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第六章 四種族大戦編
ジュリア VS サラン
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魔王マモンと魔神ルシフェルは、まだ動いていない様だ。
ユーゴはトーマスと共に魔神ルシフェルの方に飛んだ。アタシはエミリーと共に、アレクサンドの魔力を探っている。
魔力が近い。抑えようともしていない。
奴の傲慢さだ。その鼻っ柱、へし折ってやるよ。
こちらから探さなくとも、適当に敵軍に攻撃をすれば出てくるだろう。鬼族共は的が大きくていい。
まずは挨拶がわりに、愛用のツヴァイハンダーで魔法剣技だ。
『魔法剣技 横薙一閃!』
聯気で更にパワーアップした魔法剣技が、唸りを上げて敵軍に飛んでいく。
ユーゴ達に「もはや兵器だ」とドン引きされた、アタシの渾身の一発だ。
『守護術 堅固な城壁』
だが、アタシの斬撃は、突如現れた光の障壁に阻まれ、火花を散らして霧散した。
障壁の向こうには、アレクサンドと、一人の女が立っていた。
「ほぅ……良い剣技だね。ナメてたよ、ジュリエット」
アレクサンドが嘲るように笑う。
アタシの後ろにはエミリーがついている。彼女の慧眼があれば、こいつの眼の力も怖くない。
「ふん。アンタの相手はアタシじゃないよ。エミリーを舐めない事だね」
「では、あなたはわたくしが相手して差し上げましょうかしら」
ダークブラウンのロングヘアーをなびかせた女が、優雅に前に出た。手には鋭利な双剣を持っている。
アイツが例の、パク一族の女か。
「そんなに大きな剣で、わたくしの相手をしようと? 品がありませんわね」
「まぁ、どっちでもいいんだけどな。どうせなら良い刀を使おうか」
アタシはツヴァイハンダーを異空間に放り込み、代わりに一振りの刀を抜いた。
龍王の第一夫人の形見、『凛花』。
すらりと長い刀身が、陽光を受けて煌めく。
「なるほど、良い刀をお持ちのようで」
「アンタもな。そんな禍々しい双剣、見たこともないよ」
アタシには『予見眼』がある。少し先の未来が見えるこの眼があれば、この仙人に負ける事は万一にも無い。
ただ、一人でアタシの相手をしようとするくらいだ。サランと言ったか、こいつも眼の力を持っている可能性は高い。この魔力の質だ、かなりの使い手である事は間違いない。
刀を正眼に構え、じっと相手を見据える。
でも、おかしい……なんでコイツの動く方向が視えない……?
いや、動く気がないのか……?
その時だった。
目の前のサランの姿はそのままに、アタシが攻撃される未来が視えた。
ガギィッ!
咄嗟に守護術と刀でその斬撃をいなす。
サランは一定の距離を置き、意外そうな顔で小首をかしげた。
「あら、終わりだと思いましたのに。なかなか良さそうな眼の力をお持ちのようですわ」
「ふん、アタシを一撃で殺ろうなんて随分傲慢なんだな」
精一杯平常心を装って憎まれ口を叩く。
だが、内心は冷や汗ものだ。
何だ……今……。
正対していたのに、いきなり横から斬撃が飛んできた。間違いなく目の前にいたのに……瞬間移動でもしたのか?
こうなれば先制攻撃だ。受けに回るのは性に合わない。
サランは双剣を構えもしない。
動く気も攻撃する気も無いのは、さっきと同じだ。余裕ぶっこきやがって。
『剣技 朧』
純粋な気力のみで空を翔けるほどに高めた聯気を纏い、地を強く蹴る。
残像すら置き去りにする神速で、サランの間合いに侵入し、袈裟懸けに斬り下ろす。
サランはアタシの動きについて来れない。
手応えあり。右肩から真っ二つにしたと思った――しかし。
スカッ。
全く手応え無く、刀がすり抜けた。
幻影か!?
