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エリオットに抱かれる
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寝台で眠っているエリオットの前に座ると舐めても安全な潤滑剤を陰部に塗りこんだ。
奇跡の力を持つ者は男女問わず神殿に管理される。
女性なら妊娠、男性ならアナル非処女で自由に過ごすことが出来る。マッサージするように丹念に塗り込み、柔らかかったおちんちんが勃起し熱杭が前後に少し反応する。
「最初から処女を奪われていたって事は、毎日中出しされていたんだ。こんなに大きくて血管が浮き出てカリ首の下にヒダがついている凄いおちんちん。生理が来てないから、妊娠してるのかな。生理の話を聞いたことがあるけれど、みんな魔法で処理していると聞かされているしどうなんだろう」
胸で熱杭を挟んで上下に扱きだすと熱が籠った声が漏れ始める。生理が始まる前に召喚されてしまい、排卵日前の妊娠しやすい日だったために警戒していた。エリオットとセックスしていると知らずに、無防備な姿を晒してしまっていた。先端を舌で円を描くように舐めると頭を撫でられ、熱杭を口の中に含めた。
弱点を知り尽くしたちんぽの射精は簡単に出来る。でも…………、
「処女奪って聖女なんてやめさせるからね、んっ、おひり、おいひぃ」
射精なんてさせてやらない。双睾の精子を刺激するようにキスマークを残し、何度もキスをした舌で舐め刺激を与える。子作り用の精子と普通の精子は違うのかもしれない。鈴口がくぱくぱし始めて蕩けた表情のエリオットの処女を今から頂く。
事前にお尻を洗浄されているお尻の穴に潤滑油を塗ろうと俯せにする。エリオットのアナルは綺麗な処女アナルなんだろうなと期待していた。
「あれ、ぱっくり開いているように見える。エリオットは処女か分かんないよ……でも、可愛いからいいや」
お尻を広げて舌をねじ込むとエリオットのメス声が脳内に響く。おちんちんがあったらすぐに入れたくなってしまう。太ももに愛蜜が伝って私は興奮していた。前立腺まで刺激することが出来ず、穴の周辺を舐めるだけ。それだけでも気持ちよく長い時間かけて解すことが出来たと思う。
「これで処女が奪えたかな」
「エリオットは変な性癖になってしまいます。もうお尻はやめてくださいね」
「お、起きてる!」
びっくりしてひっくり返りそうになるとエリオットに手を引かれて胸に抱かれた。
「最初から起きてました。睡眠薬なんて使用人がでっち上げて飲ませたふりをしただけですよ。子作り期間に薬を飲むわけないでしょう。初めてのお尻の穴は舐めるのは気持ちよかったですか? エリオットは赤ちゃんに胸が吸われるような心地よさを感じました。そろそろ僕もいいですよね…………♡ 子種が子宮の中に入りたくてパンパンで苦しいです」
いつもなら流されてしまうけれど今日はダメだ。指の腹で勃起した熱杭を撫で、エリオットは光悦な表情で私をみつめる。その反応が嬉しくて微笑んだ。
両手で両方の乳首を摘まみ優しく擦ると、エリオットは腰を揺らし始めた。
「さっきので処女失った? 勇者と結婚出来なくなった?」
「う゛ぅ、そんなことのためにお尻の穴を舐めてくれたんですか。雪美に処女を捧げました。勇者と結婚なんてしません。そもそも男同士です。女勇者がいても結婚しません。結婚するのは雪美とだけですよ」
耳元で囁かれて私は完全にメス顔になってる。触れてもないのに、あそこもびしゃびしゃで乳首も勃起している。でも、こんな姿見られても恥ずかしくない。エリオットも同じように発情してて、お互い顔を真っ赤にさせて、笑っている。今までの自分と違う人間に生まれ変わる感覚がして、全身ぞわぞわして小さく抵抗をしているからだ。
