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一年の計 Ⅱ
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身支度を整えたキルシェは、リリーに案内された部屋は昨夜最後に酒の席となっていた談話室。
そこにはビルネンベルクのみがいて、彼は暖炉前の一人がけのソファーに腰を据え、分厚い重厚な装丁のみるからに古書といった本を膝において眺めていたらしかった。
キルシェが踏み入れば、彼は顔を上げていたずらっぽい笑みを浮かべるので、キルシェは新年早々の寝坊に気恥ずかしさを覚えながらも新年の挨拶を送る。
ビルネンベルクもまた、膝の本を閉じて立ち上がると新年の決まり文句を返して、こちらへ、と優美な所作で誘った。
「__悪酔いしにくいから心配はそこまでしていなかったのだけどね、どうだい?」
歩み寄れば、彼は昼食前の一服をしていたらしい。
空いている茶器に手ずから淹れながら、キルシェを近くの三人掛けのソファーへと座るよう促した。
「気持ち悪さとかはございません。お気遣い、ありがとうございます」
「ならよかった。__御節供にもあの酒は出るよ」
え、とキルシェは笑顔がひきつるのがわかった。
「__次は同じことがないように……」
「安心しなさい。今日のは生薬をいくつか混ぜてあるから、一杯飲めればいいほうだ。あれをうまいうまいと飲むのは、よほどの好事家__いや、酒狂いと言える代物だよ」
お茶をキルシェの前へ配しながら、ビルネンベルクは座っていた席へ座ると本を少しばかり遠ざけて、入れ直したお茶を引き寄せてソーサーごと持ち膝に置く。
「ああ……お屠蘇ですか」
「うん、そう。ほら、我が家は有数の由緒正しい家柄らしいからね。生薬だって、龍室御用達という」
わざとらしく言う言葉は、自虐のような響きが含まれていてキルシェは苦笑する。
「それから、リュディガーなら、今、大祖父に捕まっているよ。キルシェが起きてこないのであれば、少し付き合え、と」
「それは……どちらかへおでかけということですか?」
うーん、とお茶をひとつ口に含むと、肩をすくめて明後日の方を見る。
「近所の公園……だろうね。おそらく」
「おそらく?」
「話の流れから、そうだろう、と察しているだけだ。具体的には聞いていないのだよ。ちょっとそこまで、と言われただけで……まぁ、昼までには戻るはず」
__散策かしら……。
久しぶりの師弟の再会だ。
昨夜では語りきれなかったことなどあるのだろう。
ひとところに長く居ないというのが、昨今の大ビルネンベルク公__アルティミシオンの流儀らしい。帝都にも久しく寄っていないことを昨夜言っていたから、リュディガーとともに見て回っている可能性はある。
キルシェはビルネンベルクに倣ってお茶を口に運んだ。
「あ、そういえば、あのライナルトさんは……」
「あぁ、彼なら__」
とビルネンベルクが口を開いたところで、俄に部屋の外の広間が騒がしくなった。
何事だろう、とふたりで視線を交えてから扉を見やると、その扉へ騒がしさが近づいて来て、前触れなしに開け放たれた。
「__!」
キルシェは無造作に勢いよく開け放たれた扉から見えた光景に、思わず息を呑み体をこわばらせる。
現れたのは三人。
アルティミシオンとライナルトとリュディガーであるが、リュディガーはライナルトに肩を借りて歩いていて、脇腹を押さえ、顔もいくらか脂汗が滲んでいる。衣服もところどころ泥だらけで__しかしながら、汚れているのはリュディガーだけである。
__な、何が……。
「とりあえず、そこに座らせろ」
「はい__あぁ、キルシェ嬢、あけましておめでとうございます」
アルティミシオンの指示を受けて、リュディガーを支えていたライナルトは、キルシェの姿に気づくと、人の好きそうな笑顔を向けてきた。
