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(1)透明色
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◆◆◆
子どもの頃、シンセサイザーに憧れていた。
ボタンを押すだけで、手軽に変わるその音色。
ストリングスではレモンイエローと白の閃光が放たれて、マンドリンはタンジャリンと赤銅色の絵の具を練って混ぜ合わせたような、マーブルが固く弾けていく。
マリンバはヘリオトロープが円を描くように、身体の深くで静かに鳴り響き、それはまるで飽きることがない、透明なキャンパスに絵を描くような気持ちだった。
色のない絵の具の可能性は無限大。
それが私にとっての、たった一つの普遍だった。
子どもの頃、シンセサイザーに憧れていた。
ボタンを押すだけで、手軽に変わるその音色。
ストリングスではレモンイエローと白の閃光が放たれて、マンドリンはタンジャリンと赤銅色の絵の具を練って混ぜ合わせたような、マーブルが固く弾けていく。
マリンバはヘリオトロープが円を描くように、身体の深くで静かに鳴り響き、それはまるで飽きることがない、透明なキャンパスに絵を描くような気持ちだった。
色のない絵の具の可能性は無限大。
それが私にとっての、たった一つの普遍だった。
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木々井さん、アルファポリスでは初めまして。
お読み頂き、感想までありがとうございます。今後ともご贔屓の程、宜しくお願いしますm(；∇；)m
ネタバレありです。１６話まで読みました。
スピーディな展開を読んで。これは、もう恋愛が〇〇して、あーなってこーなって。
どっぷり、大人な関係も複雑に絡んでくる感じでしょうか？ドキドキ感が凄いです！
お読み頂き、感想までありがとうございますm(_ _)m
この後は、ああなって こうなります。
あまり長くしないつもりなので、完結を目指して頑張ります！
おもしろい！
お気に入りに登録しました~
お読み頂き、ご登録とコメントまでありがとうございます！
とても嬉しいです(T-T)