26 / 31
第26話 今日を始める
しおりを挟む
互いに持ち寄った食料を食べ、明日に備えてテントに入る。
果たしてあれが最後の晩餐になるのか……それが明日の結果しだい。
倒せ無かったら逃げても死ぬ。
生き残るにはあのドラゴンを封印するしかない。
寝袋に包まりながらも、俺の胸にはモヤのようなものがまだ渦を巻いたままだ。
だが……。
隣を見れば、棚見が俺と同じように寝袋に包まりながら眠っていた。
その顔は穏やかであり、到底明日に人生を掛けた決戦が待っているという様には見えない。
こいつは言った、明後日からも旅がしたいと。
俺の胸は晴れてはいない。だが、だが絶望に打ちひしがれてもいないのは……その言葉が頭の底にこびりついたからなのか。
後ろ向きな考えに囚われやすい俺とは対照的に、棚見は前向きに希望を口にした。
(俺は……、また旅がしたいのか? こいつと。死にたくはない、けれど最悪の結果をつい考え込んでしまう。それでも、生き残れたなら。その時は――)
――素直に聞き入れようか、今度こそ。
本当は、他人を信用し切れない俺の一人旅のはずだったのに。
勝手について来たこいつを、煩わしくも思っていたのに。
なのに不満も言わずに隣を歩くどころか、むしろ振り回してくる棚見を、今はもう無碍に扱えなくなってきている自分がいる。
友達。
家族以外に親しい関係を築くのも怖くなっていた俺に、新しく友人を受け入れる器量について再び考え直させる気を起こさせた。
(……あの時から他人を信じられなくなって、ずけずけと関わってこようとする奴なんて毛嫌いしていたってのに。芯の無い男だな、俺も。こいつの本心だってわかんないってのにな)
人の心に無理矢理入り込もうとしてくる感じとは違う、自分を押し付けて来るくせに相手を蔑ろにしない。変わった男だ。
これが全部嘘なら、俺はもう立ち直れないだろう。演技でやれる範疇を超えてる。
「……もう寝るか」
こういう時間だからか、色々な考えが脳内に巡り巡っていた。全くバカらしい話だな。
俺は目を閉じることにした。
でも明日もこんな感じに一日を終えたなら……俺は自分に呆れるだろうな。
安堵しながら。
…………………………。
「……ん……っ……」
「…………おやすみ。頑張るから、オレ……」
◇◇◇
清々しい鳥の鳴き声が聞こえてくる。
とうとう朝が訪れた。命運を決める一日の始まりだ。
「ふぁ~……よく寝たびぃ。よーし、今日も一日元気にガンガン行こうぜ」
「朝から元気だなお前……こんな時だってのに」
そうこんな時だってのに、いつもの感じで相変わらずの棚見が始まった。
背中を伸ばしながらあくびをして、それでテンションが起動する。
こいつの変わらなさが時々羨ましくなるな。
「さ、もう出ようぜ。ルシ姉さんが外で待ってるかもじゃん」
そう言うとテントの入り口を開く棚見の動作と連動して、朝の光が舞い込んでくる。
気持ちのいい朝だ。いつもの朝を今日は堪能したい。
二人して外へと出ると。隣に建てたテントの入り口が開いていた。
昨日の焚火跡の前の椅子にルシオロが座っている。
寝起きだからか、寝る前まで着ていたローブを脱いでおり、今は薄手の白いワイシャツに黒いズボンという出で立ちだった。それでいて長い髪を今は結んでいる。
ラフなキャリアウーマン、そういう印象を与えてくる。
彼女も旅をしていたらしいのでパジャマの類は持っていないのかもしれない。どうでもいいかそんんなのは。
「おっはよ~姉さん。なんか印象違うねぇカッコイイじゃん」
「おはよう。そんな褒め言葉を言う余裕はあるようね。取り合えず顔でも洗ったら?」
棚見の挨拶にそう返すと、昨日の夜焚火を消した空の桶に手を翳し、新鮮な水で満たした。
「便利だよね、それってさ。オレも覚えたら出来る?」
「それは貴女次第ね。ただそれ程難しいものじゃないから、そのうち覚えられるんじゃないかしら? そのうちがあれば、だけれど」