そして次の瞬間、殺気が肌を刺す。
斬り伏せたと思った気の緩みから反応が遅れた。
奴の双剣が、死角からアタシの右腕を斬りつけた。
「ぐっ……!」
「やりますわね。確実に首を落としたと思いましたのに」
「こっちのセリフだ。どんなトリックだよ」
大丈夫だ、傷は浅い。
守護術を突破して傷つけられた。舐めていた訳ではないが、こいつは危険だ。最大の警戒をするべきだ。
相手はスピードタイプ。ヒットアンドアウェイで、こちらの攻撃をすり抜けながらいやらしく攻撃してくる。
厄介だな……さっぱり分からんぞ……。
ニーズヘッグの防具に聯気をさらに厚く纏い、守護術を最高強度で張り直す。
敵を目の前に、治療術で隙を見せるわけにはいかない。腕の血は止まらない。
相手は完全に受け手に回っている。
しかし、何故か攻撃は当たらず、意識の外から斬撃が飛んでくる。相手が動かないのを確認し、分析をしていたその時。
アタシの『予見眼』に映る事無く、目の前のサランが斬りかかってきた。
見えない!?
驚きはしたが、警戒は怠ってはいない。刀で迎え撃つ。サランの動きに合わせてカウンター気味に逆袈裟斬りを放った。
が……アタシの斬撃はまたしても空を斬り、左側から双剣の連撃が飛んできた。
完全な意識の外からの攻撃。守護術と防具では防ぎきれず、さっきより深い傷を脇腹に負った。
「間違いなく、わたくしが戦った相手の中では最強ですわね。時間をかけて、なぶり殺しにして差し上げますわ」
涼しい顔でそう言ってのけた。
これは不味いぞ……。
アタシはいつ来るか分からない攻撃に、常に気を張っておかなければならない。事実、この短時間でかなり神経をすり減らしている。
落ち着け。よく見て、よく考えろ……アタシの予見眼に映らないって事は……。
実体ではないという事だ。なら刀がすり抜ける様に感じるのには納得がいく。
でも……ずっと動かず目の前にいるんだぞ……? 何だこの能力は……。
変わらず不規則に斬りかかってくる相手を、ギリギリの所で躱しながら能力を分析する。
能力か……これがコイツの『眼の力』だろうな。
眼の力にはアレクサンドやレオナードのように、視覚情報から相手の脳に直接影響を与える力がある。レオナードの『逆眼』なんて、初見殺しもいいところだ。
サランもその可能性が高い。
彼女は常に目をそらさない。ジッとアタシの目を見つめている。
脳に直接影響を与え、虚像をあたかも実体に見せかけて注意を引きつけ、その隙に実体が死角から斬りかかってくる。
そう思えば辻褄は合う。予見眼が機能しないのも、アタシが見ている「未来の起点」そのものが偽物だからだ。
ただ……どうする。
目を合わせずに戦うか。
剣術は目の動きや視線の配り方で、ある程度相手の行動を読む。しかし奴にそれは通じない。見れば術中にハマる。
ならばいっその事。
目を閉じて、視覚情報を遮断し、微かな魔力の動きと気配だけでカウンターを入れるしかない。
大丈夫だ。アタシには予見眼がある。
相手の動きは視えなくても自分に起こる危機的未来は予見できる。信じろ、自分の眼を。
アタシは刀を右脇に構え、静かに目を閉じた。
暗闇が広がる。
眼は見ていないが、サランの気配は間違いなく正面にある。だが、魔力は全く感じない。実体も姿を伏せるために魔力を極限まで抑えているんだろう。
アタシの刀は一度も相手に当たっていない。
刀身に込め続けた聯気が、今にも爆発しそうだ。
今の『凛花』に、斬れない物はない。
集中だ……。風の音を聞け。空気の揺らぎを感じろ。
正面の気配が動く。……いや、これは囮だ。
来たっ!
