毒炎の侍女、後宮に戻り見えざる敵と戦う ~泣き虫れおなの絶叫昂国日誌・第三部~

西川 旭

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第十七章 不明の果ての光

百四十六話 後を継ぐ者

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 翌日、私は翔霏(しょうひ)と二人で銀府の市場に来ている。
 いずれ出て行くことになる漣(れん)さまのお部屋に、なにか置き土産と言うか、私がいた証となる記念の品を残して行くために、手頃なものを探しているのだ。
 翔霏が一緒にいてくれるのは、不穏な勢力がまだ活動していて、私にちょっかいをかけてくる可能性を考慮してのことである。
 私は今日の翔霏に見られる些細な変化を、道すがら指摘する。

「その髪帯、新しく買ったの? 可愛いじゃん」

 翔霏のポニーテールを結わえているリボンが新調されていたのだ。
 いつもは適当な紐とか、なんなら道端に落ちている雑草の蔓なんかで髪を留めていた翔霏。
 そんな彼女が今は、お洒落な花柄の透かしが入った白い帯で、後ろ髪を結っている。
 男子っぽい出で立ちの翔霏がガーリィなリボンをしているのは、良いアクセントになっていた。
 これはモテる。

「司午(しご)の旦那に市場(ここ)で買ってもらったんだ。別に物欲しそうにしていたわけではないんだが」
「え、いいな。なんだよ玄霧(げんむ)の野郎、翔霏に色目使いやがって。無自覚女たらしか」
「そんなことは向こうも思っていないだろう」

 翔霏の表情からは、特にこだわりなど感じられなかった。
 知り合いのオジサンがプレゼントしてくれました、という以上の感慨はないのだな。
 玄霧さんが女の子にこんな洒落たものを贈るというのが、私には驚きだよ。
 先日にバッサリ髪を切ってしまい、おかっぱ的なショート気味ボブになった私は、髪をあれこれいじることができないので羨ましい。
 もしも玄霧さんがイヤミで髪帯や飾り櫛を私に贈るようなことがあったら、お返しに提げるものもない無駄な鎖を贈ってやるとするかね。

「身に付けるものとか、普段頻繁に使うものもアリだなあ」

 翔霏の髪留めを見て、漣さまやお部屋の同僚侍女さんたちに贈る物品の方向性が定まって来た。
 特にリボンや腰帯なんかはいくらあっても困るものではないし値段も手ごろなので、私の財布事情を考慮してもプレゼントには良いかもしれない。
 それを身に付けるたびに私を思い出してくれるなら、喜びそれに勝ることはないというものだ。

「私はもらうなら食いものが一番嬉しいが」
「食べたら一瞬でなくなっちゃうじゃん」
「美味いものを食えたという思い出は、一生残るぞ」
「まあ、そうかもしんないけどさー」

 深いのか深くないのかわからない話をしながら、私は置き土産を選ぶ。
 その中で気になるものがあった。
 まるで商品棚から私を呼ぶように、光って見える品物があったのだ。

「わ、これ綺麗だなあ」

 私が手に取ったそれは、薄い手拭。
 いわゆるハンカチである。
 刺繍が施してあって、それぞれ龍、蜂、蛙など、動物たちが楽しそうに躍動していた。

「ふむ、布巾か」

 翔霏は実も蓋もない一言だけ呟き、興味を他に移して店内を散策する。
 漣さまには龍、他の侍女パイセンたちには蜂の刺繍のハンカチを買い求めて、私たちは店を出た。
 後宮南苑、蜂の巣のような部屋の中で閉じて暮らしていても。
 心は自由に飛翔して過ごして欲しい、そう願いを込めて。
 手拭の類は誰でも身だしなみとして必ず携行するものだから、部屋を離れてもみんな一緒なのだと私の方で勝手に思い込むことができる。
 その後、遅くならないうちに翔霏に送ってもらい、お城に戻る。
 
「あ、ちょうどいいところに来たじゃん」

 城門前広場には軽螢(けいけい)がいて、馬蝋(ばろう)さんとなにやら話していた。
 中書堂の工事に関することだろうか、と考えていると。

「麗女史と神台邑(じんだいむら)のみなさまに、折り入ってお話したいことがありまして」

 馬蝋さんは真面目な顔で、そう切り出した。

「麗央那だけでなく、邑のものにも関わる話ですか」
「その通りで。勝手に拙どもの間だけで話を進めるわけにもいかぬものですから」

 翔霏の質問にそう答えた馬蝋さんは、続けて次のように言った。

「故郷の邑をいち早く再建したいというみなさまの思いは、拙も重々、承知しているつもりであります。ですが、せめて中書堂の工事が終わるまで、応どのと環三弟(かんさんてい)どのには、引き続きご協力いただけないでしょうかと……」

 プチ現場監督もどきをやっている軽螢と、物資調達に強い椿珠(ちんじゅ)さんには、まだしばらく残って欲しいという話だった。
 確かに純粋に戦力になってるみたいだし、監督者の馬蝋さんとしてはいなくなられたら困るよね。

「ってことなんだけどサ。麗央那と翔霏はどう思う?」

 わずかに悩んでいる顔を覗かせて、軽螢がそう訊いた。
 ここの仕事も楽しいみたいだし、かと言って早めに邑に戻りたい気持ちもある、そんな表情だ。
 どう言ったものかと私が悩んでいると、翔霏が意見を出してくれた。

「どのみち、ここの工事を半端なままで引き上げてもお前には心残りだろう。せっかくありがたくも必要とされていることだ、最後まで付き合ってもいいんじゃないか。神台邑は逃げないしな」
「やっぱりそう? いやあ、俺もそう思ってたんだよね実は」

 さすがに付き合いが長いだけあって、翔霏は軽螢の心の機微を深いところまで理解しているんだな。
 肝心なところではちゃんとお姉さんをしてくれる翔霏を、私は今までに増して頼もしいと思うのだった。
 椿珠さんは、まあ好き勝手にやってもらおう。
 玉楊(ぎょくよう)さんは元気だし、傍には巌力(がんりき)さんも付いているので、特に心配するようなことは椿珠さんにはないはずだから。
 話はまとまったかな、そう思って私は漣さまの部屋に帰ろうとしたけれど。

「あいすみませぬ。麗女史にも少々、お話したいことが」

 まだなにかあるようで、馬蝋さんに引き留められた。

「なんでしょうか」
「麗女史、これから本格的に中書堂で学んで、国の政事に参画してみるつもりはありませぬか」
「は?」

 いきなりなにを言うのだろう、と思ったけれど、馬蝋さんはいたく真面目だ。

「本来は無試験のものや、失礼ながら麗女史のように身元の定かならぬものを中書堂で学ばせることはありませぬ。しかし、麗女史の皇家国家への貢献と功績を鑑みまするに、名のある方が何人も、あなたの後見人として修学の推薦をなさるでしょう。確かな身元が必要とあれば、貴族や高官の養子になるという手もございます」
「ちょちょちょ、ちょーっと待ってください馬蝋さん。理解が追い付きません」

 正式に中書堂の学士になるという話はともかく、お偉方の推薦とか、挙句の果てには養子になれとか。
 いきなりそんなことを言われても、わけがわからないよ。
 けれども馬蝋さんは戸惑う私の手を握り、小声ながらも熱っぽく言う。

「此度の騒乱のことを、主上も皇太后陛下も詳しくご存じになりました。お二方とも、麗女史には十分な慰労を図るようにと、強く拙に命じ渡したのです」
「そ、それは本当に、ありがたく畏れ多いことです」
「主上と皇太后陛下の瞳には、麗女史を皇都に留め置きたいというご意志がありありと光っておられました。麗女史を種々の問題ごとから護りたいというお考えでしょうが、それと同時に麗女史になにかしら期するお気持ちがあられるのだと、拙は直感いたしました」
「いやこんなちんけな邑娘に、大層なことを言われましても」

