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バタァァンッッ!
「たのもーーーですのっ!!」
長い廊下を歩き、大きな両開きの扉を開いた先。
ズラッと並んだ長机、パソコン。
人、人、人。
メインホールは、現在進行形で熱気に包まれていた。
「たぁたぁ! ぶー、まんまんっ」
「ぬ、あれは……!
北海道代表、自称映画の影響でダッチハズバンド化のロボトミー手術を受けて喃語しか話せなくなったIGL、喃語のナンちゃん!」
「ナンだってーーぇ!?
喃語だけにナンだってーーぇ!?
喃語(なんご、英語: Babbling)とは、乳児が発する意味のない声(Wikipediaより引用)といわれる、あの喃語の使い手が!?」
「お、解説役のデータキャラ男が二人もいる」
「まあ、本当ですわ珍し――
ってお姉さま、それどころではありませんわよ!」
問題なのは、会場の熱気がお嬢さまのあいさつをかき消してしまうこと。
このままでは、僕らは空気と同じだ。
せっかく入れても意味がない。
「困りましたね、お嬢さま」
お嬢さまは少し考えこんでから、
「お二人とも、少々お待ちくださいな」
と、どこかへ消える。
そのまま、どうしたものかとしばし待っていると……
「ううっ……!」
「ややっ、あれは……!
事実映画の影響でうつ病を発症してウツボ語しか話せなくなった火力担当、うつ病のウッちゃん!」
「ウッそだろーーぉん!?
Vガ○ダムだけにウッッそだろーーぉぉんん!?
試合開始三分でリアルファイト化して相手をうっ血させることで有名な、うっ血のウッちゃんが!?!?
おいおいおい、二人合わせてウッチャンナ――」
「あ~らよっっ! とっっ!!!!
三トンハイヤーのお通りですわぁぁぁ~~~~っっっ!!!!」
お嬢さまは、会場を半分ほど破壊しながら静寂閑雅に入場してきた。
「ごきげんよう、みなさま!
戦場破りに参りましたわぁ!」
そして瓦礫山の上で運転席から顔を出し、完ぺきなあいさつをキメた。
「あァン? ンだァ? 道場破りならぬ戦場破りィ?」
「クスクス、それってつまり――」
「飛び入り参加希望ってことッスか?」
「ぶーぶー、きゃっきゃっ!」
なるほど。
これなら、いやがおうでも会場の注目を集められる。
しかもハイヤーならば、トラックと違って高さ制限にも引っかからない。
英国淑女らしいスマートなやり方だ。
「みんな適応力高すぎない?」
想定外の乱入で、いままでにも増して会場のざわめきが大きくなる。
おいらが相手する、いいや麻呂が、朕が、下名が、とそこらで声があがっていく。
「静まれえい!」
そんなざわめきを治めるように、ステージ上からひときわ大きな声があがった。
「我らが相手をしてくれようぞ!」
いまにもサバトを開きそうな黒ローブ姿の大柄な人物が、舞台袖から現れた。
顔は見えないが、声は熟年の男性そのもの。
さらに、同様のローブ人間を二人引きつれている。部下か。
つまりはあの人が責任者で、勝てばこの大会に参加できる!
「なっ、あれは……!
あれは……!
あれは……?」
「だっれだよーーぉ!?
漢字の〝病〟の部首は?
まっだれだよーーぉ!?!?」
違った。
「我らはアリーナFPS原理主義者なり!
夢で受けた唯一神からのお告げにより、この大会を変革すべく強行突入した!」
「ただの不法侵入毒電波受信系懐古厨過激派おっさんじゃん」
あきれるお姉さんをよそに、アリーナ原理主義者とやらが言葉を紡ぐ。
「西洋より出づる異邦人どもよ、APEXのアリーナモードにて受けて立とうではないか。我らに勝利した暁には、大会への参加を認めようぞ」
ただし、とひと呼吸置いて。
「我らが勝利した暁には、この大会をCPM QUAKE(PQLも可)の大会に変更してもらおう!」
「いやダメでしょ、勝手に」
「おほほほほ、上等ですわっ!