「今日、多分出来ちゃうかも」
「僕もそんな気がします。もう元の世界に帰れなくなりますよ」
「子供を産んだら帰れないの?」
「女性は子供を妊娠してしまって向こうの世界に戻ると死んでしまいます。こっちの世界に順応してしまって、魔力がない世界で息が出来なくなります。こちらの世界の者が向こうの世界に行くとこちらの世界に戻れなくなります。生きることが出来ても、その後彼らがどうなるのか分かりません。どんなに恋しくても家族に会うことは出来なくなります」
「でも、エリオットのおちんちんはあるね」
あの時の言葉を思い出して、エリオットが体育座りでしょげてしまった。そんな彼の姿が、今まで大人びいて見えていたのに年相応に感じて抱き着いた。
この日はお互いの身体が溶け合うほど行為を重ね、快楽の海に深く沈んだ。
♢♢♢
あの日から3年経った。この世界はとても平和で、あの日以降ケイタと会う事はなかった。
エリオットの処女を奪った日に着床していて、子供を出産した。月美に再会したのは妊娠して半年が経ってからだ。1年ぶりの再会に喜んだのもつかの間、ふたりで妊娠していたから驚きだった。
そして相手は水銀色の髪の毛の変態で、ディートリッヒという名前だった。
とても可愛い女の子で、エリオットも使用人たちも溺愛し喜んでいた。卒乳をしてから妊活をし、2人目を妊娠中だ。
元の世界に戻れる日は地上が月の光に満たされて、世界中の人々は地上に立ち祈りを捧げた。
神秘的な雰囲気の中、私たちは抱きしめ合い光が消えるまで見守っていた。もう向こうの世界に一生帰ることが出来ない。
月美も私も魔法を使う事が出来ない。
だから、こちらの世界の人たちにお世話にならないといけない。そんな私を皆可愛がってくれるから、魔法を学ぶ気に一切ならず快適に過ごしている。
魔法が使えない人間だから虐げられる事はない。
虐げられたらエリオットが排除してくれる。
世界中で安心で安全な居場所を手に入れられた。
本物の家族を手に入れられた。
奇跡の力を持つ者は男女問わず神殿に管理される。
女性なら妊娠、男性ならアナル非処女で自由に過ごすことが出来る。マッサージするように丹念に塗り込み、柔らかかったおちんちんが勃起し熱杭が前後に少し反応する。
「最初から処女を奪われていたって事は、毎日中出しされていたんだ。こんなに大きくて血管が浮き出てカリ首の下にヒダがついている凄いおちんちん。生理が来てないから、妊娠してるのかな。生理の話を聞いたことがあるけれど、みんな魔法で処理していると聞かされているしどうなんだろう」
胸で熱杭を挟んで上下に扱きだすと熱が籠った声が漏れ始める。生理が始まる前に召喚されてしまい、排卵日前の妊娠しやすい日だったために警戒していた。エリオットとセックスしていると知らずに、無防備な姿を晒してしまっていた。先端を舌で円を描くように舐めると頭を撫でられ、熱杭を口の中に含めた。
弱点を知り尽くしたちんぽの射精は簡単に出来る。でも…………、
「処女奪って聖女なんてやめさせるからね、んっ、おひり、おいひぃ」
射精なんてさせてやらない。双睾の精子を刺激するようにキスマークを残し、何度もキスをした舌で舐め刺激を与える。子作り用の精子と普通の精子は違うのかもしれない。鈴口がくぱくぱし始めて蕩けた表情のエリオットの処女を今から頂く。
事前にお尻を洗浄されているお尻の穴に潤滑油を塗ろうと俯せにする。エリオットのアナルは綺麗な処女アナルなんだろうなと期待していた。
「あれ、ぱっくり開いているように見える。エリオットは処女か分かんないよ……でも、可愛いからいいや」
お尻を広げて舌をねじ込むとエリオットのメス声が脳内に響く。おちんちんがあったらすぐに入れたくなってしまう。太ももに愛蜜が伝って私は興奮していた。前立腺まで刺激することが出来ず、穴の周辺を舐めるだけ。それだけでも気持ちよく長い時間かけて解すことが出来たと思う。