発言が一々怖いな。作戦を成功させなければ俺達に明日は無いのだと警告してくる。
「じゃあ大丈夫っしょ? オレってば、これでも興味持ったら一途なんだよね。献身的? みたいな」
「はいはい。そっちの坊やは……意外と眠れたみたいね。スッキリした顔してるじゃない」
「そう、見せてるだけさ」
「それが出来るだけでも上出来でしょ。坊やのようなタイプは縮こまって何も出来なくなるっていうのが相場だもの」
「あ、香月くんってばやる時はメチャやる男なんだぜ姉さん。どんと頼っちゃってよ」
「そこまで言うなら期待させて貰うわ。あなたの船が大船である事を、ね」
勝手に人を置いて盛り上がるなよ。余計な期待は背負い込みたくないってのに。
言われた通りに顔を洗って気を引き締める。
生活用の便利魔法は俺も覚えておきたい。初歩的な水魔法らしいが、これを応用すれば洗濯にも使えるだろう。
何時でも服を洗えるのは実際助かる。旅とは衛生管理との戦いでもあるのだから。
これからも旅を続けられるのなら、色んな事を知りたいな。
………………
…………
……
「さて、ご飯も食べ終わったことだし………そろそろ行きましょうか」
口元をハンカチで拭き終え、ルシオロはそう切り出してきた。
俺も十分に休養を取り、腹も満たした。もう思い残す事は………というのはこの場合違うか。
最終目的は作戦を無事に終えて、再び旅を始める事。むしろ心残りがあるくらいがいいかもしれないな。
焚火の上の鍋も空になり、とうとう俺達の命運を傾ける戦いの挑む時だ。
「オレさ、姉さんの事気に入っちゃったんだよね」
唐突に棚見が口を開いた。急にどうしたと言うんだ?
「怖い目にあったけどさ。でも、全部終わったらオレ達に魔法教えてよ。そんでどっかでまた会ったらビックリさせてやりたいんだよね」
「……そうね、約束してあげるわ。お互いに生きた先に、二人にあったものを用意してあげる。……さあもういいでしょう」
この約束は、いつかの為の決意だとでもいうのか。
二人に流れる独特な空気を完全に読む事は出来ないが、それでも……。
それでもその決意に身を投じてみるのも悪くない、そう思えた。
服装を整え、ここに居た痕跡を片づけ、俺達三人は乗り越える為の死地へと歩きだした。
果たしてあれが最後の晩餐になるのか……それが明日の結果しだい。
倒せ無かったら逃げても死ぬ。
生き残るにはあのドラゴンを封印するしかない。
寝袋に包まりながらも、俺の胸にはモヤのようなものがまだ渦を巻いたままだ。
だが……。
隣を見れば、棚見が俺と同じように寝袋に包まりながら眠っていた。
その顔は穏やかであり、到底明日に人生を掛けた決戦が待っているという様には見えない。
こいつは言った、明後日からも旅がしたいと。
俺の胸は晴れてはいない。だが、だが絶望に打ちひしがれてもいないのは……その言葉が頭の底にこびりついたからなのか。
後ろ向きな考えに囚われやすい俺とは対照的に、棚見は前向きに希望を口にした。
(俺は……、また旅がしたいのか? こいつと。死にたくはない、けれど最悪の結果をつい考え込んでしまう。それでも、生き残れたなら。その時は――)
――素直に聞き入れようか、今度こそ。
本当は、他人を信用し切れない俺の一人旅のはずだったのに。
勝手について来たこいつを、煩わしくも思っていたのに。
なのに不満も言わずに隣を歩くどころか、むしろ振り回してくる棚見を、今はもう無碍に扱えなくなってきている自分がいる。
友達。
家族以外に親しい関係を築くのも怖くなっていた俺に、新しく友人を受け入れる器量について再び考え直させる気を起こさせた。
(……あの時から他人を信じられなくなって、ずけずけと関わってこようとする奴なんて毛嫌いしていたってのに。芯の無い男だな、俺も。こいつの本心だってわかんないってのにな)