それに弾かれるようにして挨拶を返すと、近くで立ち上がったビルネンベルクにつられるように立ち上がった。
「__こちらへ」
「汚れ、ますが……」
椅子の肘掛けに手を置いて、ライナルトの補助を受けて座ろうとしていたリュディガーが、絞り出すようにして声を出す。
「その椅子のほうが新しいのだよ。__それに、こうすれば大丈夫だろう」
言いながら、自身の羽織物を自身が腰掛けていた一人がけのソファーへと敷くビルネンベルク。
「こちらのほうが、温かい。__こちらへ頼むよ、ライナルト」
ライナルトはリュディガーを引き寄せるようにして改めて肩を貸し、ビルネンベルクの言葉に従い歩み寄った。
近づいてくるリュディガーは、苦痛に歪んでいた顔に自嘲を浮かべ、キルシェへ肩をすくめてみせる。
彼の有様に、キルシェは両手を腹の前で無意識に握りしめていた。
崩れるようにソファーに座ったリュディガー。髪の毛も乱れていることも相まって、かなり憔悴しているように見受けられたのだ。
「新年早々、手酷くやられたねぇ」
その彼に、ビルネンベルクは笑って言い放った。
肩で荒く息をして、脇腹を押さえるリュディガーは痛みをやり過ごすために歯を食いしばっているようで、首を捻って肩をすくめるに留める。
「あ、あの……」
「あぁ……君が目覚める前……そう、朝食の席で、リュディガーが、是非とも指導を、と殊勝なことを言ったのだよ」
「私は、止めたんですがね」
ビルネンベルクが笑いながら言い、ライナルトが眉を寄せた困り顔で続けた。
キルシェは、まぁ、と驚いてリュディガーを見る。
リュディガーはしかし、項垂れたようにして呼吸を整えることに必死の様子だった。
自分が寝ている間に、そんな事が起きていようとは。
「不安しかなくて……。ほら、これでも、ナハトリンデン卿の愚直さ具合を目の当たりにして任務にあたった経験がありますからね。で、見学をさせてもらっていれば、手緩いです、とナハトリンデン卿がおっしゃって……」
「おやまぁ、それは大きく出たねぇ。__とは申せ、大祖父様、これはあまりに……」
見やる先のアルティミシオンは、腕を組んで肩をすくめる。
「すべて弟子の求めに応じただけだぞ、私は」
「それは確かに。寛容も寛容であらっしゃるのに違いない。__最終的にはかなり一方的になっていたようにお見受けしますがね」
くつくつ、と喉の奥でライナルトは笑う。
「心外だ。あれでも手心は入っている」
「ぞ……存じております……」
呻くように言うリュディガーに、アルティミシオンは片手を腰に当てて重心を片足へと乗せた。
「元旦に殊勝な心掛けであるから、今の力量に満足していない、というその意気や吉__とは認めよう。しばらく、穏やかな日々を過ごして、どこか感覚が鈍っている気がして不安があったことも察している」
はっ、と弾かれるようにリュディガーは顔を上げた。
痛みをこらえているものの、どこかアルティミシオンに目を見張るような表情に彼はなった。
アルティシオンの言葉に、キルシェもまたはたと気付かされた。
いくら首の皮一枚で繋がっていたような心地を強いられた任務をこなしていた彼には、今後のことを考慮して平穏を思い出すべきだと今の状況に就けたとしても、その落差に焦燥感を覚えないはずがない。
「焦るな、リュディガー。お前さんなら、復帰してからでも武人としての感覚は戻る」
「アルティミシオン、先生……」
「そこからいくらでも伸びようはある。__お前さん、一応、私の弟子だぞ」
ぐっ、と一瞬言葉に詰まったかれは、はい、と静かに零しながらうなだれる。
自主的にできる範囲で復帰に向けて鍛錬をしていたようであるが、それでも漠然とした不安は拭えないだろう。せいぜい、気にしないで済むよう誤魔化し続ける効果があるかどうか。
