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:1-5魔導技研:
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ミリアを転送したすぐ後、鋭い冷気と共に巨大な氷塊がメア目掛けて飛んできた。寸でのところで受け止めて氷塊を破砕するが、勢いを殺しきれず後ろに引きずられてしまう。メアの後方、トンネル奥から砕けた氷が地面を転がる音を反響させている。ぶつかった衝撃で近くに飛び散った氷は再び殺到し、メアの足に張り付き身動きが取れない状態にした。
「そこの白色髪の小娘、それ以上動くな!」
言動の割にはやや幼さを感じる声。いやいや動けなくしたのは君だろう。心の中で相手に突っ込み、光の先にいる影を見やる。
青髪、暗い青い目、今朝雑誌で見た技研の制服を着た背の高い少女が右手をこちらにかざしたままじっと構えていた。
「___子供の割に、随分魔法の扱いがいいじゃん......冷たっ」
小さく呟き、氷から足を引き抜く。ガリッという鈍い音とともに束縛していた氷は砕け散る。
「おい!動くなと言ってるんだぞ!」
「やだね」
初弾より鋭利な形状の氷塊が飛んでくるが、片手で受け止めて光の鎖を創り出し氷を砕く。声はお互い届いてないが、氷を放ってきた人物は驚いている様子でこちらを伺う。相手からは氷が急に破裂した様に見えているだろう。
氷を放った少女の隣に二人の人影が颯爽と現れる。トラック内で見た兵士と似た装備をしているのが伺えた。
「......子供か?」
「氷塊を粉砕させたんだ、普通じゃない」
少女が手に残る冷気を払いながら二人の兵士に答える。
「この場は二号に任せる......いいか、冷静に対処しろよ」
二号と呼ばれた青髪の少女が、一歩前に出て冷気を身に纏い始める。
周囲を氷の壁が音を立ててせり上がり氷壁で前後を隔て閉じ込められる。それと同時に二号が槍を象った氷の塊を呼び出して素早く突き出す。メアは突き立てられた槍を左手で弾き、柄を叩き割り破片で薙いで距離を取ろうとするが、氷槍を受け止められる。二号の左腕にぶつけた氷が纏わりついて直剣状に変形し、冷気を纏い振るった刃は尋常ではない速さでメアに向けて繰り出される。刀身を伸ばしながら近くのコンクリートを抉っていくが、メアは最小限の動きで避け、二号の攻撃はどれも届くことはなかった。
「お前"あいつ"を何処にやった?」
「そっちこそ、何に使う気なの」
「答えろ、大人しくこの場に戻すんだ」
「いやだ、ね」
答えるとともに二号へ向けて近場の氷塊を蹴り飛ばし、同時に間合いを詰めて手の平を突き出した。風を切る音と共に二号は後ろに吹き飛ばされ、氷壁が跡形もなく崩れて出口の光が辺りを照らす。
「強い___ッ!」
吹き飛ばされ、起き上がろうとする二号の近くへ男が銃を構えて駆け寄る。
「二号、無理はするな、戦闘が目的ではない!」
氷壁を蹴破り駐車場側へ進もうとしたメアへ、二号を引っ張る兵士の牽制で放たれた銃弾が殺到する。しかしどれも着弾する前にメアの張った光の鎖に弾かれ、霧散して消えてしまう。二号はその様子を見て、構えていた拳銃を投げ捨て、拳を氷で包み込み思い切り殴りかかる。
「見たことない魔法だ......!!」
兵士の一人が鎖を模った光の塊を見て呟く。
「このッ___!」
二号がすぐに立ち上がり突撃しようとした瞬間、突然両拳の氷が破裂する。トンネル入り口側から男二人の間を縫って一発、間隔を開けてもう一発、弾丸が二号目掛けて飛んでくる。背後から弾丸を受けた二号の体は大きく吹き飛ぶ。トンネルの先、ずっと先からオズの気配を感じ取るのができた。
「狙撃!ど、どこからだ!!」
「付近には誰もいないぞ......⁉」
