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第2章、夢の冒険者になりました。
第8話、奮戦!
俺達はギルドを出た後、HP、MPの回復ポーション、そして食糧や壊れたときの為のスペアの武器を用意して町を後にした。
~~~身体強化を使い3時間後~~~
「ファイヤーボム!!」
『ピッピー!!!』(トルネーーード!)
『『『『グゲギャアー!?』』』』
激しい轟音と熱、吹き荒れる強風にモンスター達は為す術もなく蹂躙されていく。
マサムネ達が町を出て身体強化を使って3時間程の距離、そんな場所までモンスター達は迫っていた。
歩けば二日、遅くて三日くらいかな?
マップで、モンスターの位置を確認し行動に出る。
ハクヨウが【アースウォール】を展開し高さ2メートル程の壁を長さ数㎞に渡り創らせ、モンスターの足止めをする。
十分な距離をとり、ハクヨウにMP回復ポーションを飲ませたり、休憩をとらせたりして、半日ほどで創ってもらった。
相手はゴブリンとオークだ。これで十分に時間稼ぎになると思う。
創り終わってから2時間後、俺達の前に遂にモンスター達が現れた。
こうして見ると、物凄い数だ。
見渡す限り、ゴブリンとオークが溢れている。
ある程度、壁に到達しモンスターが溜まりだしたのを合図に行動に出る。
まずは挨拶代わりと、俺とハクヨウが広範囲魔法を放ち一気に殲滅していく。
そしてコウは逃げ延びたモンスターを剣で縦横無尽に刈っていく。
そうやって、足止め→広域魔法→個別に刈る→距離を取る→足止めのルーティンで一時間、戦い続けている途中にHP回復ポーションやMP回復ポーションで回復しながら。
そして確実にモンスター達の進軍を遅らせる事に重点を置き、敵を撹乱させ数を減らしていく。
「ハァハァ、コウ!ハクヨウ!大丈夫か!?」
「だ、大丈夫でゴザル!」
『ピー』(お腹すいた~)
若干、1羽だけが危機感無いが………
「ん?」
「どうしたでゴザル?」
「ん?あぁ、モンスター達が後退していく」
「本当でゴザルか!?」
「多分、一旦引いて立て直すつもりじゃないかな」
「どうするでゴザル?追撃するならチャンスかもしれないでゴザルよ?」
「イヤ、止めておこう、下手に追撃して罠にハマったらどうしようも無い、何より俺達は疲れているし、休める時に休んでおこう」
マップのスキルレベルは6、半径1600メートルまで確認出来る。
モンスターの反応は既に無くなっている。
「恐らく暫くは動きが無いと思うから亜空間で休もう」
「分かったでゴザル」
『ピー♪』(ごはんー♪)
ハクヨウは、まだまだ元気がありそうだし残そうかな?
しばらくモンスターを警戒し動きが無かったので、亜空間に入り軽く食事をして休憩を取る。
「どれだけ倒したかな?」
「100を超えてから数えるのを止めたでゴザル」
「ははは……あ!そう言えば、ギルドカード見れば分かるんじゃないか!?」
「それでゴザル!」
「どれどれ?」
俺とコウが、それぞれのカードを確認する。
「俺とハクヨウでオークが95体、ゴブリンが295体……」
ちなみに従魔(ハクヨウ)の倒した記録は俺(テイマー)のカードにカウントされる。
相変わらずの不思議機能だ。
「拙者は、オークが12体、ゴブリンが152体でゴザルな」
「ほとんど剣だけで、その数とはコウ流石だな」
「たいした事は無いでゴザルよ」
少し照れているコウ。
「しかし後、何体残ってるんだ?」
「まったく分からんでゴザル」
『ピー……』(もうたべれななーい)
ハクヨウ、いつの間にか寝てるし。
「さて、そろそろ外に出るか!」
「了解でゴザル!」
『ピー…♪』(おやつ……♪)
ブレねーな!オイ!
俺達が亜空間から出て、しばらくすると時マップの端に反応が出てきた。
「奴等も動き出した!」
「奴等など、拙者の剣の錆びにするでゴザル!」
『ピッピー!』(食後の運動!)
ハクヨウさん?危機感って……知らない?
そうですか……
モンスターの進行方向にハクヨウが万里の長城よろしくで高さが4メートル、厚さが50センチ、そして長さが距離にして2~3㎞の壁が出来る。
俺とのリンクでMPが大きく上り可能になった防衛線。
ここで食い止める!
