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フォーエバーフォールインラブ
お熱いのはお好きですか?
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季節の変わり目は体調を崩しやすい。
それは夜型生活をしている彼女たちも、例外ではない。
猛暑が去り、やっと少しづつ気候が良くなってきたにも関わらず、山辺息吹は ここニ日間 公休も返上で自宅のベッドで引きこもり生活をしていた。
何とか病院へと出向き、ポカリは調達した。熱はだいぶ引いてきてはいるが、相変わらず喉の痛みと咳が酷くて食べ物を飲み込むことすら困難だ。息吹は遮光カーテンをピシャリと閉めた部屋のなかでスマホを取り出すと、何やらメッセージを打ち始めた。
『みっちゃんへ
数日前から風邪を引いてしまって、明日は出掛けるのは無理そうです。久し振りに会えるはずだったのに本当にごめんね!』
息吹はそう短くメッセージを纏めると、最後の力を振り絞り送信ボタンをクリックした。
どうやらまた熱が上がってきたらしい。
ここまでくると、もう測るのすらおぞましい。頭はガンガンするし 世界はフワフワしているし、喉が痛くて仕方がない。息吹は追加で栄養ドリンク剤をイッキ飲みすると、再び目を閉じて眠り始めた。
ピンポーン…… ピンポーン……
インターフォンの音がした。
その音はしつこかった。
どれくらい寝ていただろうか……
少なくとも悪夢を見る程度には、息吹はしっかりと眠っていた。
こんな時間に宅配便?
息吹は少しばかり髪と部屋着の体裁を整えつつ、覚束無い足取りで玄関に向かった。どうせ宅配便の人は知り合いではないし、金輪際会わない可能性のほうが高い。こちらは風邪を引いているのだし、身なりの乱れを気に出来るほど息吹には余裕は残っていなかった。息吹はマスクと眼鏡を装着しドアを開くと、喉の痛みを堪えながらガラガラの声で客に応対した。
「はい、どちらさまですか? 」
「息吹? 大丈夫? 」
「えっ……? 」
息吹は声の主に気づいた瞬間、声を上げそうになったが、それよりも先にドアを閉めることに専念した。
マズイ……不味すぎる……
こんな姿は、絶対に見せたくないっッッ!
っていうか 、何でここにいるのっ??
「ちょっと、息吹? ドアを開けて! そんなことされると、オレ犯罪者みたいになるから 」
野上は声を殺しながら、片手で必死にドアノブを引いていた。もう片方の手の中にあるスーパーの手提げはグラングランとスイングしていて、今にも中身が外に出てしまいそうだった。
「いや、今日は駄目だからっ! 素っぴんだし、見た目が酷いしっっ、ヤヴァイからっッッ! 」
息吹は必死の抵抗を続けていた。こんな無様な姿は野上にだけは見られたくない。だけど、ここのところ ろくに食べてないし、とにかく力がでなかった。
鍵を閉めたら、何とかなるのにっ……
息吹はそんなことを思いながら、手に力が入らなくなっていた。
「ちょっ、息吹、だいじょう…… えっ……? 」
野上が軽くなった玄関のドアを引いた途端、自分の肩に息吹が雪崩れ込んできた。漏れる吐息、そして触れた肌は熱を帯びている。野上は慌てて彼女をキャッチすると、何とか彼女を部屋へと連れ戻した。
「息吹……? いぶき、ちょっ、しっかりしろって 」
野上は息吹を抱き抱えると、取り敢えず彼女のベッドを探し始めた。
◆◆◆
夢の中に みっちゃんが現れたような気がした。
彼は心配そうに、私を見つめていた。
そうだ…… 本当は久し振りに明日デートだったのだ。
ああ、夢で出てきて嬉しいくらいには、私はみっちゃんのこと、何だかんだで気にしてるんだな……
何だか体がひんやりして気持ちがいい。
そして冷たい手が、私の頬を優しく撫でる感触がする。息吹はその手を無意識に手に取ると、ゆっくりと目を開いた。
「……みっちゃん?」
「息吹……? 目…… 覚めた? 」
野上が…… 自分のベッドに腰を掛けて座っている?
息吹は思考回路がパニックになった。
何で彼がここにいる?
