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第五章 四種族対立編
神龍 レイ・フェイロック
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ベルフォールの城の一室。
豪奢なシャンデリアの下、メイドたちが忙しく動き回っている。
「いきなり押し掛けて料理作ってもらって……なんか悪いな」
「突然の来客なんて王城じゃ日常茶飯事だろ。気にする事ないぞ」
ジュリアがワイングラス片手に笑い飛ばすが、これは王族と平民の意識の差だ。
どれだけ城に世話になっても、オレの根底にある平民意識が、どうしても恐縮してしまう。
部屋の中央にある長いテーブルには、大皿に盛られた様々な料理が並んでいる。それを各々が皿に取り分けて食べるビュッフェ形式だ。
コース料理でかしこまるより、オレたちにはこういう形式の方が合っている。シャルロット女王が気を使ってくれたんだろう。
「てか、ラファちゃんから通信を貰ったのが四日前で、もう着いてるって早くない? 通信入れてすぐに出たの?」
ローストビーフを頬張りながら、女王が不思議そうに尋ねる。
「いや、出たのは一昨日です。レトルコメルスに一泊して、さっきここに着きました」
「えっ、一昨日?」
女王は一瞬首を傾げたが、すぐに合点がいった様にポンと手を打った。
「あぁ! もしかしてみんな『自然エネルギーの体内増幅』を習得したの?」
「あぁ、こないだお祖父ちゃんから教わったんだ」
「そかそか、あれを練気に混ぜたらあの速さだもんね、納得」
「女王はもう使ってるんですか?」
「うん、やってみたょ。でも呼吸が出来ないから、顔の前に守護術張ったでしょ?」
オレは苦笑して頷く。
エミリーがいなかったら、多分オレ達そこに行き着く前に窒息してたな……。
「明日は神龍の思念を見に行くんでしょ? ゼウスの思念の話は、その後まとめてするってラファちゃんは通信で言ってたけど」
「そうだな。今回はそのために来た」
ジュリアが頷く。
「そかそか。んじゃ明日も宴会の準備しなきゃだね」
「良いんですか……? 連日申し訳ないですが」
「問題ないょ! ウチらも宴会したくてウズウズしてるんだから。宴会三昧してたって、魔族達にビクビクしてたって、五年後は来るんだからさ。楽しんでた方がいいっしょ?」
女王があっけらかんと言う。
その通りだ。周りをみると、皆の顔が綻んでいる。
この国は、二人の王のこの「ゆるい」けれど芯のある性格で上手く治められているんだろう。税金を取らなくても各町から寄付金が集まる程だ。国民からどれだけ愛されているかが分かる。
「とりあえず楽しんで帰ってょ! 城下も行ったことないとこいっぱいあるでしょ?」
「そうだな、ソフィア。明後日にでも出かけるか」
父さんが母さんに提案する。
「そうね。武術ばっかじゃね……十五年間を取り戻さないとね」
母さんも嬉しそうに頷く。
確かに、オレもこの街の北や東エリアには行ったことがない。少しゆっくり過ごすとしよう。
美味い食事と美味い酒、そして気心知れたメンバーとの会話。
宴は夜遅くまで続いた。
◇◇◇
翌朝。
オーベルジュ城で朝食を頂いた。給仕をしてくれるリナさんたちとも、すっかり顔なじみだ。
各自準備を終え、門前に集合した。
二人の王も来ている。何があるか分からない、全員がフル装備で武装済みだ。
「揃ったな。では、ひとっ飛びで行くとしよう」
里長の号令で、全員が空へ舞い上がる。
西門から飛び出し、かつて『ニーズヘッグ』が生息していた山の山頂を目指す。
SSSランクの狩猟者が全員集合だ。しかも里長と父さん母さんまでいる。
もう何が出てきても問題ない、過剰戦力にも程がある布陣だ。
パラメオント山脈に連なる険しい岩山の一つ。あの化物を倒したのは、今となってはいい思い出だ。
山頂付近に降り立ち、周辺を見渡すと、探すまでもなく岩肌にぽっかりと空いた横穴を見つけた。
岩山を綺麗にくり抜いたような洞窟で、島の祠のような装飾は無く、自然の穴に見えなくもない。
「ニーズヘッグ倒すのに精一杯で、こんな穴、気づかなかったな……」
「そうだね、倒した後もヘトヘトだったもんね……」
トーマスと顔を見合わせる。
中に魔物の気配は無い。オレを先頭に、火魔法で中を照らしながら進む。
洞窟はそこまで深くなく、少し進むと行き止まりになり、そこに四つの窪みがある石の台座が鎮座していた。
