28 / 99
第五章 決戦の行方はスキル次第
第28話 救世主の真価
しおりを挟む
「まずは私が数を減らします! 救世主様は手筈どおりにお願いします!」
戦いの始まりはサーラの魔法から始まった。
事前に聞かされていた内容では威力ではなく範囲を重視した魔法を使い、少しでも数を減らしていくという話であったのだが――
(えっと、これは何だ?)
サーラの魔法が放たれた瞬間、研一は戸惑いで目の前で何が起きているか瞬時には判断出来なかった。
視界一面がオレンジ色の何かで埋め尽くされている。
あまりに強大過ぎて、それが何なのか解らない。
(炎の壁、か?)
一瞬遅れで目の前の物の正体に気付いた瞬間。
壁のように全く動いていなかった炎が、まるで津波を思わせるような動きで魔族軍へと押し寄せていく。
(え、これ俺本当に要る?)
水のように炎が流動し、全てを呑み込んでいく。
生えていたサボテンを瞬時に灰にし、偶々魔法の進路上に居てしまった通りすがっただけの哀れな魔物が焼き尽くして尚――
勢いは留まる事を知らず突き進んでいく。
(雪崩……)
不意に研一の頭に浮かんだのは、そんな突拍子もない単語。
山でもなければ雪でもない。
砂漠を駆け抜けていくオレンジ色の炎の波には、不似合いな言葉だろう。
けれど、その全てを覆い尽くす抗いようのない光景は、まさしく研一がイメージする雪崩そのものであった。
「はぁ……」
その圧倒的なまでの暴力に対して魔族の男は、つまらなさそうに一つ溜息を吐く。
そして買い物でもするかのような足取りで、迫りくる炎の前に立ち塞がったかと思うと――
「随分と舐められてるんだな、俺達……」
軽く腕を横薙ぎに振るう。
たったそれだけの行為で炎で出来た雪崩は切り裂かれ、雲散霧消した。
「この程度の魔法で倒せるとは思っていなかったですが――」
言葉どおりサーラとて、こんな魔法で倒せるとは露ほども思っていなかった。
魔法というのは原則として、範囲を広げれば広げるだけ威力は弱まる傾向があり、確実に相手を殺したいのならば、細く鋭く魔力を集中させ、急所を射貫く事こそが正道とされている。
だが、それはあくまで一対一の話。
大人数でぶつかり合う場合は、まずは範囲攻撃で敵の兵と体力を削り、その後で生き残った強者に集中するのが基本戦術なのだ。
だから耐えられる事自体はサーラだって予想していたのだが――
「まさか全く通用しないとは思いませんでした……」
僅かさえ削る事も出来ずに防がれるのは、あまりに想定外であった。
威力重視でこそないものの、それでも多少の強さを持った人間や生半可な魔物ならば防ぐ事も出来ず焼き尽くせる程度の威力ならあったし――
範囲攻撃の最大の利点は、避け難い上に完全には防ぎ辛い事にある。
精々が魔力で壁を作ったりして軽減するのが関の山と思っていただけに、サーラも少なからず驚かされる。
けれど――
「ですが、大した問題ではありませんので」
本当に驚きは僅かだけ。
少しでも戦力を削れれば御の字であったが、負け惜しみでも何でもなく今の魔法が通じなくてもサーラとしては何の問題なんてない。
そもそも今の魔法は攻撃を目的として放たれたモノなんかでは、なかったのだから。
「うおおおおおお!」
雪崩のような炎を隠れ蓑に、研一が炎と共に駆け抜けていた。
既に魔族は手に届く距離どころか、振り被った拳を振り抜くだけで攻撃が届く立ち位置。
「何!?」
突如現れた研一の姿に、炎の雪崩を掻き消した魔族の男の顔が驚愕に歪むが、研一は止まらない。
というか、そんな余裕がない。
(まだ功績なんて何一つ残せてない! こんな状態で死んで堪るか!!)
この世界に来てマトモに戦闘用の魔法など見てなかった上に、憎まれる方法を考える事に忙しくて、あまりこの世界の常識を理解していない研一は誤解していたのだ。
サーラの魔法は開戦時の余裕がある時に使えない、決戦用の凄まじい強力な魔法なのだと。
――魔法と共に駆け抜け、弱い魔物をいとも簡単に蹴散らす姿を目の当たりにしたのも、その印象に拍車を掛けていただろう。
そんな魔法をいとも容易くあしらった相手に、手加減なんて出来る訳がない。
不意討ちの好機に、全身全霊の一撃を叩き込もうとするのは当然の流れと言えるだろう。
「間に合わ――」
既に避けられるタイミングではない。
それならばとばかりに腕を交差して防御態勢に移る魔族であったが――
研一の拳が身体に触れた途端、防御の甲斐も虚しく首から下が全て吹き飛んだ。
「は?」
その戸惑いの声は誰の口から放たれたものだったのか。
サーラの魔法を軽々と掻き消した魔族は、それ以上の呆気なさでこの世界から消滅した。
「…………」
戦闘中だとは思えない静寂が辺りを包み込む。
仕方ない事なのかもしれない。
今倒された魔族は、この部隊の中では決して最強ではないものの、それでも上から数えて五指に入る程の強者ではあったのだ。
それがいくら不意討ちであったとはいえ、防御したにも拘わらず一撃で消滅。
即座に受け入れろという方が無理という話だろう。
(えっと、あれ? これは別に俺が有利なだけで気にするような事でもないよな?)
