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第2話 白磁の天国と、黒い宝石の錬金術
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目を開けると、そこは天国かと思うほど真っ白な天井が広がっていた。
ふかふかのベッドに、肌触りの良い清潔で温かな毛布。
すきま風が吹き込み、薄汚れた麻布一枚で寒さを凌いでいた男爵家の冷たい板間とは、まさに正反対の世界だった。
「……ここは?」
「気がついたか」
低い声に驚いて顔を向けると、窓際に一人の男性が立っていた。
彫刻のように整った顔立ちに、吸い込まれそうな深い碧の瞳。
泥水に倒れ伏していた自分を抱き上げてくれた、あの人だ。
「……神様、ですか?」
「残念ながら、しがない第一王子だ」
ミハエルは皮肉げに微笑むと、ベッドのそばまでゆっくりと歩み寄ってきた。
「三日も眠り続けていたぞ。男爵家でどれだけ酷使されていたのか、想像もつかないな。あのゲオルグ男爵には、後で然るべき報いを受けさせる」
「助けていただいたのですね。……ありがとうございます。このご恩は必ず」
ミアが痛む体を起こして布団から出ようとすると、ミハエルはそれを優しく、しかし有無を言わさぬ手つきで制した。
「礼なら体調を完全に戻してからにしろ。……お前のその手、ただの雑用係のそれじゃないな。何かに深く打ち込んできた者の手だ。何ができる?」
ミアは自分の、節くれ立って火傷の跡がある手を見つめた。
「お菓子を、作れます。前世……いえ、昔から、人を笑顔にする甘いものを作るのが、私の誇りでした」
「菓子か」
ミハエルの美しい顔が、ひどくうんざりしたように歪んだ。
「王宮の職人が作るものは、どれも脂ぎったバターと砂糖を固めたような退屈なものばかりでな。常に頭を使う公務の合間に口にすると、胃がもたれてどうしようもない。だが、糖分は摂らねば頭が回らんのだ」
その切実な言葉に、ミアの職人魂に火がついた。
「殿下。私に、お菓子を作らせてください。この世界にはない、繊細で心に沁みる、優しいお菓子をお出ししたいです」
「ほう。お前なら、もっと面白いものが作れると言うのか」
ミハエルは期待を込めるように静かに頷くと、懐から銀色に輝く小さなメダルを取り出し、ミアの手に握らせた。
「これは王家の紋章の刻印が入った特級許可証だ。これを見せれば、王宮の厨房を自由に使い、必要な材料をすべて手配できる。誰も手出しはさせない」
「殿下……ありがとうございます!必ず、殿下のお疲れを癒してみせます」
数日後、体調がすっかり回復したミアは、食材を求めて王宮の裏手にある広大な搬入庫を訪れていた。
王宮の表の厨房を覗いたとき、ミアは愕然としたのだ。
そこにあるのは、岩のように硬い砂糖の塊と、匂いのきつい動物性の脂ばかり。
ミアの作りたい和菓子の材料は、華やかな表舞台には存在しなかった。
「あの……これです!」
薄暗く埃っぽい倉庫街の片隅で、ミアは弾んだ声を上げた。
麻袋の中に無造作に突っ込まれていたのは、くすんだ赤い豆と、白くて丸い穀物。
「お嬢ちゃん、本気か?」
倉庫の管理人が不気味なものを見るような目でミアを見つめた。
「その『血の豆』は縁起が悪いうえに、しっかり煮ないと腹を壊すってんで、貧乏人でも見向きもしねえ。横の『泥餅麦』だって、炊けばベタベタして食えたもんじゃねえ代物だぞ。そんなものを殿下に出す気か?」
「いいえ、これこそが私が探していた宝物です。ここにある分、全部私にください」
管理人は呆れたように肩をすくめたが、ミアにとってはこれ以上ない至宝だった。
(この小豆と餅米があれば、最高のお菓子が作れるわ。殿下の疲れだって、絶対に吹き飛ばせる)
王宮の厨房の片隅を借りたミアは、さいそく調理に取り掛かった。
周囲からは、高慢な王宮の料理人たちの冷ややかな視線と、あからさまな嘲笑が突き刺さってくる。
「おい見ろよ。あの小娘、家畜の餌なんか煮始めやがったぞ」
「あんな泥水みたいな豆、殿下の口に入る前にさっさと裏庭に捨てちまえよ。厨房が汚れる」
そんな心無い言葉も、ミアが銀のメダルを首から下げているのを見て、直接的な妨害には発展しなかった。
ミアの全神経は、目の前の大きな銅鍋に注がれている。
まずはたっぷりの水に浸した小豆を火にかけ、沸騰したらその茹で汁を一度すべて捨てる。
渋切りと呼ばれるこのひと手間を惜しむと、豆のえぐみが残って甘みがひどく濁ってしまう。
新しい水を張り、再び火にかける。
コトコトと静かに豆が踊る音だけが、彼女の世界を支配していた。
小豆がふっくらと柔らかく、指でつまめば抵抗なく潰れるほど煮崩れてきたところで、いよいよ魔法をかける。
最高級の純白の砂糖を、三回に分けて慎重に加えていくのだ。
一回目の砂糖を入れ、木べらでゆっくりと混ぜ合わせた瞬間。
鍋底から暴力的なまでに甘く芳醇な香りが、白い湯気とともにぶわりと立ち上った。
「な、なんだこの匂いは……!?」
遠巻きに冷笑していた料理人たちが、一斉に鼻をひくつかせ、驚愕に目を見開く。
バターや生クリームの脂っこく重たい甘さとは全く違う。
深く、優しく、それでいて強烈に人間の本能的な食欲を刺激する未知の香りだった。
ミアは木べらで鍋底からすくい上げるように、焦がさないよう均等に練り上げていく。
パチパチとはぜるような音が混じり始める。
水分が飛び、もったりとした重みが出てくると、くすんだ赤色だった豆の表面が、濡れたような艶を帯びて光り始めた。
黒い宝石。
前世の父がそう呼んでいた、極上の粒あんの完成だ。
隣のカマドでは、特製の泥餅麦こと、もち米がふっくらと炊き上がっていた。
重い木の蓋を開けた途端、むわっと広がる穀物特有の甘く清らかな匂い。
一粒一粒が真珠のように輝いている。
ミアは熱々のもち米をすり鉢に移し、すりこぎでトントンとリズミカルに突いていく。
米の粒感を程よく残し、粘り気と歯ごたえを両立させる、いわゆる半殺しという職人の技法だ。
丸めたもち米を、手のひらに広げた熱い粒あんで優しく、けれど素早く包み込む。
ぽってりとした黒くて丸い物体が、純白の磁器の皿の上にいくつも並んでいく。
「……できました。最初の一品、おはぎです」
厨房を満たす信じられないほど甘く暴力的な香りに、あれほどミアを馬鹿にしていた料理人たちは、ただ呆然と立ち尽くし、誰からともなく無意識にゴクリと生唾を飲み込んでいた。
ふかふかのベッドに、肌触りの良い清潔で温かな毛布。
すきま風が吹き込み、薄汚れた麻布一枚で寒さを凌いでいた男爵家の冷たい板間とは、まさに正反対の世界だった。
「……ここは?」
「気がついたか」
低い声に驚いて顔を向けると、窓際に一人の男性が立っていた。
彫刻のように整った顔立ちに、吸い込まれそうな深い碧の瞳。
泥水に倒れ伏していた自分を抱き上げてくれた、あの人だ。
「……神様、ですか?」
「残念ながら、しがない第一王子だ」
ミハエルは皮肉げに微笑むと、ベッドのそばまでゆっくりと歩み寄ってきた。
「三日も眠り続けていたぞ。男爵家でどれだけ酷使されていたのか、想像もつかないな。あのゲオルグ男爵には、後で然るべき報いを受けさせる」
「助けていただいたのですね。……ありがとうございます。このご恩は必ず」
ミアが痛む体を起こして布団から出ようとすると、ミハエルはそれを優しく、しかし有無を言わさぬ手つきで制した。
「礼なら体調を完全に戻してからにしろ。……お前のその手、ただの雑用係のそれじゃないな。何かに深く打ち込んできた者の手だ。何ができる?」
ミアは自分の、節くれ立って火傷の跡がある手を見つめた。
「お菓子を、作れます。前世……いえ、昔から、人を笑顔にする甘いものを作るのが、私の誇りでした」
「菓子か」
ミハエルの美しい顔が、ひどくうんざりしたように歪んだ。
「王宮の職人が作るものは、どれも脂ぎったバターと砂糖を固めたような退屈なものばかりでな。常に頭を使う公務の合間に口にすると、胃がもたれてどうしようもない。だが、糖分は摂らねば頭が回らんのだ」
その切実な言葉に、ミアの職人魂に火がついた。
「殿下。私に、お菓子を作らせてください。この世界にはない、繊細で心に沁みる、優しいお菓子をお出ししたいです」
「ほう。お前なら、もっと面白いものが作れると言うのか」
ミハエルは期待を込めるように静かに頷くと、懐から銀色に輝く小さなメダルを取り出し、ミアの手に握らせた。
「これは王家の紋章の刻印が入った特級許可証だ。これを見せれば、王宮の厨房を自由に使い、必要な材料をすべて手配できる。誰も手出しはさせない」
「殿下……ありがとうございます!必ず、殿下のお疲れを癒してみせます」
数日後、体調がすっかり回復したミアは、食材を求めて王宮の裏手にある広大な搬入庫を訪れていた。
王宮の表の厨房を覗いたとき、ミアは愕然としたのだ。
そこにあるのは、岩のように硬い砂糖の塊と、匂いのきつい動物性の脂ばかり。
ミアの作りたい和菓子の材料は、華やかな表舞台には存在しなかった。
「あの……これです!」
薄暗く埃っぽい倉庫街の片隅で、ミアは弾んだ声を上げた。
麻袋の中に無造作に突っ込まれていたのは、くすんだ赤い豆と、白くて丸い穀物。
「お嬢ちゃん、本気か?」
倉庫の管理人が不気味なものを見るような目でミアを見つめた。
「その『血の豆』は縁起が悪いうえに、しっかり煮ないと腹を壊すってんで、貧乏人でも見向きもしねえ。横の『泥餅麦』だって、炊けばベタベタして食えたもんじゃねえ代物だぞ。そんなものを殿下に出す気か?」
「いいえ、これこそが私が探していた宝物です。ここにある分、全部私にください」
管理人は呆れたように肩をすくめたが、ミアにとってはこれ以上ない至宝だった。
(この小豆と餅米があれば、最高のお菓子が作れるわ。殿下の疲れだって、絶対に吹き飛ばせる)
王宮の厨房の片隅を借りたミアは、さいそく調理に取り掛かった。
周囲からは、高慢な王宮の料理人たちの冷ややかな視線と、あからさまな嘲笑が突き刺さってくる。
「おい見ろよ。あの小娘、家畜の餌なんか煮始めやがったぞ」
「あんな泥水みたいな豆、殿下の口に入る前にさっさと裏庭に捨てちまえよ。厨房が汚れる」
そんな心無い言葉も、ミアが銀のメダルを首から下げているのを見て、直接的な妨害には発展しなかった。
ミアの全神経は、目の前の大きな銅鍋に注がれている。
まずはたっぷりの水に浸した小豆を火にかけ、沸騰したらその茹で汁を一度すべて捨てる。
渋切りと呼ばれるこのひと手間を惜しむと、豆のえぐみが残って甘みがひどく濁ってしまう。
新しい水を張り、再び火にかける。
コトコトと静かに豆が踊る音だけが、彼女の世界を支配していた。
小豆がふっくらと柔らかく、指でつまめば抵抗なく潰れるほど煮崩れてきたところで、いよいよ魔法をかける。
最高級の純白の砂糖を、三回に分けて慎重に加えていくのだ。
一回目の砂糖を入れ、木べらでゆっくりと混ぜ合わせた瞬間。
鍋底から暴力的なまでに甘く芳醇な香りが、白い湯気とともにぶわりと立ち上った。
「な、なんだこの匂いは……!?」
遠巻きに冷笑していた料理人たちが、一斉に鼻をひくつかせ、驚愕に目を見開く。
バターや生クリームの脂っこく重たい甘さとは全く違う。
深く、優しく、それでいて強烈に人間の本能的な食欲を刺激する未知の香りだった。
ミアは木べらで鍋底からすくい上げるように、焦がさないよう均等に練り上げていく。
パチパチとはぜるような音が混じり始める。
水分が飛び、もったりとした重みが出てくると、くすんだ赤色だった豆の表面が、濡れたような艶を帯びて光り始めた。
黒い宝石。
前世の父がそう呼んでいた、極上の粒あんの完成だ。
隣のカマドでは、特製の泥餅麦こと、もち米がふっくらと炊き上がっていた。
重い木の蓋を開けた途端、むわっと広がる穀物特有の甘く清らかな匂い。
一粒一粒が真珠のように輝いている。
ミアは熱々のもち米をすり鉢に移し、すりこぎでトントンとリズミカルに突いていく。
米の粒感を程よく残し、粘り気と歯ごたえを両立させる、いわゆる半殺しという職人の技法だ。
丸めたもち米を、手のひらに広げた熱い粒あんで優しく、けれど素早く包み込む。
ぽってりとした黒くて丸い物体が、純白の磁器の皿の上にいくつも並んでいく。
「……できました。最初の一品、おはぎです」
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