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第11章 【天孫族連合軍】対【畿内ツモ国軍】の戦い!
〔121〕 国王急死で、【ツモ国の跡目争い】激化す!!
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畿内ツモ国は畿内ヤマト軍によって、封鎖され、ツモ本国とも、北陸ツモ国とも連絡が取りづらくなっていた。
【ツモ国王急死】の訃報も、届いてはいなかった。
それに比して、【北陸・北越ツモ国】のナム王太子は優秀な諜報力によって、いち早く、掴んでいた。
本来ならば、跡目は、【王太子】が継ぐのが、一般的だが、跡目を決めずに、急死したのをいいことに、本国の重臣達は、一致結束して、【跡目はカム王子】であるとの【末子相続の遺言】を【捏造】して、公表したのである。
ナム王太子は、いつでも、家臣の意見を聞かずに、【独断専行】するからだ、と云われている。
それに比べて、【カム王子】は、万事、【良きに計らえ!】なので、重臣にとって、御し易いからとも云われている。
【ナム王太子】は本国の不穏な空気を察知して、念のため、兵2000を引き連れ、弔問に出発した。
途中、【タニハ国内】を通過しなければならないが、北部は南部に比べて、警備が手薄なので、強行突破すれば良かろう、と考えたのである。
畿内ツモ国の【ワム王子】は父親が急死したことなど露ほども知らず、女遊びなどの遊興に耽っていた。
軍事に関しては、【畿内ヤマト軍】に【タニハ軍】を加えても、自軍の数が圧倒していることに、安堵しており、配下の将軍達も有能ではあった。
さりながら、古今東西の【戦史】において、多数の兵が少数の兵に敗れることは、枚挙に暇がないのである。
【ツモ国王急死】の訃報も、届いてはいなかった。
それに比して、【北陸・北越ツモ国】のナム王太子は優秀な諜報力によって、いち早く、掴んでいた。
本来ならば、跡目は、【王太子】が継ぐのが、一般的だが、跡目を決めずに、急死したのをいいことに、本国の重臣達は、一致結束して、【跡目はカム王子】であるとの【末子相続の遺言】を【捏造】して、公表したのである。
ナム王太子は、いつでも、家臣の意見を聞かずに、【独断専行】するからだ、と云われている。
それに比べて、【カム王子】は、万事、【良きに計らえ!】なので、重臣にとって、御し易いからとも云われている。
【ナム王太子】は本国の不穏な空気を察知して、念のため、兵2000を引き連れ、弔問に出発した。
途中、【タニハ国内】を通過しなければならないが、北部は南部に比べて、警備が手薄なので、強行突破すれば良かろう、と考えたのである。
畿内ツモ国の【ワム王子】は父親が急死したことなど露ほども知らず、女遊びなどの遊興に耽っていた。
軍事に関しては、【畿内ヤマト軍】に【タニハ軍】を加えても、自軍の数が圧倒していることに、安堵しており、配下の将軍達も有能ではあった。
さりながら、古今東西の【戦史】において、多数の兵が少数の兵に敗れることは、枚挙に暇がないのである。
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