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煌めきの都
知らないところで
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マーガレットに就寝の身支度を手伝ってもらう。
__私は、どうやらお迎えに伺ったことにはなっていないようです。
丁寧に髪の毛を梳かしてくれる彼女を鏡越しに見つめながら、マイャリスはオーガスティンの言葉を思い出していた。
『氷の騎士』と初めて邂逅してから2週間が経った今日、いつものように挨拶に来た彼がそれとなくそう言った。
__護衛には別の者がついたことになっていました。私はイェソドに入ったところから合流した形らしいです。
だから、自分は死んではいない__そういうことになっているというのが、オーガスティンが突き止められたことだった。
先日もらった暇の前に、キルシェ・ラウペンが不慮の事故で命を落としていたことを知っていたら、もう少し自由に広く情報を得られただろう、と彼は苦笑を浮かべた。
帝都へ行くついでに、現場へ赴くこともできたし、目撃者はもちろん、関係各所へ訪ね歩けたはずだから、と。
__彼は、間違いなく、私の迎えに来ていた。
そこで彼はレナーテル学長、ビルネンベルクとも、顔をあわせている。そしてレナーテル学長とは直接物品のやり取りをし、言葉を交わしもした。
__オーガスティンが老師や先生にいま会ったとして、それでどうなるの……?
キルシェ・ラウペンは生きています、と伝えてもらえばいいのか。それがわかったところで、そもそもそれは偽名で__と諸々、身の上を説明してもらうのか。
__そんなこと……彼が、危険に晒されるだけだわ。
オーガスティンは、父とその懐刀である『氷の騎士』に信頼はされている。信頼されているからこそ、妙な行動はするべきではない。それは彼も承知のはず。
マイャリスもそこまでしてくれ、とは言えない。彼はあくまで父の部下であって自分への奉仕は仕事の一環でしかない。
__私の……キルシェ・ラウペンの軌跡を絶たせるにしても、何故ここまでするの。
父に目通りが叶えば、直接問いただすことはできるだろう。
__……それをしてしまったら、リュディガーの立場はどうなる。彼も不利益を被るのではない?
不利益__そこで、ふとマイャリスは彼のことを案じる自分に気づいた。
人々には恐れられ、父に傾倒している彼を思い出す。父への忠義は揺るぎないものにしか見えない彼を。
__引き合わせたということは……不慮の事故で死んでいた、と思っているとは、父も承知のはずよね。
初めて会ったあの日、試されたのかも、と彼は言っていた。その可能性は確かにあるだろう。
これを見てもやり方に異を唱える者なのか否かを、彼が父に図られた可能性。
「ねぇ、マーガレット、ハンナと出身が同じ地方だったわよね?」
「左様でございます」
髪の毛を丁寧に梳かすマーガレットに問うと、彼女は鏡越しに視線を合わせて頷いた。
「連絡は……手紙のやり取りとかはしている?」
「昔、彼女が辞めた直後は手紙でのやり取りはありました。何度か私が暇を頂いて里帰りしたときに会ったりもしていましたが、彼女も別の勤め先ができてからは都合がつきにくくなって、徐々に減って……」
「今では、あまり?」
「あまり、というか、なくなっております」
「そうなの」
彼女の行方は知っているのか。生存はしているのか__それを尋ねることができない。
彼女が気にして自ら探りをいれてしまったら、恐ろしい末路が彼女にないとも言い切れない。
平気で偽装する手はずを整えて、死を演出するのが父なのだ。彼女もそれを先日、居合わせて聞いている。
__キルシェ・ラウペンの死はどうでもいいけれど……ハンナのことは気になるわね。
生きていればそれでいい。ただそれだけが知れたなら__。
「__いよいよ、夏至祭が始まりますね」
少しばかり思いつめたのを察したマーガレットが、ひとつ咳払いをして、銀の髪を梳かしながら、背後で明るく言った。
