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第2話 報いを受ける二人
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おかしい。私の彼氏である智君とはこの三週間、顔を合わせていない。
連絡も取れないし、学校にも出てきてない。
もしかして私は捨てられた? いや、だったら本人が学校に来ないのは何で?
ここ数日ずっと不安だった。好きな人が傍に居ない。
それに、私と悠が別れた事はもう学年中の噂になっている。有名なカップルだったし。新しい彼氏を早く紹介してくれって友達にも言われてるし。
このままじゃ私、フリーのままだと思われる。そんなの嫌だ! かっこいい彼氏と一緒に過ごしたいし自慢もしたい。
でも肝心の相手が……。
ふと、元彼である悠が帰り支度をしているのを見て……思わず声をかけてしまった。
「あ、あの悠……」
「ん? ああなんだ、元恋人の水木じゃないか。振った相手に一体何の用だ?」
元、恋人? それに水木?
確かに振ったのは私だけど、そんな風に言わなくてもいいと思うな。ひどいよ。
「そんな言い方はやめてよ。あのさ、最近智君見ないんだけど何してるんだろうね?」
「なんでお前の彼氏について俺に聞く? 彼女なんだろう、そっちの方が詳しいはずだよな」
「ぁ、あの……さ、最近全然学校に来てないし、連絡も取れないし。……私達って本当に恋人同士だったのかなぁって」
「は?」
思っていた事を悠へと零してみると、不思議と本当はそうだったんじゃないかと思えてくる。
きっと私は遊ばれていたんじゃないかな? だって、せっかく恋人になれたのに顔を合わせ無いなんておかしいし。
学校に来ない理由はわからないけど、だからってまだ会ったこともない親に直接聞くのもちょっと……。
うん、きっとそうだ! 私はいい様に弄ばれていただけなんだ。
確かに一緒にホテルにも行った。キスだってそれ以上だって……。
でもそれって学生時代には良くある傷みたいなものなんじゃないかな?
あの時はやんちゃしていたけど、今ではいい思い出。みたいな?
きっと将来、悠とそんな風に笑い合える日が来るはず!
「もしかしたら私と智く――永田君の関係って恋人同士でも何でも無かったんじゃないかな? だ、だからさ……私達、寄りを戻さない? ちょっと遠回りする事になったけど、やっぱりその方がいいんと思う」
「……本気で言ってんのか、それ?」
「ぃ……!」
今まで聞いたこともないような低い声が聞こえてきた。
まるで本気で怒ってるみたいで、思わず声をあげてしまった。
で、でも気のせいだよね!
「ああ、悪い悪い。お前もなかなか面白いジョークを言うようになったんだな、思わず感心してしまったよ」
「いやあの、冗談じゃなくてさ」
なんだ、冗談だって思われてただけなんだ。ホッとした。
そうだよね、悠が私に怖い思いをさせるはずがないもの。
「そういえば! お前に合わせたい相手がいるんだよ」
「……え?」
合わせたい相手? 誰だろう? まだ別れてから三週間しか経って無いし、新しい恋人なはずは無いだろうし。
悠はスマホを取り出すと、何か操作していた。相手と連絡を取っているのかな?
「ちょっとついて来いよ、相手を待たせるのを失礼だからな」
「う、うん……」
何が何だかわからないけど、新しい友達が出来て紹介したいって事かな?
だったら仲良くしないと。私たちはよりを戻すんだから。
屋上へと案内されて、扉を開くとそこには一人の女性が立っていた。
私よりもずっと背が高くて、もしかしたら悠よりも大きいかもしれない生徒。
金髪で肌が日に焼けていた。ギャル? でもこんな子うちの学校に居たかな?
「あ、おっそ~い! 待ってたよ悠くん!」
その子は馴れ馴れしく悠相手に陽気に話しかけていた。
な、何この子! 私の悠に……!
「別にそんな待ってないだろ? それよりも……ほら、水木に挨拶しろ」
その顔はとてつもない美人で――正直ムカつく。でも、意外と声は低めだった。
やっぱり見覚えがない。こんなに目立つ子なら噂の一つぐらい聞いてもいいはずだけど。
「桃子~! 元気してたぁ? ウチは今日もバカみたいに元気やってま~す!」
「な、何言ってるの? 私たち、初対面じゃ――」
「おいおい、お前なんて事言うんだ。全くひでぇ女だな」
悠が呆れたような声を出す。
そ、そんなこと言ったって全然見覚えがないし。こんなアホそうで馴れ馴れしい子と仲良くした記憶なんて全くない。
「はぁ……こうして機会を作ってやったのに、薄情な女だぜ。久しぶりのご対面だろ
――愛しの彼氏様との、よ」
「…………え?」
何を言ってるの悠? だってどう見ても別人じゃ……?
