名探偵にお任せを!

猫は良いぞ

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序章

はじめまして、

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俺の名前は祭ノ宮光まつりのみやこう。ある1点を除けば普通の男子高校生だ…っていうカッコつけはここまでにしとこう。うん、今日もいい天気だね。ところで皆さん、お化けとかって信じます?俺はね、信じてるの。いや、ね?俺も小さい頃(小三位まで)は信じてなかったの。そんな非現実的なもの信じたくないよ。でさ、ちょっと今の状況説明するね。今居るのは学校帰りに寄った図書館。俺って結構読書家でファンタジーとか好きなんだよね、逆にミステリーとかはあんま好きじゃない…ってこれは今関係ないんだけど。話戻すね。俺も久しぶりに本借りようかなぁ、なんて思った訳でして。不得意なミステリーも読んでみるかぁ、ってなりーの、面白そうなの探しーの、何かファンタジーの本見つけーの、開きーの、何か光ーの、本消えーの、人出てきーの(多分物語系の怪異)←イマココ。
…いや何で出てきたの?てか誰?え?めっちゃ可愛いやん。見た目ファンタジーだ。白髪だけど光の加減で若干紫になるの好き。オレンジっぽい金色の目(しかもちょっとツリ目)とか最高。黒っぽい紫のロングコートにワイシャツ着て黒ネクタイとか…極めつけの黒い七分丈のズボン。白い靴下は短めで日に焼けていない肌が見える。これは推せる。推すしかないな…って、また話が逸れた。あー、うん、まずは挨拶か?うーん…
「なぁ、聞きたいことがあるんだが…」
俺にこんな可愛い子に話しかける勇気は無いし…あー、でもなー
「おい、聞いてるのか?君だよ、君」
ビシィ、と交換音がつくレベルでこちらを指さす美少女。身長差のおかげで上目遣いなのが最高…ん?何でこっち?え?
「無視はするな。そこの地味目の男子高校生、君だ」
「……え?いや、俺の訳ないか」
地味目の男子高校生なんて居ないしな…てか、ここには俺以外居ないんだけどな…あッ、もしかして見える系の方?でもそんな気配無いしな…
「殴るぞ?」
「ひぇっ…あー、もしかして俺の事ですかね?違ったらとんでもない自意識過剰野郎になるんだけど、」
美少女の怒りは怖い。満面の笑みで左手握ってたよ。目が笑ってないですよお嬢さん。てか左利きなんだ。え、かわよ。手ちっちゃ。
「はぁ…突然こんな事が起こって驚いてるかもしれないが一つだけ教えてくれないだろうか」
「別にいいですけど」
「本当か!助かるよ…君、祭ノ宮光まつりのみやこうという青年を知らないだろうか」
「俺ですね(即答)」
俺ですやん。何、俺探してんの?過去の俺何やった?こんな可愛い子に会って覚えてないとか論外なんだけど、え?思わず即答しちゃったよ。美少女も凄い困惑してんじゃん。「え?うん?は?はぇ?」とか何か言ってる。え、尊い。
「…貴女が探してる祭ノ宮光まつりのみやこうは多分俺だと思います。でも、俺は貴女を知らないし、貴女も探し人の容姿を完璧に把握していないんじゃないですかね。どんな目的で探してるのかは知りませんけど、こんなレアな苗字の奴もそうそういないだろうし、多分俺で間違いないかと、」
俺、長文お疲れ。よく頑張ったな、帰ってゲームしたい。
「だが私が聞いた彼の容姿は焦げ茶色の髪で燃える様なの青年だった。君のような地味目の男子高校生ではないとも言っていたのだが」
あーね、おっけー把握。あれだな、本の怪異だな。物語の怪異の方が最近は多いのに珍しい。ん?これを読んでる人は分かってないかな?じゃ、簡単に説明するな。今回の本の怪異は物語に登場するキャラクター(これは予想だとシャーロック・ホームズ)がこちら側とあちら側に異境界いきょうかいが発生して送り込まれてしまった奴らのこと。でも、作者やキャラクターの強い思いからこちら側に来る奴も居る。この美少女は後者のパターンだろう。そして物語の怪異はその物語を書いた作者の魂が人の形になるもの。物語の怪異は作者の魂だから性格はそのままだけど、本の怪異は意外と物語のキャラクター像とはかけ離れてたりもする。本の怪異と物語の怪異はまとめて図書の怪異と呼ばれてる。他にも色んな種類の怪異が居る。余談だが、どちらも特殊体質者ではないと関わりを持つことは出来ない。特殊体質者は能力を持っているし、目の色が普通じゃない(身体の1部に模様の様な痣がある奴もたまに居る。俺もあるよ)。因みに俺も特殊体質者で目の色は右が紅緋べにひという少しオレンジっぽい色で、左が和色の赤。和色の赤は三原色の赤とは少しだけ違って、よく見ればちょっと黒っぽいなって感じ。気になる人はぜひ調べて見て欲しい。結構『赤』にも種類あるし。いつもは黒のカラコンで誤魔化してるよ。特殊体質者は色々と危ないからね。例えば、人民売買とか…他には、人体実験とかがメジャーかなぁ…って、またまた話が逸れたね、ゴメンち。まぁね、ざっくり言うと、この美少女は自分の意思でこっちに来て特殊体質者の俺に頼みたい仕事があるって事。
「…んで、貴女はどう言う依頼持ってきたんですか?正当な報酬さえあれば働かせてもらいますよ」
とりあえず満面の笑みで仕事聞いてみることにした。

+++
【キャラ紹介】
祭ノ宮光まつりのみやこう
特殊体質者の男子高校生。学校帰りに寄った図書館で本の怪異に出会ってビックリ。クラスではムードメーカー的な存在(だが見た目は地味)。結構脳筋な考えの持ち主で勉強は上の中位。オンオフの差が激しめ。本はファンタジー派でシャーロック・ホームズはキャラの名前少し覚えてるだけ。そもそも物語のホームズが男なのを知らない。図書の怪異専門の特殊体質者。

本の怪異
とある本から出てきた本の怪異。光の事を探している。

ワトソン君?
本の怪異の知り合いだと思われる存在。謎の存在。
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