一瞬の魔力の昂り。殺気。
左後方からの攻撃を、脳裏に予見した。
アタシは目を閉じたまま、躊躇なく体を捻り、最速の横薙ぎで刀を左後方へ振る。
ズンッ。
確かな手応え。肉を断ち、骨を砕く感触。
ゆっくりと目を開ける。
サランの胴は二つに別れ、地面に転がっていた。
見開いたその目は、信じられないものを見るようにアタシを見つめている。
「そっ……そんな……わたくしの幻影を……見破るなんて……」
サランが血を吐きながら呟く。
「仙人とはいえ人族だってナメてたよ。アタシもまだまだだな……。眼に頼りすぎてた。結果は逆だったかもしれない」
アタシは刀の血糊を払い、鞘に納めた。
「じゃあな。お前は強かったよ、サラン」
サランは虚空を見つめたまま、事切れた。
ユーゴはトーマスと共に魔神ルシフェルの方に飛んだ。アタシはエミリーと共に、アレクサンドの魔力を探っている。
魔力が近い。抑えようともしていない。
奴の傲慢さだ。その鼻っ柱、へし折ってやるよ。
こちらから探さなくとも、適当に敵軍に攻撃をすれば出てくるだろう。鬼族共は的が大きくていい。
まずは挨拶がわりに、愛用のツヴァイハンダーで魔法剣技だ。
『魔法剣技 横薙一閃!』
聯気で更にパワーアップした魔法剣技が、唸りを上げて敵軍に飛んでいく。
ユーゴ達に「もはや兵器だ」とドン引きされた、アタシの渾身の一発だ。
『守護術 堅固な城壁』
だが、アタシの斬撃は、突如現れた光の障壁に阻まれ、火花を散らして霧散した。
障壁の向こうには、アレクサンドと、一人の女が立っていた。
「ほぅ……良い剣技だね。ナメてたよ、ジュリエット」
アレクサンドが嘲るように笑う。
アタシの後ろにはエミリーがついている。彼女の慧眼があれば、こいつの眼の力も怖くない。
「ふん。アンタの相手はアタシじゃないよ。エミリーを舐めない事だね」
「では、あなたはわたくしが相手して差し上げましょうかしら」
ダークブラウンのロングヘアーをなびかせた女が、優雅に前に出た。手には鋭利な双剣を持っている。
アイツが例の、パク一族の女か。
「そんなに大きな剣で、わたくしの相手をしようと? 品がありませんわね」
「まぁ、どっちでもいいんだけどな。どうせなら良い刀を使おうか」
アタシはツヴァイハンダーを異空間に放り込み、代わりに一振りの刀を抜いた。
龍王の第一夫人の形見、『凛花』。
すらりと長い刀身が、陽光を受けて煌めく。
「なるほど、良い刀をお持ちのようで」
「アンタもな。そんな禍々しい双剣、見たこともないよ」
アタシには『予見眼』がある。少し先の未来が見えるこの眼があれば、この仙人に負ける事は万一にも無い。
ただ、一人でアタシの相手をしようとするくらいだ。サランと言ったか、こいつも眼の力を持っている可能性は高い。この魔力の質だ、かなりの使い手である事は間違いない。
刀を正眼に構え、じっと相手を見据える。
でも、おかしい……なんでコイツの動く方向が視えない……?
いや、動く気がないのか……?
その時だった。
目の前のサランの姿はそのままに、アタシが攻撃される未来が視えた。
ガギィッ!
咄嗟に守護術と刀でその斬撃をいなす。
サランは一定の距離を置き、意外そうな顔で小首をかしげた。
「あら、終わりだと思いましたのに。なかなか良さそうな眼の力をお持ちのようですわ」
「ふん、アタシを一撃で殺ろうなんて随分傲慢なんだな」
精一杯平常心を装って憎まれ口を叩く。
だが、内心は冷や汗ものだ。
何だ……今……。
正対していたのに、いきなり横から斬撃が飛んできた。間違いなく目の前にいたのに……瞬間移動でもしたのか?
こうなれば先制攻撃だ。受けに回るのは性に合わない。
サランは双剣を構えもしない。
動く気も攻撃する気も無いのは、さっきと同じだ。余裕ぶっこきやがって。
『剣技 朧』
純粋な気力のみで空を翔けるほどに高めた聯気を纏い、地を強く蹴る。
残像すら置き去りにする神速で、サランの間合いに侵入し、袈裟懸けに斬り下ろす。
サランはアタシの動きについて来れない。
手応えあり。右肩から真っ二つにしたと思った――しかし。
スカッ。
全く手応え無く、刀がすり抜けた。
幻影か!?
そして次の瞬間、殺気が肌を刺す。
斬り伏せたと思った気の緩みから反応が遅れた。
奴の双剣が、死角からアタシの右腕を斬りつけた。
「ぐっ……!」
「やりますわね。確実に首を落としたと思いましたのに」
「こっちのセリフだ。どんなトリックだよ」
大丈夫だ、傷は浅い。
守護術を突破して傷つけられた。舐めていた訳ではないが、こいつは危険だ。最大の警戒をするべきだ。
相手はスピードタイプ。ヒットアンドアウェイで、こちらの攻撃をすり抜けながらいやらしく攻撃してくる。
厄介だな……さっぱり分からんぞ……。
ニーズヘッグの防具に聯気をさらに厚く纏い、守護術を最高強度で張り直す。
敵を目の前に、治療術で隙を見せるわけにはいかない。腕の血は止まらない。
相手は完全に受け手に回っている。
しかし、何故か攻撃は当たらず、意識の外から斬撃が飛んでくる。相手が動かないのを確認し、分析をしていたその時。
アタシの『予見眼』に映る事無く、目の前のサランが斬りかかってきた。
見えない!?
驚きはしたが、警戒は怠ってはいない。刀で迎え撃つ。サランの動きに合わせてカウンター気味に逆袈裟斬りを放った。
が……アタシの斬撃はまたしても空を斬り、左側から双剣の連撃が飛んできた。
完全な意識の外からの攻撃。守護術と防具では防ぎきれず、さっきより深い傷を脇腹に負った。
「間違いなく、わたくしが戦った相手の中では最強ですわね。時間をかけて、なぶり殺しにして差し上げますわ」
涼しい顔でそう言ってのけた。
これは不味いぞ……。
アタシはいつ来るか分からない攻撃に、常に気を張っておかなければならない。事実、この短時間でかなり神経をすり減らしている。
落ち着け。よく見て、よく考えろ……アタシの予見眼に映らないって事は……。
実体ではないという事だ。なら刀がすり抜ける様に感じるのには納得がいく。
でも……ずっと動かず目の前にいるんだぞ……? 何だこの能力は……。
変わらず不規則に斬りかかってくる相手を、ギリギリの所で躱しながら能力を分析する。
能力か……これがコイツの『眼の力』だろうな。
眼の力にはアレクサンドやレオナードのように、視覚情報から相手の脳に直接影響を与える力がある。レオナードの『逆眼』なんて、初見殺しもいいところだ。
サランもその可能性が高い。
彼女は常に目をそらさない。ジッとアタシの目を見つめている。
脳に直接影響を与え、虚像をあたかも実体に見せかけて注意を引きつけ、その隙に実体が死角から斬りかかってくる。
そう思えば辻褄は合う。予見眼が機能しないのも、アタシが見ている「未来の起点」そのものが偽物だからだ。
ただ……どうする。
目を合わせずに戦うか。
剣術は目の動きや視線の配り方で、ある程度相手の行動を読む。しかし奴にそれは通じない。見れば術中にハマる。
ならばいっその事。
目を閉じて、視覚情報を遮断し、微かな魔力の動きと気配だけでカウンターを入れるしかない。
大丈夫だ。アタシには予見眼がある。
相手の動きは視えなくても自分に起こる危機的未来は予見できる。信じろ、自分の眼を。
アタシは刀を右脇に構え、静かに目を閉じた。
暗闇が広がる。
眼は見ていないが、サランの気配は間違いなく正面にある。だが、魔力は全く感じない。実体も姿を伏せるために魔力を極限まで抑えているんだろう。
アタシの刀は一度も相手に当たっていない。
刀身に込め続けた聯気が、今にも爆発しそうだ。
今の『凛花』に、斬れない物はない。
集中だ……。風の音を聞け。空気の揺らぎを感じろ。
正面の気配が動く。……いや、これは囮だ。
来たっ!
一瞬の魔力の昂り。殺気。
左後方からの攻撃を、脳裏に予見した。
アタシは目を閉じたまま、躊躇なく体を捻り、最速の横薙ぎで刀を左後方へ振る。
ズンッ。
確かな手応え。肉を断ち、骨を砕く感触。
ゆっくりと目を開ける。
サランの胴は二つに別れ、地面に転がっていた。
見開いたその目は、信じられないものを見るようにアタシを見つめている。
「そっ……そんな……わたくしの幻影を……見破るなんて……」
サランが血を吐きながら呟く。
「仙人とはいえ人族だってナメてたよ。アタシもまだまだだな……。眼に頼りすぎてた。結果は逆だったかもしれない」
アタシは刀の血糊を払い、鞘に納めた。
「じゃあな。お前は強かったよ、サラン」
サランは虚空を見つめたまま、事切れた。
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