24 / 31
第24話 共闘の提案
しおりを挟む
振り返れば、血に塗れた長髪のエルフが瓦礫の上に立っていた。
(あの女! エルフの片割れ!? 生きていたのか……)
複雑な心情だ。この女に命を狙われている身としては再開したくはなかったが、あのドラゴンに食べられなかった点に変な安堵を覚えているあたり、自身の平和ボケに内心呆れてもいた。
それも、生き埋めの方がまだマシな最後だったのでは? と思う程度だが。
「お姉さんがここにいるって事は、さっきの……」
「ええ、お察しの通り。警戒心を抱かなったあの子が悪いのだけど……。だけれど、あなた達にはしてやれたわ」
この会話から察して、食われたのは短髪の女だけらしい。
あの好戦的な性格故に警戒心を抱かなかったって事か? だが何に対して? あのドラゴンか?
それに気になるのは”してやられた”という点だ。
どうにも、俺達に逃げられた事を指している訳じゃななさそうだ。
「あなた達は……まあ知らなかったんでしょうね、あのドラゴンを見て驚いていたあたり。私達の目的は、ある意味そのドラゴンでもあったわ。こうなる事を望んでいた訳では無いけれど」
「どゆ意味? ちょっとオレってばなぞなぞ苦手なんだけどさ。そういやお姉さん、今はボロボロじゃん。だったらもうオレ達の事、ほっといて欲しいな~って」
「……そうね、最早あなた達の命を狙うなんてしても意味は無いわ。本当――もっと早くに始末しておけばよかった」
肩で息を着きながらも、プレッシャーのようなものを飛ばしてくる女。
一瞬体が強張る俺と目つきが鋭くなる棚見。
しばしの間緊張が訪れたが、女の方が先に敵意を取り下げる事で終了した。
「ふぅ……。こうなった以上、私達の計画はご破算。まさかあの短剣が古の姿を取り戻すなんて想定に無かったもの。……坊やがやったのでしょう? 完全にこちらの負けだわ」
俺を見る女の顔には諦めに似た感情が浮かんでいるように見える。
俺があの短剣の形を変えた事が堪えたようだ。
(しかし……古の姿? あの短剣の元の姿はあれであっていた、って事か?)
だがそうだとして、それが何を意味するのかまるで分からない。
ダメ元で棚見の顔を見ても、同じように会話の意味が分かっていないようだ。
改めて女の顔を見た。
「あれの状態を変化させるなんて相当な腕の魔導師くらいでしょうけど……坊やはそういう感じじゃないのよね。生まれ持った特別な力、といったところかしら?」
ドキッとした。後天的な物である事以外当てられたからだ。
何故俺だとわかったんだ?
「ちょっと。お姉さんさ、オレがやったかもしれないじゃん。なーんで香月くんがやったって思うワケ?」
「最初にそう思ったのは石に掛けられていた偽装を解いた時ね。あれは他人に気づかれないように私が掛けたものだったのだけれど……。それからあなた達が大量に作った赤い石を関連つけて、ね。坊やが差し出した短剣も、最初は何をと思ったのだけれど、一連の現象から考えてもしやと怪しんだって訳よ。……でも一番の誤算は彼女の迂闊さを計算し切れてなかった事なのよね」
はぁ、とため息をつく女。そんな気はしていたが、やっぱり二人はさして仲が良かった訳じゃななさそうだ。
言われた事を整理すると、確かに判断するには十分な材料だ。そういう意味では俺もまた迂闊だったかもしれない。
「お、俺も……どうして石を戻したか、よくは、わからない……けど」
「あなた自身も自分の力を把握出来ていなかった、という事? そう……。思えばあなたがしっかり話しているのを見るのは初めてかしら? 結構渋いのね、あの子が好きそうだわ。もういないけれど」
「あ、やっぱりお姉さんもそう思う? 顔もイイし声もシビいんだからもっと自信もって思うんだけどね~、ね?」
「……知るか」
何を変な所で意気投合しているのか。
この女に命を狙われなくなったのはいいが、今度はもっとやばい奴が現れてしまった。
この問題をどうすれば? さっき女は言った、放っておけば国が更地になるって。
悠長に構える時間は無いという事だろう。どこまで信用出来るか分からないが、この状況では満更嘘でも無いはずだ。
「で、お姉さんってばこれからどうすんの?」
「その件について、あなた達にも知っておいて欲しいのよ。……単刀直入に言えば、一時的にでも手を組んでみない?」
「それって、お姉さん的もマズい状況みたいな感じだから?」
「ええ、そうよ。はっきり言ってあれを解き放つ予定なんて無かったのよ」
解き放つ? どういう意味だ? あのドラゴンは何かに封印でもされていたのか?
