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第4章 秘められしもの
40. 秘め事
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広い室内の窓際に、その人物は立っていた。何かを探るように、外に向けて意識を集中させている。
コン、コン。
そこへ、静かに扉を叩く音が聞こえた。
「入りなさい」
目はまだ窓の外へと向けながら、その人物は扉の外にいる者へ入室を許可する。
誰何する必要はない。何故なら、その人物にとって扉の外に誰が立っているかは少し意識を向けるだけでわかってしまうからだ。
「失礼しまっす」
許可を得て入室してきた者は、勝手知ったると言わんばかりにその人物がいる窓際の手前にあるソファに腰をおろす。
「今日は朝から王宮内がソワソワしてますね~。人の口に戸は立てられないって言うか、まだ僕たちも全貌をつかめていないって言うのに。ねぇ?団長?」
声をかけられて、ようやく窓の外から視線を外しゆっくりとソファへと歩いてきたその人物。団長こと、ヴァーノン・セリエ魔導士団長は小さな息を吐くと静かにその場に腰をおろし、目の前の者へと視線を向ける。
「先程、王太子殿下の使いの者から召集命令がありました。今晩、騎士団師団長たちと共に噂の魔獣に対する対応についての話し合いをすると。マティス、あなたも準備をしておきなさい。私の補佐として共に来るように」
「おっと、さっそくですか?了解です!」
セリエ団長からの指示に、正面で一つ頷いたマティス・ビューロー魔導士副団長はここに来た本来の目的を果たすために表情を引き締める。
「団長。魔獣の件も気になるところですけど、実は・・・」
「ユーリィの事ですね。それと・・・バスティード師団長についても」
マティス副団長が言葉を切ったタイミングですぐにセリエ団長はマティス副団長の言いたかった人物の名前を出す。
「さすが団長、もぅ知ってましたか?」
マティス副団長は、セリエ団長の情報収集の早さに苦笑いすると共に、この人にはやはり敵わないなと思う。
「ユーリィとバスティード師団長については、公然ではないにしろ、あまり隠すような感じは見られませんでしたからね。ユーリィはそのあたりは鈍いので何とも言えませんが、特にバスティード師団長は。それに、ユーリィは最近オーラが以前に増してキラキラしていますからね。良い関係が出来ているのでしょう」
セリエ団長は、話しながら微笑ましい様子で普段のユーリィの姿を思い浮かべる。
「あぁ~・・・、それについてまぁあまり今から話すことに直接関係はないんですけど、その・・・」
珍しくマティス副団長が言葉を濁す。
「?何です?」
「昨晩、たまたま宿舎でバスティード師団長に会ったんですけど」
「ほぉ、宿舎で」
「えぇ。まぁ詳しい話は割愛しますけど、僕が恋人登録の話をしたら、バスティード師団長何て言ったと思います?」
「・・・?彼は何と?」
「ユーリィとはまだ友人という間柄だから恋人登録は出来ないって言うんですよ!」
「・・・・・・。ん?」
今の話を聞いて、さすがのセリエ団長も首を傾げる。
「それは、彼らがまだ恋人同士にはなっていないと言うことかな?」
「アハハハハッ!さすがの団長もビックリですよね?いやぁ、僕だって聞いてすぐは自分の耳を疑いましたもん。公にではないですけど、あれだけ夜にデートして、ユーリィなんて仕事中バスティード師団長の名前が出ようもんならソワソワしたり顔を赤らめたり。
でも、そのユーリィがまだOKしてくれないそうですよ?あのバスティード師団長を振り回すとは、うちの秘蔵っ子もなかなかやりますよね~?」
そう話すマティス副団長はとても楽しそうだ。
「そうですか。私はてっきり・・・。まぁ、心配はないでしょう。先程も言ったようにユーリィのオーラは日に日に輝いていますから、二人は良い関係にあるということです。あとは、ユーリィの例の力について・・・。相手がバスティード師団長ならば遅かれ早かれ気付かれるでしょう。彼は王太子殿下とも近しい存在。もうすでに何か掴んでいるかもしれません」
セリエ団長は憂いを帯びた表情でジッと目の前のテーブルに視線を落とした。そこへ再び表情を引き締めたマティス副団長が声をかける。
「団長、今日話したかったのはそれなんですけどね」
その言葉に反応して、セリエ団長は顔をあげた。
