倭国女王・日御子の波乱万丈の生涯

古代雅之

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  第29章【日御子】は崩御・昇天し、【天上界】の【八百万の神々】を制圧、【三代目・日輪の女神】となる!!

 〔442〕【女王・日御子】の【葬儀】の件、【墳墓】の造成について話しあった!

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  翌日、【倭国次期女王】の【トヨ姫】及び【ユリ祭祀長】を招いての【倭国閣議】が開催された。

議題は勿論、【日御子女王】の【倭国葬】についてである。


【閣僚】の一人で、【墳墓造成】の任にある【工務相】が発言した。

「【亡き陛下】は【倭国開祖女王陛下】であられます!」
「建国以来、国家に対する忠誠・貢献度は、昨日の【崩御・昇天】まで、比類なきものです!」
「ここは、是非とも、私共に、【巨大墳墓】造成を御命じ下されませ!」


  
  【女王補佐】であった【ユリ祭祀長】が発言した。

「【巨大墳墓】は良しとしても、【亡き陛下】の【遺言】は如何いたす?」
「終生、滅私奉公された【亡き陛下】の最期の【私事】である。」

「『我が亡骸ナキガラは【ハヤテ殿】と同じ【墳墓】に埋葬せよ!』との【勅命】である!」


【工務相】は応えた。

「その【勅命】なら、私共が承ってござりまする。」
「【故ハヤテ元外務相】の【墳墓】内には【宮室】を二部屋用意しておりました。」

「【故ヤマト元丞相】の【墳墓】にも【故サヤカ妃】のたっての【遺言】で、御二人が埋葬されております。」

「その上、地震や豪雨による決壊の修復工事も必要不可欠です!」
「その修復工事も兼ねて、【墳墓】を二重構造にして【巨大墳墓】の造成は可能です。」
「巨大化すればするほど、暴風豪雨に決壊しにくくなります!」
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