ばかやろう 〜たった1つの愛〜

ネギモバ

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トンズラ

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ユリコにとって年を重ねたおばさんになる前に、今、一番綺麗な時の姿として写真を撮っている。


だけど俺が「お互いまだ15歳だよ」と言ったら、ユリコは自分を「早熟」だと語った。


育ち盛りの小学4年生に身長がストップし、それ以降背が伸びてないんだって。


早っ!


159㎝という身長は成人女性なら普通だけど、小4の時は高校生に間違えられ、街でもモデルのスカウトを断り、逆にクラスではデカイデカイとからかわれたと言う。


根拠のない話だが、ユリコは普通の人より成長が早い分 老けるのも早いと思い込み、「コウスケ君も一緒」と俺の老け顔を指摘した。


顔が老けてるのは俺自身今スナックで働けているから得しているけど、その分無骨で嫌だし、俺は男なのに166㎝という低身長が、カップルのバランスをとる為159㎝のユリコも気を遣ってハイヒールは履かない、っていうのが情けない。


そう考えていたらユリコはベッドの掛け布団を床へ落としてベッドにうつ伏せになり、180度開脚をして股間をこちらに向けた。


す、凄い凄い! 柔らかーい!


初めて見た! だけどアレ? 1番見たい秘部が見えない。変。


秘部に何か貼ってあるし何か書いてある。


うつ伏せ180度開脚だから文字が読みにくい。


「すっげー格好、その前貼りは何?」


「開かずの間、ふふっ」


あ、ひょっとして、月に1度ある……あの日か?


今度は仰向けになり180度開脚で挑発するユリコ。悩まし姿!


前貼りの文字を読む。


『次回のお楽しみ』と書いてある。


「なんだよ! メモで散々俺を挑発しておいて今日はおあずけかよ!」


ユリコは優しく微笑みながら、再びうつ伏せになり、股を180度開脚した。


「前でやるのと同じくらい喜ばせてあげる~」


え? どう喜ぶの?


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