(封印……まさか!?)
俺は今恐ろしい想像をしている。
あのドラゴンはどこかに封じ込められていた、というのなら……恐らくその場所はあの祭壇――箱の中に入っていた短剣が一番怪しい。
箱に鍵が掛かっていた理由にも納得がいく。あの化け物を閉じ込めていたからだ。
そしてその封印を解いたのが……っ。
「……香月くん? ちょっとどしたん? 顔色がおかしいぜ」
心配する声色から、俺が今青ざめている事が伺いしれる。
(迂闊に手を出すべきじゃなかった。俺は、やってしまった……っ!)
この女の言う警戒心とはあの短剣に対してだったのか。
だがこの状況を作ったのは俺達だ。単に自分の首を絞めてしまっただけじゃない、この国を巻き込んでしまった。
吐き気がこみ上げてくる。足が震え、力が抜け始めた。体が寒い……。
とうとう口元を抑えながら、膝から崩れて落ちていく俺の体。
「か、香月くん!? きゅ、急にどうして……。大丈夫なの?」
背中に手が当てられて、優しく擦られる。だが今はこの気づかいすら苦しい。
このままじゃ……。
「……一つ、もし私の手を取るって言うのなら……少し楽になる言葉を言ってあげるわよ」
「うんわかった。今からお姉さんは仲間と思うぜ」
即答する棚見。悩む素振りすら見せず、手を組む提案を受け入れた。
おそらく俺の為に。
「坊や、大体はお察しの通りだけれど……封印を解く最後の鍵はエルフの血を浴びる事よ」
「……え?」
「彼女は短剣の見せる幻に惑わされて自分の首を切ってしまった。つまり、一番の責任はあの子にあったという事。……そこまで悩む必要は無いわ、本人も自分の命で代償を払った訳だしね」
(と言っても伝承通りに朽ち果てた状態なら、例え血を浴びても……なんだけれど。それを言ってしまったら二度と立ち直れないわね)
つまり、俺達にそこまでの責任は無い、そう言いたいのだろうか?
棚見にも荷を背負わせる事が無くなった。いや、それでも途中までは俺達も関わっていた事だ。
だからか、だから俺達に協力するように言ってきたのか。
呼吸が整ってきた。俺は再び立ち上がり、エルフの女の顔をしっかりと見る。
女はそんな俺の姿を見てか、少しばかり口角が上がっていた。
俺も、この女が微笑む姿をしっかりと見るのは初めてだ。
「私の名前はルシオロ。それじゃあ――よろしくお願いするわね」
(あの女! エルフの片割れ!? 生きていたのか……)
複雑な心情だ。この女に命を狙われている身としては再開したくはなかったが、あのドラゴンに食べられなかった点に変な安堵を覚えているあたり、自身の平和ボケに内心呆れてもいた。
それも、生き埋めの方がまだマシな最後だったのでは? と思う程度だが。
「お姉さんがここにいるって事は、さっきの……」
「ええ、お察しの通り。警戒心を抱かなったあの子が悪いのだけど……。だけれど、あなた達にはしてやれたわ」
この会話から察して、食われたのは短髪の女だけらしい。
あの好戦的な性格故に警戒心を抱かなかったって事か? だが何に対して? あのドラゴンか?