「ええ、そうね」
その影でオーガスティンは動けたと言っていたが、その反面、この州都から離れることはできなかった。
夏至祭は、帝都から戻ってこの方、見物には行ったことがない。州都の賑わいは直接みることは叶わないものだが、それでもマーガレットを始め使用人らの様子や、空中庭園から見下ろす霧の下の城下がいつもよりも賑わっているのは分かる。
かつて帝国の中心地の帝都で、矢馳せ馬を眺められた奇跡が懐かしい。
それは、ビルネンベルクの計らいがきっかけとは申せ、リュディガーがいなかったらあれほど人々に揉まれる経験はできなかったことだ。
__楽しかった。
今思えば、いつもと違う景色に、間違いなく自分は浮かれていた。
連れ立って歩いた彼の顔は、私服警備についていたから、場面によっては厳しくもあったが、それでも他愛ない会話をしている間、穏やかだった。
その後に贖った食べ物も、まだ覚えている。
特に印象深いのはチュルチという、糸を通した胡桃を葡萄の果汁を煮詰めて作った粘性の高い生地につけ、乾燥させたいびつな筒状の食べ物。ただ固いというわけでなく、歯を立てて噛み切るには抵抗がかなりあって難儀するもので、お菓子でもあるが昔ながらの保存食の側面が強いのだということは、頷けられた。
「夏至祭、マーガレットは暇をもらってもいいのよ?」
髪の毛を梳かし終えたマーガレットに言えば、彼女は驚きに片付けていた手を休めた。
「興味はあるでしょう? 大きなお祭りですから、尚更」
彼女の顔を見れば、否定できないでいるのは明白だった。
マイャリスは、ふふ、と笑って、彼女へ体を向ける。
「私にわざわざ付き合う必要はないのだもの。去年も遠慮していたでしょう? 今年はお祭りの期間、おやすみをとれるなら、そうして。それで、お土産話でも持ち帰ってくれたら嬉しいわ」
しばし考える彼女は、至極申し訳無さそうに小さく頷くので、マイャリスは、穏やかに笑みを向ける。
「その……私はこれで失礼いたしますが」
「ええ。ありがとう。__また明日」
「はい。……あの、マイャリス様」
「何?」
「ありがとうございます」
彼女は、出歩けない自分の話し相手になろうと、暇を申し出ることはこれまでに数回しかなかった。滅私__尽くしてもらっているのだ。
「いいのよ。是非、楽しんできて」
寄宿学校に入ったこともあり、自分の身の回りのことは、実のところ炊事洗濯すべてつつがなくできる。それでも、家では使用人を使う立場として彼ら彼女らを頼って生活を送っているのは、彼ら彼女らの生活の糧を提供するため。
従えるからには、彼ら彼女らが見限らない人でなければならないと、マイャリスは考えている。__レナーテル老師やビルネンベルク、ブリュール夫人のような為人。
それを心掛けているから、マイャリスの世話人には恐怖で従っている者は、いない__はず。
オーガスティンも、そうらしい。
彼が他の護衛よりもよく現れるのは、筆頭十人隊長という立場での仕事だからであるが、息抜きも兼ねているというようなことを、彼がいつか言っていたのを思い出した。
__包み隠さず言えば、護衛と言う名の監視ですが、マイャリス様の場合、本当に楽なんですよ。ほぼ専属にさせてもらえているのは、幸運です。
くつり、と笑う彼は嫌味に聞こえない清々しくそうも言った。
__だからこそ、信用できるのよね。
マーガレットが退出するのを見送りながら、マイャリスは明かりを手に席を立ち、窓際の椅子へと腰をおろして、読みかけの本を手にとった。それを開くものの、視線はやや遠い床の上を見つめるばかり。
__知らないところで、何かが起きている。起きていたのは違いない。
焦燥感が、増した。
ふと、そこで別の物に視線が釘付けになる。
文机の上に置かれている、透明な硝子でできたもの。ペンである。
夏至祭で贖った__贖ってもらった品。
今でもそれは大事である。だが、使わないのはもったいないから、後生大事に使っていて、現役だ。
