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#15 魔王倒すとか無理ゲー
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魔王城、十天王会議室
十人の席が長い円を書くように配置されている
そこに空席が一つ、ガイアの席だ
真っ暗な部屋の中、会議が始まるッ!
「ガイア、勝てるかなぁ...」獣人族
「負けたら殺す、そう言っといたわ」悪魔
「クッキー食べたいもんね」大狼族
「奴は固有スキルは強い、大丈夫であろう」鬼族
「あぁー、確か《ブンシン》だっけ?それにガイちゃん結構姑息だし、なんだかんだ帰ってくるかー」吸血族
「私達が心配しても仕方ないよー、結局ガイアさんの力次第だよー」エルフ
「ふっ...奴は十天王の中でも最弱...」魔人族
「ハラ...ヘッタ」オーク
「あの、お菓子作ったんですけど食べます?」水蓮種
オーク以外の魔族はしっかり見た目は人間であった、個性ある奴もいるけど
ガサガサ...コトッと音が鳴る
「見えねぇよ」鬼族
「あ、今つけますね」水蓮種は立ち上がり、電気のスイッチを押す
「あぁー、雰囲気がぁ...」吸血族
テーブルに見えたのは木のお皿に盛り付けされた、紫の...液体と個体の中間みたいな、変なやつが置かれた、動いてるよこれ
「ォォガァァッ!!!」お菓子
「何これ」大狼族
「あの...その...ポテトチップス..を...」水蓮種
「」
静かな部屋の中、お菓子の声だけが鳴り響く
その様子に食いしん坊なオークでさえも、手をつけなかった
その後も、誰も手をつけずに会議の時間が終わる
~~~~~
へい!今日はイかれた友達を紹介するZE!
ギルドで出会ったトサカのにーちゃん!
今では友達として愚痴を聞いたり聞かれたらする仲だぜ!
愛称はトサカだぜ!
トサカは冒険者としては、良く言えば何でもできるぜ!悪く言えば器用貧乏だぜ!
...疲れるからこの喋り方やめる
トサカとはこの前一緒にクエスト受けたんだ、あ、けどパーティとかじゃなくて一時的に協力した感じね
それで受けたクエストは☆1のスライム一体倒すだけのやつ
俺としてはトップウでも倒せたし、簡単だったから良かったんだけど
トサカはそんなんでいいの?ってタイラー平原でスライム倒しながら聞いたら
「ああ、俺は冒険者として登録はされてるけど、本業があるからな、趣味だよ趣味」
「何?何してんの?」
「人形を作る工場で社長やってる」
「シャチョサンなの?すご...結構売れてる感じ?」
「まあな、そこそこ...」
ちょくちょく魔法を唱えながら会話をする
そんな感じ
で、トサカは酒癖が悪すぎる、この前、夜ギルドで仲間とご飯食べてたら
「よーぉ!シュンものめよぉ!」
と言って口にお酒を流し込まれたことも
味はよくわかんなかった、何のお酒かはわからない、不味いというよりか口に合わないんだなって思った
まあ、そんなわけで酒癖が悪い社長がトサカです
その他にもいるけど長くなりそうなので、簡潔に
マリマリちゃん、ギルドの看板娘、年が近いってことで少しだけ話したことある、かわいい
サンド、しっかりやってる冒険者仲間、俺と同じ魔法剣士的な人、パーティランクは中級行ってる、凄い、水魔法の派生氷魔法を使える、砂使えよ
カティー、冒険者仲間、魔術師、火属性の中級魔法を扱える、サンドのパーティの人、女性
バイス、冒険者仲間、俺と同じように弱い、けど俺よりは強い、頼りになんないし、使えないけど、信用してる奴、俺のことを勇者って聞いて「ふーん」で返した奴
因みに、まだ仲間とこいつにしか勇者であると言ってない
デバン・ナスィ、ここに来たばっかの時に結構話してた冒険者仲間、家が裕福、今はもう遠くの土地で彼女と仲良くやってる、彼女はケコンサギーさん
ルーデンベウスさん、アリアさんが通っているパレダディアにあるアリエル教の教会にいる、神父さん
アリアさんの義父らしい
と、まあ他にも冒険者仲間はいるけど、こんな感じ
そんなこんなで今日も今日とてギルドの端っこで三人で会議してたわけですよ
「ゴブリンに殺されそうになったよね俺」
「そうですね...」
「生きてんじゃん、ならセーフ」
「俺たち...魔王倒せると思う?」
「」
「」
「なんか言ってくれ...」
あ、俺敬語とか全部やめることにしたよ
「アリアは魔王と戦える力持ってるけど、俺たちは...さ?」
「私は上級魔法使える」
「使えないし、お前はそれ以外に何がある」
ルルは固まった、石化魔法でもくらったのかも知れない
「正直、アリアのような優秀な人をこんなクソパーティに居させていいのかと思ったんだよ」
「私としては...このパーティ...いいですよ..?」
「なんかもっと活躍できる場があるじゃん?僧侶ってサポートメインのはずなのに、メインアタッカーがアリアですよ、このパーティ」
「けど私は...このパーティが..いいです...好きだから...」
そこまで言われたら...
「...俺も...頑張るかぁ」
「私は...他...他にも...ある...ある..もん...」
あ、泣いちゃった...
「あの、ごめん、言い過ぎた」
その時バンッ!とギルドの扉が開かれる
騎士?とローブが合計十人...
ん?あ、あー、あの王様のところの奴らだ
そのまま俺に目を向けて近づいてくる
後ろ檻あるし、何かいない?