ハクヨウは、MPポーションを飲みすぎて大きなゲップしていた。
十分に休み、もうひと踏ん張りとハクヨウが魔力を込め更に土壁を強化し拡げて行く。
この数日、魔力を使いまくりMPは爆発的に増えている。
最終的には、高さ6メートル、壁の厚さは1メートル、そして長さは3000メートル……3㎞だ。
万里の長城並みの光景に言葉を失う。
でもこれでオークの攻撃にも耐えることが出来るハズだ。
更にMPポーションを飲み、俺とハクヨウは腹をタプタプさせながらモンスターが来るのを待つ。
く、苦しい。ヤバイ、これはキラキラのエフェクトが必要になるかもしれない。
うぅ。マジで出そう。
モンスター達は、俺達を警戒してなのか、だいぶ時間をかけてゆっくりと姿を見せた。
目の前に見上げる程の壁、混乱している。
完全に足が止まっている。
今がチャンス!
モンスターの群れに俺のファイヤーボムを放つ。
爆発を狼煙に第2ラウンドが始まった。
アースウォールで立ち上がった壁の材料は無から創った訳じゃない。
立ち上げた分は、壁の外(モンスターが来る方向)の土を使っている為、空堀の様になり深さもある。
その為にモンスターは中々思う様に進軍出来ず押さえ込めていた。
壁に張り付いたモンスターは剣で薙ぎ払い、モンスターが固まった所には広域魔法を撃ち込む。
そして、それから二時間たち。
俺達はモンスターの数を半分にまで減らす事が出来た。
だが流石に連戦が続き、ケガは軽微なものの疲労は溜まっていく。
確実に俺達全員の動きは悪くなってきていた。
「まだまだ行くぞ!こんな所で死んでたまるか!レフィーさんに無理言って来たんだ!俺達が死んだらレフィーさんが責任を感じるハズ。生きて帰るぞ!」
『ピッピー!』(帰ってご飯食べる!)
「拙者もまだまだ行けるでゴザル!」
~~残り約900体~~
疲れる身体を奮い起たせ、俺達はモンスター達の中に向かっていく。
町を守る為に。
そして必ず生き残って3人で、いや町の人達と笑い合う為に!
~~~身体強化を使い3時間後~~~
「ファイヤーボム!!」
『ピッピー!!!』(トルネーーード!)
『『『『グゲギャアー!?』』』』
激しい轟音と熱、吹き荒れる強風にモンスター達は為す術もなく蹂躙されていく。
マサムネ達が町を出て身体強化を使って3時間程の距離、そんな場所までモンスター達は迫っていた。
歩けば二日、遅くて三日くらいかな?
マップで、モンスターの位置を確認し行動に出る。
ハクヨウが【アースウォール】を展開し高さ2メートル程の壁を長さ数㎞に渡り創らせ、モンスターの足止めをする。
十分な距離をとり、ハクヨウにMP回復ポーションを飲ませたり、休憩をとらせたりして、半日ほどで創ってもらった。
相手はゴブリンとオークだ。これで十分に時間稼ぎになると思う。
創り終わってから2時間後、俺達の前に遂にモンスター達が現れた。
こうして見ると、物凄い数だ。
見渡す限り、ゴブリンとオークが溢れている。
ある程度、壁に到達しモンスターが溜まりだしたのを合図に行動に出る。
まずは挨拶代わりと、俺とハクヨウが広範囲魔法を放ち一気に殲滅していく。
そしてコウは逃げ延びたモンスターを剣で縦横無尽に刈っていく。
そうやって、足止め→広域魔法→個別に刈る→距離を取る→足止めのルーティンで一時間、戦い続けている途中にHP回復ポーションやMP回復ポーションで回復しながら。
そして確実にモンスター達の進軍を遅らせる事に重点を置き、敵を撹乱させ数を減らしていく。
「ハァハァ、コウ!ハクヨウ!大丈夫か!?」
「だ、大丈夫でゴザル!」
『ピー』(お腹すいた~)
若干、1羽だけが危機感無いが………
「ん?」
「どうしたでゴザル?」
「ん?あぁ、モンスター達が後退していく」
「本当でゴザルか!?」
「多分、一旦引いて立て直すつもりじゃないかな」
「どうするでゴザル?追撃するならチャンスかもしれないでゴザルよ?」
「イヤ、止めておこう、下手に追撃して罠にハマったらどうしようも無い、何より俺達は疲れているし、休める時に休んでおこう」
マップのスキルレベルは6、半径1600メートルまで確認出来る。
モンスターの反応は既に無くなっている。
「恐らく暫くは動きが無いと思うから亜空間で休もう」
「分かったでゴザル」
『ピー♪』(ごはんー♪)
ハクヨウは、まだまだ元気がありそうだし残そうかな?