これを売っていた店番の純朴な少年を気遣っていたリュディガーは、今もそうしたことができる人なのだろうか__。
__私は、どうやらお迎えに伺ったことにはなっていないようです。
丁寧に髪の毛を梳かしてくれる彼女を鏡越しに見つめながら、マイャリスはオーガスティンの言葉を思い出していた。
『氷の騎士』と初めて邂逅してから2週間が経った今日、いつものように挨拶に来た彼がそれとなくそう言った。
__護衛には別の者がついたことになっていました。私はイェソドに入ったところから合流した形らしいです。
だから、自分は死んではいない__そういうことになっているというのが、オーガスティンが突き止められたことだった。
先日もらった暇の前に、キルシェ・ラウペンが不慮の事故で命を落としていたことを知っていたら、もう少し自由に広く情報を得られただろう、と彼は苦笑を浮かべた。
帝都へ行くついでに、現場へ赴くこともできたし、目撃者はもちろん、関係各所へ訪ね歩けたはずだから、と。
__彼は、間違いなく、私の迎えに来ていた。
そこで彼はレナーテル学長、ビルネンベルクとも、顔をあわせている。そしてレナーテル学長とは直接物品のやり取りをし、言葉を交わしもした。
__オーガスティンが老師や先生にいま会ったとして、それでどうなるの……?
キルシェ・ラウペンは生きています、と伝えてもらえばいいのか。それがわかったところで、そもそもそれは偽名で__と諸々、身の上を説明してもらうのか。
__そんなこと……彼が、危険に晒されるだけだわ。
オーガスティンは、父とその懐刀である『氷の騎士』に信頼はされている。信頼されているからこそ、妙な行動はするべきではない。それは彼も承知のはず。
マイャリスもそこまでしてくれ、とは言えない。彼はあくまで父の部下であって自分への奉仕は仕事の一環でしかない。
__私の……キルシェ・ラウペンの軌跡を絶たせるにしても、何故ここまでするの。
父に目通りが叶えば、直接問いただすことはできるだろう。
__……それをしてしまったら、リュディガーの立場はどうなる。彼も不利益を被るのではない?
不利益__そこで、ふとマイャリスは彼のことを案じる自分に気づいた。
人々には恐れられ、父に傾倒している彼を思い出す。父への忠義は揺るぎないものにしか見えない彼を。
__引き合わせたということは……不慮の事故で死んでいた、と思っているとは、父も承知のはずよね。
初めて会ったあの日、試されたのかも、と彼は言っていた。その可能性は確かにあるだろう。
これを見てもやり方に異を唱える者なのか否かを、彼が父に図られた可能性。
「ねぇ、マーガレット、ハンナと出身が同じ地方だったわよね?」
「左様でございます」
髪の毛を丁寧に梳かすマーガレットに問うと、彼女は鏡越しに視線を合わせて頷いた。
「連絡は……手紙のやり取りとかはしている?」
「昔、彼女が辞めた直後は手紙でのやり取りはありました。何度か私が暇を頂いて里帰りしたときに会ったりもしていましたが、彼女も別の勤め先ができてからは都合がつきにくくなって、徐々に減って……」
「今では、あまり?」
「あまり、というか、なくなっております」
「そうなの」
彼女の行方は知っているのか。生存はしているのか__それを尋ねることができない。
彼女が気にして自ら探りをいれてしまったら、恐ろしい末路が彼女にないとも言い切れない。
平気で偽装する手はずを整えて、死を演出するのが父なのだ。彼女もそれを先日、居合わせて聞いている。
__キルシェ・ラウペンの死はどうでもいいけれど……ハンナのことは気になるわね。
生きていればそれでいい。ただそれだけが知れたなら__。
「__いよいよ、夏至祭が始まりますね」
少しばかり思いつめたのを察したマーガレットが、ひとつ咳払いをして、銀の髪を梳かしながら、背後で明るく言った。
「ええ、そうね」
その影でオーガスティンは動けたと言っていたが、その反面、この州都から離れることはできなかった。