もう一人の男が外に小銃を向けて大声で言い放つ。
「狼狽えるな、私は"あれ"を使う......お前らは狙撃手を探せ」
「独断で行動するな!!撤退を___」
「黙れ!雷氷よッ!!」
叱声と共に服の間から見える肌に描かれた文様が青白く脈の様に閃光を放ち始めて、普通の魔法同様の低い鐘の音が鳴る。一層強い冷気と雷を纏いながらトンネル内に電撃を不規則に放ち始め、周囲の電灯や配線が破裂する。見境なく発せられる雷撃の一つが、近くに居た男に直撃。当たった箇所から氷の結晶がゆっくりと肥大化し、電撃で痙攣している男の身体を無理矢理包み込んでいった。
「二重に魔法を扱って、雷から氷が発生するとか......異常すぎ、ほんとに何でもありね」
「ふふ、アハハハ!来いッ!!」
迫る閃光と冷気から飛び退き、光の鎖で壁を作り防御する。鎖で弾いた電撃は、結晶化した氷の上にさらに氷を作り、先程の氷壁よりも分厚く、磁気を帯びながら外への道を塞いでいく。
二号はより一層強い電撃を放ち、氷を鎧の様に覆うと地面を蹴り、空を切る音と共にメアを駐車場奥へ吹き飛ばす。衝撃音が鳴り響いたすぐ後、拉げたトラックからメアが光の鎖を周囲に纏わせゆっくりと立ち上がる。
「危ないっと......」
小さく呟き二号に向けて手をかざすと、光の鎖が二号に向かって何本も伸びてゆく。向かってくる二号は壁や天井へ飛び移り光の鎖を避けるが次第に身体を掠めて、纏っている結晶を破壊され左腕を掴まれる。絡みついた光の鎖は四方に向かって伸び二号を空中に拘束した。
「ぐッ!!」
拘束から逃れようともがく二号を見やる。仄かに輝いていた身体の魔法陣は、溢れ出んばかりの閃光で彼女の体を包んでいた。
「あはははは!その程度、氷塊よッ!!」
拘束されていた左腕を氷塊で覆って叩き壊した。左肩から大量に流れる血を止めようと治癒魔法の緑光が放たれる。はるか天井まで雷撃を走らせ轟音とともに、右腕に電気を帯びた氷爪を纏わせるとメア目掛けて飛び掛かり、氷の結晶を発生させながら攻撃を当てようと追い続けていく。
氷爪に引き裂かれた何台ものトラックは電撃により制御を失い暴走し、増え続けていく氷の中に飲み込まれてゆく。次第に氷の塊は二階まで膨れ上がっていった。
「どうした、やり返してこいッ」
「連れの男も言ってたでしょ?お互い戦うために来たわけじゃない......それにあなたの冷気強すぎるよ、寒い」
「はッ!そのまま逃げてみろ、巻き込まれるのはあいつらだけじゃないぞ」
二号が近くの壁へ電撃を流すと、最上階から無人防衛兵器が数十機飛んでくる。電撃を受けた壁からは氷が電気を帯びながら横向きに膨れ上がっていく。二号の周りを巡回しながら、メアへ銃弾を雨のように浴びせる。駐車場内は銃声を響かせるがどれも光の鎖で弾かれ、霧散していく。
「さぁ___」
「___鎖よ」
向かってくる氷塊から大きく飛び退き、二号が声を発するとともに重ねて小さく呟く。呼応するように、周囲から低い鐘の音と共に光の鎖が無数に伸び、再び二号と無人機群の銃撃をものともせずに殺到する。二号は呻きながら鎖を振り払い周囲に雷撃を放ち退けようとするも、すぐに別の鎖がぶつかり瞬く間に二号は鎖で見えない程巻かれてしまう。それと同時に光の鎖が地面へ殺到してゆく。氷を跡形もなく消し、時間を巻き戻す様に傷付いた資材や無人機、壁、取り込まれた兵士達を元に戻していった。
暫く経つと、光の鎖がゆっくりと吸い込まれてゆく。周囲は、傷一つない前の状態に戻っていた。
「......オズのやつ、抑制魔法なんてついてないじゃん」
二号を見やると彼女の左腕は元に戻り、意識を失い倒れていた。肌に施された文様の光は仄暗く明暗を繰り返している。