わたくしの七・六二ミリが火を噴きますの!
Doomer世代のお老害さまのおケツ穴を増やしてお紅茶を注いでさしあげますわぁ!!」
「言うではないか。
だが小娘ごときが我に敵うかな!
どこぞのストログ製造工場がごとくしばきまわして、二度とスポォォンできぬ体にしてくれるわい!
ふはははは!!」
「だからダメでしょって。
あたしの言葉聞こえてる?」
交わされる言葉に、一瞬、あたりがシンと静まりかえる。
が。
「おもしれェ、おもしろくなってきやがったぜェッ!」
「クススッ、これぞ本当の……」
「煽りを食――」
「うっ!」
「――って、ヤツッスね!」
会場は一〇秒とかからず熱気を取りもどし、その熱は、先ほどまでよりも大きくなっていた。
「みんな仲よくクスリでもキメてんの?」
そして僕もその熱にあてられたのか、いやがうえにも気もちは高ぶり、鼓動は早くなっていた。
闘志、とでもいうのだろうか。
もしかすると、ここまで気もちが高ぶるのは初めてかもしれない。
「……で。いきなりの試合なわけだけどさ、セバスくん、APEXできるの?
あたしはちょっとしか経験ないし、あの子もやってるの見たことないんだけど」
「えっ」
「え」
「お~~ほっほっほっほっ!」
「ふっははははは!!」
「「……」」
■ ■ ■
非常に一方的な戦いだった。
なんなら、戦いと呼べたかすら怪しい。
当然だろう。誰だって予想できる。
『簡単な数学ですの。
三対三なのですから、つっこんで死んで一人ぶっ殺せばいいですの。
そうすればキルレは一。ですわよね?
かのサングラスの偉人からそう学びましたの』
言われて即座に実践できれば苦労はしない。
だって……
『セバスチャン!?
なぜ一発たりとも射撃しないんですの!?
なぜわざわざ更地に飛びだしてダウンを取られにいったんですの!?!?
頭Celer○nですの、おまえ????』
『ぐっ、そうはおっしゃいましても、お嬢さま……』
だって、僕はAPEXはおろか、FPS全般まともに触れたことないんだぞ?
というか、ゲームをガッツリやるのもたぶん初めてだぞ?
あれ、僕、なんでこんな状態でここにいるんだ?
『いまさら言う? クスリきれた? きみ』
くわえて、残り二人のAPEX経験値も……な、わけで。
一ラウンド目は語るのもはばかられる惨状で終わり、現在、二ラウンド目を迎えようとしている。つまりは……
「ふむふむ、ですわ。
このアリーナモードとやらは、お相手と二ラウンド以上差をつけて三ラウンド以上先取することで勝利できるのですわね。
敵をせん滅すればラウンド勝利で、バトロワと同じ安全地帯収縮や投下物資もある、と。
今回のマップは〝パーティークラッシャー〟で……」
「って、説明口調でなにを読みあげていらっしゃるのですか、お嬢さま」
「見てわかりませんこと? おスマホの力で情報収集しているのですわ」
「いまさらすぎるでしょ……」
「ふっはははは! ぬるい、ぬるいぞ小娘ども!
アリーナの呼び声が聞こえてくるわい!」
「そこ、うるさいですわよ!
まったく、マナーがなっていないですわね、最近のジジイは。
わたくしはいま、アリーナモードの基本ルールをググっているというのに」
「ふはは――は? ググっ……なんて? eスポーツなめてる?」
「ほらぁ、不法侵入者もシラフで正論言うレベルじゃん」
とにかく、見てわかるとおり、ピンチもピンチ。
非常にピンチだ。
「どうすんのさ。このまんまだとなんもできず負けちゃうよ?」
「まあまあ。そう慌てなさんなですわ、お姉さま」
「しかしお嬢さま。僭越ながら、事実、かの者どもとは圧倒的な実力差があり――」
どうしようもできない。
そう進言しようとした僕の前に、お嬢さまは人さし指をまっすぐ立てて。
「ひとつ、策を思いつきましたの」
バタァァンッッ!
「たのもーーーですのっ!!」
長い廊下を歩き、大きな両開きの扉を開いた先。
ズラッと並んだ長机、パソコン。
人、人、人。
メインホールは、現在進行形で熱気に包まれていた。
「たぁたぁ! ぶー、まんまんっ」
「ぬ、あれは……!
北海道代表、自称映画の影響でダッチハズバンド化のロボトミー手術を受けて喃語しか話せなくなったIGL、喃語のナンちゃん!」
「ナンだってーーぇ!?
喃語だけにナンだってーーぇ!?
喃語(なんご、英語: Babbling)とは、乳児が発する意味のない声(Wikipediaより引用)といわれる、あの喃語の使い手が!?」
「お、解説役のデータキャラ男が二人もいる」
「まあ、本当ですわ珍し――
ってお姉さま、それどころではありませんわよ!」
問題なのは、会場の熱気がお嬢さまのあいさつをかき消してしまうこと。
このままでは、僕らは空気と同じだ。
せっかく入れても意味がない。
「困りましたね、お嬢さま」
お嬢さまは少し考えこんでから、
「お二人とも、少々お待ちくださいな」
と、どこかへ消える。
そのまま、どうしたものかとしばし待っていると……
「ううっ……!」
「ややっ、あれは……!
事実映画の影響でうつ病を発症してウツボ語しか話せなくなった火力担当、うつ病のウッちゃん!」
「ウッそだろーーぉん!?
Vガ○ダムだけにウッッそだろーーぉぉんん!?
試合開始三分でリアルファイト化して相手をうっ血させることで有名な、うっ血のウッちゃんが!?!?
おいおいおい、二人合わせてウッチャンナ――」
「あ~らよっっ! とっっ!!!!
三トンハイヤーのお通りですわぁぁぁ~~~~っっっ!!!!」
お嬢さまは、会場を半分ほど破壊しながら静寂閑雅に入場してきた。
「ごきげんよう、みなさま!
戦場破りに参りましたわぁ!」
そして瓦礫山の上で運転席から顔を出し、完ぺきなあいさつをキメた。
「あァン? ンだァ? 道場破りならぬ戦場破りィ?」
「クスクス、それってつまり――」
「飛び入り参加希望ってことッスか?」
「ぶーぶー、きゃっきゃっ!」
なるほど。
これなら、いやがおうでも会場の注目を集められる。
しかもハイヤーならば、トラックと違って高さ制限にも引っかからない。
英国淑女らしいスマートなやり方だ。
「みんな適応力高すぎない?」
想定外の乱入で、いままでにも増して会場のざわめきが大きくなる。
おいらが相手する、いいや麻呂が、朕が、下名が、とそこらで声があがっていく。
「静まれえい!」
そんなざわめきを治めるように、ステージ上からひときわ大きな声があがった。
「我らが相手をしてくれようぞ!」
いまにもサバトを開きそうな黒ローブ姿の大柄な人物が、舞台袖から現れた。
顔は見えないが、声は熟年の男性そのもの。
さらに、同様のローブ人間を二人引きつれている。部下か。
つまりはあの人が責任者で、勝てばこの大会に参加できる!
「なっ、あれは……!
あれは……!
あれは……?」
「だっれだよーーぉ!?
漢字の〝病〟の部首は?
まっだれだよーーぉ!?!?」
違った。
「我らはアリーナFPS原理主義者なり!
夢で受けた唯一神からのお告げにより、この大会を変革すべく強行突入した!」
「ただの不法侵入毒電波受信系懐古厨過激派おっさんじゃん」
あきれるお姉さんをよそに、アリーナ原理主義者とやらが言葉を紡ぐ。
「西洋より出づる異邦人どもよ、APEXのアリーナモードにて受けて立とうではないか。我らに勝利した暁には、大会への参加を認めようぞ」
ただし、とひと呼吸置いて。
「我らが勝利した暁には、この大会をCPM QUAKE(PQLも可)の大会に変更してもらおう!」
「いやダメでしょ、勝手に」
「おほほほほ、上等ですわっ!