それに気になるのは”してやられた”という点だ。
どうにも、俺達に逃げられた事を指している訳じゃななさそうだ。
「あなた達は……まあ知らなかったんでしょうね、あのドラゴンを見て驚いていたあたり。私達の目的は、ある意味そのドラゴンでもあったわ。こうなる事を望んでいた訳では無いけれど」
「どゆ意味? ちょっとオレってばなぞなぞ苦手なんだけどさ。そういやお姉さん、今はボロボロじゃん。だったらもうオレ達の事、ほっといて欲しいな~って」
「……そうね、最早あなた達の命を狙うなんてしても意味は無いわ。本当――もっと早くに始末しておけばよかった」
肩で息を着きながらも、プレッシャーのようなものを飛ばしてくる女。
一瞬体が強張る俺と目つきが鋭くなる棚見。
しばしの間緊張が訪れたが、女の方が先に敵意を取り下げる事で終了した。
「ふぅ……。こうなった以上、私達の計画はご破算。まさかあの短剣が古の姿を取り戻すなんて想定に無かったもの。……坊やがやったのでしょう? 完全にこちらの負けだわ」
俺を見る女の顔には諦めに似た感情が浮かんでいるように見える。
俺があの短剣の形を変えた事が堪えたようだ。
(しかし……古の姿? あの短剣の元の姿はあれであっていた、って事か?)
だがそうだとして、それが何を意味するのかまるで分からない。
ダメ元で棚見の顔を見ても、同じように会話の意味が分かっていないようだ。
改めて女の顔を見た。
「あれの状態を変化させるなんて相当な腕の魔導師くらいでしょうけど……坊やはそういう感じじゃないのよね。生まれ持った特別な力、といったところかしら?」
ドキッとした。後天的な物である事以外当てられたからだ。
何故俺だとわかったんだ?
「ちょっと。お姉さんさ、オレがやったかもしれないじゃん。なーんで香月くんがやったって思うワケ?」
「最初にそう思ったのは石に掛けられていた偽装を解いた時ね。あれは他人に気づかれないように私が掛けたものだったのだけれど……。それからあなた達が大量に作った赤い石を関連つけて、ね。坊やが差し出した短剣も、最初は何をと思ったのだけれど、一連の現象から考えてもしやと怪しんだって訳よ。……でも一番の誤算は彼女の迂闊さを計算し切れてなかった事なのよね」
はぁ、とため息をつく女。そんな気はしていたが、やっぱり二人はさして仲が良かった訳じゃななさそうだ。
言われた事を整理すると、確かに判断するには十分な材料だ。そういう意味では俺もまた迂闊だったかもしれない。
「お、俺も……どうして石を戻したか、よくは、わからない……けど」
「あなた自身も自分の力を把握出来ていなかった、という事? そう……。思えばあなたがしっかり話しているのを見るのは初めてかしら? 結構渋いのね、あの子が好きそうだわ。もういないけれど」
「あ、やっぱりお姉さんもそう思う? 顔もイイし声もシビいんだからもっと自信もって思うんだけどね~、ね?」
「……知るか」
何を変な所で意気投合しているのか。
この女に命を狙われなくなったのはいいが、今度はもっとやばい奴が現れてしまった。
この問題をどうすれば? さっき女は言った、放っておけば国が更地になるって。
悠長に構える時間は無いという事だろう。どこまで信用出来るか分からないが、この状況では満更嘘でも無いはずだ。
「で、お姉さんってばこれからどうすんの?」
「その件について、あなた達にも知っておいて欲しいのよ。……単刀直入に言えば、一時的にでも手を組んでみない?」
「それって、お姉さん的もマズい状況みたいな感じだから?」
「ええ、そうよ。はっきり言ってあれを解き放つ予定なんて無かったのよ」
解き放つ? どういう意味だ? あのドラゴンは何かに封印でもされていたのか?
(封印……まさか!?)
俺は今恐ろしい想像をしている。
あのドラゴンはどこかに封じ込められていた、というのなら……恐らくその場所はあの祭壇――箱の中に入っていた短剣が一番怪しい。
箱に鍵が掛かっていた理由にも納得がいく。あの化け物を閉じ込めていたからだ。
そしてその封印を解いたのが……っ。
「……香月くん? ちょっとどしたん? 顔色がおかしいぜ」
心配する声色から、俺が今青ざめている事が伺いしれる。
(迂闊に手を出すべきじゃなかった。俺は、やってしまった……っ!)
