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1章
欲しいものあるんです
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どんどん更新頑張っていきます♪
目指せ1日1節更新
お気に入り登録ありがとうございます
10名超えて本当にうれしい限りです♪
☆☆☆☆☆☆☆
エディシアに言われて、カナリアは奥に貼ってある一枚のポスターを指さす。
「これ、おそらく貴方が欲しがっているものだと思うけど」
ポスターにはお祭りのトーナメントバトル。
その商品には、確かにエディシアの目当てのものがあった。
マジックストーン
通常魔石。
魔力を制御する石だと言われている。
市場に出ることはめったになく、現在は魔石のほとんどが国に管理されているほどだ。
魔石には属性もあり、その属性の補助をするモノや、魔力を周囲から溜め込むモノ、魔法の力が弱い人の補助にも使える。
そしてエディシアはその魔石を契約の要といているのだ。
現在使用している魔石は全部で5つ。魔力制御に3つ、契約に2つ使用している。
しかし、魔石はあくまで消耗品だ。
使う頻度が高かったり、一定量の魔力が無くなったり、多すぎたりしてしまうと壊れてしまう。
そんな中、永遠に壊れないとされている魔石がある。
エターナルマジックストーン
永遠魔石だ。
この魔石は魔力がどんなに多くても壊れることなく、存在できるとされている。
現在この国を支えているのは、このエターナルマジックストーンなのである。
しかしこの魔石は、大きさもさることながら、その価値は非常に高く個人所有している人など聞いたことない。
その魔石を探すため、エディシアは旅をしているのだ。
自身の魔力を抑えるための石を。
エターナルマジックストーンだけではない。
魔石には属性を宿しているものもあり、属性によっては城1つ軽く買える値段にもなる。
恐らく今回の賞品は属性の魔石だろう。
「ちょっと待って。これ、チーム戦なんだけど?」
ポスターに書かれた参加条件
3人チームでの参加。
契約獣や召喚獣は人数とはカウント不可。
つまりこれに参加するためには、エディシアはチームのメンバーを集めなければならない。
しかも試合の締め切りは明日まで。
つまり、最低でも本日中にはチームメンバーを集めなければならないのだ。
しかも二人も。
こういってもなんだが、エディシアはそんなに友達は多くない。
しかも本人が強すぎるせいか、チームを今まで組んだことが一度もない。
恐らく探そうとすれば、ギルドの中でソロの人を雇えば参加できるだろう。
しかし、その場合は報酬は山分けになってしまう。
まして三分の一では、魔石を換金して山分けということになってしまう。
それでは参加する意味がないのだ。
「そう、チーム戦。3年前にエディシアがでて、圧倒的勝利で勝っちゃったじゃない。しかもソロで。だからなのか、その次の年からチーム参加になってしまったのよ。見応えないとつまらないじゃないかという意見も多くてね」
3年前のトーナメントバトル。
確かにエディシアはそのとき出場した。
当時はソロのみということもあって、エディシア一人で参加した。
しかし、対戦相手に何度もチビだの、ガキだの、お子様だの言われているうちに、鬱憤が溜まってしまい、決勝では相手を一瞬で伸してしまったのだ。
その時間わずか1秒。
それでは面白くないと、次の年からはチーム戦になったのだ。
そしてエディシアは、国にはいなかったためそのことを知らなかった。
「貴方もそろそろチーム組んでの試合でもしたほうがいいと思うのよ。今まで一度もなかったでしょ?いま丁度その大会に出るために募集してる人が多いし、友達作れるかもよ?」
カナリア以外、人間の友達のいないエディシナにとって、友達という存在はとても興味が惹かれる。
「まあ、無理にとは言わないけどね。そういえばマスターが依頼がどうのこうのとか言っていたから、もしかしたらそっち優先して貰うかもしれないし。でも、さっきマスターに会った時にその依頼について話さなかったということは、多分だけどメンドクサイ奴だと思うわ」
「…メンドクサイね。確かにマスターが中々話を切り出さない依頼は、大抵厄介な奴だもんね」
二人はため息をつきながら、部屋を出る。
下で待っているであろう、マスターの元へ。
☆☆☆☆☆☆☆
次回ようやく一人目のPTメンバーが登場予定です。
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エディシアに言われて、カナリアは奥に貼ってある一枚のポスターを指さす。
「これ、おそらく貴方が欲しがっているものだと思うけど」
ポスターにはお祭りのトーナメントバトル。
その商品には、確かにエディシアの目当てのものがあった。
マジックストーン
通常魔石。
魔力を制御する石だと言われている。
市場に出ることはめったになく、現在は魔石のほとんどが国に管理されているほどだ。
魔石には属性もあり、その属性の補助をするモノや、魔力を周囲から溜め込むモノ、魔法の力が弱い人の補助にも使える。
そしてエディシアはその魔石を契約の要といているのだ。
現在使用している魔石は全部で5つ。魔力制御に3つ、契約に2つ使用している。
しかし、魔石はあくまで消耗品だ。
使う頻度が高かったり、一定量の魔力が無くなったり、多すぎたりしてしまうと壊れてしまう。
そんな中、永遠に壊れないとされている魔石がある。
エターナルマジックストーン
永遠魔石だ。
この魔石は魔力がどんなに多くても壊れることなく、存在できるとされている。
現在この国を支えているのは、このエターナルマジックストーンなのである。
しかしこの魔石は、大きさもさることながら、その価値は非常に高く個人所有している人など聞いたことない。
その魔石を探すため、エディシアは旅をしているのだ。
自身の魔力を抑えるための石を。
エターナルマジックストーンだけではない。
魔石には属性を宿しているものもあり、属性によっては城1つ軽く買える値段にもなる。
恐らく今回の賞品は属性の魔石だろう。
「ちょっと待って。これ、チーム戦なんだけど?」
ポスターに書かれた参加条件
3人チームでの参加。
契約獣や召喚獣は人数とはカウント不可。
つまりこれに参加するためには、エディシアはチームのメンバーを集めなければならない。
しかも試合の締め切りは明日まで。
つまり、最低でも本日中にはチームメンバーを集めなければならないのだ。
しかも二人も。
こういってもなんだが、エディシアはそんなに友達は多くない。
しかも本人が強すぎるせいか、チームを今まで組んだことが一度もない。
恐らく探そうとすれば、ギルドの中でソロの人を雇えば参加できるだろう。
しかし、その場合は報酬は山分けになってしまう。
まして三分の一では、魔石を換金して山分けということになってしまう。
それでは参加する意味がないのだ。
「そう、チーム戦。3年前にエディシアがでて、圧倒的勝利で勝っちゃったじゃない。しかもソロで。だからなのか、その次の年からチーム参加になってしまったのよ。見応えないとつまらないじゃないかという意見も多くてね」
3年前のトーナメントバトル。
確かにエディシアはそのとき出場した。
当時はソロのみということもあって、エディシア一人で参加した。
しかし、対戦相手に何度もチビだの、ガキだの、お子様だの言われているうちに、鬱憤が溜まってしまい、決勝では相手を一瞬で伸してしまったのだ。
その時間わずか1秒。
それでは面白くないと、次の年からはチーム戦になったのだ。
そしてエディシアは、国にはいなかったためそのことを知らなかった。
「貴方もそろそろチーム組んでの試合でもしたほうがいいと思うのよ。今まで一度もなかったでしょ?いま丁度その大会に出るために募集してる人が多いし、友達作れるかもよ?」
カナリア以外、人間の友達のいないエディシナにとって、友達という存在はとても興味が惹かれる。
「まあ、無理にとは言わないけどね。そういえばマスターが依頼がどうのこうのとか言っていたから、もしかしたらそっち優先して貰うかもしれないし。でも、さっきマスターに会った時にその依頼について話さなかったということは、多分だけどメンドクサイ奴だと思うわ」
「…メンドクサイね。確かにマスターが中々話を切り出さない依頼は、大抵厄介な奴だもんね」
二人はため息をつきながら、部屋を出る。
下で待っているであろう、マスターの元へ。
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