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第二章
第37話 第2回料理教室
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次の休業日までの2日間の営業を終える。
相変わらずの忙しさにミルフィたちはすっかり疲れ切っていた。
「さすがの魔族である私も、厳しいですよ……」
「お疲れ様です、ミルフィ様」
商会の中に戻ると、ティアのケアを受けるミルフィ。ミルフィも毎日毎日接客しているが、ティアも毎日のように厨房に立って料理をしている。それでいて、戻ればこうやって専属メイドとして仕事をしている。そのせいでミルフィもふと思ってしまう。
「ねえ、ティア」
「何でしょうか、ミルフィ様」
「疲れてないかしら。毎日カフェを手伝っている上に、私の侍女として働いているんだもの。ちょっと気になってしまいます」
ミルフィが顔を向けながら尋ねると、ティアはにっこりと微笑んでいる。
「魔族のメイドは、体力自慢ですから平気ですよ。それこそ、寝ずに10日間くらいも平気ですから」
「いや、さすがに寝て、休んで」
くすくすと笑いながら言うティアに、冷静にツッコミを入れるミルフィである。
それにしてもさすがは魔族、思った以上に頑健なようだった。人間なら間違いなく倒れているに違いない。
「さて、明日は休業日ですね。今回も料理教室を開きますが、人は来ますかね」
「お店の中で宣伝はしていましたものね。前回の事を考えると、そこそこ来られると思いますよ」
「うーん、とりあえず明日になってから考えましょうか」
「はい、とりあえず今はゆっくり休みましょう」
休息を取りながら翌日の料理教室が気になるミルフィである。
「今回は何を教えましょうかね」
「スープなどいかがでしょうか。どこの家でも作ってはいるでしょうから」
「それはいいですね。ピレシー」
”うむ、材料ならどんなスープでも対応できるように我が持っておるぞ。心配は要らぬ”
呼べば出てくる食の魔導書。実に頼もしい限りである。
材料はピレシーに任せておけばいいようなので、ミルフィとティアは疲れを取るとともに翌日に備えるために眠る事にしたのだった。
そして、迎えた2回目の定期休業日。
朝からミルフィはカフェに出向いて表に看板を出しておく。
『本日の料理教室、メニューは「スープ」です。昼過ぎから開催です』
看板の文字はミルフィの手書きだ。10歳少々の少女にしてはかなりきれいな文字で書かれている。
道行く人たちは、その看板をじっと見ていた。
「なんだこれは」
「ああ、カフェ『ミルフィ』の休業日の催し物だよ。店長自らが料理を教えてくれるらしいぜ」
「まじか。俺のとこも嫁を向かわせるか」
「だが、この店は小さいからあまり押しかけても入れないぞ」
「ぐぬぬぬぬ……。ご近所で相談して一人向かわせるか」
「気持ちは分かる。この店の料理はうまいからな」
立ち止まっている人の中には、そんな会話をしている者も居た。
開店してから15日かそこらくらいだというのに、ずいぶんと街に浸透してしまっているようである。
お昼時を過ぎると、店には15人ほどの主に女性の受講希望者が集まっていた。
もっと多いんじゃないかと思われたが、希望者たちの間で絞り込んできたようだった。
「ようこそおいで下さいました。今日はスープづくりをしてみましょう」
朝のうちに材料の買い出しをして、自分でも作り方を確認していたミルフィが参加者たちを出迎える。
厨房には大量の玉ねぎとかぼちゃとじゃがいもが置かれていた。冷蔵庫にはミルク、あとは調味料として塩と胡椒と小麦粉が用意されていた。
「みなさんにお教えしますのは、じゃがいもとかぼちゃの2種類のスープです。まずは完成品の味見をして下さいませ」
内容を聞いて戸惑っている参加者たちに、ミルフィはスープを飲ませる事にする。
この2種類のスープは日常的に作られているために、参加者は少々懐疑的になっているのだ。
ところが、ミルフィが作っておいたスープを一口飲むと、参加者たちの顔色が変わった。今までに味わった事のない味だったからだ。
それもそのはず、普通の家庭では作り方が適当だったり、物が足りずに水っぽかったりして味が安定していなかったのだ。そのために、ミルフィの作ったスープの味に衝撃を受けているのである。
「なんてさらさらとした食感のスープなんだ。塊がないぞ」
「ああ、これが本当のスープ。しっかりとした芋の味がするわ」
「こちらのかぼちゃのスープもなんてなめらかな口当たりなんでしょう」
最初に味わってもらう作戦は、どうやら成功のようである。参加者たちの反応は上々といった感じである。
「それでは、これから作り方をお教え致しますね。ぜひとも皆さんのお知り合いの方にも教えて広めていって下さいな。この味をこの街の標準にしてしまいましょう」
にこりと微笑むミルフィ。それに対して参加者たちは同意の声を上げていた。
ミルフィは隣に立つティアと目を合わせて肩をすくめて笑っている。そして、ピレシーを召喚しれば、いよいよ第2回となる料理教室の開始である。
真剣な表情で臨む参加者たちに、ミルフィはひとつひとつ丁寧に材料の処理の仕方を教えていく。
参加者たちが悪戦苦闘する中、どうにか無事にスープを完成させていた。
自分の作ったスープの味に感動する参加者たち。その姿に、ミルフィもティアも嬉しそうだった。
料理教室が終われば、参加者たちはミルフィたちにお礼を言いながら、自分の作ったスープの入った鍋を手にそれぞれの家へと帰っていったのだった。
相変わらずの忙しさにミルフィたちはすっかり疲れ切っていた。
「さすがの魔族である私も、厳しいですよ……」
「お疲れ様です、ミルフィ様」
商会の中に戻ると、ティアのケアを受けるミルフィ。ミルフィも毎日毎日接客しているが、ティアも毎日のように厨房に立って料理をしている。それでいて、戻ればこうやって専属メイドとして仕事をしている。そのせいでミルフィもふと思ってしまう。
「ねえ、ティア」
「何でしょうか、ミルフィ様」
「疲れてないかしら。毎日カフェを手伝っている上に、私の侍女として働いているんだもの。ちょっと気になってしまいます」
ミルフィが顔を向けながら尋ねると、ティアはにっこりと微笑んでいる。
「魔族のメイドは、体力自慢ですから平気ですよ。それこそ、寝ずに10日間くらいも平気ですから」
「いや、さすがに寝て、休んで」
くすくすと笑いながら言うティアに、冷静にツッコミを入れるミルフィである。
それにしてもさすがは魔族、思った以上に頑健なようだった。人間なら間違いなく倒れているに違いない。
「さて、明日は休業日ですね。今回も料理教室を開きますが、人は来ますかね」
「お店の中で宣伝はしていましたものね。前回の事を考えると、そこそこ来られると思いますよ」
「うーん、とりあえず明日になってから考えましょうか」
「はい、とりあえず今はゆっくり休みましょう」
休息を取りながら翌日の料理教室が気になるミルフィである。
「今回は何を教えましょうかね」
「スープなどいかがでしょうか。どこの家でも作ってはいるでしょうから」
「それはいいですね。ピレシー」
”うむ、材料ならどんなスープでも対応できるように我が持っておるぞ。心配は要らぬ”
呼べば出てくる食の魔導書。実に頼もしい限りである。
材料はピレシーに任せておけばいいようなので、ミルフィとティアは疲れを取るとともに翌日に備えるために眠る事にしたのだった。
そして、迎えた2回目の定期休業日。
朝からミルフィはカフェに出向いて表に看板を出しておく。
『本日の料理教室、メニューは「スープ」です。昼過ぎから開催です』
看板の文字はミルフィの手書きだ。10歳少々の少女にしてはかなりきれいな文字で書かれている。
道行く人たちは、その看板をじっと見ていた。
「なんだこれは」
「ああ、カフェ『ミルフィ』の休業日の催し物だよ。店長自らが料理を教えてくれるらしいぜ」
「まじか。俺のとこも嫁を向かわせるか」
「だが、この店は小さいからあまり押しかけても入れないぞ」
「ぐぬぬぬぬ……。ご近所で相談して一人向かわせるか」
「気持ちは分かる。この店の料理はうまいからな」
立ち止まっている人の中には、そんな会話をしている者も居た。
開店してから15日かそこらくらいだというのに、ずいぶんと街に浸透してしまっているようである。
お昼時を過ぎると、店には15人ほどの主に女性の受講希望者が集まっていた。
もっと多いんじゃないかと思われたが、希望者たちの間で絞り込んできたようだった。
「ようこそおいで下さいました。今日はスープづくりをしてみましょう」
朝のうちに材料の買い出しをして、自分でも作り方を確認していたミルフィが参加者たちを出迎える。
厨房には大量の玉ねぎとかぼちゃとじゃがいもが置かれていた。冷蔵庫にはミルク、あとは調味料として塩と胡椒と小麦粉が用意されていた。
「みなさんにお教えしますのは、じゃがいもとかぼちゃの2種類のスープです。まずは完成品の味見をして下さいませ」
内容を聞いて戸惑っている参加者たちに、ミルフィはスープを飲ませる事にする。
この2種類のスープは日常的に作られているために、参加者は少々懐疑的になっているのだ。
ところが、ミルフィが作っておいたスープを一口飲むと、参加者たちの顔色が変わった。今までに味わった事のない味だったからだ。
それもそのはず、普通の家庭では作り方が適当だったり、物が足りずに水っぽかったりして味が安定していなかったのだ。そのために、ミルフィの作ったスープの味に衝撃を受けているのである。
「なんてさらさらとした食感のスープなんだ。塊がないぞ」
「ああ、これが本当のスープ。しっかりとした芋の味がするわ」
「こちらのかぼちゃのスープもなんてなめらかな口当たりなんでしょう」
最初に味わってもらう作戦は、どうやら成功のようである。参加者たちの反応は上々といった感じである。
「それでは、これから作り方をお教え致しますね。ぜひとも皆さんのお知り合いの方にも教えて広めていって下さいな。この味をこの街の標準にしてしまいましょう」
にこりと微笑むミルフィ。それに対して参加者たちは同意の声を上げていた。
ミルフィは隣に立つティアと目を合わせて肩をすくめて笑っている。そして、ピレシーを召喚しれば、いよいよ第2回となる料理教室の開始である。
真剣な表情で臨む参加者たちに、ミルフィはひとつひとつ丁寧に材料の処理の仕方を教えていく。
参加者たちが悪戦苦闘する中、どうにか無事にスープを完成させていた。
自分の作ったスープの味に感動する参加者たち。その姿に、ミルフィもティアも嬉しそうだった。
料理教室が終われば、参加者たちはミルフィたちにお礼を言いながら、自分の作ったスープの入った鍋を手にそれぞれの家へと帰っていったのだった。
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