夏至祭は、帝都から戻ってこの方、見物には行ったことがない。州都の賑わいは直接みることは叶わないものだが、それでもマーガレットを始め使用人らの様子や、空中庭園から見下ろす霧の下の城下がいつもよりも賑わっているのは分かる。
かつて帝国の中心地の帝都で、矢馳せ馬を眺められた奇跡が懐かしい。
それは、ビルネンベルクの計らいがきっかけとは申せ、リュディガーがいなかったらあれほど人々に揉まれる経験はできなかったことだ。
__楽しかった。
今思えば、いつもと違う景色に、間違いなく自分は浮かれていた。
連れ立って歩いた彼の顔は、私服警備についていたから、場面によっては厳しくもあったが、それでも他愛ない会話をしている間、穏やかだった。
その後に贖った食べ物も、まだ覚えている。
特に印象深いのはチュルチという、糸を通した胡桃を葡萄の果汁を煮詰めて作った粘性の高い生地につけ、乾燥させたいびつな筒状の食べ物。ただ固いというわけでなく、歯を立てて噛み切るには抵抗がかなりあって難儀するもので、お菓子でもあるが昔ながらの保存食の側面が強いのだということは、頷けられた。
「夏至祭、マーガレットは暇をもらってもいいのよ?」
髪の毛を梳かし終えたマーガレットに言えば、彼女は驚きに片付けていた手を休めた。
「興味はあるでしょう? 大きなお祭りですから、尚更」
彼女の顔を見れば、否定できないでいるのは明白だった。
マイャリスは、ふふ、と笑って、彼女へ体を向ける。
「私にわざわざ付き合う必要はないのだもの。去年も遠慮していたでしょう? 今年はお祭りの期間、おやすみをとれるなら、そうして。それで、お土産話でも持ち帰ってくれたら嬉しいわ」
しばし考える彼女は、至極申し訳無さそうに小さく頷くので、マイャリスは、穏やかに笑みを向ける。
「その……私はこれで失礼いたしますが」
「ええ。ありがとう。__また明日」
「はい。……あの、マイャリス様」
「何?」
「ありがとうございます」
彼女は、出歩けない自分の話し相手になろうと、暇を申し出ることはこれまでに数回しかなかった。滅私__尽くしてもらっているのだ。
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寄宿学校に入ったこともあり、自分の身の回りのことは、実のところ炊事洗濯すべてつつがなくできる。それでも、家では使用人を使う立場として彼ら彼女らを頼って生活を送っているのは、彼ら彼女らの生活の糧を提供するため。
従えるからには、彼ら彼女らが見限らない人でなければならないと、マイャリスは考えている。__レナーテル老師やビルネンベルク、ブリュール夫人のような為人。
それを心掛けているから、マイャリスの世話人には恐怖で従っている者は、いない__はず。
オーガスティンも、そうらしい。
彼が他の護衛よりもよく現れるのは、筆頭十人隊長という立場での仕事だからであるが、息抜きも兼ねているというようなことを、彼がいつか言っていたのを思い出した。
__包み隠さず言えば、護衛と言う名の監視ですが、マイャリス様の場合、本当に楽なんですよ。ほぼ専属にさせてもらえているのは、幸運です。
くつり、と笑う彼は嫌味に聞こえない清々しくそうも言った。
__だからこそ、信用できるのよね。
マーガレットが退出するのを見送りながら、マイャリスは明かりを手に席を立ち、窓際の椅子へと腰をおろして、読みかけの本を手にとった。それを開くものの、視線はやや遠い床の上を見つめるばかり。
__知らないところで、何かが起きている。起きていたのは違いない。
焦燥感が、増した。
ふと、そこで別の物に視線が釘付けになる。
文机の上に置かれている、透明な硝子でできたもの。ペンである。
夏至祭で贖った__贖ってもらった品。
今でもそれは大事である。だが、使わないのはもったいないから、後生大事に使っていて、現役だ。
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