「これですね。……左下が緑色に染まってます」
仄かに発光する窪みを指差す。
「龍族の元の国は大陸の南西だ。おそらく、各種族が生まれ落ちた位置を表してるんですね」
オレは異空間収納から『翠の宝玉』を取り出し、緑色に染まった窪みに慎重に嵌め込んだ。
カチリ。
瞬間、辺りが鮮烈な緑色の光に包まれた。
光の粒子が集束し、台座の上に一人の老人が浮かび上がる。
黒い長髪を高い位置で束ね、威厳のある顔立ち。そしてその双眸は、神族と同じ神秘的な青紫色を湛えている。
なんだ? ゼウスの時と様子が違う。
映像のような透明感が無い。そこに「在る」という圧倒的な存在感。
神龍レイであろうその人物は、不思議そうに自分の両手を見た後、ゆっくりと視線を下げ、オレたちを見回した。
ゼウスの思念の様に透けていない。そこに質量を感じる。
「まさか……思念ではなく、実体なのか……?」
里長が驚愕の声を漏らす。
老人の目が、オレたちの黒髪を捉えた。
「……その黒髪……青い目……。其方らは、まさか下界の民か?」
重厚な、しかしどこか温かみのある声が鼓膜を震わせる。
録音された言葉じゃない。会話が成立している。
「お主は……儂らの創造主である神龍レイ、ということか……?」
里長が震える声で問う。
神龍は信じられないといった表情で皆の顔を順に見ている。今、自分に起こっている事態を確認しているんだろう。もちろん、呼び出したオレたちも何が起こっているのか分かっていない。
その老人は台座の上に浮いていたが、音もなく、ゆっくりと地面に降り立った。
足が地面を踏む音が、静寂に響く。
「いかにも。某は『レイ・フェイロック』だ。かつて神龍と呼ばれていた者だ。……黒い髪の三人は、龍族か……?」
「……はい。儂は龍族の長、クリカラ・フェイロックと申します。こやつらは儂の息子と孫です」
里長が膝をつき、頭を下げる。オレたちも慌ててそれに倣う。
「敬意など不要。某は創造主であるからと言うて、其方らを下に見る事はしたくない。……それには、もう懲りた」
神龍レイの言葉には、深い悔恨と悲哀が滲んでいた。
「では、遠慮なく……」
里長が顔を上げる。
ゼウスの時とは違い、目の前には生きた伝説がいる。こんな暗い洞窟で立ち話をするような相手じゃない。
オレは急いで宝玉を回収し、二人の王の提案で、とりあえず城に戻って話をすることになった。
豪奢なシャンデリアの下、メイドたちが忙しく動き回っている。
「いきなり押し掛けて料理作ってもらって……なんか悪いな」
「突然の来客なんて王城じゃ日常茶飯事だろ。気にする事ないぞ」
ジュリアがワイングラス片手に笑い飛ばすが、これは王族と平民の意識の差だ。
どれだけ城に世話になっても、オレの根底にある平民意識が、どうしても恐縮してしまう。
部屋の中央にある長いテーブルには、大皿に盛られた様々な料理が並んでいる。それを各々が皿に取り分けて食べるビュッフェ形式だ。
コース料理でかしこまるより、オレたちにはこういう形式の方が合っている。シャルロット女王が気を使ってくれたんだろう。
「てか、ラファちゃんから通信を貰ったのが四日前で、もう着いてるって早くない? 通信入れてすぐに出たの?」
ローストビーフを頬張りながら、女王が不思議そうに尋ねる。
「いや、出たのは一昨日です。レトルコメルスに一泊して、さっきここに着きました」
「えっ、一昨日?」
女王は一瞬首を傾げたが、すぐに合点がいった様にポンと手を打った。
「あぁ! もしかしてみんな『自然エネルギーの体内増幅』を習得したの?」
「あぁ、こないだお祖父ちゃんから教わったんだ」
「そかそか、あれを練気に混ぜたらあの速さだもんね、納得」
「女王はもう使ってるんですか?」
「うん、やってみたょ。でも呼吸が出来ないから、顔の前に守護術張ったでしょ?」
オレは苦笑して頷く。
エミリーがいなかったら、多分オレ達そこに行き着く前に窒息してたな……。
「明日は神龍の思念を見に行くんでしょ? ゼウスの思念の話は、その後まとめてするってラファちゃんは通信で言ってたけど」
「そうだな。今回はそのために来た」
ジュリアが頷く。
「そかそか。んじゃ明日も宴会の準備しなきゃだね」
「良いんですか……? 連日申し訳ないですが」
「問題ないょ! ウチらも宴会したくてウズウズしてるんだから。宴会三昧してたって、魔族達にビクビクしてたって、五年後は来るんだからさ。楽しんでた方がいいっしょ?」