「国王様より贈り物だ、手紙もある、読む」
「は、はい...」
「頑張ってる?今日はお主に使える仲間を上げるよー、結構強いよ、あ、けどけど、我でも制御出来ない獣人族だよ、言うこと聞かせられるようにがんば、との事です、それでは私たちはこれで、こちらが檻の鍵です」
仲間?檻?獣人?頭混乱
「ユウ...シャ...」
鍵を受け取り、その場に残された檻の中には俺をガン見してくる猫耳少年がいた
十人の席が長い円を書くように配置されている
そこに空席が一つ、ガイアの席だ
真っ暗な部屋の中、会議が始まるッ!
「ガイア、勝てるかなぁ...」獣人族
「負けたら殺す、そう言っといたわ」悪魔
「クッキー食べたいもんね」大狼族
「奴は固有スキルは強い、大丈夫であろう」鬼族
「あぁー、確か《ブンシン》だっけ?それにガイちゃん結構姑息だし、なんだかんだ帰ってくるかー」吸血族
「私達が心配しても仕方ないよー、結局ガイアさんの力次第だよー」エルフ
「ふっ...奴は十天王の中でも最弱...」魔人族
「ハラ...ヘッタ」オーク
「あの、お菓子作ったんですけど食べます?」水蓮種
オーク以外の魔族はしっかり見た目は人間であった、個性ある奴もいるけど
ガサガサ...コトッと音が鳴る
「見えねぇよ」鬼族
「あ、今つけますね」水蓮種は立ち上がり、電気のスイッチを押す
「あぁー、雰囲気がぁ...」吸血族
テーブルに見えたのは木のお皿に盛り付けされた、紫の...液体と個体の中間みたいな、変なやつが置かれた、動いてるよこれ
「ォォガァァッ!!!」お菓子
「何これ」大狼族
「あの...その...ポテトチップス..を...」水蓮種
「」
静かな部屋の中、お菓子の声だけが鳴り響く
その様子に食いしん坊なオークでさえも、手をつけなかった
その後も、誰も手をつけずに会議の時間が終わる
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へい!今日はイかれた友達を紹介するZE!
ギルドで出会ったトサカのにーちゃん!
今では友達として愚痴を聞いたり聞かれたらする仲だぜ!
愛称はトサカだぜ!
トサカは冒険者としては、良く言えば何でもできるぜ!悪く言えば器用貧乏だぜ!
...疲れるからこの喋り方やめる
トサカとはこの前一緒にクエスト受けたんだ、あ、けどパーティとかじゃなくて一時的に協力した感じね
それで受けたクエストは☆1のスライム一体倒すだけのやつ
俺としてはトップウでも倒せたし、簡単だったから良かったんだけど
トサカはそんなんでいいの?ってタイラー平原でスライム倒しながら聞いたら
「ああ、俺は冒険者として登録はされてるけど、本業があるからな、趣味だよ趣味」
「何?何してんの?」
「人形を作る工場で社長やってる」
「シャチョサンなの?すご...結構売れてる感じ?」
「まあな、そこそこ...」
ちょくちょく魔法を唱えながら会話をする
そんな感じ
で、トサカは酒癖が悪すぎる、この前、夜ギルドで仲間とご飯食べてたら
「よーぉ!シュンものめよぉ!」
と言って口にお酒を流し込まれたことも
味はよくわかんなかった、何のお酒かはわからない、不味いというよりか口に合わないんだなって思った
まあ、そんなわけで酒癖が悪い社長がトサカです
その他にもいるけど長くなりそうなので、簡潔に
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バイス、冒険者仲間、俺と同じように弱い、けど俺よりは強い、頼りになんないし、使えないけど、信用してる奴、俺のことを勇者って聞いて「ふーん」で返した奴
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ルーデンベウスさん、アリアさんが通っているパレダディアにあるアリエル教の教会にいる、神父さん
アリアさんの義父らしい
と、まあ他にも冒険者仲間はいるけど、こんな感じ
そんなこんなで今日も今日とてギルドの端っこで三人で会議してたわけですよ
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「そうですね...」
「生きてんじゃん、ならセーフ」
「俺たち...魔王倒せると思う?」
「」
「」
「なんか言ってくれ...」
あ、俺敬語とか全部やめることにしたよ
「アリアは魔王と戦える力持ってるけど、俺たちは...さ?」
「私は上級魔法使える」
「使えないし、お前はそれ以外に何がある」
ルルは固まった、石化魔法でもくらったのかも知れない
「正直、アリアのような優秀な人をこんなクソパーティに居させていいのかと思ったんだよ」
「私としては...このパーティ...いいですよ..?」
「なんかもっと活躍できる場があるじゃん?僧侶ってサポートメインのはずなのに、メインアタッカーがアリアですよ、このパーティ」
「けど私は...このパーティが..いいです...好きだから...」
そこまで言われたら...
「...俺も...頑張るかぁ」
「私は...他...他にも...ある...ある..もん...」
あ、泣いちゃった...
「あの、ごめん、言い過ぎた」
その時バンッ!とギルドの扉が開かれる
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ん?あ、あー、あの王様のところの奴らだ
そのまま俺に目を向けて近づいてくる
後ろ檻あるし、何かいない?
「国王様より贈り物だ、手紙もある、読む」
「は、はい...」
「頑張ってる?今日はお主に使える仲間を上げるよー、結構強いよ、あ、けどけど、我でも制御出来ない獣人族だよ、言うこと聞かせられるようにがんば、との事です、それでは私たちはこれで、こちらが檻の鍵です」
仲間?檻?獣人?頭混乱
「ユウ...シャ...」
鍵を受け取り、その場に残された檻の中には俺をガン見してくる猫耳少年がいた
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