深紅の呂旗~僕が呂布に!そして女に!?~

なおとら

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プロローグ

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「呂布は、?州刺史の丁原に仕えていたんだ、しかもそこでは主簿・・
 今でいう会計係だね。
 武芸は最も、知勇のほうも優れていたと言われている。
 でも彼の人生は悲劇の連続だった・・・
 彼は当時洛陽に入城した董卓にそそのかされて育ての親である丁原を殺してしまう、そしてその董卓に仕えるんだ・・・。
 その後董卓はどんどん勢力を伸ばす。でもその董卓がひどい輩でね、民からはありえない
 くらいの税をとり、当人は酒池肉林を繰り返していた。
 恨みも相当買っただろうねー、でもそんな彼が殺されなかったのは傍で敬語していた「呂布」
 のおかげとも言われていた、すごいねーどれだけ強かったんだろう」
 ・
 ・
 ・
 
先生は授業ですごい熱く語っている、周りは興味なさげに机に伏して寝ていたり隠れて漫画や
ゲームをしているものまでいた。

僕はそんな中一生懸命に聞いていた、授業が好きというより三国志とか戦国時代の歴史系が
好きだからだ・・・-ああいうのってわくわくするよね!

授業が進み僕はノートに先生が言ったことをすべてメモしている。

(呂布は育ての親を切って二人目の親を切った・・・。どんな思いだったんだろう)

と心の中で思った。

授業が終わりに近づく

「で、今までいったことがあって彼の愛馬である赤兎、そして彼の数々の武勇伝・・・
 これを含めて『人中に呂布あり、馬中に赤兎あり』と言われていたんだ」

・・・キンコンカンコーン

ちょうどいいところでチャイムが鳴った、この先生はすごくまとめるのが上手で
チャイムがなる前に話がきれいに終わる。

「今日はこれで終わりだ!明日はテストをするから準備するように!」

と言って教室を出て行く。


「なあなあ、お前すごい先生の話し聞いてたな!どれだけ好きなんだよ・・・」

と僕の後ろの席の「長谷川 和人(はせがわ かずと」が声をかけてくる。

「すごい楽しかったよ!もう聞いてるだけでわくわくするんだ!そんなことより
 今日終わりだしどうする?」

「俺はー・・あぁ、バイトが入ってる。わりいな、奉(ほう)・・今度カラオケにでもいこうぜ」

「わかった!じゃあ僕はかえろっと」

和人と別れてから僕はまっすぐ家に帰ることにした。

ーそういえば言ってなかったね!僕の名前は「小鳥遊 奉(たかなし ほう)。」
 今通っている高校の2年生で部活とかは特にしてない、好きなのはやっぱり
歴史かな!特に三国志。ゲームとか小説、漫画とかいっぱい読んだ!呂布とか関羽とか
すごい憧れます!」

僕はいつも通っている道を通る。
でも今日は違った・・、ここで僕が死ぬとは思わずに・・・。

(今日の夕ご飯何かなあ、昨日カツ丼だったし・・・ラーメンとかいいなあ!)

お腹を空かしそんなことを思いながら歩く。そんなことを考えながら横断歩道で止まる、この横断歩道もいつも通っていて切り替わるまで結構長い・・・。

(早く変わらないかなー)

と思っていると後ろからきた女の子が信号を見ていないのか道路に出る。

止まっていた人たちは唖然としていたが、僕はふと横を見る。

ー 大型のトラックがきていた。しかも運転手が携帯を見ながら・・・

これはまずい!と思うけど足が震える。

でも女の子も急いでいるのか気づいていない。

助けなきゃ!助けないと!その焦りと気持ちでいっぱいになった。

(動けえええぇぇぇ!!)

心の中で思っていると後ろから『トンッ』誰かに押される感覚があった。

そのまま走る!!女の子の所までとにかく走る!

ー 間に合えっ!

なんとかおいつくもトラックがもう真横1mくらいまで迫っているのに気づく。

(女の子だけでもっ!!)

僕は女の子を精一杯に押す。

押したと同時にすごい衝撃がくる、トラックに轢かれたのはわかった。

周りから「キャーッ!」と叫ぶ声が聞こえる者の耳がどんどん遠くなっていく。

(助か・・って・・よか・・った・・・)

そう思い思い瞼を閉じる・・・。







「う、うぅん・・・」と目が覚める。
目が覚めると真っ白な空間にいた。

「ここはどこ・・?」

と周りをきょろきょろ見渡していると

「お目覚めかな?」

僕の背後で声がする。

振り返ると白い白髪に長い髭をしている御爺さんが立っていた。

「あなたはどなたですか・・?そしてここは・・」

「ここはそうだな、お前さんたちでいう天国と言ってもいいかの。そして私は神じゃ!」

御爺さんは笑顔で答える、そして口を開く。

「お前さんはトラックに撥ねられ、そのまま亡くなってしもうた・・・
 お前さんが助けた女の子は無事じゃ。運転手のほうはわしのほうで天罰を与えておく」

「そうですか・・・それはよかった・・。それで僕はこのままどうなるのでしょうか?」

御爺さんは笑顔を保ったままだ、ちょっと怖い・・・

「そうじゃな、お前さんは悪い行いをしていないしこのまま次の世界に転生してもらう。
 女の子を助けて自分を犠牲にしたんじゃ、お前さんをお前さんが好きな時代に転生させて
 あげよう。・・・ふむ、あの世界じゃな?ちょっと違うかもしれないが・・
 まぁよいじゃろう」

と一人で最後はぶつぶついってた神様は、再び笑顔でこちらに振り向く。

「ではいってもらうぞ?あ、あと少しサービスをしておいてやろう。わしからの
 贈り物じゃ」

僕がうんともすんとも言わずに勝手に話が進んでいく・・僕はどこにいくんだろう。

「わかりました!少しの間ですけどお世話になりました!」

「うむ!ではがんばるのじゃぞ」

と神様が言うと僕の周りに光が包まれる、それと同時に急に眠くなり意識を落とした・・・。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こんにちわ!なおとらと言います!
前作の「光と闇の人形姫」は、休載しようと思っています。
楽しみにされていた方はすみません><;

こちらはわくわくしながら書いていますのでよかったらみてください!

ちょっと急ピッチだったかな・・・
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