毒炎の侍女、後宮に戻り見えざる敵と戦う ~泣き虫れおなの絶叫昂国日誌・第三部~

 未読の方は第一部からどうぞー。
 https://www.alphapolis.co.jp/novel/195285185/437803662

 北方の地を旅して、念願叶い邑の仇を討ち果たした麗央那たちは、昂国へ戻った。
 しかし昂国の中では、麗央那たちはお尋ね者になっていた。
 後宮の貴妃であり麗央那の元主人である翠蝶は、自分が匿うからしばらく家にいていいと優しく提案する。
 幸せな日々を翠蝶の屋敷の中で過ごす中、不意に異変が起こる。
 何者かが翠蝶の体と魂に戒めの術を施し、昏睡状態に陥らせたのだ。
 翠蝶の、そしてお腹の中の赤子のためにも、事態を一刻も早く解決しなければならない。
 後宮内での陰謀にその原因がありそうだと踏んだ名軍師、除葛は、麗央那を再び後宮の侍女として戻す策を発した。
 二度目となる後宮暮らしで麗央那を待ち構える敵と戦いとは、果たして……。


【登場人物】

北原麗央那(きたはら・れおな) 17歳女子。ガリ勉。
紺翔霏(こん・しょうひ)    武術が達者な女の子。
応軽螢(おう・けいけい)    楽天家の少年。
司午玄霧(しご・げんむ)    偉そうな軍人。
司午翠蝶(しご・すいちょう)  お転婆な貴妃。
環玉楊(かん・ぎょくよう)   国一番の美女と誉れ高い盲目の貴妃。琵琶と陶芸の名手。豪商の娘。
環椿珠(かん・ちんじゅ)    玉楊の腹違いの兄弟。
巌力(がんりき)        筋肉な宦官。
銀月(ぎんげつ)        巌力たちの上司の宦官。
除葛姜(じょかつ・きょう)   若白髪の軍師。
百憩(ひゃっけい)       都で学ぶ僧侶。
除葛漣(じょかつ・れん)    祈る美妃。
塀紅猫(へい・こうみょう)   南苑統括の貴妃。翼州公の娘。
素乾柳由(そかん・りゅうゆう) 正妃。
馬蝋(ばろう)         一番偉い宦官。
博孤氷(はく・こひょう)    漣の侍女。
司午想雲(しご・そううん)   玄霧の息子。
利毛蘭(り・もうらん)     翠蝶の侍女。
乙(おつ)           姜の下で働く間者。 
川久(せんきゅう)       正妃の腹心の宦官。
涼獏(りょう・ばく)      チャラ男の書官。

★酒見賢一先生のご霊前に捧ぐ
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