 私にできることなんて、憎い相手に毒串をブッ刺すくらいのものである。
 ここ河旭(かきょく)の都で、皇帝陛下や皇太后さまの期待に応えられることなんて、まったく想像もつかないのだった。
 そもそもの話として、私は単にガリ勉のオタクだから知識の収集が好きなだけで、それを社会や人々のため、自分の人生の栄達のために役立たせようという意識が薄いのである。
 身に付いたことがたまたま結果として役に立つことは、確かに今まで幾度となくあった。
 けれどそれは、役立たせようと思って知識や技術を身に付けたわけではない。
 両者の間には、大きな隔離と断絶があるのだ。
 大義のために勉強しはじめたら、私の学習意欲はガクーンと下がるに違いない。
 頑張るための動機は常に、自分の内側にしかないのだから。
 困っている私を前にして、馬蝋さんの熱弁は述懐に変わる。

「拙は、あれだけ可愛がっていた麻耶奴(まややっこ)の心の闇を見抜けませなんだ。まことに勝手ながら、その後悔と自責の念を振り払ってくれるのは、麗女史に他ならぬと思うのです。麗女史という宝石を守り磨き、この都で輝かせられれば、拙の罪は浄められるのではないか、そう思うのです……」

 宝石とか、さすがに照れるわ、顔が熱くなる。
 ああ、けれど、この人も。
 過去の後悔と自己嫌悪、自分が無力で愚かだったことに、苛まれ続けていたんだな。
 麻耶さんの罪は麻耶さんだけのものなんだから、馬蝋さんには関係ないと思うけれど、そう簡単には割り切れまい。
 翔霏と軽螢の顔を振り仰ぐ。
 判断は私に任せるという表情で、無言で頷いていた。
 二人が「それは困るよ、麗央那は邑でやることがあるんだから」と断ってくれれば楽なのに、私を甘やかしてはくれないんだね。
 恨み言を言いたい気持ちが半分。
 信じて任せてくれているのが嬉しいと思う気持ちが半分。
 自分の心でさえそうなんだから、他人の心は、なお難しいもんだな。
 私は切実な顔の場蝋さんに向き合い、話す。

「麻耶さんのことがどうであっても、私を見出そうとそうでなくても、馬蝋さんは真面目で優しい、素敵な宦官さんです。東庁のみなさんがいつも溌剌と働いているのは、馬蝋さんが見守ってくれているからですよ」
「そ、それは、しかし……」

 トップが穏やかな人だと、チームの雰囲気も穏やかになると、よく言われる。
 優しく理知的な馬蝋さんが東庁の宦官と中書堂周りを管理してくれているおかげで、周辺には常に柔らかく平和な空気が充満している。
 それを実現するのがいかに困難で、素晴らしいことか。
 まあ、だからこそ綱紀が緩まって、宮妃と若い書官の不適切事案が発生したのだけれど、そこはご愛嬌ということで。

「なにより私、いち早く角州(かくしゅう)の司午本家に行って、翠(すい)さまの赤ちゃんを見たいんです。だからありがたいお話ですけれど、お受けすることはできません」

 シュンとした馬蝋さんだけれど、納得するように溜息を吐き、言った。

「今すぐでなくとも、拙が総太監(そうたいかん)の役にある間でしたら、いつでも言って下され。新しい中書堂に、麗女史の机を用意してお待ちしておりますぞ」
「はい。そのときはよろしくお願いします。馬蝋さんも体など壊さず、お元気で」

 少し涙ぐんでしまいつつ、私は二度目の別れを未だ完成せざる中書堂に告げた。
 かつて、麻耶さんがどうしても入りたくて、しかしその望み叶わなかった木造五層の、叡智の集積地。
 私が正式にそこに迎え入れられるためには。
 まだまだ、色々と、足りない。
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