息吹はもはやフリーズしていた。
しかも自分自身も部屋のなかもメチャクチャだし、もう恥ずかしいとしか言いようがない境地に達していた。息吹の頭には濡れタオル、脇の下には保冷剤をタオルで巻いたものが置かれている。高い女子力でしっかり看病されていた。
「台所…… 勝手に借りちゃったんだけど、ミルク粥食う? 」
「……うん 」
野上はその返事を聞きニコリと頷くと、息吹の頬からゆっくりとその手を離した。その手は冷たいのに、何だかとても温かさを感じた。
「美味しい…… 」
「でしょ? 学生時代イタリア居酒屋の厨房でメチャクチャ働いてたんだ 」
野上はそういいつつ、ポカリと水を息吹の枕元に運んでいた。彼は嫉妬してしまいそうなくらい、抜群の女子力を発揮していた。そして息吹から目を背けると、野上はこう続けた。
「本当は上がるつもりはなかったんだ。飲み物と食料だけ渡したら帰るつもりで…… 」
「っていうか、そうだよ、みっちゃん! どうしてうちの場所知ってるの? まさか私にGPSでも付けてるとかっッッ? 」
息吹はハッとした表情で野上を問い詰めた。野上宅にはよく遊びに行くが、狭いし片付いていない自分の部屋には、彼を呼べる状況にもなかった。マメな人だし、こんな情けない状況を見られたらドン引きだってされかねないと思い、いままでのらりくらりとかわしていたのだ。
「何でそんなヤバいストーカードラマみたいな妄想してんの? 聞いたんだよ、吉岡先輩経由で神宮寺先生から 」
「朱美から……? 」
「そう、ちゃんとしたルートだから。神宮寺先生が渋ったらしいけど、吉岡先輩が信じてやってくれって説得してくれたみたいで。だって息吹連絡してもでないし、具合悪くて倒れてんじゃないかと思って 」
息吹は慌ててスマホを確認した。そこには画面すべてを埋め尽くす勢いで野上から着信が来ていて、時折朱美からの名前も混ざっていた。
確かにこれじゃ…… 自分が逆の立場でも心配すると思った。これ以上は 何も言う気にはならない。それに野上の視線が痛かった。
「あのー 」
「なに? 」
「あんまり、まじまじ見ないで欲しいというか…… なんというか…… 私、すっぴんだし。恥ずかしいし 」
「何? 今さら、そんなこと気にしてるの? 裸の付き合いなのに? 」
「なっっッッ! それとこれは別だからっッッ! 」
息吹はプンスカしながら、布団を顔の側まで引っ張りあげた。この数時間で、一気に自分の恥ずかしい部分ばかりさらけ出してしまった。
「ああ、ごめんって。今のはオレが悪かったって 」
「…… 」
「息吹が俺にいろいろ見せたくないと思ってくれるくらいに、気にしてくれてることは良くわかったよ。今はそれで十分だから 」
そう言いながら野上は息吹のベッドに再び腰かけると、彼女の後ろから手を回し彼女をハグした。それは体が熱くなるくらいにはギュッと強くて、何だかとてもドキドキした。
「なっっ、風邪がうつるって 」
息吹は手を広げ少し抵抗を試みた。近づいたら彼に移してしまう。だけど彼は懲りることなく その腕の力を込めると、耳元で こうゆっくりと囁いた。
「……まあ。オレは欲望が深いから、鍵は抉じ開けるけどね 」
野上はそう一言告げると、息吹の頬に軽くキスをした。それは一瞬の出来事で、野上は またゆっくりと立ち上がった。
「なっ…… 」
「今日は一旦帰るよ。ちゃんと今日の分の印はつけたし。熱を出しあ相手でも 恋人が隣にいたら、自制できそうにもないし 」
「ちょっ、みっちゃん。何を言ってんの? 」
「冗談だよ。オレが側にいると、気になってちゃんと治せないんだろ 」
「……それは 」
そうなんだけどっッッ。
ここ二、三日はずっと一人だったし、何だかちょぴり寂しさを感じるような矛盾の境地でもあった。
「また明日顔出すよ。だから明日はちゃんと鍵を開けろよ 」
野上はそういいながら手を降ると、また玄関の方へと歩き出した。息吹は不覚にも恋人のちょっとした仕草にときめいてしまいそうな自分の心が恥ずかしかった。
「……靴箱のサボテンの鉢の下 」
「息吹……? いま、何て言った……? 」
「合鍵の場所。悪用しないでね 」
「どうすんの? オレが変なことに使ったら 」
「……そんなことしない人だから、いまここにいるんでしょ? 」
「まーね 」
思わず言ってしまった。
後戻りは出来ないのに……