わたくしの七・六二ミリが火を噴きますの!
Doomer世代のお老害さまのおケツ穴を増やしてお紅茶を注いでさしあげますわぁ!!」
「言うではないか。
だが小娘ごときが我に敵うかな!
どこぞのストログ製造工場がごとくしばきまわして、二度とスポォォンできぬ体にしてくれるわい!
ふはははは!!」
「だからダメでしょって。
あたしの言葉聞こえてる?」
交わされる言葉に、一瞬、あたりがシンと静まりかえる。
が。
「おもしれェ、おもしろくなってきやがったぜェッ!」
「クススッ、これぞ本当の……」
「煽りを食――」
「うっ!」
「――って、ヤツッスね!」
会場は一〇秒とかからず熱気を取りもどし、その熱は、先ほどまでよりも大きくなっていた。
「みんな仲よくクスリでもキメてんの?」
そして僕もその熱にあてられたのか、いやがうえにも気もちは高ぶり、鼓動は早くなっていた。
闘志、とでもいうのだろうか。
もしかすると、ここまで気もちが高ぶるのは初めてかもしれない。
「……で。いきなりの試合なわけだけどさ、セバスくん、APEXできるの?
あたしはちょっとしか経験ないし、あの子もやってるの見たことないんだけど」
「えっ」
「え」
「お~~ほっほっほっほっ!」
「ふっははははは!!」
「「……」」
■ ■ ■
非常に一方的な戦いだった。
なんなら、戦いと呼べたかすら怪しい。
当然だろう。誰だって予想できる。
『簡単な数学ですの。
三対三なのですから、つっこんで死んで一人ぶっ殺せばいいですの。
そうすればキルレは一。ですわよね?
かのサングラスの偉人からそう学びましたの』
言われて即座に実践できれば苦労はしない。
だって……
『セバスチャン!?
なぜ一発たりとも射撃しないんですの!?
なぜわざわざ更地に飛びだしてダウンを取られにいったんですの!?!?
頭Celer○nですの、おまえ????』
『ぐっ、そうはおっしゃいましても、お嬢さま……』
だって、僕はAPEXはおろか、FPS全般まともに触れたことないんだぞ?
というか、ゲームをガッツリやるのもたぶん初めてだぞ?
あれ、僕、なんでこんな状態でここにいるんだ?
『いまさら言う? クスリきれた? きみ』
くわえて、残り二人のAPEX経験値も……な、わけで。
一ラウンド目は語るのもはばかられる惨状で終わり、現在、二ラウンド目を迎えようとしている。つまりは……
「ふむふむ、ですわ。
このアリーナモードとやらは、お相手と二ラウンド以上差をつけて三ラウンド以上先取することで勝利できるのですわね。
敵をせん滅すればラウンド勝利で、バトロワと同じ安全地帯収縮や投下物資もある、と。
今回のマップは〝パーティークラッシャー〟で……」
「って、説明口調でなにを読みあげていらっしゃるのですか、お嬢さま」
「見てわかりませんこと? おスマホの力で情報収集しているのですわ」
「いまさらすぎるでしょ……」
「ふっはははは! ぬるい、ぬるいぞ小娘ども!
アリーナの呼び声が聞こえてくるわい!」
「そこ、うるさいですわよ!
まったく、マナーがなっていないですわね、最近のジジイは。
わたくしはいま、アリーナモードの基本ルールをググっているというのに」
「ふはは――は? ググっ……なんて? eスポーツなめてる?」
「ほらぁ、不法侵入者もシラフで正論言うレベルじゃん」
とにかく、見てわかるとおり、ピンチもピンチ。
非常にピンチだ。
「どうすんのさ。このまんまだとなんもできず負けちゃうよ?」
「まあまあ。そう慌てなさんなですわ、お姉さま」
「しかしお嬢さま。僭越ながら、事実、かの者どもとは圧倒的な実力差があり――」
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