倭国女王・日御子の波乱万丈の生涯

古代雅之

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  第25章 【タニハ王家】の【レイカ大御所】の大往生と、【倭国丞相】にして【ヤマト国・国王】の【ヤマト】の崩御・昇天!

 〔343〕【日輪の女神】の予言通り、【タニハ王国開祖女王】にして【稀代の女傑・レイカ大御所】百歳を目前にした【99歳】で大往生!!〕

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  【大神殿】の【日御子】の下に【マリカ】から【タニハの大御所】が倒れた、との【言霊交信】が入った!

・・・姉上! 【日輪の女神】の【大御所】の最期についての【予言】は御存知かとは思いますが・・・
・・・昨夜、【大御所】がお倒れになり、意識も無くなったのですが、今朝になって、意識が回復しました・・・
・・・昨年もお倒れになったのですが、今年こそが、【日輪の女神】の『齢百を目前にして、大往生を遂げる 』との予言の年でもあり、御本人も自覚されており・・・


・・・わかりました! それで、曾孫の私にも、最後に会って話をしたい、というのですね!?・・・
・・・至急、飛んで行きましょう!・・・



  【日御子】は【念動力サイコキネシス】で自らの身体を空中高く、浮遊させ、高速で飛行するのであるが、それは自らの生体エネルギーを多量に消化することであり、若かりし頃ならともかく、年を重ねるに従って、【念動力】は徐々に弱くなってきていた。

されど、そうもいっていられない!

他ならぬ【曾祖母】の危篤である!



  【タニハの都】は 建国以来、【淡海の湖】南東部にあったが、去る年の大洪水・大地震にて、潰滅し、現在の都は【湖】の北西部沿岸に広がっている。

【日御子】は【タニハの新王宮】に到着するや、【大御所の寝所】に入っていった。
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