「バスティード師団長、どうも僕がユーリィのことに対して何か隠してることがあるって気付いてるみたいで、昨晩会った時に僕に聞きたいことがあるって言ってきたんですよ。どうしましょうかね?ユーリィのことはもう、僕たちだけの問題ではなくなりつつあるし・・・」
マティス副団長が腕を組んで、悩んでいる側でセリエ団長はふと虚空を見つめる。
「レインドール・バスティード・・・・・・。マティス、彼はいったい何者なんでしょうねぇ?」
「え?」
「いえ、悪い気は感じませんよ。彼から感じるのはいつも真っ直ぐで堅固な意思。そして、誰かに向ける深い愛情。・・・ただ、私の力を持ってしても、彼の真なる力は見えて来ない」
「!?」
「こんなことはユーリィを前にして以来です。彼は、我々同様何かを秘めているのかもしれませんね」
「ならば尚更、ユーリィのことは!僕にユーリィのことを最初に聞いてきた時もユーリィに異常に執着しているようでした。今のところユーリィに危害を加える様子はありませんが、やはり要注意っ・・・」
マティス副団長が勢いよく立ち上がって、セリエ団長に詰め寄り、カッと熱くなったところにサッとセリエ団長はマティス副団長の目の前に片手を広げて制止をかける。
「落ちつきなさい、マティス。ユーリィのことになるとすぐ熱くなりますね。小さな頃から見てきて、ここでの保護者も同然ですから気持ちはわからなくないですが、それでは大事なものを見落としてしまいますよ」
「ッ!団長。・・・すみません」
「フフッ。でもそういう情に熱いところは好きですよ。大事になさい」
「ありがとうございます。・・・それで、バスティード師団長へは・・・」
「守護者」
「?」
「夢がね、語りかけるのですよ。時が近づいている。目覚めと、守護者。・・・とても漠然としたものですけどね。それが何を示しているのか?ただ、確かに運命は急速に動き出しているようです」
「そこに、ユーリィやバスティード師団長が関係しているってことですか?」
「おそらく中心になるのが彼らでしょう」
「!?」
「マティス。バスティード師団長と話をしましょう。私も共に話をします。そう、彼に伝えてもらえますか?日は、今日の魔獣の件次第にはなるでしょうが、貴方に任せます。頼みましたよ」
「わかりました」
マティス副団長は、セリエ団長からの言葉に力強く頷き、それを見たセリエ団長も一つ深く頷き返すとスッと立ち上がってはまた窓際へと移動する。そうして、セリエ団長は再び外へと探るような視線を向けて、意識を集中させるのだった。
コン、コン。
そこへ、静かに扉を叩く音が聞こえた。
「入りなさい」
目はまだ窓の外へと向けながら、その人物は扉の外にいる者へ入室を許可する。
誰何する必要はない。何故なら、その人物にとって扉の外に誰が立っているかは少し意識を向けるだけでわかってしまうからだ。
「失礼しまっす」
許可を得て入室してきた者は、勝手知ったると言わんばかりにその人物がいる窓際の手前にあるソファに腰をおろす。
「今日は朝から王宮内がソワソワしてますね~。人の口に戸は立てられないって言うか、まだ僕たちも全貌をつかめていないって言うのに。ねぇ?団長?」
声をかけられて、ようやく窓の外から視線を外しゆっくりとソファへと歩いてきたその人物。団長こと、ヴァーノン・セリエ魔導士団長は小さな息を吐くと静かにその場に腰をおろし、目の前の者へと視線を向ける。
「先程、王太子殿下の使いの者から召集命令がありました。今晩、騎士団師団長たちと共に噂の魔獣に対する対応についての話し合いをすると。マティス、あなたも準備をしておきなさい。私の補佐として共に来るように」
「おっと、さっそくですか?了解です!」
セリエ団長からの指示に、正面で一つ頷いたマティス・ビューロー魔導士副団長はここに来た本来の目的を果たすために表情を引き締める。
「団長。魔獣の件も気になるところですけど、実は・・・」
「ユーリィの事ですね。それと・・・バスティード師団長についても」
マティス副団長が言葉を切ったタイミングですぐにセリエ団長はマティス副団長の言いたかった人物の名前を出す。
「さすが団長、もぅ知ってましたか?」
マティス副団長は、セリエ団長の情報収集の早さに苦笑いすると共に、この人にはやはり敵わないなと思う。
「ユーリィとバスティード師団長については、公然ではないにしろ、あまり隠すような感じは見られませんでしたからね。ユーリィはそのあたりは鈍いので何とも言えませんが、特にバスティード師団長は。それに、ユーリィは最近オーラが以前に増してキラキラしていますからね。良い関係が出来ているのでしょう」
セリエ団長は、話しながら微笑ましい様子で普段のユーリィの姿を思い浮かべる。