「は~いお久ぁ! 変わりすぎてわかんなかったかにゃ? ウチは間違い無く智樹だよ!」
「さっきから二人して何を言ってるの!? いくら私が彼と会えて無いからってこんな風にからかうなんて……ひどすぎるよ!」
「ひっど~いホントの事なのに~」
「そうだぞ? だってお前……三週間も愛しの彼氏が学校に顔も見せないなんて不思議に思わなかったのか?」
「そ、それは何してるんだろうって。でも、それが一体何なのよ?!」
二人して私をからかって、思わず大声が出てしまった。
「あ、いっけないんだ~。女の子がそんなヒス見せると男の子は離れて行っちゃうぞ?」
「ふっははははは! いやぁ我ながら完璧だろ? ここまで仕上げるのに”三週間”も掛かっちまったよ」
何がおかしいのか大声を上げて笑う悠。
……ここまで仕上げるのに”三週間”? ま、まさか……!?
「ほ、本当に智君……なの?」
「だからそう言ってんじゃ~ん! もう女の子に興味無くなったけどぉ、悠くんの頼みだしぃ友達としてなら仲良くしてあげてもいいよ~?」
こ、こんなギャルがあの智君。
「う、うそ……なんで……? どうして悠!? どうしてこんなひどい――」
事を、と言おうとした時、その悠に胸を掴まれて怖い顔で凄まれていた。
「どうして? どうしてだぁ!!? そんなの決まってんだろ? お前が俺を裏切ったからだよ! 下らない理由で恋人をゴミみたいに切り捨てて。俺さ、一度は死のうとしたんだぜ? 本気で。でもな、お前らみたいなクソがのさばるなんてどう考えてもおかしいだろ!! だからぶっ壊してやったのさ、お前の彼氏様をな。……へ、へへ。ははは、ひゃははははははは!!!!」
悠の口から飛び出る言葉の数々。それはどれも私に向けた、かつてないほどの怒りを含んでいた。
「あ、あんな馬鹿そうな……っ!」
「ひどい事言うなよお前の彼氏だろ?! ああ~マジで笑いが止まらねぇや!」
「ぅ、そ、そんな……!」
目の前の光景は夢か何かだと思いたい。でもこれは現実だ。だから、こんなことになった原因は私に有るってこと? 私が彼に酷いことをしたから……なの?
「一ついい事を教えてやる。こいつの人生を変えてやったら親から勘当されちまったんだってよ? だからこいつの輝かしい将来も……もう無いんだよどこにも」
「だってさぁ、ウチもう親の言いなりになって勉強するのもぉ、ストレス発散で人の彼女取るのも馬鹿らしくなっちゃてぇ。これがウチの本当の生き方! って言ったらパパったらマジ怒鳴りするんだもん、家飛び出しちゃった! 制服はお姉ちゃんの昔の持ってきちゃったんだ。似合ってるっしょ!」
頭が真っ白になってくる。
こんな人……こんな人だったの?
私が好きな智君は、強引だけど自信に溢れていて男らしくてとってもカッコいい男の子だった。
そんな人がこんな風に変わってしまうなんて信じられない……いや、信じたくない!
「い、いや……なんでこんなに……」
「お前が下らない理由で俺を振りさえしなけりゃな。せめて好きな相手が出来たから別れたいって言ってくれればこんなことはしなかったぜ? 全部浮気したお前が悪い。将来の約束された相手に寄りかかって楽して勝ち組になりたかったんだろ? その為なら彼氏だって捨てられるクソ女――それがお前のクズみたいな本性だろうがよ!!」
「ちがっ……! だって……だってぇ……」
「あばよ、もう俺に話し掛けるな。そして俺達を利用しようとするな。俺達はお前の人生を満たす為の道具じゃないんだ……おら、行くぞ智樹」
「はいは~い! じゃあね、気が向いたらウチと遊んでね。バイバ~イ」
屋上の扉がパタンとしまった。
一人残されて、そうすると手足が急激に冷えて行くのを感じやがて体中が冷たくなるような恐怖で支配され――自然に涙が溢れてきた。
「いや……いやあああああああああ!!!!!」
◇◇◇
あれから数年が経ってしまった。あの後直ぐに私が二股した挙句に悠をこっぴどく振ったのだという噂が流れて、私の周りから誰もいなくなった。
いたたまれなくなって学校を中退。
誰も信用が出来なくなって部屋からほとんど出れなくなっていた。
隣の家、悠が住んでいる家では毎日のように笑い声が聞こえてくる。
彼は必死に勉強して一流大学に入って、誰もが知っているような有名企業に就職したらしい。
今では美人の奥さんが居て、二児の父親……。
「本当なら、私が悠の隣に居るはずなのに……。どうして……どうして……?」
どうしてこうなったんだろう? あの時、輝いていたはずの私の未来がどこにも無い。
私一人だけが……あの時間に取り残されたままだ。
連絡も取れないし、学校にも出てきてない。
もしかして私は捨てられた? いや、だったら本人が学校に来ないのは何で?
