23 / 86
第一章 醜いあひるの子
22 夏が来た!
しおりを挟む
首都ヘレナに夏が来た! 木々の緑は陽に輝き、花々は咲き誇る。学校も休みになり、ヘレナの街角には子供達の歓声が響いている。
普段は王宮で政務を執っているミカエル国王も、少し涼しいリーベヘンの離宮へと移る。それを機に、ヘレナに屋敷を持つ貴族達も、それぞれの領地に帰って夏を過ごすのだ。
ベーカーヒル伯爵家も領地で夏を過ごすのが、恒例になっているが、今年は少し事情が違う。ルーファス王子の学友として、セドリックはリーベヘンの離宮に同行することもあったが、ジュリアも国王から招待されたのだ。それには精霊使いであるサリンジャー師の要請が大きかった。
「ジュリアが一緒にいますと、ルーファス王子の修行もはかどります」
精霊使いの育成を真剣に考えているミカエル国王は、サリンジャー師の意見に頷いた。
「元々セドリックは離宮に呼ぶ予定だったのだから、ジュリアも一緒に修行を続けた方がよいだろう」
しかし、その招待されたジュリアは、はっきりいって困っていた。
「ベーカーヒル伯爵領はゲチスバーグに近いから、一日ぐらいは家に帰れると思っていたのに……」
ゲチスバーモンド伯爵が祖父だとサリンジャー師から聞いてはいたが、未だ会ってもないし、ジュリアにとっての家族は育ててくれた両親と兄弟達だ。
「ジャスパーお兄ちゃんの結婚式に行きたかったのに……でも、仕方がないわね」
ぶつぶつ文句を言っても仕方がないと、ジュリアは他の人が呆れるほど簡単に諦める。生まれた時から、自分の思い通りにならない事を諦めて生活してきたジュリアに、ミリエル先生は同情と同時に危惧を感じた。
『精霊使いになるジュリアを、貴族達は手に入れようとするでしょう。あの子は我慢強いのは良いけど、自分の考えを主張することも覚えなくてはいけない。さもないと、魔力目当ての相手に利用されてしまうわ』
ミリエル先生は、ジュリアに自分の意見を人に聞いてもらえるようにすべきだと考えた。
「ジュリア、夏の間中、精霊使いの修行をしなくても良いと思うわ。サリンジャー師に、お兄様の結婚式に行きたいと言ってごらんなさい。きっと、数日の休暇ぐらいは認めてくださるわ」
ジュリアは本当はゲチスバーグの家に帰って、両親に自分の生活が激変したことを直接会って話したかったのだ。お給料の前借りを貰い、母親と妹に布地を贈るついでに、短い手紙を書いたが、余り詳しくは説明してなかった。他の家族は字を少ししか読めないので、精霊使いだとか、ましてやイオニア王国の貴族が親ではないかとかは、書きようがなかった。
「そうかしら? サリンジャー師に頼んでも生意気だとか思われないかしら?」
ミリエルは、うじうじしているジュリアの背中を押す。
「サリンジャー師は兄の結婚式に出席するのは当然だとお休みを下さりますよ」
精霊使いの修行の時は厳しいけれど、いつも穏やかで優しいサリンジャー師には、ジュリアも頼んでみても良いかもと思った。
「そうね! 頼んでみます」
ジュリアがちょっとだけ自己主張をしようと思ったのを見て、ミリエルはホッとする。が、ここには自己主張の塊のシルビアもいたのだ。
「良いわねぇ、ジュリアは夏休みもルーファス王子様と会えるのね」
勉強部屋で聞いていたシルビアは、折角、一緒に領地で遊ぼうと思っていたジュリアが、離宮に招待されたので、少し拗ねていた。
「ずっと、離宮では肩が凝るでしょう。少しはベーカーヒルで、遊びましょうよ。ねぇ、ジュリアからサリンジャー師に言ってちょうだい」
シルビアに手を引っ張られて、その件もサリンジャー師に頼んでみると約束させられる。
「サリンジャー師、夏の間中、離宮で修行をしなくてはいけないのでしょうか?」
王宮の離れも夏らしくなり、飾り窓も開け放してある。木々の木漏れ日に、ちらちらと光の精霊が舞い、涼しい風を風の精霊が送ってくれる。
修行の後でお茶を飲んでいたサリンジャー師は、珍しくジュリアが自分から口を開いたので驚いた。
「何故、そのようなことを尋ねるのかい?」
ルーファス王子とセドリックも、ジュリアが初めて自分から話しかけたので、少しは慣れてきたのかとホッとする。
「あのう、兄が結婚するので、家に帰れると嬉しいのですが……駄目なら、良いのです……すみません」
真っ赤になって謝るジュリアの周りに、心配そうに精霊達が集まる。三人はこれ程に精霊達に愛されているジュリアが、こうも卑屈な態度なのに苛つく。
「勿論、兄上の結婚式に行っていいのだよ! ジュリアはもっと自分に自信を持って、考えを口に出して良いのだよ」
サリンジャー師の許可が出たので、ジュリアはホッとしたが、シルビアとの約束を思い出してもじもじする。
「何だ? 他にも何か言いたい事があるんじゃないか?」
ハンサムなルーファス王子に俯いた顔を覗き込まれて、ジュリアは真っ赤になる。
「ジュリア、何か他にも予定があるなら、教えて欲しい。夏休みの間に、王宮では修行しにくい水や火の精霊を実体化させる修行をするつもりだったのだから」
サリンジャー師に言われて、ジュリアは慌てて何でもありませんと首を横に振る。そんなジュリアが未だメイド意識が抜けてないと、セドリックは大きな溜め息をつく。
「精霊使いは、強い精神も必要なんだよ。自分の意見も話せないようでは、そのうち見放されてしまうぞ」
若様に背中を後押しされて、ジュリアはシルビアと領地で遊ぶ約束もしていると、サリンジャー師に頼む。
「良いなぁ、私も夏休みなのだから、少しは羽根を伸ばしたいなぁ! そうだ、ベーカーヒル伯爵領に私も招待してくれないか? 確か、海にも近かったよね」
夏の離宮には王族が集まるので、若いルーファス王子は逃げ出す案を思いつく。サリンジャー師は若い弟子達にも休暇は必要だろうと、微笑んだ。
普段は王宮で政務を執っているミカエル国王も、少し涼しいリーベヘンの離宮へと移る。それを機に、ヘレナに屋敷を持つ貴族達も、それぞれの領地に帰って夏を過ごすのだ。
ベーカーヒル伯爵家も領地で夏を過ごすのが、恒例になっているが、今年は少し事情が違う。ルーファス王子の学友として、セドリックはリーベヘンの離宮に同行することもあったが、ジュリアも国王から招待されたのだ。それには精霊使いであるサリンジャー師の要請が大きかった。
「ジュリアが一緒にいますと、ルーファス王子の修行もはかどります」
精霊使いの育成を真剣に考えているミカエル国王は、サリンジャー師の意見に頷いた。
「元々セドリックは離宮に呼ぶ予定だったのだから、ジュリアも一緒に修行を続けた方がよいだろう」
しかし、その招待されたジュリアは、はっきりいって困っていた。
「ベーカーヒル伯爵領はゲチスバーグに近いから、一日ぐらいは家に帰れると思っていたのに……」
ゲチスバーモンド伯爵が祖父だとサリンジャー師から聞いてはいたが、未だ会ってもないし、ジュリアにとっての家族は育ててくれた両親と兄弟達だ。
「ジャスパーお兄ちゃんの結婚式に行きたかったのに……でも、仕方がないわね」
ぶつぶつ文句を言っても仕方がないと、ジュリアは他の人が呆れるほど簡単に諦める。生まれた時から、自分の思い通りにならない事を諦めて生活してきたジュリアに、ミリエル先生は同情と同時に危惧を感じた。
『精霊使いになるジュリアを、貴族達は手に入れようとするでしょう。あの子は我慢強いのは良いけど、自分の考えを主張することも覚えなくてはいけない。さもないと、魔力目当ての相手に利用されてしまうわ』
ミリエル先生は、ジュリアに自分の意見を人に聞いてもらえるようにすべきだと考えた。
「ジュリア、夏の間中、精霊使いの修行をしなくても良いと思うわ。サリンジャー師に、お兄様の結婚式に行きたいと言ってごらんなさい。きっと、数日の休暇ぐらいは認めてくださるわ」
ジュリアは本当はゲチスバーグの家に帰って、両親に自分の生活が激変したことを直接会って話したかったのだ。お給料の前借りを貰い、母親と妹に布地を贈るついでに、短い手紙を書いたが、余り詳しくは説明してなかった。他の家族は字を少ししか読めないので、精霊使いだとか、ましてやイオニア王国の貴族が親ではないかとかは、書きようがなかった。
「そうかしら? サリンジャー師に頼んでも生意気だとか思われないかしら?」
ミリエルは、うじうじしているジュリアの背中を押す。
「サリンジャー師は兄の結婚式に出席するのは当然だとお休みを下さりますよ」
精霊使いの修行の時は厳しいけれど、いつも穏やかで優しいサリンジャー師には、ジュリアも頼んでみても良いかもと思った。
「そうね! 頼んでみます」
ジュリアがちょっとだけ自己主張をしようと思ったのを見て、ミリエルはホッとする。が、ここには自己主張の塊のシルビアもいたのだ。
「良いわねぇ、ジュリアは夏休みもルーファス王子様と会えるのね」
勉強部屋で聞いていたシルビアは、折角、一緒に領地で遊ぼうと思っていたジュリアが、離宮に招待されたので、少し拗ねていた。
「ずっと、離宮では肩が凝るでしょう。少しはベーカーヒルで、遊びましょうよ。ねぇ、ジュリアからサリンジャー師に言ってちょうだい」
シルビアに手を引っ張られて、その件もサリンジャー師に頼んでみると約束させられる。
「サリンジャー師、夏の間中、離宮で修行をしなくてはいけないのでしょうか?」
王宮の離れも夏らしくなり、飾り窓も開け放してある。木々の木漏れ日に、ちらちらと光の精霊が舞い、涼しい風を風の精霊が送ってくれる。
修行の後でお茶を飲んでいたサリンジャー師は、珍しくジュリアが自分から口を開いたので驚いた。
「何故、そのようなことを尋ねるのかい?」
ルーファス王子とセドリックも、ジュリアが初めて自分から話しかけたので、少しは慣れてきたのかとホッとする。
「あのう、兄が結婚するので、家に帰れると嬉しいのですが……駄目なら、良いのです……すみません」
真っ赤になって謝るジュリアの周りに、心配そうに精霊達が集まる。三人はこれ程に精霊達に愛されているジュリアが、こうも卑屈な態度なのに苛つく。
「勿論、兄上の結婚式に行っていいのだよ! ジュリアはもっと自分に自信を持って、考えを口に出して良いのだよ」
サリンジャー師の許可が出たので、ジュリアはホッとしたが、シルビアとの約束を思い出してもじもじする。
「何だ? 他にも何か言いたい事があるんじゃないか?」
ハンサムなルーファス王子に俯いた顔を覗き込まれて、ジュリアは真っ赤になる。
「ジュリア、何か他にも予定があるなら、教えて欲しい。夏休みの間に、王宮では修行しにくい水や火の精霊を実体化させる修行をするつもりだったのだから」
サリンジャー師に言われて、ジュリアは慌てて何でもありませんと首を横に振る。そんなジュリアが未だメイド意識が抜けてないと、セドリックは大きな溜め息をつく。
「精霊使いは、強い精神も必要なんだよ。自分の意見も話せないようでは、そのうち見放されてしまうぞ」
若様に背中を後押しされて、ジュリアはシルビアと領地で遊ぶ約束もしていると、サリンジャー師に頼む。
「良いなぁ、私も夏休みなのだから、少しは羽根を伸ばしたいなぁ! そうだ、ベーカーヒル伯爵領に私も招待してくれないか? 確か、海にも近かったよね」
夏の離宮には王族が集まるので、若いルーファス王子は逃げ出す案を思いつく。サリンジャー師は若い弟子達にも休暇は必要だろうと、微笑んだ。
21
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、お互いの思いがこじれ、離れ離れになってしまった一組の夫婦の物語。
はたして、夫婦は無事に、離婚を回避することができるのか?
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
【完結】転生したら悪役継母でした
入魚ひえん@発売中◆巻き戻り冤罪令嬢◆
恋愛
聖女を優先する夫に避けられていたアルージュ。
その夜、夫が初めて寝室にやってきて命じたのは「聖女の隠し子を匿え」という理不尽なものだった。
しかも隠し子は、夫と同じ髪の色。
絶望するアルージュはよろめいて鏡にぶつかり、前世に読んだウェブ小説の悪妻に転生していることを思い出す。
記憶を取り戻すと、七年間も苦しんだ夫への愛は綺麗さっぱり消えた。
夫に奪われていたもの、不正の事実を着々と精算していく。
◆愛されない悪妻が前世を思い出して転身したら、可愛い継子や最強の旦那様ができて、転生前の知識でスイーツやグルメ、家電を再現していく、異世界転生ファンタジー!◆
*旧題:転生したら悪妻でした
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる