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1.前世の記憶を思い出す
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ストン、と急に腑に落ちた。
自分を覆っていた何かが、剥がれ落ちていくかのような感覚。
足元からゆるゆると実感がせりあがってくる。
幼いころから名前を呼ばれる度に、他人の名前を呼ばれるような奇妙な感覚を覚えていた。
時折頭をよぎる、会ったことのない人や場所の記憶、ここではないどこかを懐かしむような郷愁。
ずっと付きまとっていた、まるで自分自身が偽物のような、何かを探さなければならないようなそんな感覚の正体がやっとわかった。
「あぁ、そう、だったんだ」
私の中身はセレーネではなかったんだ。生まれ変わったんだ------。
………って、ここ前世でやった乙女ゲームの世界じゃない!!???
(う、うんと…やばい、ちょっと整理しよう…)
ふらつく身体が、人ごみのなか、初老の女性にぶつかった。
その拍子に深くかぶっていたはずのローブのフードが外れかかる。
「あ…!」
覆い隠していた茶色の髪が、ふわりとこぼれる。
「あら……魔力なし?こんなおめでたい日に」そう言って眉を顰めると、その女はまるで汚いものを見るような目でねめつけ、立ち去って行った。
私は隠すように、改めてフードを深くかぶると、人ごみから離れ、近くの店の軒先に背中をあずけた。
店の窓ガラスに自分自身の姿を映すと、混乱する情報を整理するために深く息を吐いた。
…私の名前はセレーネ・アイルス、18歳。
ローブに隠れた髪は肩を少し越すくらいの長さで、ふんわりとウェーブしている。
長いまつげに縁どられた大きな瞳、しっとりした白い肌、唇は薔薇色で、豊満な胸に細いウェスト、すらりとした手足。
自分でいうのもなんだけど、可愛らしい整った顔をしている。
でも問題はその色彩だ。
瞳は虹彩に紫の入った茶色、髪はくすんだ茶色。
この髪はここでは、特にこの王都では隠さなければならない。――この髪の色は大きなマイナスになってしまうから。
この国アルストロメリアは魔法で栄えている。魔力を持った者が一定数生まれ、中でも魔力の強い者が国の発展を支えている。
魔力の種類は火・水・土・風の主に4つ。魔力は日常生活において、火を起こすことはもちろん、水の魔法で井戸を満たし、土の魔法で橋を架ける。生活の細かな所にも魔力は根付き、主に生活の様々なことは魔力の込められた魔石を使うことで成り立つ。
この国の日常生活の上で魔力を持っているということは、不可欠なものだ。微量な魔力しか持っていない者もある程度はいるが、魔力をもった者に比べまともな仕事に就ける割合は多くない。
そしてその魔力の種類、有無は見た目ですぐ分かる。
魔力の強さや属性は髪の色に出るのだ。
年に一度行われる建国記念行事のパレードに現れた魔道士や騎士達は、それはそれは鮮やかな髪色だった。この祭りの為に、数日前から街中は文字通りお祭り騒ぎだった。
人ごみに紛れて遠くからやっと眺めた私からも見える、それは鮮やかな色。
今の第一騎士団の団長は、水の魔力のなかでも上位とされる氷の魔法を得意とする魔法剣士だ。
パレードの先陣を切って進む彼の髪色は美しい青だった。それに続く騎士様も、風の魔力を示す緑や、炎の魔力を示す赤、市井の者とは一線を画す美しい色ばかりだ。
そして近衛兵に囲まれ一段と華やかな、王太子のアルレーヌの一団がやってきた。通常、王族はこのパレードには参加しない。城から式辞を述べるにとどまるのだが、今年は特別だった。
この国では成人が18歳とされていて、今年は成人の式典があるため、特別にパレードに参加したのだ。それもあって今年の建国祭の人出と熱狂は凄まじいものだった。
特別な年の、特別なパレード。
護衛の数もさることながら、楽団の奏でる華やかな音楽と、人々が撒く色とりどりの花々の花弁、人々の歓声がそのパレードを飾る。パレードを遠く離れた、人ごみのやっと途切れた今立つ場所でさえも濃厚な花の香りに包まれていた。
私もこの祭りをとても楽しみにしていた。
私の住む孤児院を兼ねた教会は、王都から馬車で二時間程かかる離れた小さな町フィオーナにある。王都に程近い分、周りの都市よりは発展はしているが、やはり王都には適わない。
いつもは教会の仕事や孤児の世話で外出もままならないけど、どうしても今日のパレードが見たくて、シスターのマキアにお願いして、王都に買い出しという名目で訪れた。
(王子様の姿なんて、街で売られている絵姿でしかその存在を見たことはなかった)
そして、この特別な年のパレードで初めて王子様の姿を見た私は------
前世の記憶を取り戻したのであった。
これ、あれだね?「ルナの魔法の花飾り」の冒頭シーンだね?