しばらくモンスターを警戒し動きが無かったので、亜空間に入り軽く食事をして休憩を取る。
「どれだけ倒したかな?」
「100を超えてから数えるのを止めたでゴザル」
「ははは……あ!そう言えば、ギルドカード見れば分かるんじゃないか!?」
「それでゴザル!」
「どれどれ?」
俺とコウが、それぞれのカードを確認する。
「俺とハクヨウでオークが95体、ゴブリンが295体……」
ちなみに従魔(ハクヨウ)の倒した記録は俺(テイマー)のカードにカウントされる。
相変わらずの不思議機能だ。
「拙者は、オークが12体、ゴブリンが152体でゴザルな」
「ほとんど剣だけで、その数とはコウ流石だな」
「たいした事は無いでゴザルよ」
少し照れているコウ。
「しかし後、何体残ってるんだ?」
「まったく分からんでゴザル」
『ピー……』(もうたべれななーい)
ハクヨウ、いつの間にか寝てるし。
「さて、そろそろ外に出るか!」
「了解でゴザル!」
『ピー…♪』(おやつ……♪)
ブレねーな!オイ!
俺達が亜空間から出て、しばらくすると時マップの端に反応が出てきた。
「奴等も動き出した!」
「奴等など、拙者の剣の錆びにするでゴザル!」
『ピッピー!』(食後の運動!)
ハクヨウさん?危機感って……知らない?
そうですか……
モンスターの進行方向にハクヨウが万里の長城よろしくで高さが4メートル、厚さが50センチ、そして長さが距離にして2~3㎞の壁が出来る。
俺とのリンクでMPが大きく上り可能になった防衛線。
ここで食い止める!
ハクヨウは、MPポーションを飲みすぎて大きなゲップしていた。
十分に休み、もうひと踏ん張りとハクヨウが魔力を込め更に土壁を強化し拡げて行く。
この数日、魔力を使いまくりMPは爆発的に増えている。
最終的には、高さ6メートル、壁の厚さは1メートル、そして長さは3000メートル……3㎞だ。
万里の長城並みの光景に言葉を失う。
でもこれでオークの攻撃にも耐えることが出来るハズだ。
更にMPポーションを飲み、俺とハクヨウは腹をタプタプさせながらモンスターが来るのを待つ。
く、苦しい。ヤバイ、これはキラキラのエフェクトが必要になるかもしれない。
うぅ。マジで出そう。
モンスター達は、俺達を警戒してなのか、だいぶ時間をかけてゆっくりと姿を見せた。
目の前に見上げる程の壁、混乱している。
完全に足が止まっている。
今がチャンス!
モンスターの群れに俺のファイヤーボムを放つ。
爆発を狼煙に第2ラウンドが始まった。
アースウォールで立ち上がった壁の材料は無から創った訳じゃない。
立ち上げた分は、壁の外(モンスターが来る方向)の土を使っている為、空堀の様になり深さもある。
その為にモンスターは中々思う様に進軍出来ず押さえ込めていた。
壁に張り付いたモンスターは剣で薙ぎ払い、モンスターが固まった所には広域魔法を撃ち込む。
そして、それから二時間たち。
俺達はモンスターの数を半分にまで減らす事が出来た。
だが流石に連戦が続き、ケガは軽微なものの疲労は溜まっていく。
確実に俺達全員の動きは悪くなってきていた。
「まだまだ行くぞ!こんな所で死んでたまるか!レフィーさんに無理言って来たんだ!俺達が死んだらレフィーさんが責任を感じるハズ。生きて帰るぞ!」
『ピッピー!』(帰ってご飯食べる!)
「拙者もまだまだ行けるでゴザル!」
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疲れる身体を奮い起たせ、俺達はモンスター達の中に向かっていく。
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