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炎国への旅路編
14話 何処に爆笑の要素が?
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先程クストに言われたとおりに陣に魔力を流し始める。どんどん流し込んでいますが、魔石が光りません。思いっきりエイッっと流してみます。あ、徐々に光ってきました。ルジオーネさんが言っていたとおり多くの魔力が必要なようです。行ったことがないところに行けるメリットはあるのでしょうが、これなら自分で転移をしたほうがいいぐらいの魔力消費量です。
完全に魔石が光ったと思いましたら、少女のような女性の声が聞こえてきました。
『本日はエルフ転移門をご利用いただきまして、誠にありがとございます。』
日本語でキャビンアテンダント風のアナウンスが流れてきました。
『この便は仙台発となっておりますのでお間違えなきようにお願いいたします。』
仙台!どこから仙台がでてきたのですか?
『ご到着の門をパネルから選択してくださいませ。また色が付いていない門は貴様には使用許可がおりていない門でごさいます。』
キサマ?罵られている?聞き間違いなのかしら?
「ユーフィア。この色の付いたところが許可が出ているとことだから、魔力を込めながら触ってくれ。」
クストに説明されました。目の前に半透明の地図が顕れ、赤い文字と無色の文字が目の前に表示されています。
これは、この大陸の地図ですか!初めてました。本当に大陸中に転移門があるのですね。あれ?一部だけ空白があります。シーラン王国の北側のラース公国があるところです。
『因みにラース公国便は存在しませんのでご了承くださいませ。』
「ふぇ?」
え?どこかで見られているのですか?取り敢えずこの赤い文字の首都ミレーテの場所に書かれている文字を触ります。
『ご到着の門は能登でございます。』
北陸へ行ってしまった。いったいどう言う設定なのかしら?
『当便は出発の準備に入らせていただきます。お忘れ物はございませんでしょうか?旅の無事をクソ神に祈りましたか?』
は?
『当便は絶対に安全とは限りませんのでお気をつけくださいませ。』
「ちょっと待って!」
「ユーフィア?」
なに?安全じゃないって。
『クソエルフ共。良き地獄の旅へ行ってらっしゃいませ。案内役はアリスが担当いたしました。』
「地獄って!なにー!」
そして、私達は閃光に包まれました。
『目的地へ到着いたしました。良き旅を』
え?今度は普通にこの世界の言葉が流れてきました。さっきの日本語は何?何処に爆笑の要素があったの?
何故か仙台発能登行きだったし、クソ神とかクソエルフとかエルフ専用って言ってもいい転移門でそれってありなの?最後にアリスって誰!
「ユーフィア。ユーフィア!何かあったのか?やっぱり魔力の使用量が多すぎたのか?医者!医者を呼べ!」
「え?クスト、魔力量は大丈夫よ。半分ぐらいしか使っていないから。」
「奥様の魔力量の半分ってすごくないですか?」
セーラがそんな事を聞いてきたけれど
「半分ぐらいはよくあることよ。」
「「ありませんから!」」
マリアとセーラに否定されてしました。
「ユーフィア。じゃ、何があったんだ?」
何って・・・説明に困るわ。クストのお祖父様も同じ心境だったのかしら?これを説明しろと言われても、仙台も能登もないところでは意味が通じないし・・・あれ?もしかして、クストのお祖父様も転生者!
「えーっと、クストのお祖父様と同じく説明ができないの。それでね。そのお祖父様は何か変わった事をされていたとか無かったかしら?」
「爺様?・・・存在自体がおかしかった。」
「え?」
「いつも何処かにふらりと行ってふらりと戻ってくる人だったから、よくわからない爺様だったが、爺様の一番の問題は黒狼獣人だったことだ。
狼獣人の種族で黒の色を持つ黒狼族は存在しないのだが、爺様は黒の色を持って生まれてきたんだ。一族の中で爺様の血を強く受け継いだのが俺だ。だから、俺は黒を持っている。ユーフィア、黒を持つ俺が嫌にならないか?」
なぜ?黒の色があると嫌いになるのでしょう?そう言えば結婚式に着る礼服の色を決める時もそんな事を言っていましたよね。マリアとセーラがクストが黒色を選んだ時に黒色に対して否定的でした。
「黒色だと何かあるのですか?」
「「ぷっ。」」
マリアとセーラに何故か笑われてしまいました。
「流石、奥様です。」
マリアそれは褒めるところですか?
「ユーフィア!」
「ぐっ。」
クスト。抱きついてくるのはいつものことなのでいいのですが、もう少し力の加減というものをしてほしいです。
ろ、肋骨からミシミシ音が・・・
「駄犬!奥様は人族だということをわかっているのですか!」
「ギャ!」
はぁ。やっと息ができるようになりました。セーラは最近、クストの駄犬呼びが定着しているように思えるのですが、公爵家に仕える侍女としては問題はないのでしょうか?