私の大好きだった乙女ゲームだね?ここからやっと見える位置で手を振っている、見目麗しい金髪のあの王子、ヤンデレお人形遊び王子でしょ?
喪女の私が大好きだったあのゲーム。当初手を出すつもりはなかったんだけど、レビューの絶賛と阿鼻叫喚の嵐に、どうしても気になって買っちゃったの、18禁だったんだけど!
18禁ながら、18禁乙女ゲームの金字塔、18禁乙女ゲームの夜明け、18禁乙女ゲームの黒船、18禁乙女ゲームの(以下略)大人女子達に密かに大ヒットしてた。
私は元来ハピエン厨だったので、BADエンディングは避けていくんだけど、そのスチルの美麗さに思わずBADルートにも手を出してしまった。
そしてその容赦ないBADさに数日引きずった……いやスチルは綺麗だったんだけどさぁ。
この国の王族は代々光の魔力を持ち、それは綺麗な金の髪を持っている。それに美しい蒼の瞳。彼を構成するもの全てが、まるで神の采配のように美しいもので、あの王子はナルシストなのだ。
そして美しいものが大好き。お人形遊びが大好き。あの王子のBADエンドでは、それは綺麗に着飾られて、意思表示をほぼできない状態でお人形として監禁され弄られる。
このゲーム、本当えげつないんだよぉ!そもそも会話の選択肢の後に好感度エフェクトが出ないから、今相手との状態がどうなってるのか全然わかんないし!
その選択肢だって、ほんの日常会話くらいの「今日はいい天気ですねー」とか「今日はいい風ですねー」とかそんなくらいのもので、そんな会話が後々の分岐に関わってるなんて怖すぎる!
BADエンドは直前までGOODと遜色ないラブラブな状態で展開される。なのに、うきうきと促されるままに扉を開けたら、そこはBADだった。って感じなのよぉ!無理ィ!怖い!!
本命の最推しキャラ以外はなんとかBADエンドも見たけれど、最推しだけはルートの途中で精神が持たなくて、リセットしちゃったっけ…。
「どうしよう……」
私はふらつきながらも、買い出しの荷物を握りしめ、もう一度フードを目深に被るとパレードを眺める人ごみからゆっくりと離れた。
自分を覆っていた何かが、剥がれ落ちていくかのような感覚。
足元からゆるゆると実感がせりあがってくる。
幼いころから名前を呼ばれる度に、他人の名前を呼ばれるような奇妙な感覚を覚えていた。
時折頭をよぎる、会ったことのない人や場所の記憶、ここではないどこかを懐かしむような郷愁。
ずっと付きまとっていた、まるで自分自身が偽物のような、何かを探さなければならないようなそんな感覚の正体がやっとわかった。
「あぁ、そう、だったんだ」
私の中身はセレーネではなかったんだ。生まれ変わったんだ------。
………って、ここ前世でやった乙女ゲームの世界じゃない!!???
(う、うんと…やばい、ちょっと整理しよう…)
ふらつく身体が、人ごみのなか、初老の女性にぶつかった。
その拍子に深くかぶっていたはずのローブのフードが外れかかる。
「あ…!」
覆い隠していた茶色の髪が、ふわりとこぼれる。
「あら……魔力なし?こんなおめでたい日に」そう言って眉を顰めると、その女はまるで汚いものを見るような目でねめつけ、立ち去って行った。
私は隠すように、改めてフードを深くかぶると、人ごみから離れ、近くの店の軒先に背中をあずけた。
店の窓ガラスに自分自身の姿を映すと、混乱する情報を整理するために深く息を吐いた。
…私の名前はセレーネ・アイルス、18歳。
ローブに隠れた髪は肩を少し越すくらいの長さで、ふんわりとウェーブしている。
長いまつげに縁どられた大きな瞳、しっとりした白い肌、唇は薔薇色で、豊満な胸に細いウェスト、すらりとした手足。
自分でいうのもなんだけど、可愛らしい整った顔をしている。
でも問題はその色彩だ。
瞳は虹彩に紫の入った茶色、髪はくすんだ茶色。
この髪はここでは、特にこの王都では隠さなければならない。――この髪の色は大きなマイナスになってしまうから。
この国アルストロメリアは魔法で栄えている。魔力を持った者が一定数生まれ、中でも魔力の強い者が国の発展を支えている。
魔力の種類は火・水・土・風の主に4つ。魔力は日常生活において、火を起こすことはもちろん、水の魔法で井戸を満たし、土の魔法で橋を架ける。生活の細かな所にも魔力は根付き、主に生活の様々なことは魔力の込められた魔石を使うことで成り立つ。