この女の言う警戒心とはあの短剣に対してだったのか。
だがこの状況を作ったのは俺達だ。単に自分の首を絞めてしまっただけじゃない、この国を巻き込んでしまった。
吐き気がこみ上げてくる。足が震え、力が抜け始めた。体が寒い……。
とうとう口元を抑えながら、膝から崩れて落ちていく俺の体。
「か、香月くん!? きゅ、急にどうして……。大丈夫なの?」
背中に手が当てられて、優しく擦られる。だが今はこの気づかいすら苦しい。
このままじゃ……。
「……一つ、もし私の手を取るって言うのなら……少し楽になる言葉を言ってあげるわよ」
「うんわかった。今からお姉さんは仲間と思うぜ」
即答する棚見。悩む素振りすら見せず、手を組む提案を受け入れた。
おそらく俺の為に。
「坊や、大体はお察しの通りだけれど……封印を解く最後の鍵はエルフの血を浴びる事よ」
「……え?」
「彼女は短剣の見せる幻に惑わされて自分の首を切ってしまった。つまり、一番の責任はあの子にあったという事。……そこまで悩む必要は無いわ、本人も自分の命で代償を払った訳だしね」
(と言っても伝承通りに朽ち果てた状態なら、例え血を浴びても……なんだけれど。それを言ってしまったら二度と立ち直れないわね)
つまり、俺達にそこまでの責任は無い、そう言いたいのだろうか?
棚見にも荷を背負わせる事が無くなった。いや、それでも途中までは俺達も関わっていた事だ。
だからか、だから俺達に協力するように言ってきたのか。
呼吸が整ってきた。俺は再び立ち上がり、エルフの女の顔をしっかりと見る。
女はそんな俺の姿を見てか、少しばかり口角が上がっていた。
俺も、この女が微笑む姿をしっかりと見るのは初めてだ。
「私の名前はルシオロ。それじゃあ――よろしくお願いするわね」
336
あなたにおすすめの小説
神子の余分
朝山みどり
BL
ずっと自分をいじめていた男と一緒に異世界に召喚されたオオヤナギは、なんとか逃げ出した。
おまけながらも、それなりのチートがあるようで、冒険者として暮らしていく。
途中、長く中断致しましたが、完結できました。最後の部分を修正しております。よければ読み直してみて下さい。
普段「はい」しか言わない僕は、そばに人がいると怖いのに、元マスターが迫ってきて弄ばれている
迷路を跳ぶ狐
BL
全105話*六月十一日に完結する予定です。
読んでいただき、エールやお気に入り、しおりなど、ありがとうございました(*≧∀≦*)
魔法の名手が生み出した失敗作と言われていた僕の処分は、ある日突然決まった。これから捨てられる城に置き去りにされるらしい。
ずっと前から廃棄処分は決まっていたし、殺されるかと思っていたのに、そうならなかったのはよかったんだけど、なぜか僕を嫌っていたはずのマスターまでその城に残っている。
それだけならよかったんだけど、ずっとついてくる。たまにちょっと怖い。
それだけならよかったんだけど、なんだか距離が近い気がする。
勘弁してほしい。
僕は、この人と話すのが、ものすごく怖いんだ。
僕を振った奴がストーカー気味に口説いてきて面倒臭いので早く追い返したい。執着されても城に戻りたくなんてないんです!
迷路を跳ぶ狐
BL
*あらすじを改稿し、タグを編集する予定です m(_ _)m後からの改稿、追加で申し訳ございません (>_<)
社交界での立ち回りが苦手で、よく夜会でも失敗ばかりの僕は、いつも一族から罵倒され、軽んじられて生きてきた。このまま誰からも愛されたりしないと思っていたのに、突然、ろくに顔も合わせてくれない公爵家の男と、婚約することになってしまう。
だけど、婚約なんて名ばかりで、会話を交わすことはなく、同じ王城にいるはずなのに、顔も合わせない。
それでも、公爵家の役に立ちたくて、頑張ったつもりだった。夜遅くまで魔法のことを学び、必要な魔法も身につけ、僕は、正式に婚約が発表される日を、楽しみにしていた。
けれど、ある日僕は、公爵家と王家を害そうとしているのではないかと疑われてしまう。
一体なんの話だよ!!