何とも言えない空気に僅かに戸惑う研一であったが、よく考えれば別に何も不都合なんてない。
むしろ想像していたよりも遥かに、自分の強さが飛び抜けていた事が解かっただけの話。
慌てる必要なんて、どこにもなかった。
「まとめて掛かって来いよ! じゃなきゃ相手にもならねえぞ!」
サーラからは一当てしたら無理せずに戻って来て下さいと言われていたが、今まであまりにも好き放題やってきたのに、それでも救世主としての力を信じてくれていたのだ。
それならば指示を無視する事になっても、期待してくれた分くらいの活躍をしたかった。
――撤退の指示が別に何かの作戦という訳ではなく、単に研一の身を案じている事なのはベッカの口から聞いていたから。
(最後にこれくらいは、な……)
研一がそんな行動に出た理由は簡単な話。
この戦いを最後に国を出る予定であり、スキルの性質上仕方ないとはいえサーラには特に酷い態度を取り続けてしまった。
その罪滅ぼしを少しでもしたかったのだ。
(正直潮時だろうしな。ベッカには全部演技だったって見抜かれてしまったし、今思い返せばセンちゃんの事で驚いていたとはいえ、シャロン相手にはマトモに演技なんて出来てもなかったしな)
もはや魔族との戦いに身の危険など微塵も感じていない。
余裕の生まれた頭が、緊張が忘れさせてくれていた失敗や悩みの種を次々に思い出させていく。
(センちゃん、全部知ったらどんな顔するだろうなあ……)
そんな中、どうしても研一の頭に浮かんでくるのはセンの事だった。
母親に頼まれたし、気持ち的には自分に付いてきてほしい。
けれど、どれだけ都合の良い想像をしようとしても、恨みがましい目で睨まれ、別れる事になる未来しか想像出来なかった。
「化け物め! 怯むな! 魔族の未来の為に、コイツだけはここで討ち取れ!」
もはやBGMにしか聞こえない叫び声や、拳を振るう度に身体が吹き飛んで消滅していく魔族の姿を、どこか遠いモノに感じながら――
研一は悩み事の片手間に魔族軍を蹂躙していくのであった。
戦いの始まりはサーラの魔法から始まった。
事前に聞かされていた内容では威力ではなく範囲を重視した魔法を使い、少しでも数を減らしていくという話であったのだが――
(えっと、これは何だ?)
サーラの魔法が放たれた瞬間、研一は戸惑いで目の前で何が起きているか瞬時には判断出来なかった。
視界一面がオレンジ色の何かで埋め尽くされている。
あまりに強大過ぎて、それが何なのか解らない。
(炎の壁、か?)
一瞬遅れで目の前の物の正体に気付いた瞬間。
壁のように全く動いていなかった炎が、まるで津波を思わせるような動きで魔族軍へと押し寄せていく。
(え、これ俺本当に要る?)
水のように炎が流動し、全てを呑み込んでいく。
生えていたサボテンを瞬時に灰にし、偶々魔法の進路上に居てしまった通りすがっただけの哀れな魔物が焼き尽くして尚――
勢いは留まる事を知らず突き進んでいく。
(雪崩……)
不意に研一の頭に浮かんだのは、そんな突拍子もない単語。
山でもなければ雪でもない。
砂漠を駆け抜けていくオレンジ色の炎の波には、不似合いな言葉だろう。
けれど、その全てを覆い尽くす抗いようのない光景は、まさしく研一がイメージする雪崩そのものであった。
「はぁ……」
その圧倒的なまでの暴力に対して魔族の男は、つまらなさそうに一つ溜息を吐く。
そして買い物でもするかのような足取りで、迫りくる炎の前に立ち塞がったかと思うと――
「随分と舐められてるんだな、俺達……」
軽く腕を横薙ぎに振るう。
たったそれだけの行為で炎で出来た雪崩は切り裂かれ、雲散霧消した。
「この程度の魔法で倒せるとは思っていなかったですが――」
言葉どおりサーラとて、こんな魔法で倒せるとは露ほども思っていなかった。
魔法というのは原則として、範囲を広げれば広げるだけ威力は弱まる傾向があり、確実に相手を殺したいのならば、細く鋭く魔力を集中させ、急所を射貫く事こそが正道とされている。
だが、それはあくまで一対一の話。
大人数でぶつかり合う場合は、まずは範囲攻撃で敵の兵と体力を削り、その後で生き残った強者に集中するのが基本戦術なのだ。
だから耐えられる事自体はサーラだって予想していたのだが――
「まさか全く通用しないとは思いませんでした……」
僅かさえ削る事も出来ずに防がれるのは、あまりに想定外であった。
威力重視でこそないものの、それでも多少の強さを持った人間や生半可な魔物ならば防ぐ事も出来ず焼き尽くせる程度の威力ならあったし――
範囲攻撃の最大の利点は、避け難い上に完全には防ぎ辛い事にある。
精々が魔力で壁を作ったりして軽減するのが関の山と思っていただけに、サーラも少なからず驚かされる。
けれど――
「ですが、大した問題ではありませんので」
本当に驚きは僅かだけ。
少しでも戦力を削れれば御の字であったが、負け惜しみでも何でもなく今の魔法が通じなくてもサーラとしては何の問題なんてない。
そもそも今の魔法は攻撃を目的として放たれたモノなんかでは、なかったのだから。
「うおおおおおお!」
雪崩のような炎を隠れ蓑に、研一が炎と共に駆け抜けていた。
既に魔族は手に届く距離どころか、振り被った拳を振り抜くだけで攻撃が届く立ち位置。
「何!?」
突如現れた研一の姿に、炎の雪崩を掻き消した魔族の男の顔が驚愕に歪むが、研一は止まらない。
というか、そんな余裕がない。
(まだ功績なんて何一つ残せてない! こんな状態で死んで堪るか!!)
この世界に来てマトモに戦闘用の魔法など見てなかった上に、憎まれる方法を考える事に忙しくて、あまりこの世界の常識を理解していない研一は誤解していたのだ。
サーラの魔法は開戦時の余裕がある時に使えない、決戦用の凄まじい強力な魔法なのだと。
――魔法と共に駆け抜け、弱い魔物をいとも簡単に蹴散らす姿を目の当たりにしたのも、その印象に拍車を掛けていただろう。
そんな魔法をいとも容易くあしらった相手に、手加減なんて出来る訳がない。
不意討ちの好機に、全身全霊の一撃を叩き込もうとするのは当然の流れと言えるだろう。
「間に合わ――」
既に避けられるタイミングではない。
それならばとばかりに腕を交差して防御態勢に移る魔族であったが――
研一の拳が身体に触れた途端、防御の甲斐も虚しく首から下が全て吹き飛んだ。
「は?」
その戸惑いの声は誰の口から放たれたものだったのか。
サーラの魔法を軽々と掻き消した魔族は、それ以上の呆気なさでこの世界から消滅した。
「…………」
戦闘中だとは思えない静寂が辺りを包み込む。
仕方ない事なのかもしれない。
今倒された魔族は、この部隊の中では決して最強ではないものの、それでも上から数えて五指に入る程の強者ではあったのだ。
それがいくら不意討ちであったとはいえ、防御したにも拘わらず一撃で消滅。
即座に受け入れろという方が無理という話だろう。
(えっと、あれ? これは別に俺が有利なだけで気にするような事でもないよな?)
何とも言えない空気に僅かに戸惑う研一であったが、よく考えれば別に何も不都合なんてない。
むしろ想像していたよりも遥かに、自分の強さが飛び抜けていた事が解かっただけの話。
慌てる必要なんて、どこにもなかった。
「まとめて掛かって来いよ! じゃなきゃ相手にもならねえぞ!」
サーラからは一当てしたら無理せずに戻って来て下さいと言われていたが、今まであまりにも好き放題やってきたのに、それでも救世主としての力を信じてくれていたのだ。
それならば指示を無視する事になっても、期待してくれた分くらいの活躍をしたかった。
――撤退の指示が別に何かの作戦という訳ではなく、単に研一の身を案じている事なのはベッカの口から聞いていたから。
(最後にこれくらいは、な……)
研一がそんな行動に出た理由は簡単な話。
この戦いを最後に国を出る予定であり、スキルの性質上仕方ないとはいえサーラには特に酷い態度を取り続けてしまった。
その罪滅ぼしを少しでもしたかったのだ。
(正直潮時だろうしな。ベッカには全部演技だったって見抜かれてしまったし、今思い返せばセンちゃんの事で驚いていたとはいえ、シャロン相手にはマトモに演技なんて出来てもなかったしな)
もはや魔族との戦いに身の危険など微塵も感じていない。
余裕の生まれた頭が、緊張が忘れさせてくれていた失敗や悩みの種を次々に思い出させていく。
(センちゃん、全部知ったらどんな顔するだろうなあ……)
そんな中、どうしても研一の頭に浮かんでくるのはセンの事だった。
母親に頼まれたし、気持ち的には自分に付いてきてほしい。
けれど、どれだけ都合の良い想像をしようとしても、恨みがましい目で睨まれ、別れる事になる未来しか想像出来なかった。
「化け物め! 怯むな! 魔族の未来の為に、コイツだけはここで討ち取れ!」
もはやBGMにしか聞こえない叫び声や、拳を振るう度に身体が吹き飛んで消滅していく魔族の姿を、どこか遠いモノに感じながら――
研一は悩み事の片手間に魔族軍を蹂躙していくのであった。
1
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
第2の人生は、『男』が希少種の世界で
赤金武蔵
ファンタジー
日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。
あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。
ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。
しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる