《ユグシルト・オンライン》最強データから始める俺の異世界最強伝説!!──ではなく、Lv255の赤ちゃんに転生した俺の異世界物語

散歩道 猫ノ子

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ススム編、第二章。《Lv255の赤ちゃんギルド》

63《煙は身体に悪い》

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とても短い手を精一杯左右へ伸ばす!!

まぁする必要は無いんだが、気分的に……だ!!

四方八方から飛んでくる魔法、ゾクッとするねこのこの魔法と比べたら、数が多くても恐怖を覚えることは無い。

そして俺は叫ぶ!! 必要も無いけど、なんとなくカッコ良さげに叫ぶ!!

「《リフレクション》!!」

この魔法はまぁ名の通り、反射の魔法だな、

魔法使いなら常に警戒すべき魔法で、こんな馬鹿みたいに全力で魔法を打たれたらやってくださいってもんだろ?

──リフレクション・ホールを習得しました

……? なんか習得した?? ああ……正面にしか展開しない魔法を球体型に展開したからか

まぁつまり、こうなるって訳だな。

「おっお前ら!! やめろーーー!!!」

「もっもう、とまりません!!!!」

当たり前だ、もう止められないだろうタイミングで使ったからな。魔法使いってのはユグシルト2が出た時点で、そもそも後方支援型の職、こんな至近距離で馬鹿みたいに打つからこうなる。

もう曲げて避けさせることも出来ないからな。

「終わりだ」

まるで四方八方から、色とりどりの花火でも飛んで来たような映像が俺の目に映る。
だがそれらは俺の周りに展開された、半透明の球体に触れると同時に鏡に反射される光のように跳ね返る。

「……けほっけほっ……つっ次からは……埃も防げる魔法にしなきゃな……赤ちゃんの身体に対して、煙はちょっとご遠慮願いたいし……」

跳ね返った魔法を更に跳ね返せるぐらいの魔法使いは居なかったみたいだな。

どこにどんな魔法が跳ね返ったかまでは知らんがまぁ、俺の周り数十メートルは煙を上げてたり、掘り返されてたりしてる。

まぁでも「ふむ」1人だけ、立っているとは中々に大したものだよ。

「なっなんで……研究に研究を……重ねたってのに……」

仕方ない、立ってたご褒美だ。いいことを教えてあげよう。

「1人に対してそんなつまらない研究するぐらいなら、自分よりひとつ強い奴に勝てる様に修行するだろ普通、魔法の研究なら兎も角、いくら対戦相手の研究なんかしたとこで、血のにじむような修行をしてる奴にどんどん先を越されるだけ、お前の敗因は自分の弱さに向き合わなかったとこだな」

「……くそ……くっそーーーー!!!!!」

ふむ、かんっぜん、勝利!!

まぁでも俺の言ったことは間違いじゃないからな、なんせこれはシルマの口癖、百戦錬磨の剣聖様の言う事に間違いはないだろ。

ちなみに俺? 赤ちゃんだしな~血が滲むほど修行なんかしたら、筋肉付いちゃって大きくなれないかもしれないだろ?
なので!! 仕方なーく運動程度に修行してます。

「さて、どうする? リタイアするならわざわざ攻撃することも無いけど?」

「…………………………………………くっそーーーー!!!!!」

ふむふむ。こいつ……いじめがいがあるな。

「俺は、俺は、強くならないと行けないんだ!!! お前なんかに……負けて、たまるかぁーーーー!!!」

へぇ、挑んでくるんだな。

グレンの手に持つ魔法剣に炎が巻き起こる。
実は1番面倒くさいのは、魔法ではなく……この物理攻撃を含んだ魔法剣なんだよな。

リフレクションでは防げないし、かといって物理防御力がこんなか弱い俺にあるわけも無い。

「くたばりやがれ!!! 紅蓮!! 走破斬!!!」

名前、結構かっこいいな……さすが厨二病。

まぁでも名前通りの技っぽい、ただ炎を纏った剣を握り、思いっ切り走ってきてるし……

「はぁ、修行して出直してこい《ウィンドガン(超弱)》」
さすがに普通に打つと、こいつって死にそうな気がしたので全力の弱火。

「うあああああーーーーー!!!!!!!!!!」

……散るときまでうるさいのな、なんか気持ちいいし……やられ役としては才能あると思うわ。

軽く放ったウィンドガンでどこまでも空高く吹っ飛んで行ったグレン。
たぶん落ちたら死ぬが……魔法剣持ってるし、地面に落下する瞬間に火の魔力をブッパなせば死なずには済むだろ。

てなわけで、「さて……穴場探しだな~」
俺はぷかぷかとその場を後にし、映像系魔法が設置されてない場所探しに出かけた。



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