否定しても誰も聞いてくれない。それが原因で、婚約するという話もなくなり、僕は幽閉されることが決まる。
ほとんど話したことすらない、僕の婚約者になるはずだった宰相様は、これまでどおり、ろくに言葉も交わさないまま、「婚約は考え直すことになった」とだけ、僕に告げて去って行った。
寂しいと言えば寂しかった。これまで、彼に相応しくなりたくて、頑張ってきたつもりだったから。だけど、仕方ないんだ……
全てを諦めて、王都から遠い、幽閉の砦に連れてこられた僕は、そこで新たな生活を始める。
食事を用意したり、荒れ果てた砦を修復したりして、結構楽しく暮らせていると思っていたのだが……
*残酷な描写があり、たまに攻めが受け以外に非道なことをしたりしますが、受けには優しいです。
イケメンチート王子に転生した俺に待ち受けていたのは予想もしない試練でした
和泉臨音
BL
文武両道、容姿端麗な大国の第二皇子に転生したヴェルダードには黒髪黒目の婚約者エルレがいる。黒髪黒目は魔王になりやすいためこの世界では要注意人物として国家で保護する存在だが、元日本人のヴェルダードからすれば黒色など気にならない。努力家で真面目なエルレを幼い頃から純粋に愛しているのだが、最近ではなぜか二人の関係に壁を感じるようになった。
そんなある日、エルレの弟レイリーからエルレの不貞を告げられる。不安を感じたヴェルダードがエルレの屋敷に赴くと、屋敷から火の手があがっており……。
* 金髪青目イケメンチート転生者皇子 × 黒髪黒目平凡の魔力チート伯爵
* 一部流血シーンがあるので苦手な方はご注意ください
ドジで惨殺されそうな悪役の僕、平穏と領地を守ろうとしたら暴虐だったはずの領主様に迫られている気がする……僕がいらないなら詰め寄らないでくれ!
迷路を跳ぶ狐
BL
いつもドジで、今日もお仕えする領主様に怒鳴られていた僕。自分が、ゲームの世界に悪役として転生していることに気づいた。このままだと、この領地は惨事が起こる。けれど、選択肢を間違えば、領地は助かっても王国が潰れる。そんな未来が怖くて動き出した僕だけど、すでに領地も王城も策略だらけ。その上、冷酷だったはずの領主様は、やけに僕との距離が近くて……僕は平穏が欲しいだけなのに! 僕のこと、いらないんじゃなかったの!? 惨劇が怖いので先に城を守りましょう!
【完結】最強公爵様に拾われた孤児、俺
福の島
BL
ゴリゴリに前世の記憶がある少年シオンは戸惑う。
目の前にいる男が、この世界最強の公爵様であり、ましてやシオンを養子にしたいとまで言ったのだから。
でも…まぁ…いっか…ご飯美味しいし、風呂は暖かい…
……あれ…?
…やばい…俺めちゃくちゃ公爵様が好きだ…
前置きが長いですがすぐくっつくのでシリアスのシの字もありません。
1万2000字前後です。
攻めのキャラがブレるし若干変態です。
無表情系クール最強公爵様×のんき転生主人公(無自覚美形)
おまけ完結済み
婚約破棄されてヤケになって戦に乱入したら、英雄にされた上に美人で可愛い嫁ができました。
零壱
BL
自己肯定感ゼロ×圧倒的王太子───美形スパダリ同士の成長と恋のファンタジーBL。
鎖国国家クルシュの第三王子アースィムは、結婚式目前にして長年の婚約を一方的に破棄される。
ヤケになり、賑やかな幼馴染み達を引き連れ無関係の戦場に乗り込んだ結果───何故か英雄に祭り上げられ、なぜか嫁(男)まで手に入れてしまう。
「自分なんかがこんなどちゃくそ美人(男)を……」と悩むアースィム(攻)と、
「この私に不満があるのか」と詰め寄る王太子セオドア(受)。
互いを想い合う二人が紡ぐ、恋と成長の物語。
他にも幼馴染み達の一抹の寂寥を切り取った短篇や、
両想いなのに攻めの鈍感さで拗れる二人の恋を含む全四篇。
フッと笑えて、ギュッと胸が詰まる。
丁寧に読みたい、大人のためのファンタジーBL。
他サイトでも公開しております。
表紙ロゴは零壱の著作物です。
2度目の異世界移転。あの時の少年がいい歳になっていて殺気立って睨んでくるんだけど。
ありま氷炎
BL
高校一年の時、道路陥没の事故に巻き込まれ、三日間記憶がない。
異世界転移した記憶はあるんだけど、夢だと思っていた。
二年後、どうやら異世界転移してしまったらしい。
しかもこれは二度目で、あれは夢ではなかったようだった。
再会した少年はすっかりいい歳になっていて、殺気立って睨んでくるんだけど。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる