キンセンカの軌跡

ダックスインド

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第一章

春の訪れ

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2010年4月3日 長野県



桜が散りゆく中、私は1人川辺を歩いていた。

「あーあ今日からまた学校か…
怠いな…
行きたくないな…」

私は和田 史也 
この春中学を卒業して、
県内にある金木高校に入学する。

「新しい友達できるかな~!」

そんな希望と不安の気持ちを抱きながら学校へと向かう。

「やべっ!間に合うかな?
入学初日から遅刻はまずい!」
早足で駆け出した。

入学式終了後私は同じ中学の友達
中村慎  三村和樹  内田克哉
と4人で喋っていた。



慎「そういや史也は何組?」

史也「俺は1組!」

慎「俺と同じじゃん!またこれからもよろしくな!」

慎は私の親友であり、中学3年間同じクラスでもあった、家も近いということもあり小学校からの付き合いだ。
口は悪いが誰よりも信頼のおける親友だ。

和樹「マジかよ俺は2組だぜ!」


和樹は中学3年の時の同じクラスメイトだ読書が趣味で休み時間などよく本を読んでいて性格は温厚だ。


克哉「俺は3組だよー、史也と慎だけ一緒かー、俺友達できる自信ねぇよ。」


克哉は中学1年の時クラスメイトだった2年3年時はクラスは違ったが家が近いこともありよく慎と3人で帰っていた。


慎「克哉なら大丈夫だろ、誰かにいじってもらえるってw」

克哉「おい!どういうことだよそれ!」

史也「まぁまぁ落ち着けって克哉なら持ち前の明るさでなんとかなるさ!」

和樹「そろそろホームルーム始まるみたいだぜ!今日は半日だから一緒に帰ろうぜ!」

慎「オッケー!
ならまた後でな!」

克哉「俺もクラス行くわー」

慎「おう後でな!
俺らも行くか!」
史也「あぁ!」




~1組~
クラスは騒然としていた。

そんな中1人ポツンと真ん中の席にいた俯いてる女の子かいた。
私はなぜかその子に目がいってしまう。

不思議な感覚であった、この不思議な感覚がなんなのかわからないままホームルームが始まった。



先生「はい!みなさんおはようございます!そして入学おめでとうございます!担任の山川です!これから2年間皆さんと一緒に勉強していきたいと思います!」


それでは自己紹介から!
まずは1番の青柳君から!自己紹介が始まった。•••では高橋佳穂さん
あの不思議な子だ。


佳穂「はい!高橋佳穂です
これからみなさんと楽しく過ごしたいでよろしくお願いします。」
ハキハキと緊張せずに喋る。
「へぇー佳穂さんって名前なんだ。」
小さく小声で呟いた。


先生「それでは最後の和田史也君」


史也「はい!和田史也です!
みなさんとこれから2年間よろしくお願いします!」
声が震えていた。恐らく顔は赤くなっていただろう。


その後日程表や教科書配布など終わり
高校生活1日目が終了した。




~帰り道にて~
克哉「クラスどうだった?友達できた?」克哉はかなりハイテンションで聞いてきた。

和樹「俺は隣人と話すのがやっとだったよw」

慎「俺は史也がいたからなあんまり喋れなかったわ…そういえば気になる子はいた?w」

和樹「俺はまだ話してないしわかんないかなー」

克哉「俺もそんな感じかなー恋愛とかよくわかんないし!」

史也「俺もわかんないや…」

佳穂のことは何か引っ掛かってはいたが
まだ恋をしたことのない史也にとって
その不思議な感覚がなんなのか分かってはいなかった。

慎「ちぇっ!
なんだよ面白くないなー
俺はもう目星はつけてるぜ!」

一同「えっ!!!」

克哉「どんな人?なんて名前なの?」

慎「時がくれば教えてあげるよ!」

克哉「時ってなんだよ~!
もったいぶるなよ~
まさか一目惚れってやつか?」

慎「まぁそういうことかもしれないな!」

和樹「慎はいいな~簡単そうで。」

慎「おいおい!
どういう意味だよw」

和樹「嘘嘘!冗談だってば!」

史也「いずれはわかることだな!」

一同「はっはっはっ!」


和樹
克哉「それじゃ俺らここ曲がるから!
じゃあなー!」


史也「あぁまた明日!」


史也は、あの違和感が一目惚れなのかどうなのかわからなかったが、
佳穂どういう人物に興味を持ち始めたのだった。






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