人の心に無理矢理入り込もうとしてくる感じとは違う、自分を押し付けて来るくせに相手を蔑ろにしない。変わった男だ。
これが全部嘘なら、俺はもう立ち直れないだろう。演技でやれる範疇を超えてる。
「……もう寝るか」
こういう時間だからか、色々な考えが脳内に巡り巡っていた。全くバカらしい話だな。
俺は目を閉じることにした。
でも明日もこんな感じに一日を終えたなら……俺は自分に呆れるだろうな。
安堵しながら。
…………………………。
「……ん……っ……」
「…………おやすみ。頑張るから、オレ……」
◇◇◇
清々しい鳥の鳴き声が聞こえてくる。
とうとう朝が訪れた。命運を決める一日の始まりだ。
「ふぁ~……よく寝たびぃ。よーし、今日も一日元気にガンガン行こうぜ」
「朝から元気だなお前……こんな時だってのに」
そうこんな時だってのに、いつもの感じで相変わらずの棚見が始まった。
背中を伸ばしながらあくびをして、それでテンションが起動する。
こいつの変わらなさが時々羨ましくなるな。
「さ、もう出ようぜ。ルシ姉さんが外で待ってるかもじゃん」
そう言うとテントの入り口を開く棚見の動作と連動して、朝の光が舞い込んでくる。
気持ちのいい朝だ。いつもの朝を今日は堪能したい。
二人して外へと出ると。隣に建てたテントの入り口が開いていた。
昨日の焚火跡の前の椅子にルシオロが座っている。
寝起きだからか、寝る前まで着ていたローブを脱いでおり、今は薄手の白いワイシャツに黒いズボンという出で立ちだった。それでいて長い髪を今は結んでいる。
ラフなキャリアウーマン、そういう印象を与えてくる。
彼女も旅をしていたらしいのでパジャマの類は持っていないのかもしれない。どうでもいいかそんんなのは。
「おっはよ~姉さん。なんか印象違うねぇカッコイイじゃん」
「おはよう。そんな褒め言葉を言う余裕はあるようね。取り合えず顔でも洗ったら?」
棚見の挨拶にそう返すと、昨日の夜焚火を消した空の桶に手を翳し、新鮮な水で満たした。
「便利だよね、それってさ。オレも覚えたら出来る?」
「それは貴女次第ね。ただそれ程難しいものじゃないから、そのうち覚えられるんじゃないかしら? そのうちがあれば、だけれど」
発言が一々怖いな。作戦を成功させなければ俺達に明日は無いのだと警告してくる。
「じゃあ大丈夫っしょ? オレってば、これでも興味持ったら一途なんだよね。献身的? みたいな」
「はいはい。そっちの坊やは……意外と眠れたみたいね。スッキリした顔してるじゃない」
「そう、見せてるだけさ」
「それが出来るだけでも上出来でしょ。坊やのようなタイプは縮こまって何も出来なくなるっていうのが相場だもの」
「あ、香月くんってばやる時はメチャやる男なんだぜ姉さん。どんと頼っちゃってよ」
「そこまで言うなら期待させて貰うわ。あなたの船が大船である事を、ね」
勝手に人を置いて盛り上がるなよ。余計な期待は背負い込みたくないってのに。
言われた通りに顔を洗って気を引き締める。
生活用の便利魔法は俺も覚えておきたい。初歩的な水魔法らしいが、これを応用すれば洗濯にも使えるだろう。
何時でも服を洗えるのは実際助かる。旅とは衛生管理との戦いでもあるのだから。
これからも旅を続けられるのなら、色んな事を知りたいな。
………………
…………
……
「さて、ご飯も食べ終わったことだし………そろそろ行きましょうか」
口元をハンカチで拭き終え、ルシオロはそう切り出してきた。
俺も十分に休養を取り、腹も満たした。もう思い残す事は………というのはこの場合違うか。
最終目的は作戦を無事に終えて、再び旅を始める事。むしろ心残りがあるくらいがいいかもしれないな。
焚火の上の鍋も空になり、とうとう俺達の命運を傾ける戦いの挑む時だ。
「オレさ、姉さんの事気に入っちゃったんだよね」
唐突に棚見が口を開いた。急にどうしたと言うんだ?