遠くのオズとミリアの気配も遠ざかっていくのが感じ取れる。図書館側へ二つの気配は向かっているようだ。辺りを見渡し、異常がないことを確認して最上階へ向かって地面を蹴る。周囲に人の気配はなく、打って変わって静けさが戻っている。堂々と技研内へつながる通路を通って行くことが出来た。
「そこの白色髪の小娘、それ以上動くな!」
言動の割にはやや幼さを感じる声。いやいや動けなくしたのは君だろう。心の中で相手に突っ込み、光の先にいる影を見やる。
青髪、暗い青い目、今朝雑誌で見た技研の制服を着た背の高い少女が右手をこちらにかざしたままじっと構えていた。
「___子供の割に、随分魔法の扱いがいいじゃん......冷たっ」
小さく呟き、氷から足を引き抜く。ガリッという鈍い音とともに束縛していた氷は砕け散る。
「おい!動くなと言ってるんだぞ!」
「やだね」
初弾より鋭利な形状の氷塊が飛んでくるが、片手で受け止めて光の鎖を創り出し氷を砕く。声はお互い届いてないが、氷を放ってきた人物は驚いている様子でこちらを伺う。相手からは氷が急に破裂した様に見えているだろう。
氷を放った少女の隣に二人の人影が颯爽と現れる。トラック内で見た兵士と似た装備をしているのが伺えた。
「......子供か?」
「氷塊を粉砕させたんだ、普通じゃない」
少女が手に残る冷気を払いながら二人の兵士に答える。
「この場は二号に任せる......いいか、冷静に対処しろよ」
二号と呼ばれた青髪の少女が、一歩前に出て冷気を身に纏い始める。
周囲を氷の壁が音を立ててせり上がり氷壁で前後を隔て閉じ込められる。それと同時に二号が槍を象った氷の塊を呼び出して素早く突き出す。メアは突き立てられた槍を左手で弾き、柄を叩き割り破片で薙いで距離を取ろうとするが、氷槍を受け止められる。二号の左腕にぶつけた氷が纏わりついて直剣状に変形し、冷気を纏い振るった刃は尋常ではない速さでメアに向けて繰り出される。刀身を伸ばしながら近くのコンクリートを抉っていくが、メアは最小限の動きで避け、二号の攻撃はどれも届くことはなかった。
「お前"あいつ"を何処にやった?」
「そっちこそ、何に使う気なの」
「答えろ、大人しくこの場に戻すんだ」
「いやだ、ね」
答えるとともに二号へ向けて近場の氷塊を蹴り飛ばし、同時に間合いを詰めて手の平を突き出した。風を切る音と共に二号は後ろに吹き飛ばされ、氷壁が跡形もなく崩れて出口の光が辺りを照らす。
「強い___ッ!」
吹き飛ばされ、起き上がろうとする二号の近くへ男が銃を構えて駆け寄る。
「二号、無理はするな、戦闘が目的ではない!」
氷壁を蹴破り駐車場側へ進もうとしたメアへ、二号を引っ張る兵士の牽制で放たれた銃弾が殺到する。しかしどれも着弾する前にメアの張った光の鎖に弾かれ、霧散して消えてしまう。二号はその様子を見て、構えていた拳銃を投げ捨て、拳を氷で包み込み思い切り殴りかかる。
「見たことない魔法だ......!!」
兵士の一人が鎖を模った光の塊を見て呟く。
「このッ___!」
二号がすぐに立ち上がり突撃しようとした瞬間、突然両拳の氷が破裂する。トンネル入り口側から男二人の間を縫って一発、間隔を開けてもう一発、弾丸が二号目掛けて飛んでくる。背後から弾丸を受けた二号の体は大きく吹き飛ぶ。トンネルの先、ずっと先からオズの気配を感じ取るのができた。
「狙撃!ど、どこからだ!!」
「付近には誰もいないぞ......⁉」
もう一人の男が外に小銃を向けて大声で言い放つ。
「狼狽えるな、私は"あれ"を使う......お前らは狙撃手を探せ」
「独断で行動するな!!撤退を___」
「黙れ!雷氷よッ!!」
