貴方に出会えて

麻美

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その後…15

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「巳露さん」

「はい」

「不安にさせてごめんね」

「不安だなんて…そんな…」

「俺はね、確かに貴方しか愛したことはない。けどそれってとても幸せなことだなって思ってるんです。俺は幸運だった…って…都会に出てきたばかりで不安しかなくて…そこに現れたのがあなたで…本当に良かった。他にも出会える人がいたのかもしれないよ?けどさそれって貴方にも言えることでしょ?あの時、寂しさを埋めるために気紛れに声をかけた。たまたまその相手が俺だったってだけでしょ?貴方にだって他にも運命の人がいたのかもしれない。でもさそんなこと言ってても好きだと…愛してるという感情に迷いも何もない訳でしょ?」

「ないよ!俺は峻くんと出会えてこんなに長く一緒にいられてずっとずっと好きで…愛してて…」

「だったら余計なこと考えるの止めませんか?俺たちは互いに互いが必要なんです。また悩んだり迷ったりすることはこれから先の長い人生たくさんあると思うんです。どんなことにぶつかっても。結果喧嘩とかになったとしてもそれでも一緒に解決していきませんか?俺と共に生きてくれませんか?迷ったら…悩んだら…教えて?俺もちゃんと話すから。だめかな?俺はあなたと一緒にいたい…どうしても貴方がいいんです」

「峻くん…」

「俺にしてください」

「ありがと…うん…峻くんがいい…峻くんじゃなきゃいやだ…こんな俺だけど…一緒に…生きてくれますか?」

「勿論です。ねぇ。巳露さん」

「ん?」

「籍入れませんか?ずっとずっと考えてたんです。このままでいいって巳露さん言ってたし俺も一緒にいられるなら形なんて何でもいいって思ってたけど貴方をもう不安にさせたくないんです。俺と結婚してください」



俺たちは新しい形でまた人生を踏み出した。ねぇ。巳露さん。貴方に出会えて俺はとても幸せです…

だから…ずっとずっと俺の隣で笑っていてください。

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