「怖い目にあったけどさ。でも、全部終わったらオレ達に魔法教えてよ。そんでどっかでまた会ったらビックリさせてやりたいんだよね」
「……そうね、約束してあげるわ。お互いに生きた先に、二人にあったものを用意してあげる。……さあもういいでしょう」
この約束は、いつかの為の決意だとでもいうのか。
二人に流れる独特な空気を完全に読む事は出来ないが、それでも……。
それでもその決意に身を投じてみるのも悪くない、そう思えた。
服装を整え、ここに居た痕跡を片づけ、俺達三人は乗り越える為の死地へと歩きだした。
260
あなたにおすすめの小説
神子の余分
朝山みどり
BL
ずっと自分をいじめていた男と一緒に異世界に召喚されたオオヤナギは、なんとか逃げ出した。
おまけながらも、それなりのチートがあるようで、冒険者として暮らしていく。
途中、長く中断致しましたが、完結できました。最後の部分を修正しております。よければ読み直してみて下さい。
普段「はい」しか言わない僕は、そばに人がいると怖いのに、元マスターが迫ってきて弄ばれている
迷路を跳ぶ狐
BL
全105話*六月十一日に完結する予定です。
読んでいただき、エールやお気に入り、しおりなど、ありがとうございました(*≧∀≦*)
魔法の名手が生み出した失敗作と言われていた僕の処分は、ある日突然決まった。これから捨てられる城に置き去りにされるらしい。
ずっと前から廃棄処分は決まっていたし、殺されるかと思っていたのに、そうならなかったのはよかったんだけど、なぜか僕を嫌っていたはずのマスターまでその城に残っている。
それだけならよかったんだけど、ずっとついてくる。たまにちょっと怖い。
それだけならよかったんだけど、なんだか距離が近い気がする。
勘弁してほしい。
僕は、この人と話すのが、ものすごく怖いんだ。
僕を振った奴がストーカー気味に口説いてきて面倒臭いので早く追い返したい。執着されても城に戻りたくなんてないんです!
迷路を跳ぶ狐
BL
*あらすじを改稿し、タグを編集する予定です m(_ _)m後からの改稿、追加で申し訳ございません (>_<)
社交界での立ち回りが苦手で、よく夜会でも失敗ばかりの僕は、いつも一族から罵倒され、軽んじられて生きてきた。このまま誰からも愛されたりしないと思っていたのに、突然、ろくに顔も合わせてくれない公爵家の男と、婚約することになってしまう。
だけど、婚約なんて名ばかりで、会話を交わすことはなく、同じ王城にいるはずなのに、顔も合わせない。
それでも、公爵家の役に立ちたくて、頑張ったつもりだった。夜遅くまで魔法のことを学び、必要な魔法も身につけ、僕は、正式に婚約が発表される日を、楽しみにしていた。
けれど、ある日僕は、公爵家と王家を害そうとしているのではないかと疑われてしまう。
一体なんの話だよ!!