この国の日常生活の上で魔力を持っているということは、不可欠なものだ。微量な魔力しか持っていない者もある程度はいるが、魔力をもった者に比べまともな仕事に就ける割合は多くない。
そしてその魔力の種類、有無は見た目ですぐ分かる。
魔力の強さや属性は髪の色に出るのだ。
年に一度行われる建国記念行事のパレードに現れた魔道士や騎士達は、それはそれは鮮やかな髪色だった。この祭りの為に、数日前から街中は文字通りお祭り騒ぎだった。
人ごみに紛れて遠くからやっと眺めた私からも見える、それは鮮やかな色。
今の第一騎士団の団長は、水の魔力のなかでも上位とされる氷の魔法を得意とする魔法剣士だ。
パレードの先陣を切って進む彼の髪色は美しい青だった。それに続く騎士様も、風の魔力を示す緑や、炎の魔力を示す赤、市井の者とは一線を画す美しい色ばかりだ。
そして近衛兵に囲まれ一段と華やかな、王太子のアルレーヌの一団がやってきた。通常、王族はこのパレードには参加しない。城から式辞を述べるにとどまるのだが、今年は特別だった。
この国では成人が18歳とされていて、今年は成人の式典があるため、特別にパレードに参加したのだ。それもあって今年の建国祭の人出と熱狂は凄まじいものだった。
特別な年の、特別なパレード。
護衛の数もさることながら、楽団の奏でる華やかな音楽と、人々が撒く色とりどりの花々の花弁、人々の歓声がそのパレードを飾る。パレードを遠く離れた、人ごみのやっと途切れた今立つ場所でさえも濃厚な花の香りに包まれていた。
私もこの祭りをとても楽しみにしていた。
私の住む孤児院を兼ねた教会は、王都から馬車で二時間程かかる離れた小さな町フィオーナにある。王都に程近い分、周りの都市よりは発展はしているが、やはり王都には適わない。
いつもは教会の仕事や孤児の世話で外出もままならないけど、どうしても今日のパレードが見たくて、シスターのマキアにお願いして、王都に買い出しという名目で訪れた。
(王子様の姿なんて、街で売られている絵姿でしかその存在を見たことはなかった)
そして、この特別な年のパレードで初めて王子様の姿を見た私は------
前世の記憶を取り戻したのであった。
これ、あれだね?「ルナの魔法の花飾り」の冒頭シーンだね?
私の大好きだった乙女ゲームだね?ここからやっと見える位置で手を振っている、見目麗しい金髪のあの王子、ヤンデレお人形遊び王子でしょ?
喪女の私が大好きだったあのゲーム。当初手を出すつもりはなかったんだけど、レビューの絶賛と阿鼻叫喚の嵐に、どうしても気になって買っちゃったの、18禁だったんだけど!
18禁ながら、18禁乙女ゲームの金字塔、18禁乙女ゲームの夜明け、18禁乙女ゲームの黒船、18禁乙女ゲームの(以下略)大人女子達に密かに大ヒットしてた。
私は元来ハピエン厨だったので、BADエンディングは避けていくんだけど、そのスチルの美麗さに思わずBADルートにも手を出してしまった。
そしてその容赦ないBADさに数日引きずった……いやスチルは綺麗だったんだけどさぁ。
この国の王族は代々光の魔力を持ち、それは綺麗な金の髪を持っている。それに美しい蒼の瞳。彼を構成するもの全てが、まるで神の采配のように美しいもので、あの王子はナルシストなのだ。
そして美しいものが大好き。お人形遊びが大好き。あの王子のBADエンドでは、それは綺麗に着飾られて、意思表示をほぼできない状態でお人形として監禁され弄られる。
このゲーム、本当えげつないんだよぉ!そもそも会話の選択肢の後に好感度エフェクトが出ないから、今相手との状態がどうなってるのか全然わかんないし!
その選択肢だって、ほんの日常会話くらいの「今日はいい天気ですねー」とか「今日はいい風ですねー」とかそんなくらいのもので、そんな会話が後々の分岐に関わってるなんて怖すぎる!
BADエンドは直前までGOODと遜色ないラブラブな状態で展開される。なのに、うきうきと促されるままに扉を開けたら、そこはBADだった。って感じなのよぉ!無理ィ!怖い!!
本命の最推しキャラ以外はなんとかBADエンドも見たけれど、最推しだけはルートの途中で精神が持たなくて、リセットしちゃったっけ…。
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