ここ数日ずっと不安だった。好きな人が傍に居ない。
それに、私と悠が別れた事はもう学年中の噂になっている。有名なカップルだったし。新しい彼氏を早く紹介してくれって友達にも言われてるし。
このままじゃ私、フリーのままだと思われる。そんなの嫌だ! かっこいい彼氏と一緒に過ごしたいし自慢もしたい。
でも肝心の相手が……。
ふと、元彼である悠が帰り支度をしているのを見て……思わず声をかけてしまった。
「あ、あの悠……」
「ん? ああなんだ、元恋人の水木じゃないか。振った相手に一体何の用だ?」
元、恋人? それに水木?
確かに振ったのは私だけど、そんな風に言わなくてもいいと思うな。ひどいよ。
「そんな言い方はやめてよ。あのさ、最近智君見ないんだけど何してるんだろうね?」
「なんでお前の彼氏について俺に聞く? 彼女なんだろう、そっちの方が詳しいはずだよな」
「ぁ、あの……さ、最近全然学校に来てないし、連絡も取れないし。……私達って本当に恋人同士だったのかなぁって」
「は?」
思っていた事を悠へと零してみると、不思議と本当はそうだったんじゃないかと思えてくる。
きっと私は遊ばれていたんじゃないかな? だって、せっかく恋人になれたのに顔を合わせ無いなんておかしいし。
学校に来ない理由はわからないけど、だからってまだ会ったこともない親に直接聞くのもちょっと……。
うん、きっとそうだ! 私はいい様に弄ばれていただけなんだ。
確かに一緒にホテルにも行った。キスだってそれ以上だって……。
でもそれって学生時代には良くある傷みたいなものなんじゃないかな?
あの時はやんちゃしていたけど、今ではいい思い出。みたいな?
きっと将来、悠とそんな風に笑い合える日が来るはず!
「もしかしたら私と智く――永田君の関係って恋人同士でも何でも無かったんじゃないかな? だ、だからさ……私達、寄りを戻さない? ちょっと遠回りする事になったけど、やっぱりその方がいいんと思う」
「……本気で言ってんのか、それ?」
「ぃ……!」
今まで聞いたこともないような低い声が聞こえてきた。
まるで本気で怒ってるみたいで、思わず声をあげてしまった。
で、でも気のせいだよね!
「ああ、悪い悪い。お前もなかなか面白いジョークを言うようになったんだな、思わず感心してしまったよ」
「いやあの、冗談じゃなくてさ」
なんだ、冗談だって思われてただけなんだ。ホッとした。
そうだよね、悠が私に怖い思いをさせるはずがないもの。
「そういえば! お前に合わせたい相手がいるんだよ」
「……え?」
合わせたい相手? 誰だろう? まだ別れてから三週間しか経って無いし、新しい恋人なはずは無いだろうし。
悠はスマホを取り出すと、何か操作していた。相手と連絡を取っているのかな?
「ちょっとついて来いよ、相手を待たせるのを失礼だからな」
「う、うん……」
何が何だかわからないけど、新しい友達が出来て紹介したいって事かな?
だったら仲良くしないと。私たちはよりを戻すんだから。
屋上へと案内されて、扉を開くとそこには一人の女性が立っていた。
私よりもずっと背が高くて、もしかしたら悠よりも大きいかもしれない生徒。
金髪で肌が日に焼けていた。ギャル? でもこんな子うちの学校に居たかな?
「あ、おっそ~い! 待ってたよ悠くん!」
その子は馴れ馴れしく悠相手に陽気に話しかけていた。
な、何この子! 私の悠に……!
「別にそんな待ってないだろ? それよりも……ほら、水木に挨拶しろ」
その顔はとてつもない美人で――正直ムカつく。でも、意外と声は低めだった。
やっぱり見覚えがない。こんなに目立つ子なら噂の一つぐらい聞いてもいいはずだけど。
「桃子~! 元気してたぁ? ウチは今日もバカみたいに元気やってま~す!」
「な、何言ってるの? 私たち、初対面じゃ――」
「おいおい、お前なんて事言うんだ。全くひでぇ女だな」
悠が呆れたような声を出す。
そ、そんなこと言ったって全然見覚えがないし。こんなアホそうで馴れ馴れしい子と仲良くした記憶なんて全くない。
「はぁ……こうして機会を作ってやったのに、薄情な女だぜ。久しぶりのご対面だろ
――愛しの彼氏様との、よ」
「…………え?」
何を言ってるの悠? だってどう見ても別人じゃ……?
「は~いお久ぁ! 変わりすぎてわかんなかったかにゃ? ウチは間違い無く智樹だよ!」
「さっきから二人して何を言ってるの!? いくら私が彼と会えて無いからってこんな風にからかうなんて……ひどすぎるよ!」
「ひっど~いホントの事なのに~」
「そうだぞ? だってお前……三週間も愛しの彼氏が学校に顔も見せないなんて不思議に思わなかったのか?」
「そ、それは何してるんだろうって。でも、それが一体何なのよ?!」
二人して私をからかって、思わず大声が出てしまった。
「あ、いっけないんだ~。女の子がそんなヒス見せると男の子は離れて行っちゃうぞ?」
「ふっははははは! いやぁ我ながら完璧だろ? ここまで仕上げるのに”三週間”も掛かっちまったよ」
何がおかしいのか大声を上げて笑う悠。
……ここまで仕上げるのに”三週間”? ま、まさか……!?
「ほ、本当に智君……なの?」
「だからそう言ってんじゃ~ん! もう女の子に興味無くなったけどぉ、悠くんの頼みだしぃ友達としてなら仲良くしてあげてもいいよ~?」
こ、こんなギャルがあの智君。
「う、うそ……なんで……? どうして悠!? どうしてこんなひどい――」
事を、と言おうとした時、その悠に胸を掴まれて怖い顔で凄まれていた。
「どうして? どうしてだぁ!!? そんなの決まってんだろ? お前が俺を裏切ったからだよ! 下らない理由で恋人をゴミみたいに切り捨てて。俺さ、一度は死のうとしたんだぜ? 本気で。でもな、お前らみたいなクソがのさばるなんてどう考えてもおかしいだろ!! だからぶっ壊してやったのさ、お前の彼氏様をな。……へ、へへ。ははは、ひゃははははははは!!!!」
悠の口から飛び出る言葉の数々。それはどれも私に向けた、かつてないほどの怒りを含んでいた。
「あ、あんな馬鹿そうな……っ!」
「ひどい事言うなよお前の彼氏だろ?! ああ~マジで笑いが止まらねぇや!」
「ぅ、そ、そんな……!」
目の前の光景は夢か何かだと思いたい。でもこれは現実だ。だから、こんなことになった原因は私に有るってこと? 私が彼に酷いことをしたから……なの?
「一ついい事を教えてやる。こいつの人生を変えてやったら親から勘当されちまったんだってよ? だからこいつの輝かしい将来も……もう無いんだよどこにも」
「だってさぁ、ウチもう親の言いなりになって勉強するのもぉ、ストレス発散で人の彼女取るのも馬鹿らしくなっちゃてぇ。これがウチの本当の生き方! って言ったらパパったらマジ怒鳴りするんだもん、家飛び出しちゃった! 制服はお姉ちゃんの昔の持ってきちゃったんだ。似合ってるっしょ!」
頭が真っ白になってくる。
こんな人……こんな人だったの?
私が好きな智君は、強引だけど自信に溢れていて男らしくてとってもカッコいい男の子だった。
そんな人がこんな風に変わってしまうなんて信じられない……いや、信じたくない!
「い、いや……なんでこんなに……」
「お前が下らない理由で俺を振りさえしなけりゃな。せめて好きな相手が出来たから別れたいって言ってくれればこんなことはしなかったぜ? 全部浮気したお前が悪い。将来の約束された相手に寄りかかって楽して勝ち組になりたかったんだろ? その為なら彼氏だって捨てられるクソ女――それがお前のクズみたいな本性だろうがよ!!」
「ちがっ……! だって……だってぇ……」
「あばよ、もう俺に話し掛けるな。そして俺達を利用しようとするな。俺達はお前の人生を満たす為の道具じゃないんだ……おら、行くぞ智樹」
「はいは~い! じゃあね、気が向いたらウチと遊んでね。バイバ~イ」
屋上の扉がパタンとしまった。
一人残されて、そうすると手足が急激に冷えて行くのを感じやがて体中が冷たくなるような恐怖で支配され――自然に涙が溢れてきた。
「いや……いやあああああああああ!!!!!」
◇◇◇
あれから数年が経ってしまった。あの後直ぐに私が二股した挙句に悠をこっぴどく振ったのだという噂が流れて、私の周りから誰もいなくなった。
いたたまれなくなって学校を中退。
誰も信用が出来なくなって部屋からほとんど出れなくなっていた。
隣の家、悠が住んでいる家では毎日のように笑い声が聞こえてくる。
彼は必死に勉強して一流大学に入って、誰もが知っているような有名企業に就職したらしい。
今では美人の奥さんが居て、二児の父親……。
「本当なら、私が悠の隣に居るはずなのに……。どうして……どうして……?」
どうしてこうなったんだろう? あの時、輝いていたはずの私の未来がどこにも無い。
私一人だけが……あの時間に取り残されたままだ。
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