勇者としてリトライ

らいすくりーむ

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#7 勇者よ...それでいいのか

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うーん...どれにしよう

今俺は何のクエストを受けようか選んでいる
正直お金には困ってないんだが、名声が欲しい
だって俺身体能力ポンコツだよ?ルルさんはどうか知らないけどさ、俺はほぼ使えない、なら凄腕冒険者とか雇えばいいじゃん的な考えになった

でも凄腕冒険者もポッと出の謎勇者に力を貸すかね?
ルルさんにも知られてなかったし
実力とか、名を挙げた方がいいでしょってことで


初クエストだし、簡単なのにしよっか

☆2  スライムの討伐
タイラー平原にてスライムが大量出現中

3匹討伐
討伐報酬5銅貨

スライムだし、ほぼチュートリアルでしょ
これでいいかな

「ルルさん、スライムの討伐でいいですか?」
「うむ...そうだな、それでいい...そのスライムで私の実力を見せてやろうじゃないか」

非常に頼もしい

パーティ名ルクルクマリスタジオの初戦闘が始まった



~~~~~

...思ったよりデカかったわ、普通に2か3メートルくらいあるじゃねえの?
それに結構いるだけど

「あの、ルルさん、この短剣で倒せますかね?」
「? そんなの私が知るわけないでしょ、初めて魔物と戦うんだよ?」
えっ...そうなの..?

「うん、そうだよ?」
声に出てたか

あ、気づかれた
ポヨンっポヨンと跳ねながらスライムが近づいてくる

「あの、スライム来てますけど」
「ふっ...その短剣で倒せるかわかんないけど、私の魔法で蹴散らしてくれるわっ!」

おおっ!魔法来たっ!

ルルさんは左手を前に出し、その手を支えるように右手を添えて
杖は捨ててた

杖使わないんかい

「ファイヤーボールッ!」

《ファイヤボール》
火属性
初級魔法
因みに初級魔法に詠唱はいらない

手のひらから小さな火の玉が出て、勢いよく飛び出す
その火の玉は近づいてきたスライムに直撃

「見た?この私の火魔法、すごいでしょ」
すごい...すごい!これだよ!これ!
これこそ異世界!
「はい!すごいです!..あれ?」

煙の中から穴の空いたスライムが出てきた

「なっ..!?この私のファイヤボールでも倒れない...だと...!?」

あ、やばい、頼みの綱消えたぞ

「もっ、もっと出せないんですか..?」
「分かってる..ファイヤーボールッ!」
またもや火の玉が出てきてスライムに直撃

「やったか!?」とルルさん

あ、まだ生きてるなこれ
ちゃんとまだ生きてた

けど穴は空いてるし、次で行けるか...?

「ルルさん!あと一発..行けますか?」
「私が1日で使えるファイヤボールの数は5発」
5発?ファイヤボールって初級魔法で...MP消費は少ない...と思うんだけど

「あと3発使えるが...ここで使ったらスライムを5体倒せるか怪しいぞ...まさかここまで強いとは...シュンその短剣で何とかしろ」

もうスライムまでの距離50メートルもないんだけど!
まじか..この短剣でやれるか?ましてや俺が使って

いや、やるしかない...


「やれねぇよぉっ!無理無理!まだ死にたくないですよ俺!」
「あっちょっ!逃げるなシュン!」

うん、逃げた
死にたくないもんだって
ダメージ受けてるとはいえ、1メートルの魔物相手に短剣一つで戦えるか?

多分ここで戦うことを選ぶ人は馬鹿だよ馬鹿
ただの高校生になにが出来んだよ
握力26だぞニジュウロク

その後、追ってきたスライムはルルさんが魔法で倒した、他にスライムが追ってこなかったからよかったー

クエストは失敗した



~~~~~
ギルド内にて、端っこの椅子とテーブルにいる二人

「シュン、弱腰すぎる」
「命を賭けることがどれだけヤバいか知りました」
「魔物倒さないとポイント貰えないんだから強くなんないぞ、あ、そういえば何のスキル持ってるの?」
「《ユウシャ》っいうスキルとk」
「ユウシャなの!?」
「は、はい...」
テーブル越しに顔を近づてけくる
近い..近いよ...女性耐性を持ってない俺にはきつい距離だよ...

「人は見かけによらないとは言うが...」
「馬鹿にしてます?」
「うん、あ、他には?」
「ぼやけてる変なスキルです、それ以外はありません」
「...魔法スキル持ってないの?ユウシャなのに?」
「そういう教えてくれる相手がいなかったので」
「そうか...じゃあこの私が教えてやろう...!」

師匠ができた
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