考えて嫌になった。
当然俺が嫌という権利は無い。マネージャーとして、タレントの仕事の幅を狭めるなんてことはあってはならない。
「あ、おかえり」
俺は仕事だったが、深月さんはオフだった。
家事を一通りしてくれて、俺が帰った時にはソファで紅茶を飲みながらテレビを見ていた。
丸くなってて可愛い。
「深月さん、朗報です。深月さんにドラマ主演の話がありましたよ。深夜帯ですが」
「え、ドラマのしゅ、主演!?」
深月さんは当然驚いていた。
俺は原作のBL漫画を見せて、どの役を演じるのかということと、恐らくガッツリベッドシーンは無い事を伝えた。
まぁBLドラマって断る人も多いし。
「俺、出てみたい!」
仕事にバカ真面目なこの人ならそう言うだろうとは思った。
「深月さんって演技に興味あったんですか?」
「うーん、俳優になるとまでは考えてなかったけど貰った仕事は基本受けたいんだよ。アイドルになるのはもう無理でも、可能性を広げて地に足をつけたい」
「わかりました、社長に言っておきます。BLですけど抵抗ないんですか?」
「え?別に。つーか仕事だろ?」
ごもっともだ。
深月さんにとっては、初めてのキスがドラマであろうがそれは仕事の一環だ。
懸念してるのは俺だけ。
社長にドラマ主演の承諾をし、本格的に進んでいくことになった。
まずは挨拶をして、台本を貰った。
相手役の俳優は、プライム帯のドラマでもよく見る刈谷翔太。
この人、俺がAD時代に噂を聞いたことがある。
かなり遊んでるだの、危ない人との繋がりあるだの。
噂には過ぎないが、火のないところに煙は立たない。
このドラマ大丈夫かな、嫌な予感がよぎった。
相変わらず傍若無人のオラオラ男でいてくれているお陰で俺は正気を保てている気がする。
そんな時、深月さんにドラマの主演の話が来た。
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「そう!原作はBL漫画なんだけど、ほら流行ってるじゃん?男同士のさぁ。原作者さんの意向で深月君が抜擢されて。考えてくれないかな」
ドラマ出演は、テレビ露出に繋がる大きな一歩だ。
ただ、深月さんは演技の仕事に興味があるのだろうか。演技がやりたいって聞いた事ないし、練習生時代もドラマとかは一切出ていなかった。
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俺はその帰り、原作を買って内容を確かめる。
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原作では、ガッツリベッドシーンがあるが恐らくドラマではそこまでのことはしない。
まぁせいぜいキスくらいだと思う。
何より深月さんは経験が無い。
つまり、このドラマの攻め役の俳優が深月さんの初めてになる。
どうしよう、あの人そういう経験がない上にドラマ経験も無いからうっかり出演者を好きに、なんて。
自分で考えて嫌になった。
当然俺が嫌という権利は無い。マネージャーとして、タレントの仕事の幅を狭めるなんてことはあってはならない。
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俺は仕事だったが、深月さんはオフだった。
家事を一通りしてくれて、俺が帰った時にはソファで紅茶を飲みながらテレビを見ていた。
丸くなってて可愛い。
「深月さん、朗報です。深月さんにドラマ主演の話がありましたよ。深夜帯ですが」
「え、ドラマのしゅ、主演!?」
深月さんは当然驚いていた。
俺は原作のBL漫画を見せて、どの役を演じるのかということと、恐らくガッツリベッドシーンは無い事を伝えた。
まぁBLドラマって断る人も多いし。
「俺、出てみたい!」
仕事にバカ真面目なこの人ならそう言うだろうとは思った。
「深月さんって演技に興味あったんですか?」
「うーん、俳優になるとまでは考えてなかったけど貰った仕事は基本受けたいんだよ。アイドルになるのはもう無理でも、可能性を広げて地に足をつけたい」
「わかりました、社長に言っておきます。BLですけど抵抗ないんですか?」
「え?別に。つーか仕事だろ?」
ごもっともだ。
深月さんにとっては、初めてのキスがドラマであろうがそれは仕事の一環だ。
懸念してるのは俺だけ。
社長にドラマ主演の承諾をし、本格的に進んでいくことになった。
まずは挨拶をして、台本を貰った。
相手役の俳優は、プライム帯のドラマでもよく見る刈谷翔太。
この人、俺がAD時代に噂を聞いたことがある。
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このドラマ大丈夫かな、嫌な予感がよぎった。
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