「これで処女が奪えたかな」
「エリオットは変な性癖になってしまいます。もうお尻はやめてくださいね」
「お、起きてる!」
びっくりしてひっくり返りそうになるとエリオットに手を引かれて胸に抱かれた。
「最初から起きてました。睡眠薬なんて使用人がでっち上げて飲ませたふりをしただけですよ。子作り期間に薬を飲むわけないでしょう。初めてのお尻の穴は舐めるのは気持ちよかったですか? エリオットは赤ちゃんに胸が吸われるような心地よさを感じました。そろそろ僕もいいですよね…………♡ 子種が子宮の中に入りたくてパンパンで苦しいです」
いつもなら流されてしまうけれど今日はダメだ。指の腹で勃起した熱杭を撫で、エリオットは光悦な表情で私をみつめる。その反応が嬉しくて微笑んだ。
両手で両方の乳首を摘まみ優しく擦ると、エリオットは腰を揺らし始めた。
「さっきので処女失った? 勇者と結婚出来なくなった?」
「う゛ぅ、そんなことのためにお尻の穴を舐めてくれたんですか。雪美に処女を捧げました。勇者と結婚なんてしません。そもそも男同士です。女勇者がいても結婚しません。結婚するのは雪美とだけですよ」
耳元で囁かれて私は完全にメス顔になってる。触れてもないのに、あそこもびしゃびしゃで乳首も勃起している。でも、こんな姿見られても恥ずかしくない。エリオットも同じように発情してて、お互い顔を真っ赤にさせて、笑っている。今までの自分と違う人間に生まれ変わる感覚がして、全身ぞわぞわして小さく抵抗をしているからだ。
「今日、多分出来ちゃうかも」
「僕もそんな気がします。もう元の世界に帰れなくなりますよ」
「子供を産んだら帰れないの?」
「女性は子供を妊娠してしまって向こうの世界に戻ると死んでしまいます。こっちの世界に順応してしまって、魔力がない世界で息が出来なくなります。こちらの世界の者が向こうの世界に行くとこちらの世界に戻れなくなります。生きることが出来ても、その後彼らがどうなるのか分かりません。どんなに恋しくても家族に会うことは出来なくなります」
「でも、エリオットのおちんちんはあるね」
あの時の言葉を思い出して、エリオットが体育座りでしょげてしまった。そんな彼の姿が、今まで大人びいて見えていたのに年相応に感じて抱き着いた。
この日はお互いの身体が溶け合うほど行為を重ね、快楽の海に深く沈んだ。
♢♢♢
あの日から3年経った。この世界はとても平和で、あの日以降ケイタと会う事はなかった。
エリオットの処女を奪った日に着床していて、子供を出産した。月美に再会したのは妊娠して半年が経ってからだ。1年ぶりの再会に喜んだのもつかの間、ふたりで妊娠していたから驚きだった。
そして相手は水銀色の髪の毛の変態で、ディートリッヒという名前だった。
とても可愛い女の子で、エリオットも使用人たちも溺愛し喜んでいた。卒乳をしてから妊活をし、2人目を妊娠中だ。
元の世界に戻れる日は地上が月の光に満たされて、世界中の人々は地上に立ち祈りを捧げた。
神秘的な雰囲気の中、私たちは抱きしめ合い光が消えるまで見守っていた。もう向こうの世界に一生帰ることが出来ない。
月美も私も魔法を使う事が出来ない。
だから、こちらの世界の人たちにお世話にならないといけない。そんな私を皆可愛がってくれるから、魔法を学ぶ気に一切ならず快適に過ごしている。
魔法が使えない人間だから虐げられる事はない。
虐げられたらエリオットが排除してくれる。
世界中で安心で安全な居場所を手に入れられた。
本物の家族を手に入れられた。
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