完全に魔石が光ったと思いましたら、少女のような女性の声が聞こえてきました。
『本日はエルフ転移門をご利用いただきまして、誠にありがとございます。』
日本語でキャビンアテンダント風のアナウンスが流れてきました。
『この便は仙台発となっておりますのでお間違えなきようにお願いいたします。』
仙台!どこから仙台がでてきたのですか?
『ご到着の門をパネルから選択してくださいませ。また色が付いていない門は貴様には使用許可がおりていない門でごさいます。』
キサマ?罵られている?聞き間違いなのかしら?
「ユーフィア。この色の付いたところが許可が出ているとことだから、魔力を込めながら触ってくれ。」
クストに説明されました。目の前に半透明の地図が顕れ、赤い文字と無色の文字が目の前に表示されています。
これは、この大陸の地図ですか!初めてました。本当に大陸中に転移門があるのですね。あれ?一部だけ空白があります。シーラン王国の北側のラース公国があるところです。
『因みにラース公国便は存在しませんのでご了承くださいませ。』
「ふぇ?」
え?どこかで見られているのですか?取り敢えずこの赤い文字の首都ミレーテの場所に書かれている文字を触ります。
『ご到着の門は能登でございます。』
北陸へ行ってしまった。いったいどう言う設定なのかしら?
『当便は出発の準備に入らせていただきます。お忘れ物はございませんでしょうか?旅の無事をクソ神に祈りましたか?』
は?
『当便は絶対に安全とは限りませんのでお気をつけくださいませ。』
「ちょっと待って!」
「ユーフィア?」
なに?安全じゃないって。
『クソエルフ共。良き地獄の旅へ行ってらっしゃいませ。案内役はアリスが担当いたしました。』
「地獄って!なにー!」
そして、私達は閃光に包まれました。
『目的地へ到着いたしました。良き旅を』
え?今度は普通にこの世界の言葉が流れてきました。さっきの日本語は何?何処に爆笑の要素があったの?
何故か仙台発能登行きだったし、クソ神とかクソエルフとかエルフ専用って言ってもいい転移門でそれってありなの?最後にアリスって誰!
「ユーフィア。ユーフィア!何かあったのか?やっぱり魔力の使用量が多すぎたのか?医者!医者を呼べ!」
「え?クスト、魔力量は大丈夫よ。半分ぐらいしか使っていないから。」
「奥様の魔力量の半分ってすごくないですか?」
セーラがそんな事を聞いてきたけれど
「半分ぐらいはよくあることよ。」
「「ありませんから!」」
マリアとセーラに否定されてしました。
「ユーフィア。じゃ、何があったんだ?」
何って・・・説明に困るわ。クストのお祖父様も同じ心境だったのかしら?これを説明しろと言われても、仙台も能登もないところでは意味が通じないし・・・あれ?もしかして、クストのお祖父様も転生者!
「えーっと、クストのお祖父様と同じく説明ができないの。それでね。そのお祖父様は何か変わった事をされていたとか無かったかしら?」
「爺様?・・・存在自体がおかしかった。」
「え?」
「いつも何処かにふらりと行ってふらりと戻ってくる人だったから、よくわからない爺様だったが、爺様の一番の問題は黒狼獣人だったことだ。
狼獣人の種族で黒の色を持つ黒狼族は存在しないのだが、爺様は黒の色を持って生まれてきたんだ。一族の中で爺様の血を強く受け継いだのが俺だ。だから、俺は黒を持っている。ユーフィア、黒を持つ俺が嫌にならないか?」
なぜ?黒の色があると嫌いになるのでしょう?そう言えば結婚式に着る礼服の色を決める時もそんな事を言っていましたよね。マリアとセーラがクストが黒色を選んだ時に黒色に対して否定的でした。
「黒色だと何かあるのですか?」
「「ぷっ。」」
マリアとセーラに何故か笑われてしまいました。
「流石、奥様です。」
マリアそれは褒めるところですか?
「ユーフィア!」
「ぐっ。」
クスト。抱きついてくるのはいつものことなのでいいのですが、もう少し力の加減というものをしてほしいです。
ろ、肋骨からミシミシ音が・・・
「駄犬!奥様は人族だということをわかっているのですか!」
「ギャ!」
はぁ。やっと息ができるようになりました。セーラは最近、クストの駄犬呼びが定着しているように思えるのですが、公爵家に仕える侍女としては問題はないのでしょうか?
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