女王があっけらかんと言う。
その通りだ。周りをみると、皆の顔が綻んでいる。
この国は、二人の王のこの「ゆるい」けれど芯のある性格で上手く治められているんだろう。税金を取らなくても各町から寄付金が集まる程だ。国民からどれだけ愛されているかが分かる。
「とりあえず楽しんで帰ってょ! 城下も行ったことないとこいっぱいあるでしょ?」
「そうだな、ソフィア。明後日にでも出かけるか」
父さんが母さんに提案する。
「そうね。武術ばっかじゃね……十五年間を取り戻さないとね」
母さんも嬉しそうに頷く。
確かに、オレもこの街の北や東エリアには行ったことがない。少しゆっくり過ごすとしよう。
美味い食事と美味い酒、そして気心知れたメンバーとの会話。
宴は夜遅くまで続いた。
◇◇◇
翌朝。
オーベルジュ城で朝食を頂いた。給仕をしてくれるリナさんたちとも、すっかり顔なじみだ。
各自準備を終え、門前に集合した。
二人の王も来ている。何があるか分からない、全員がフル装備で武装済みだ。
「揃ったな。では、ひとっ飛びで行くとしよう」
里長の号令で、全員が空へ舞い上がる。
西門から飛び出し、かつて『ニーズヘッグ』が生息していた山の山頂を目指す。
SSSランクの狩猟者が全員集合だ。しかも里長と父さん母さんまでいる。
もう何が出てきても問題ない、過剰戦力にも程がある布陣だ。
パラメオント山脈に連なる険しい岩山の一つ。あの化物を倒したのは、今となってはいい思い出だ。
山頂付近に降り立ち、周辺を見渡すと、探すまでもなく岩肌にぽっかりと空いた横穴を見つけた。
岩山を綺麗にくり抜いたような洞窟で、島の祠のような装飾は無く、自然の穴に見えなくもない。
「ニーズヘッグ倒すのに精一杯で、こんな穴、気づかなかったな……」
「そうだね、倒した後もヘトヘトだったもんね……」
トーマスと顔を見合わせる。
中に魔物の気配は無い。オレを先頭に、火魔法で中を照らしながら進む。
洞窟はそこまで深くなく、少し進むと行き止まりになり、そこに四つの窪みがある石の台座が鎮座していた。
「これですね。……左下が緑色に染まってます」
仄かに発光する窪みを指差す。
「龍族の元の国は大陸の南西だ。おそらく、各種族が生まれ落ちた位置を表してるんですね」
オレは異空間収納から『翠の宝玉』を取り出し、緑色に染まった窪みに慎重に嵌め込んだ。
カチリ。
瞬間、辺りが鮮烈な緑色の光に包まれた。
光の粒子が集束し、台座の上に一人の老人が浮かび上がる。
黒い長髪を高い位置で束ね、威厳のある顔立ち。そしてその双眸は、神族と同じ神秘的な青紫色を湛えている。
なんだ? ゼウスの時と様子が違う。
映像のような透明感が無い。そこに「在る」という圧倒的な存在感。
神龍レイであろうその人物は、不思議そうに自分の両手を見た後、ゆっくりと視線を下げ、オレたちを見回した。
ゼウスの思念の様に透けていない。そこに質量を感じる。
「まさか……思念ではなく、実体なのか……?」
里長が驚愕の声を漏らす。
老人の目が、オレたちの黒髪を捉えた。
「……その黒髪……青い目……。其方らは、まさか下界の民か?」
重厚な、しかしどこか温かみのある声が鼓膜を震わせる。
録音された言葉じゃない。会話が成立している。
「お主は……儂らの創造主である神龍レイ、ということか……?」
里長が震える声で問う。
神龍は信じられないといった表情で皆の顔を順に見ている。今、自分に起こっている事態を確認しているんだろう。もちろん、呼び出したオレたちも何が起こっているのか分かっていない。
その老人は台座の上に浮いていたが、音もなく、ゆっくりと地面に降り立った。
足が地面を踏む音が、静寂に響く。
「いかにも。某は『レイ・フェイロック』だ。かつて神龍と呼ばれていた者だ。……黒い髪の三人は、龍族か……?」
「……はい。儂は龍族の長、クリカラ・フェイロックと申します。こやつらは儂の息子と孫です」
里長が膝をつき、頭を下げる。オレたちも慌ててそれに倣う。
「敬意など不要。某は創造主であるからと言うて、其方らを下に見る事はしたくない。……それには、もう懲りた」
神龍レイの言葉には、深い悔恨と悲哀が滲んでいた。
「では、遠慮なく……」
里長が顔を上げる。
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