でもこの温もりを、まだ私は失いたくないと咄嗟に思ったのだ。
すると野上は、むふふと変な笑いを浮かべながら、
「一応、オレもこれ置いていくわ 」
と一言告げると、息吹のベッドに何か小さな物体を投げた。
息吹は複雑な形をした物体を見つめると、思わず赤面してしまった。
「バーカ 」
息吹は笑いながら、野上に向かってそう言い放った。
なんというタイミングで、自分達は鍵の交換をしているんだか。
息吹は野上が部屋を出て鍵を閉める音を聞き遂げると、再び目を閉じ体力の回復に努めるのだった。
季節の変わり目は体調を崩しやすい。
それは夜型生活をしている彼女たちも、例外ではない。
猛暑が去り、やっと少しづつ気候が良くなってきたにも関わらず、山辺息吹は ここニ日間 公休も返上で自宅のベッドで引きこもり生活をしていた。
何とか病院へと出向き、ポカリは調達した。熱はだいぶ引いてきてはいるが、相変わらず喉の痛みと咳が酷くて食べ物を飲み込むことすら困難だ。息吹は遮光カーテンをピシャリと閉めた部屋のなかでスマホを取り出すと、何やらメッセージを打ち始めた。
『みっちゃんへ
数日前から風邪を引いてしまって、明日は出掛けるのは無理そうです。久し振りに会えるはずだったのに本当にごめんね!』
息吹はそう短くメッセージを纏めると、最後の力を振り絞り送信ボタンをクリックした。
どうやらまた熱が上がってきたらしい。
ここまでくると、もう測るのすらおぞましい。頭はガンガンするし 世界はフワフワしているし、喉が痛くて仕方がない。息吹は追加で栄養ドリンク剤をイッキ飲みすると、再び目を閉じて眠り始めた。
ピンポーン…… ピンポーン……
インターフォンの音がした。
その音はしつこかった。
どれくらい寝ていただろうか……
少なくとも悪夢を見る程度には、息吹はしっかりと眠っていた。
こんな時間に宅配便?
息吹は少しばかり髪と部屋着の体裁を整えつつ、覚束無い足取りで玄関に向かった。どうせ宅配便の人は知り合いではないし、金輪際会わない可能性のほうが高い。こちらは風邪を引いているのだし、身なりの乱れを気に出来るほど息吹には余裕は残っていなかった。息吹はマスクと眼鏡を装着しドアを開くと、喉の痛みを堪えながらガラガラの声で客に応対した。
「はい、どちらさまですか? 」
「息吹? 大丈夫? 」
「えっ……? 」
息吹は声の主に気づいた瞬間、声を上げそうになったが、それよりも先にドアを閉めることに専念した。
マズイ……不味すぎる……
こんな姿は、絶対に見せたくないっッッ!
っていうか 、何でここにいるのっ??
「ちょっと、息吹? ドアを開けて! そんなことされると、オレ犯罪者みたいになるから 」
野上は声を殺しながら、片手で必死にドアノブを引いていた。もう片方の手の中にあるスーパーの手提げはグラングランとスイングしていて、今にも中身が外に出てしまいそうだった。
「いや、今日は駄目だからっ! 素っぴんだし、見た目が酷いしっっ、ヤヴァイからっッッ! 」
息吹は必死の抵抗を続けていた。こんな無様な姿は野上にだけは見られたくない。だけど、ここのところ ろくに食べてないし、とにかく力がでなかった。
鍵を閉めたら、何とかなるのにっ……
息吹はそんなことを思いながら、手に力が入らなくなっていた。
「ちょっ、息吹、だいじょう…… えっ……? 」
野上が軽くなった玄関のドアを引いた途端、自分の肩に息吹が雪崩れ込んできた。漏れる吐息、そして触れた肌は熱を帯びている。野上は慌てて彼女をキャッチすると、何とか彼女を部屋へと連れ戻した。
「息吹……? いぶき、ちょっ、しっかりしろって 」
野上は息吹を抱き抱えると、取り敢えず彼女のベッドを探し始めた。
◆◆◆
夢の中に みっちゃんが現れたような気がした。
彼は心配そうに、私を見つめていた。
そうだ…… 本当は久し振りに明日デートだったのだ。
ああ、夢で出てきて嬉しいくらいには、私はみっちゃんのこと、何だかんだで気にしてるんだな……
何だか体がひんやりして気持ちがいい。
そして冷たい手が、私の頬を優しく撫でる感触がする。息吹はその手を無意識に手に取ると、ゆっくりと目を開いた。
「……みっちゃん?」
「息吹……? 目…… 覚めた? 」
野上が…… 自分のベッドに腰を掛けて座っている?
息吹は思考回路がパニックになった。
何で彼がここにいる?
