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異世界転生
終わり
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自分の人生を一言であらわすなら、「最高」という言葉が一番しっくりくる。
家はお金持ちではないが、一般的な家庭より贅沢な暮らしができる。
両親に似て容姿がいいため、よく告白をされた。
頭もよく、一度教科書を読めば覚えることができた。
テスト勉強をしなくても、上位三位には毎回はいれた。
運動も得意で、一通り何でもこなせる。
友達も多いため、人間関係に困ったことはない。
ここまで聞いたら、「なんて完璧な人間なんだ。羨ましい」と思うだろう。
だが、どんな人間にも汚点と呼ばれるものが存在する。
それは、自他共に認めるほど性格が悪いということだ。
売られた喧嘩は必ず買うし、絶対に相手をボコボコにして勝つ。
(※喧嘩の内容による。口喧嘩なら精神を、殴り合いなら力で)
よくある喧嘩は、容姿が物凄く良いため男に好かれ、その男が好きな女、彼女が喧嘩を売ってくるというものだ。
面倒な時な、その男に告げ口をして、二人の仲をめちゃくちゃにする。
機嫌がいいときは、二度と逆らえないように徹底的に潰すやり方をする。
罪悪感はない。
好きな男にバレないよう、陰で嫌がらせをしてくるような女たちだ。
自業自得というものだ。
あ、一つ言っておくが、喧嘩さえ売ってこなければ、私は基本誰にでも優しい性格だ。
困っている人がいたら助けるし、泣いている人がいたらハンカチを手渡すくらいには。
だから、今目の前で車に轢かれそうになっている少年を助けようと道路に飛び出したのも当たり前のことだ。
ドォーーーン!!
嫌な音が、交通事故が起きた近くにいた周囲の人たちの耳に届く。
何が起きたんだ、と音のした方に視線を向けると血だらけな少女の姿が目に入り、悲鳴が上がった。
「「「きゃあーーーーーーー!!!」」」
悲鳴?なんで?それより頭が痛い。目もおもうようにあかない。
近くで誰かが何か言っているのが聞こえる。いったい誰が?
ゆっくりと目を開けると、右目に何かが入った。
ドロッとした生暖かい液体だ。
気持ち悪さと痛みで右目を閉じる。
左目で見える限りのことを確認しようとするが、視界がぼやけてよく見えない。
立ち上がりたくても、指一本うまく動かせない。
こりゃあ、死ぬな、と覚悟したとき、自分に何が起きたのかを思い出した。
頭を強く打ったせいか、少し前のことを忘れていた。
少年は大丈夫だったろうかと、よく見えない目でみると泣きじゃくっていた。
(あぁ、よかった……)
ホッとしたせいか、力が抜け、そのまま眠りについた。
それが、私の最期だった。
次に目を覚ますと、最初に感じたのは眩しさと何とも言えない圧だった。
眩しさの方はわかる。
夜に寝て、朝に起きれば眩しいのだから。
そういう眩しさは普通だ。そう、普通。
なら、圧は?普通か?いや、普通じゃない。
それも、その圧を向けているのがゴリラだったら?
家はお金持ちではないが、一般的な家庭より贅沢な暮らしができる。
両親に似て容姿がいいため、よく告白をされた。
頭もよく、一度教科書を読めば覚えることができた。
テスト勉強をしなくても、上位三位には毎回はいれた。
運動も得意で、一通り何でもこなせる。
友達も多いため、人間関係に困ったことはない。
ここまで聞いたら、「なんて完璧な人間なんだ。羨ましい」と思うだろう。
だが、どんな人間にも汚点と呼ばれるものが存在する。
それは、自他共に認めるほど性格が悪いということだ。
売られた喧嘩は必ず買うし、絶対に相手をボコボコにして勝つ。
(※喧嘩の内容による。口喧嘩なら精神を、殴り合いなら力で)
よくある喧嘩は、容姿が物凄く良いため男に好かれ、その男が好きな女、彼女が喧嘩を売ってくるというものだ。
面倒な時な、その男に告げ口をして、二人の仲をめちゃくちゃにする。
機嫌がいいときは、二度と逆らえないように徹底的に潰すやり方をする。
罪悪感はない。
好きな男にバレないよう、陰で嫌がらせをしてくるような女たちだ。
自業自得というものだ。
あ、一つ言っておくが、喧嘩さえ売ってこなければ、私は基本誰にでも優しい性格だ。
困っている人がいたら助けるし、泣いている人がいたらハンカチを手渡すくらいには。
だから、今目の前で車に轢かれそうになっている少年を助けようと道路に飛び出したのも当たり前のことだ。
ドォーーーン!!
嫌な音が、交通事故が起きた近くにいた周囲の人たちの耳に届く。
何が起きたんだ、と音のした方に視線を向けると血だらけな少女の姿が目に入り、悲鳴が上がった。
「「「きゃあーーーーーーー!!!」」」
悲鳴?なんで?それより頭が痛い。目もおもうようにあかない。
近くで誰かが何か言っているのが聞こえる。いったい誰が?
ゆっくりと目を開けると、右目に何かが入った。
ドロッとした生暖かい液体だ。
気持ち悪さと痛みで右目を閉じる。
左目で見える限りのことを確認しようとするが、視界がぼやけてよく見えない。
立ち上がりたくても、指一本うまく動かせない。
こりゃあ、死ぬな、と覚悟したとき、自分に何が起きたのかを思い出した。
頭を強く打ったせいか、少し前のことを忘れていた。
少年は大丈夫だったろうかと、よく見えない目でみると泣きじゃくっていた。
(あぁ、よかった……)
ホッとしたせいか、力が抜け、そのまま眠りについた。
それが、私の最期だった。
次に目を覚ますと、最初に感じたのは眩しさと何とも言えない圧だった。
眩しさの方はわかる。
夜に寝て、朝に起きれば眩しいのだから。
そういう眩しさは普通だ。そう、普通。
なら、圧は?普通か?いや、普通じゃない。
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