「あぁ~・・・、それについてまぁあまり今から話すことに直接関係はないんですけど、その・・・」
珍しくマティス副団長が言葉を濁す。
「?何です?」
「昨晩、たまたま宿舎でバスティード師団長に会ったんですけど」
「ほぉ、宿舎で」
「えぇ。まぁ詳しい話は割愛しますけど、僕が恋人登録の話をしたら、バスティード師団長何て言ったと思います?」
「・・・?彼は何と?」
「ユーリィとはまだ友人という間柄だから恋人登録は出来ないって言うんですよ!」
「・・・・・・。ん?」
今の話を聞いて、さすがのセリエ団長も首を傾げる。
「それは、彼らがまだ恋人同士にはなっていないと言うことかな?」
「アハハハハッ!さすがの団長もビックリですよね?いやぁ、僕だって聞いてすぐは自分の耳を疑いましたもん。公にではないですけど、あれだけ夜にデートして、ユーリィなんて仕事中バスティード師団長の名前が出ようもんならソワソワしたり顔を赤らめたり。
でも、そのユーリィがまだOKしてくれないそうですよ?あのバスティード師団長を振り回すとは、うちの秘蔵っ子もなかなかやりますよね~?」
そう話すマティス副団長はとても楽しそうだ。
「そうですか。私はてっきり・・・。まぁ、心配はないでしょう。先程も言ったようにユーリィのオーラは日に日に輝いていますから、二人は良い関係にあるということです。あとは、ユーリィの例の力について・・・。相手がバスティード師団長ならば遅かれ早かれ気付かれるでしょう。彼は王太子殿下とも近しい存在。もうすでに何か掴んでいるかもしれません」
セリエ団長は憂いを帯びた表情でジッと目の前のテーブルに視線を落とした。そこへ再び表情を引き締めたマティス副団長が声をかける。
「団長、今日話したかったのはそれなんですけどね」
その言葉に反応して、セリエ団長は顔をあげた。
「バスティード師団長、どうも僕がユーリィのことに対して何か隠してることがあるって気付いてるみたいで、昨晩会った時に僕に聞きたいことがあるって言ってきたんですよ。どうしましょうかね?ユーリィのことはもう、僕たちだけの問題ではなくなりつつあるし・・・」
マティス副団長が腕を組んで、悩んでいる側でセリエ団長はふと虚空を見つめる。
「レインドール・バスティード・・・・・・。マティス、彼はいったい何者なんでしょうねぇ?」
「え?」
「いえ、悪い気は感じませんよ。彼から感じるのはいつも真っ直ぐで堅固な意思。そして、誰かに向ける深い愛情。・・・ただ、私の力を持ってしても、彼の真なる力は見えて来ない」
「!?」
「こんなことはユーリィを前にして以来です。彼は、我々同様何かを秘めているのかもしれませんね」
「ならば尚更、ユーリィのことは!僕にユーリィのことを最初に聞いてきた時もユーリィに異常に執着しているようでした。今のところユーリィに危害を加える様子はありませんが、やはり要注意っ・・・」
マティス副団長が勢いよく立ち上がって、セリエ団長に詰め寄り、カッと熱くなったところにサッとセリエ団長はマティス副団長の目の前に片手を広げて制止をかける。
「落ちつきなさい、マティス。ユーリィのことになるとすぐ熱くなりますね。小さな頃から見てきて、ここでの保護者も同然ですから気持ちはわからなくないですが、それでは大事なものを見落としてしまいますよ」
「ッ!団長。・・・すみません」
「フフッ。でもそういう情に熱いところは好きですよ。大事になさい」
「ありがとうございます。・・・それで、バスティード師団長へは・・・」
「守護者」
「?」
「夢がね、語りかけるのですよ。時が近づいている。目覚めと、守護者。・・・とても漠然としたものですけどね。それが何を示しているのか?ただ、確かに運命は急速に動き出しているようです」
「そこに、ユーリィやバスティード師団長が関係しているってことですか?」
「おそらく中心になるのが彼らでしょう」
「!?」
「マティス。バスティード師団長と話をしましょう。私も共に話をします。そう、彼に伝えてもらえますか?日は、今日の魔獣の件次第にはなるでしょうが、貴方に任せます。頼みましたよ」
「わかりました」
マティス副団長は、セリエ団長からの言葉に力強く頷き、それを見たセリエ団長も一つ深く頷き返すとスッと立ち上がってはまた窓際へと移動する。そうして、セリエ団長は再び外へと探るような視線を向けて、意識を集中させるのだった。
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