ここから始まる俺の冒険!

まさ

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第一章、俺は冒険者になる!

第6話、 恥ずかしすぎると死にそうになるかも!?

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テイムしてから更に2週間、今日も修行していた。

あれからレイナと一緒に名前を考えて、悩んだ結果。


「シバこっちおいで~」

「アンアン!」


そう『シバ』って名前になった。

銀毛からシルバー、これから『ル』をとって『シバ』!

男の子だったし、格好いい名前だと思う!


まぁ、俺が考えた名前を全部却下してきたヤツがいて、結局アイツが考えた名前になったんがけどね!

どうやら俺はネーミングセンスが無いらしいっす。

ぐすん。

モンスターの成長は早いもので、身長は俺が150cmだから、たぶん70cmくらいかな?

元気に走り回ってます。

そして相変わらず可愛いです!

体力や力は俺がシバより上だけど、素早さは断然シバが速い。

二足歩行も出来るけど、四足になると追い付ける気がしません。

今は、長い木の枝を持たせて『槍』の練習をさせてる所。

モンスターもスキルを覚えるらしいから、あまり防御力が高くないコボルトのシバには少し距離をとって戦える槍にした。


レイナと会ったあの日から、ほぼ毎日シバに会いに来たレイナ、まぁ修行している時に面倒を見てもらってたから、それはそれで良かったけど、そのせいか俺よりレイナにシバが懐いてた気がするのは気のせいか?

え?何で森に入らないで修行してるって?

それはシバが小さいってのもあったけど、村の近くまでモンスターが来ていたって事を重く見た神父様(村長でもあるし)は、冒険者ギルドに相談、村の近辺の調査をする事になったから、狩人以外は入れなくなったからだ。

まぁ、そんな感じで修行をしていたってわけ。

かーちゃんは、手伝いしろ~!とか言ってたけど、将来の事を考えるとやっぱり強くなる事を優先してしまう。

決して手伝いが嫌な訳ではない!



だから今はシバと一緒に修行中なのである。

レイナ?ああ、アイツは今日『奇跡の儀』の日、要するに誕生日だ。

奇跡の儀を受けに行ってる。

家族と過ごすだろうし、今日は来ない。

……と思う。


何も無いと、アイツも可哀想だし。

まぁ、安物だけどネックレスなんて物も用意はしてるけど……

か、かーちゃんに言われて仕方なく!

そう、仕方ないのだ。


何か最近、かーちゃんが妙に俺とレイナをくっつけ様としてる気がするけど……

まぁ、確かにアイツは可愛いし。

おっぱいも……ゲフンゲフン。



邪念は退散である。

ひたすらに剣を振って汗を流す。

隣ではシバが「アン!アン!」言いながら棒を振っている。

控えめに言って可愛い。

癒されます。


「……ズルい」

「わぁ!?イダァ!」


びっくりして丸太を叩き損ねて、頭に直撃した!マジいてえ!


うずくまって頭を抑えていると

「………『ヒール』」

そんな呟きと共に暖かい光が俺の頭に降り注いだ。

「あれ?痛く……無い?」

「えっへん。……回復魔法」

ぶい。と言ってピースサインをしてくるレイナ。

「回復魔法?え?お前もしかして……」

「うん。『回復師ヒーラー』になった」


分かりにくいけど、ドヤ顔(たぶん)で大きな胸を張ってアピールするレイナ。

胸を見ない様にしながら「良かったな」って言っておく。


「てか、お前家に帰らないの?」

「何で?」

「だってお前の誕生日だし、親とか待ってるんじゃないの?」

「まだ昼前、夜にお祝いする」

「そ、そうか、良かったな」


いざ本人を目の前にするとプレゼントを渡すのを躊躇ってしまう。

何かこう恥ずかしいって言うか……

もじもじしているとシバが俺に抱き付いてきた。

「アンアン!」

「お?どうしたシバ?」

俺の胸のポケットに入れていたネックレスが入った小さな箱を咥えて、そのまま俺から降りるとレイナに箱を渡した。

「アン!」

「私に?開けても良い?」

俺を見て聴いてきたレイナに

「お、おう」

これが精一杯の返事でした。

「………可愛い」


少しシバに似た犬の顔をしたペンダントトップが付いたネックレスを見て喜んでくれた。

たぶん、笑ってるみたいだし、喜んでるハズだ。

「いや、まぁお前の誕生日だし?いつもシバの面倒を見てもらってるし、お礼もかねてって言うか」

「嬉しい……ありがと」

そのまま、俺に近付いてくると

「付けて?」

後ろを向いて髪を寄せて付けやすい様にネックレスを渡してくる。

初めて見るうなじ……何かドキドキする。

「お、おう」

少し震える手を何とか黙らせて時間がかかったけど、付ける事が出来た。


「似合ってる?」


少し頬を赤くして俺を見上げるレイナにドキドキしっぱなしの俺、もしかしたらゴブリンと戦った時よりヤバいかもしれない。



何か機嫌が良いレイナとシバが遊び始めたから俺は修行を再開した。

4本で始めた丸太も今は6本まで増やしている。

怪我も少し増えてたけど、さっきのレイナの魔法でほとんど治ったみたいだ。

身体が軽く感じる。





季節はもう少しで冬になる。

この辺りは南側だから冬でもそこまで寒くならないけど、それでも少し肌寒くなってきた気がする。


「ぶえっくしょい!」

汗をかいて濡れた服が冷たい、風邪引く前に家に戻るか。


「レイナ~家に入るぞ~」

「うん、わかった」


どうせまだ家に帰らないだろうしな。


家に戻ると、レイナは俺から貰ったペンダントをかーちゃんに見せていた。

時々、かーちゃんがおれをチラチラ見てニンマリしていたのがムカついたけどね!

その後、夕方までノンビリした後にレイナが帰ると家を出た。


「何してるんだい!女の子を1人で帰す気かい!?送るんだよ!」


えぇ~今まで送った事ないのに……


晩飯を抜くよ?って言われて仕方なく俺も家を出てレイナを追いかける。

それなりに時間があったから、結構先に進んでるのかと思ったら、何故か目の前にいた。

後ろを見ると、何故かかーちゃんがレイナにサムズアップしていた。

レイナを見るとレイナも何故かやっていたけど。

何これ?

何か怖いんですけど?





赤く染まる空を見ながら2人で進む。

レイナの家は教会の近くだから結構遠い。


特に何かを話す訳でもなく歩く。

何かスゲー照れる!恥ずかし死しそう。


今まで、レイナを女として意識した事が無かったから混乱する。


気が付くと、いつの間にかレイナの家の前に着いていた。


「おう、じゃあな」


恥ずかし過ぎて、すぐに家へ帰ろうとするとレイナに呼び止められた。


「ちょっと待って」

「え?」


声に反応してレイナの方を向くと、不意に右の頬に柔らかい感触がした。


「……お礼」


夕日のせいなのか分からないけど、レイナの顔が真っ赤に見えた。


そのまましばらく呆然としていると、近所のオッチャンに「何してんだお前?」って言われて、ハッとして家へ逃げる様に帰った。


結局、ニマニマしていたかーちゃんの顔を見て晩飯を食べる事も出来ずに俺はそのままベットに潜り込んで悶えるのであった。


「ク~ン?」

そばには心配するシバがいましたとさ。




*モゲレバ?




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