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第7章 【王太子ハヤテ】が【ミカ】を同伴し、凱旋帰国!
〔72〕ミカの【天上の女神】への【遠隔言霊交信神技《テレパシー》】
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天上を見上げると、満天の星々が煌めき、夜風が心地良く、思わず眼を閉じた。
すると、瞼の裏に不鮮明な画像が現れ、ハヤテの母君らしき王妃が、
・・・『正室になることは絶対に許しません!』・・・
・・・『どうしても、というなら側室になさい!』・・・
・・・そうか!?・・・
・・・この手があったか!?・・・
・・・正室は王家の王女か、格式のある貴族の子女でなければなれぬはず!・・・
・・・『側室なんか、真っ平御免!』と・・・
・・・近くにある置物をけっとばして、出て来る!・・・
・・・当然、ハヤテは後を追いかけて来る・・・
・・・【駆け落ち】成立!メデタシ!メデタシ!・・・
・・・そううまく行くだろうか!?・・・
・・・もし、後を追いかけて来なかった、としたら!?・・・
・・・追いかけて来ても、『側室で我慢しろよ!』などと言われたら!?・・・
・・・もう幻滅もいいところ・・・
・・・百年の恋も、一瞬で醒める!!・・・
「ワァーッ!!」
と、思わず、叫んでしまった。
夜空の星々を見上げて、ミカは一心不乱に祈った。
・・・『天上の女神様!!』・・・
・・・『ミカの一生に一度の、最初にして最後のお願いです!』・・・
・・・『どうか、ハヤテと添い遂げさせたまえ!』・・・
・・・『ミカは、しがない平民の女の子です!』・・・
・・・『一方のハヤテは王家の【王太子殿下】!』・・・
・・・『とても、釣り合いが取れません!』・・・
・・・『かと言って、【側室】なんて、絶対に嫌です!』・・・
・・・『人里離れた山奥で、ひっそりとハヤテと暮らしたい!』・・・
・・・『そんなささやかな望みが叶いますよう、御・願い・上げ・奉り・まする!!』
すると、瞼の裏に不鮮明な画像が現れ、ハヤテの母君らしき王妃が、
・・・『正室になることは絶対に許しません!』・・・
・・・『どうしても、というなら側室になさい!』・・・
・・・そうか!?・・・
・・・この手があったか!?・・・
・・・正室は王家の王女か、格式のある貴族の子女でなければなれぬはず!・・・
・・・『側室なんか、真っ平御免!』と・・・
・・・近くにある置物をけっとばして、出て来る!・・・
・・・当然、ハヤテは後を追いかけて来る・・・
・・・【駆け落ち】成立!メデタシ!メデタシ!・・・
・・・そううまく行くだろうか!?・・・
・・・もし、後を追いかけて来なかった、としたら!?・・・
・・・追いかけて来ても、『側室で我慢しろよ!』などと言われたら!?・・・
・・・もう幻滅もいいところ・・・
・・・百年の恋も、一瞬で醒める!!・・・
「ワァーッ!!」
と、思わず、叫んでしまった。
夜空の星々を見上げて、ミカは一心不乱に祈った。
・・・『天上の女神様!!』・・・
・・・『ミカの一生に一度の、最初にして最後のお願いです!』・・・
・・・『どうか、ハヤテと添い遂げさせたまえ!』・・・
・・・『ミカは、しがない平民の女の子です!』・・・
・・・『一方のハヤテは王家の【王太子殿下】!』・・・
・・・『とても、釣り合いが取れません!』・・・
・・・『かと言って、【側室】なんて、絶対に嫌です!』・・・
・・・『人里離れた山奥で、ひっそりとハヤテと暮らしたい!』・・・
・・・『そんなささやかな望みが叶いますよう、御・願い・上げ・奉り・まする!!』
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