__私、そんなことも気にかけなかった……。
あまりにも彼と会話もしなかったから__。
キルシェは人知れず下唇を噛みしめた。
そこにはビルネンベルクのみがいて、彼は暖炉前の一人がけのソファーに腰を据え、分厚い重厚な装丁のみるからに古書といった本を膝において眺めていたらしかった。
キルシェが踏み入れば、彼は顔を上げていたずらっぽい笑みを浮かべるので、キルシェは新年早々の寝坊に気恥ずかしさを覚えながらも新年の挨拶を送る。
ビルネンベルクもまた、膝の本を閉じて立ち上がると新年の決まり文句を返して、こちらへ、と優美な所作で誘った。
「__悪酔いしにくいから心配はそこまでしていなかったのだけどね、どうだい?」
歩み寄れば、彼は昼食前の一服をしていたらしい。
空いている茶器に手ずから淹れながら、キルシェを近くの三人掛けのソファーへと座るよう促した。
「気持ち悪さとかはございません。お気遣い、ありがとうございます」
「ならよかった。__御節供にもあの酒は出るよ」
え、とキルシェは笑顔がひきつるのがわかった。
「__次は同じことがないように……」
「安心しなさい。今日のは生薬をいくつか混ぜてあるから、一杯飲めればいいほうだ。あれをうまいうまいと飲むのは、よほどの好事家__いや、酒狂いと言える代物だよ」
お茶をキルシェの前へ配しながら、ビルネンベルクは座っていた席へ座ると本を少しばかり遠ざけて、入れ直したお茶を引き寄せてソーサーごと持ち膝に置く。
「ああ……お屠蘇ですか」
「うん、そう。ほら、我が家は有数の由緒正しい家柄らしいからね。生薬だって、龍室御用達という」
わざとらしく言う言葉は、自虐のような響きが含まれていてキルシェは苦笑する。
「それから、リュディガーなら、今、大祖父に捕まっているよ。キルシェが起きてこないのであれば、少し付き合え、と」
「それは……どちらかへおでかけということですか?」
うーん、とお茶をひとつ口に含むと、肩をすくめて明後日の方を見る。
「近所の公園……だろうね。おそらく」
「おそらく?」
「話の流れから、そうだろう、と察しているだけだ。具体的には聞いていないのだよ。ちょっとそこまで、と言われただけで……まぁ、昼までには戻るはず」
__散策かしら……。
久しぶりの師弟の再会だ。
昨夜では語りきれなかったことなどあるのだろう。
ひとところに長く居ないというのが、昨今の大ビルネンベルク公__アルティミシオンの流儀らしい。帝都にも久しく寄っていないことを昨夜言っていたから、リュディガーとともに見て回っている可能性はある。
キルシェはビルネンベルクに倣ってお茶を口に運んだ。
「あ、そういえば、あのライナルトさんは……」
「あぁ、彼なら__」
とビルネンベルクが口を開いたところで、俄に部屋の外の広間が騒がしくなった。
何事だろう、とふたりで視線を交えてから扉を見やると、その扉へ騒がしさが近づいて来て、前触れなしに開け放たれた。
「__!」
キルシェは無造作に勢いよく開け放たれた扉から見えた光景に、思わず息を呑み体をこわばらせる。
現れたのは三人。
アルティミシオンとライナルトとリュディガーであるが、リュディガーはライナルトに肩を借りて歩いていて、脇腹を押さえ、顔もいくらか脂汗が滲んでいる。衣服もところどころ泥だらけで__しかしながら、汚れているのはリュディガーだけである。
__な、何が……。
「とりあえず、そこに座らせろ」
「はい__あぁ、キルシェ嬢、あけましておめでとうございます」
アルティミシオンの指示を受けて、リュディガーを支えていたライナルトは、キルシェの姿に気づくと、人の好きそうな笑顔を向けてきた。
それに弾かれるようにして挨拶を返すと、近くで立ち上がったビルネンベルクにつられるように立ち上がった。