息吹はもはやフリーズしていた。
しかも自分自身も部屋のなかもメチャクチャだし、もう恥ずかしいとしか言いようがない境地に達していた。息吹の頭には濡れタオル、脇の下には保冷剤をタオルで巻いたものが置かれている。高い女子力でしっかり看病されていた。
「台所…… 勝手に借りちゃったんだけど、ミルク粥食う? 」
「……うん 」
野上はその返事を聞きニコリと頷くと、息吹の頬からゆっくりとその手を離した。その手は冷たいのに、何だかとても温かさを感じた。
「美味しい…… 」
「でしょ? 学生時代イタリア居酒屋の厨房でメチャクチャ働いてたんだ 」
野上はそういいつつ、ポカリと水を息吹の枕元に運んでいた。彼は嫉妬してしまいそうなくらい、抜群の女子力を発揮していた。そして息吹から目を背けると、野上はこう続けた。
「本当は上がるつもりはなかったんだ。飲み物と食料だけ渡したら帰るつもりで…… 」
「っていうか、そうだよ、みっちゃん! どうしてうちの場所知ってるの? まさか私にGPSでも付けてるとかっッッ? 」
息吹はハッとした表情で野上を問い詰めた。野上宅にはよく遊びに行くが、狭いし片付いていない自分の部屋には、彼を呼べる状況にもなかった。マメな人だし、こんな情けない状況を見られたらドン引きだってされかねないと思い、いままでのらりくらりとかわしていたのだ。
「何でそんなヤバいストーカードラマみたいな妄想してんの? 聞いたんだよ、吉岡先輩経由で神宮寺先生から 」
「朱美から……? 」
「そう、ちゃんとしたルートだから。神宮寺先生が渋ったらしいけど、吉岡先輩が信じてやってくれって説得してくれたみたいで。だって息吹連絡してもでないし、具合悪くて倒れてんじゃないかと思って 」
息吹は慌ててスマホを確認した。そこには画面すべてを埋め尽くす勢いで野上から着信が来ていて、時折朱美からの名前も混ざっていた。
確かにこれじゃ…… 自分が逆の立場でも心配すると思った。これ以上は 何も言う気にはならない。それに野上の視線が痛かった。
「あのー 」
「なに? 」
「あんまり、まじまじ見ないで欲しいというか…… なんというか…… 私、すっぴんだし。恥ずかしいし 」
「何? 今さら、そんなこと気にしてるの? 裸の付き合いなのに? 」
「なっっッッ! それとこれは別だからっッッ! 」
息吹はプンスカしながら、布団を顔の側まで引っ張りあげた。この数時間で、一気に自分の恥ずかしい部分ばかりさらけ出してしまった。
「ああ、ごめんって。今のはオレが悪かったって 」
「…… 」
「息吹が俺にいろいろ見せたくないと思ってくれるくらいに、気にしてくれてることは良くわかったよ。今はそれで十分だから 」
そう言いながら野上は息吹のベッドに再び腰かけると、彼女の後ろから手を回し彼女をハグした。それは体が熱くなるくらいにはギュッと強くて、何だかとてもドキドキした。
「なっっ、風邪がうつるって 」
息吹は手を広げ少し抵抗を試みた。近づいたら彼に移してしまう。だけど彼は懲りることなく その腕の力を込めると、耳元で こうゆっくりと囁いた。
「……まあ。オレは欲望が深いから、鍵は抉じ開けるけどね 」
野上はそう一言告げると、息吹の頬に軽くキスをした。それは一瞬の出来事で、野上は またゆっくりと立ち上がった。
「なっ…… 」
「今日は一旦帰るよ。ちゃんと今日の分の印はつけたし。熱を出しあ相手でも 恋人が隣にいたら、自制できそうにもないし 」
「ちょっ、みっちゃん。何を言ってんの? 」
「冗談だよ。オレが側にいると、気になってちゃんと治せないんだろ 」
「……それは 」
そうなんだけどっッッ。
ここ二、三日はずっと一人だったし、何だかちょぴり寂しさを感じるような矛盾の境地でもあった。
「また明日顔出すよ。だから明日はちゃんと鍵を開けろよ 」
野上はそういいながら手を降ると、また玄関の方へと歩き出した。息吹は不覚にも恋人のちょっとした仕草にときめいてしまいそうな自分の心が恥ずかしかった。
「……靴箱のサボテンの鉢の下 」
「息吹……? いま、何て言った……? 」
「合鍵の場所。悪用しないでね 」
「どうすんの? オレが変なことに使ったら 」
「……そんなことしない人だから、いまここにいるんでしょ? 」
「まーね 」
思わず言ってしまった。
後戻りは出来ないのに……
でもこの温もりを、まだ私は失いたくないと咄嗟に思ったのだ。
すると野上は、むふふと変な笑いを浮かべながら、
「一応、オレもこれ置いていくわ 」
と一言告げると、息吹のベッドに何か小さな物体を投げた。
息吹は複雑な形をした物体を見つめると、思わず赤面してしまった。
「バーカ 」
息吹は笑いながら、野上に向かってそう言い放った。
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