否定しても誰も聞いてくれない。それが原因で、婚約するという話もなくなり、僕は幽閉されることが決まる。
ほとんど話したことすらない、僕の婚約者になるはずだった宰相様は、これまでどおり、ろくに言葉も交わさないまま、「婚約は考え直すことになった」とだけ、僕に告げて去って行った。
寂しいと言えば寂しかった。これまで、彼に相応しくなりたくて、頑張ってきたつもりだったから。だけど、仕方ないんだ……
全てを諦めて、王都から遠い、幽閉の砦に連れてこられた僕は、そこで新たな生活を始める。
食事を用意したり、荒れ果てた砦を修復したりして、結構楽しく暮らせていると思っていたのだが……
*残酷な描写があり、たまに攻めが受け以外に非道なことをしたりしますが、受けには優しいです。
イケメンチート王子に転生した俺に待ち受けていたのは予想もしない試練でした
和泉臨音
BL
文武両道、容姿端麗な大国の第二皇子に転生したヴェルダードには黒髪黒目の婚約者エルレがいる。黒髪黒目は魔王になりやすいためこの世界では要注意人物として国家で保護する存在だが、元日本人のヴェルダードからすれば黒色など気にならない。努力家で真面目なエルレを幼い頃から純粋に愛しているのだが、最近ではなぜか二人の関係に壁を感じるようになった。
そんなある日、エルレの弟レイリーからエルレの不貞を告げられる。不安を感じたヴェルダードがエルレの屋敷に赴くと、屋敷から火の手があがっており……。
* 金髪青目イケメンチート転生者皇子 × 黒髪黒目平凡の魔力チート伯爵
* 一部流血シーンがあるので苦手な方はご注意ください
ドジで惨殺されそうな悪役の僕、平穏と領地を守ろうとしたら暴虐だったはずの領主様に迫られている気がする……僕がいらないなら詰め寄らないでくれ!
迷路を跳ぶ狐
BL
いつもドジで、今日もお仕えする領主様に怒鳴られていた僕。自分が、ゲームの世界に悪役として転生していることに気づいた。このままだと、この領地は惨事が起こる。けれど、選択肢を間違えば、領地は助かっても王国が潰れる。そんな未来が怖くて動き出した僕だけど、すでに領地も王城も策略だらけ。その上、冷酷だったはずの領主様は、やけに僕との距離が近くて……僕は平穏が欲しいだけなのに! 僕のこと、いらないんじゃなかったの!? 惨劇が怖いので先に城を守りましょう!
【完結】最強公爵様に拾われた孤児、俺
福の島
BL
ゴリゴリに前世の記憶がある少年シオンは戸惑う。
目の前にいる男が、この世界最強の公爵様であり、ましてやシオンを養子にしたいとまで言ったのだから。
でも…まぁ…いっか…ご飯美味しいし、風呂は暖かい…
……あれ…?
…やばい…俺めちゃくちゃ公爵様が好きだ…
前置きが長いですがすぐくっつくのでシリアスのシの字もありません。
1万2000字前後です。
攻めのキャラがブレるし若干変態です。
無表情系クール最強公爵様×のんき転生主人公(無自覚美形)
おまけ完結済み
婚約破棄されてヤケになって戦に乱入したら、英雄にされた上に美人で可愛い嫁ができました。
零壱
BL
自己肯定感ゼロ×圧倒的王太子───美形スパダリ同士の成長と恋のファンタジーBL。
鎖国国家クルシュの第三王子アースィムは、結婚式目前にして長年の婚約を一方的に破棄される。
ヤケになり、賑やかな幼馴染み達を引き連れ無関係の戦場に乗り込んだ結果───何故か英雄に祭り上げられ、なぜか嫁(男)まで手に入れてしまう。
「自分なんかがこんなどちゃくそ美人(男)を……」と悩むアースィム(攻)と、
「この私に不満があるのか」と詰め寄る王太子セオドア(受)。
互いを想い合う二人が紡ぐ、恋と成長の物語。
他にも幼馴染み達の一抹の寂寥を切り取った短篇や、
両想いなのに攻めの鈍感さで拗れる二人の恋を含む全四篇。
フッと笑えて、ギュッと胸が詰まる。
丁寧に読みたい、大人のためのファンタジーBL。
他サイトでも公開しております。
表紙ロゴは零壱の著作物です。
2度目の異世界移転。あの時の少年がいい歳になっていて殺気立って睨んでくるんだけど。
ありま氷炎
BL
高校一年の時、道路陥没の事故に巻き込まれ、三日間記憶がない。
異世界転移した記憶はあるんだけど、夢だと思っていた。
二年後、どうやら異世界転移してしまったらしい。
しかもこれは二度目で、あれは夢ではなかったようだった。
再会した少年はすっかりいい歳になっていて、殺気立って睨んでくるんだけど。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる