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12 あら、坊やまともな戦闘は初めて?
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1ヶ月ほど前
スタスタと足音が響く、魔王城
小さな階段を上がった先に居るは、魔王
椅子に座り肘を乗せ、その姿王の如し
小さき魔族は片足の膝を床につけ、片足を曲げ、肘をその足に乗せ、頭を下げ魔王に伝える
「パレダディアにて、ユウシャが出現したと...伝えられました...」
怯えるように声を振るわず
「...現在十天王が一人、ガイアが向かっております」
「ぇ...誰?」
その立ち振る舞いとは思えない気の抜けた声が聞こえる
「あの..?魔王様?」
「...なんでもない、でどのくらいかかる」
「今から1ヶ月ほどで」
「結構かかるのだな」
「はい...かなり遠いですし、馬車で移動するので」
「うむ、あ待って...あぁー!ガイアってあの鬼族のやつか」
「...恐れ入りますが、ガイアは変異ゴブリンです...」
「」
「...あ、あともう一つ、伝言が...」
「なんだ」
「エスターレ寄るからクッキー買ってくるけど魔王様もいる?...と」
「...欲しいと伝えろ」
「了解しました...それではこれで」
「あ、待て...」
~~~~~
グループのランクが上がったので今回は☆4に挑戦してみることに決めた
☆4 ゴブリンの群れの討伐
キタクサン森林にてゴブリンの群れが突如として出現
ゴブリンリーダーも居るので注意したほうがいい
ノーマルゴブリンの数はおよそ20体
リーダーは1体
ゴブリン集団全滅
討伐報酬金貨1枚
ゴブリンだって、弱そうだし簡単に見えるけど、戦いは数だよ兄貴って言うしな、油断はしない
けど、まあアリアさんが居るしなんとかなるだろうとは思っている
しかしここで疑問が出てきた
報酬安くね
命かけてんだぞこちとら
そんで一枚?いつもの宿8泊分、割に合うか?これ
クエスト掲示板見てたら二人が近づいてくる
「ほう、ゴブリン集団の討伐か...いいだろうこの私がそのリーダーとやらを消し炭にしてくれる!」
「頼もしい..です..!」
「そうだな、アリアさんいるしな」
「ん?なんと言った?」
「なんでもないです」
~~~~~
群れを発見したので、草に隠れて様子見
聞いてないぞあんなの、明らかアレがリーダーなのはわかるけどさ、普通のゴブリンの一回りも二回りも大きいじゃねえか、それに木の棍棒に血ついてんぞ
なんだあいつ
それに普通のゴブリンも軽めとは言え武装してんじゃん
ゴブリンなら生身で戦えよ
おいおい待て待てー、行くなよ?特攻すんなよ?
「ワクワク...!」
ワクワクじゃないが、動くなよ..?
アリアさんの魔法あってからだからな?
隣には今からでも特攻してえぜ!って顔のルルさんがいる
その隣には杖を持ちながら目を瞑り、小声で詠唱しているアリアさん
光魔法を放つらしい、期待大、おおっ杖が光ってる光ってる
杖の先端の宝石が光だし
「どうぞ...アリアさん撃ってください」
と声をかける
その言葉を聞いた瞬間
バッと草から体を出し、杖をゴブリンリーダーに向け、振る
「ライトニンアローッ!」
杖の先端から矢印のようなものが射出され、リーダーめがけて一直線
恐ろしく早い矢、俺でなきゃ見逃しちゃうね
光り輝いた矢はリーダーの体を突き抜けた、が止まらずに後ろのゴブリン2体倒した後木もどんどん倒れていき、3番倒れたところでフッと消える
「あっ!私のリーダーが取られた!」
呆然とするゴブリンと俺
空気を読まずに発言するルルさん
ふーっと息を吐くアリアさん
前にぶっ倒れるリーダー
ダンっ!
その音と同時に声を上げてゴブリンが近づいてくる
「キヤーーーッ!!(リーダーの仇ーッ!)」
「キャキャーッキャ!(殺す殺そう殺しましょう)」
「キャーキャ!(あなた...覚悟して来てる人...ですよね)」
すかさず俺も短剣を取り出し、こうでいいのかわからんが構えをとる
一歩後ろに行ったアリアさんが素早く詠唱を唱え
「MP増加ッ..!」
俺とルルさんの体が光り、魔力に満ちるぜ
「リーダー取ったの許さん」
ルルさん...杖は何処へ?地面か...
「ファイヤーボールッ!」
手を突き出し、一体のゴブリン目掛けて発射
群れなら強いゴブリンも一体なら☆1 クラスよ
と思っていたが...
「...ヤルジャナイカ、ニンゲン」
そう煙の中から聞こえてくる
カタコトだが人間語だ、誰..?いや、ゴブリンか..
煙から見えてきたのは、腕につけてある盾を構え、他のゴブリンを守っている、言うならば、剣士ゴブリンがいた
棍棒じゃなくて剣...か
ここはアリア先生の出番だな
「オヤジガ、ヤラレルトハ」
構えながらリーダーの亡骸を見るゴブリン
「何者だ..!ただのゴブリンじゃないな...!」
こっちを見てゴブリンは言う
「オレハ、ゴブリンノ、ヘンイタイダ、ナマエハ...リガルダ」
「そうか、変異体...俺はシュンだ」
「あのゴブリンさんどこかで...」
アリアさんが呟く
「ユウシャノ...ン?...ヒトリタリナイ...?マア、イイカ」
そう言ってリガルは俺...ではなく隣のアリアに猪突猛進
距離は少しある、よし、こう...魔力を手に...よし、くらえッ!
「トップウッ!」
俺は習ったばかりの風魔法 《トップウ》を使う
手から出された風はリガルを吹き飛ば...されなかった
飛んでかわしたよ...凄い身体能力だ...
あ、まずい...!ちょっとー?ノーマルゴブリン十体こっち来たんですけど!?
スタスタと足音が響く、魔王城
小さな階段を上がった先に居るは、魔王
椅子に座り肘を乗せ、その姿王の如し
小さき魔族は片足の膝を床につけ、片足を曲げ、肘をその足に乗せ、頭を下げ魔王に伝える
「パレダディアにて、ユウシャが出現したと...伝えられました...」
怯えるように声を振るわず
「...現在十天王が一人、ガイアが向かっております」
「ぇ...誰?」
その立ち振る舞いとは思えない気の抜けた声が聞こえる
「あの..?魔王様?」
「...なんでもない、でどのくらいかかる」
「今から1ヶ月ほどで」
「結構かかるのだな」
「はい...かなり遠いですし、馬車で移動するので」
「うむ、あ待って...あぁー!ガイアってあの鬼族のやつか」
「...恐れ入りますが、ガイアは変異ゴブリンです...」
「」
「...あ、あともう一つ、伝言が...」
「なんだ」
「エスターレ寄るからクッキー買ってくるけど魔王様もいる?...と」
「...欲しいと伝えろ」
「了解しました...それではこれで」
「あ、待て...」
~~~~~
グループのランクが上がったので今回は☆4に挑戦してみることに決めた
☆4 ゴブリンの群れの討伐
キタクサン森林にてゴブリンの群れが突如として出現
ゴブリンリーダーも居るので注意したほうがいい
ノーマルゴブリンの数はおよそ20体
リーダーは1体
ゴブリン集団全滅
討伐報酬金貨1枚
ゴブリンだって、弱そうだし簡単に見えるけど、戦いは数だよ兄貴って言うしな、油断はしない
けど、まあアリアさんが居るしなんとかなるだろうとは思っている
しかしここで疑問が出てきた
報酬安くね
命かけてんだぞこちとら
そんで一枚?いつもの宿8泊分、割に合うか?これ
クエスト掲示板見てたら二人が近づいてくる
「ほう、ゴブリン集団の討伐か...いいだろうこの私がそのリーダーとやらを消し炭にしてくれる!」
「頼もしい..です..!」
「そうだな、アリアさんいるしな」
「ん?なんと言った?」
「なんでもないです」
~~~~~
群れを発見したので、草に隠れて様子見
聞いてないぞあんなの、明らかアレがリーダーなのはわかるけどさ、普通のゴブリンの一回りも二回りも大きいじゃねえか、それに木の棍棒に血ついてんぞ
なんだあいつ
それに普通のゴブリンも軽めとは言え武装してんじゃん
ゴブリンなら生身で戦えよ
おいおい待て待てー、行くなよ?特攻すんなよ?
「ワクワク...!」
ワクワクじゃないが、動くなよ..?
アリアさんの魔法あってからだからな?
隣には今からでも特攻してえぜ!って顔のルルさんがいる
その隣には杖を持ちながら目を瞑り、小声で詠唱しているアリアさん
光魔法を放つらしい、期待大、おおっ杖が光ってる光ってる
杖の先端の宝石が光だし
「どうぞ...アリアさん撃ってください」
と声をかける
その言葉を聞いた瞬間
バッと草から体を出し、杖をゴブリンリーダーに向け、振る
「ライトニンアローッ!」
杖の先端から矢印のようなものが射出され、リーダーめがけて一直線
恐ろしく早い矢、俺でなきゃ見逃しちゃうね
光り輝いた矢はリーダーの体を突き抜けた、が止まらずに後ろのゴブリン2体倒した後木もどんどん倒れていき、3番倒れたところでフッと消える
「あっ!私のリーダーが取られた!」
呆然とするゴブリンと俺
空気を読まずに発言するルルさん
ふーっと息を吐くアリアさん
前にぶっ倒れるリーダー
ダンっ!
その音と同時に声を上げてゴブリンが近づいてくる
「キヤーーーッ!!(リーダーの仇ーッ!)」
「キャキャーッキャ!(殺す殺そう殺しましょう)」
「キャーキャ!(あなた...覚悟して来てる人...ですよね)」
すかさず俺も短剣を取り出し、こうでいいのかわからんが構えをとる
一歩後ろに行ったアリアさんが素早く詠唱を唱え
「MP増加ッ..!」
俺とルルさんの体が光り、魔力に満ちるぜ
「リーダー取ったの許さん」
ルルさん...杖は何処へ?地面か...
「ファイヤーボールッ!」
手を突き出し、一体のゴブリン目掛けて発射
群れなら強いゴブリンも一体なら☆1 クラスよ
と思っていたが...
「...ヤルジャナイカ、ニンゲン」
そう煙の中から聞こえてくる
カタコトだが人間語だ、誰..?いや、ゴブリンか..
煙から見えてきたのは、腕につけてある盾を構え、他のゴブリンを守っている、言うならば、剣士ゴブリンがいた
棍棒じゃなくて剣...か
ここはアリア先生の出番だな
「オヤジガ、ヤラレルトハ」
構えながらリーダーの亡骸を見るゴブリン
「何者だ..!ただのゴブリンじゃないな...!」
こっちを見てゴブリンは言う
「オレハ、ゴブリンノ、ヘンイタイダ、ナマエハ...リガルダ」
「そうか、変異体...俺はシュンだ」
「あのゴブリンさんどこかで...」
アリアさんが呟く
「ユウシャノ...ン?...ヒトリタリナイ...?マア、イイカ」
そう言ってリガルは俺...ではなく隣のアリアに猪突猛進
距離は少しある、よし、こう...魔力を手に...よし、くらえッ!
「トップウッ!」
俺は習ったばかりの風魔法 《トップウ》を使う
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