「__こちらへ」
「汚れ、ますが……」
椅子の肘掛けに手を置いて、ライナルトの補助を受けて座ろうとしていたリュディガーが、絞り出すようにして声を出す。
「その椅子のほうが新しいのだよ。__それに、こうすれば大丈夫だろう」
言いながら、自身の羽織物を自身が腰掛けていた一人がけのソファーへと敷くビルネンベルク。
「こちらのほうが、温かい。__こちらへ頼むよ、ライナルト」
ライナルトはリュディガーを引き寄せるようにして改めて肩を貸し、ビルネンベルクの言葉に従い歩み寄った。
近づいてくるリュディガーは、苦痛に歪んでいた顔に自嘲を浮かべ、キルシェへ肩をすくめてみせる。
彼の有様に、キルシェは両手を腹の前で無意識に握りしめていた。
崩れるようにソファーに座ったリュディガー。髪の毛も乱れていることも相まって、かなり憔悴しているように見受けられたのだ。
「新年早々、手酷くやられたねぇ」
その彼に、ビルネンベルクは笑って言い放った。
肩で荒く息をして、脇腹を押さえるリュディガーは痛みをやり過ごすために歯を食いしばっているようで、首を捻って肩をすくめるに留める。
「あ、あの……」
「あぁ……君が目覚める前……そう、朝食の席で、リュディガーが、是非とも指導を、と殊勝なことを言ったのだよ」
「私は、止めたんですがね」
ビルネンベルクが笑いながら言い、ライナルトが眉を寄せた困り顔で続けた。
キルシェは、まぁ、と驚いてリュディガーを見る。
リュディガーはしかし、項垂れたようにして呼吸を整えることに必死の様子だった。
自分が寝ている間に、そんな事が起きていようとは。
「不安しかなくて……。ほら、これでも、ナハトリンデン卿の愚直さ具合を目の当たりにして任務にあたった経験がありますからね。で、見学をさせてもらっていれば、手緩いです、とナハトリンデン卿がおっしゃって……」
「おやまぁ、それは大きく出たねぇ。__とは申せ、大祖父様、これはあまりに……」
見やる先のアルティミシオンは、腕を組んで肩をすくめる。
「すべて弟子の求めに応じただけだぞ、私は」
「それは確かに。寛容も寛容であらっしゃるのに違いない。__最終的にはかなり一方的になっていたようにお見受けしますがね」
くつくつ、と喉の奥でライナルトは笑う。
「心外だ。あれでも手心は入っている」
「ぞ……存じております……」
呻くように言うリュディガーに、アルティミシオンは片手を腰に当てて重心を片足へと乗せた。
「元旦に殊勝な心掛けであるから、今の力量に満足していない、というその意気や吉__とは認めよう。しばらく、穏やかな日々を過ごして、どこか感覚が鈍っている気がして不安があったことも察している」
はっ、と弾かれるようにリュディガーは顔を上げた。
痛みをこらえているものの、どこかアルティミシオンに目を見張るような表情に彼はなった。
アルティシオンの言葉に、キルシェもまたはたと気付かされた。
いくら首の皮一枚で繋がっていたような心地を強いられた任務をこなしていた彼には、今後のことを考慮して平穏を思い出すべきだと今の状況に就けたとしても、その落差に焦燥感を覚えないはずがない。
「焦るな、リュディガー。お前さんなら、復帰してからでも武人としての感覚は戻る」
「アルティミシオン、先生……」
「そこからいくらでも伸びようはある。__お前さん、一応、私の弟子だぞ」
ぐっ、と一瞬言葉に詰まったかれは、はい、と静かに零しながらうなだれる。
自主的にできる範囲で復帰に向けて鍛錬をしていたようであるが、それでも漠然とした不安は拭えないだろう。せいぜい、気にしないで済むよう誤魔化し続ける効果があるかどうか。
__私、そんなことも気にかけなかった……。
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