叱声と共に服の間から見える肌に描かれた文様が青白く脈の様に閃光を放ち始めて、普通の魔法同様の低い鐘の音が鳴る。一層強い冷気と雷を纏いながらトンネル内に電撃を不規則に放ち始め、周囲の電灯や配線が破裂する。見境なく発せられる雷撃の一つが、近くに居た男に直撃。当たった箇所から氷の結晶がゆっくりと肥大化し、電撃で痙攣している男の身体を無理矢理包み込んでいった。
「二重に魔法を扱って、雷から氷が発生するとか......異常すぎ、ほんとに何でもありね」
「ふふ、アハハハ!来いッ!!」
迫る閃光と冷気から飛び退き、光の鎖で壁を作り防御する。鎖で弾いた電撃は、結晶化した氷の上にさらに氷を作り、先程の氷壁よりも分厚く、磁気を帯びながら外への道を塞いでいく。
二号はより一層強い電撃を放ち、氷を鎧の様に覆うと地面を蹴り、空を切る音と共にメアを駐車場奥へ吹き飛ばす。衝撃音が鳴り響いたすぐ後、拉げたトラックからメアが光の鎖を周囲に纏わせゆっくりと立ち上がる。
「危ないっと......」
小さく呟き二号に向けて手をかざすと、光の鎖が二号に向かって何本も伸びてゆく。向かってくる二号は壁や天井へ飛び移り光の鎖を避けるが次第に身体を掠めて、纏っている結晶を破壊され左腕を掴まれる。絡みついた光の鎖は四方に向かって伸び二号を空中に拘束した。
「ぐッ!!」
拘束から逃れようともがく二号を見やる。仄かに輝いていた身体の魔法陣は、溢れ出んばかりの閃光で彼女の体を包んでいた。
「あはははは!その程度、氷塊よッ!!」
拘束されていた左腕を氷塊で覆って叩き壊した。左肩から大量に流れる血を止めようと治癒魔法の緑光が放たれる。はるか天井まで雷撃を走らせ轟音とともに、右腕に電気を帯びた氷爪を纏わせるとメア目掛けて飛び掛かり、氷の結晶を発生させながら攻撃を当てようと追い続けていく。
氷爪に引き裂かれた何台ものトラックは電撃により制御を失い暴走し、増え続けていく氷の中に飲み込まれてゆく。次第に氷の塊は二階まで膨れ上がっていった。
「どうした、やり返してこいッ」
「連れの男も言ってたでしょ?お互い戦うために来たわけじゃない......それにあなたの冷気強すぎるよ、寒い」
「はッ!そのまま逃げてみろ、巻き込まれるのはあいつらだけじゃないぞ」
二号が近くの壁へ電撃を流すと、最上階から無人防衛兵器が数十機飛んでくる。電撃を受けた壁からは氷が電気を帯びながら横向きに膨れ上がっていく。二号の周りを巡回しながら、メアへ銃弾を雨のように浴びせる。駐車場内は銃声を響かせるがどれも光の鎖で弾かれ、霧散していく。
「さぁ___」
「___鎖よ」
向かってくる氷塊から大きく飛び退き、二号が声を発するとともに重ねて小さく呟く。呼応するように、周囲から低い鐘の音と共に光の鎖が無数に伸び、再び二号と無人機群の銃撃をものともせずに殺到する。二号は呻きながら鎖を振り払い周囲に雷撃を放ち退けようとするも、すぐに別の鎖がぶつかり瞬く間に二号は鎖で見えない程巻かれてしまう。それと同時に光の鎖が地面へ殺到してゆく。氷を跡形もなく消し、時間を巻き戻す様に傷付いた資材や無人機、壁、取り込まれた兵士達を元に戻していった。
暫く経つと、光の鎖がゆっくりと吸い込まれてゆく。周囲は、傷一つない前の状態に戻っていた。
「......オズのやつ、抑制魔法なんてついてないじゃん」
二号を見やると彼女の左腕は元に戻り、意識を失い倒れていた。肌に施された文様の光は仄暗く明暗を繰り返している。
遠くのオズとミリアの気配も遠ざかっていくのが感じ取れる。図書館側へ二つの気配は向かっているようだ。辺りを見渡し、異常がないことを確認して最上階へ向かって地面を蹴る。周囲に人の気配はなく、打って変わって静けさが戻っている。堂々と技研内へつながる通路を通って行くことが出来た。
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