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私と恋人。
夜が明けても、繋がっていたい。☆
しおりを挟むその後も、お互いに足りない何かを埋め尽くすように、身体を繋げ合った。何度絶頂を迎えてしまったのか、わからない。
「、、、、っ、、ぁん」
ずるりとジフリールさんのが引き抜かれる。埋められていた隙間が空いて、寂しいと感じてしまった。だけど、いつまでも繋がっているわけにはいかないし、いい加減身体も限界がきていた。声は少し枯れてきているし、脚はガクガクしてチカラが入らない。
コンドームが入っていた筈の空のゴミが目につく。1、2、3、4、5、、、ママは絶倫だ。それに付き合えるだけの、性欲を持ち合わせる私も、同類だと思うけれど。
「はぁ、、めっちゃ出た」
ゴロンとジフリールさんが横に転がった。その奥に映る窓の外が、薄明るくなっているのが見えた。
「え、、、もう朝、、?」
「そうだな、、一晩中ヤってたんだろ?」
こちらを向いて、口角をあげるママはセクシーだ。
「は、、はは、、それは凄い」
「お互い、どこまでも貪欲だな」
「、、ぅん」
ママの手が、よしよしと私の頭を撫でる。その手が気持ち良くて、擦り寄る。こんな事されるのも、子供の時以来。彼氏からのよしよし、最高です。
「ねぇ、ジフリールさん、、」
声には出さないけれど、甘い顔でジフリールさんはこちらを向いた。ママではない男の顔。
「好き。」
「は、、、まだしたいの?てか、勃ったんだけど。責任取ってくれるよな??」
手が、ジフリールさんの元へ導かれる。出し尽くしたと勝手に思ってたそれは、まだまだ元気そうだ。
「流石にもう無理だよ、、」
「無理??嘘つき。まだイけるだろ??」
そう言うと、ママは私の入口に指を当てて、トントンとノックする。さっきまで、大きいものを咥えていただけあって、私のナカは、簡単に指を飲み込んでしまった。気持ちいい所と狙って、ぐちゅぐちゅされると、私の中の治っていた熱も、簡単に点火する。
駄目なのに、本当に抱き潰される。
「あぁっ、、もうだめっ、、」
「ここはまだ欲しがってるみたいだけど??」
もう、朝が目の前に差し掛かっている。二人ともオールでセックスしてるなんて、何て淫らなのだろう。
「はっ、、ぁぅ、、、ジフリールさん、、」
「俺もユーリちゃんの事が欲しい。ね、、ダメ?」
そんな風に言われると、断れる訳がない。
「ぅう、、じゃあ後一回だけ、、」
だと言ったのに、、、
結局、コンドームは2個使われた。
-----------------
「ん、、」
眩しい日差しで目が覚める。時計の針はもう12時を指していて、完全に寝坊だ。でも、仕方がない。私は文字通り、抱き潰されたのだから。
起き上がると、身体は意外と元気な事に気づく。身体が軋む様な痛みがすれば、やりすぎだとママのことを少し怒れるのに、、、、。ぴんぴんしていて、私の限界は何処なんだと呆れる。
隣では、珍しくママがまだ寝ていた。まぁ、あんなに体力を使えば、、そりゃ起きれないよね。
いつもはかっこいいママが、寝ていると可愛らしい。ママがこうやって無防備に寝ている姿を見るのは、昨日ぶりだ。
「色男だなぁ、、」
日焼けしてない、艶々とした白い肌。自分の腕を枕にしていて、そこから見える筋肉の筋がいい。横をむいて寝ている為、胸筋も普段より盛り上がっていて、鍛えられた身体だなぁとまじまじと見つめてしまう。瞳は閉じられたままだけど、やっぱりイケメンだ。
口を開けば、オカマ口調だけど、それがなきゃママじゃないし、男のジフリールさんに切り替わる瞬間のときめきはクセになる。
例えるなら、カフェオレの様な人だと思った。
コーヒーを足せば、苦くなる。でも、その苦さも嫌いじゃない、私は寧ろ好きだ。
砂糖とミルクを足せば、甘くて優しくて、ホッとする。どっちにもなれてしまう、どちらの良さも相まって、夢中になる。
そんな素敵な人が、私の彼氏だなんて、、、最高だな。
私には、彼を夢中にさせるだけの何かを持っているだろうか。胸、、、ぐらいしかないと思うんだけど。
ふと、我にかえると暗いことばかりが私を蝕む。
この世界の人間では無い私に、ここまで良くしてくれて、しかも両想いになれた。ママは私の事を独占したいと思ってくれている様だし、私だって、この世界で、ジフリールさんに独占される事を望んでいる。
筈なのに、何処か埋まらない心の空間が、ママを好きになるにつれて、軋んで痛い。
この世界には、知らない事だって、沢山ある。知らなきゃいけない事も、知りたく無いことも。私という存在意義を、ママがくれているのに、それを失ったら何も無くなってしまう気がして怖いのだ。
「ジフリールさん、私をずっとそばにおいて。」
夢の中の貴方に囁く。どうかずっと捕らえていて。そこから逃さないで。貴方の手が離れていくと、私は消えてしまう。あんなに沢山愛されたのに、それだけじゃ足りないと思う私は、やっぱり欲張りだ。
恋は苦くて甘い。だけど、それがクセになる。
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