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第6章 初任務編
第6章ー⑨
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「ッ!? 殺生を、禁止、でござるか?!」
「ああ。そうだ」
「あやつらは人を殺すのでござろう?」
「それがどうした?」
「…分からぬ。違法の薬物に手を染めるだけでなく、関係のない人を襲うような極悪人は斬って然るべきでござる」
「『悪人なら何をしても大丈夫』ってか?」
「ッ!? それは…」
先生とマヒロが押し問答を続けていると、先生の一言でマヒロの言葉が詰まった。今の一言は彼女もその言葉の意味を理解したからだろう。
「よく聞け。連中は自分達の欲を満たす為なら手段を選ばないクズの集まりだ。人殺しだって当然する。だが、どれだけ言い繕っても奴等も人の子。人の子である以上、犯した罪は人族のルールで裁かなければならない」
「…人族の、ルール…?」
「法律だ。奴等に手を下せるのは国で定められた法律だけ。私怨で自分達の手で裁けるという法律は存在しない。だから、いかなる理由があろうとも殺人はしっかりとした罪だ」
「そんな…」
「因みに、もしこの中の誰かが殺人を行った場合、連帯責任でここに居る五人全員退学にする」
「ッ!?」
先生から理由を説明される中、ちゃっかり衝撃の発言が飛び出た。殺人を犯した者だけでなく、他の四人まで退学させられるのはいくらなんでも厳しすぎる気がするのだが。先生としてはそこまで許されない行為なのだろう。まあ、前世の世界だってどんな理由があろうとも殺人は許されなかったしな。
「いいか? 学園《ウチ》は人を殺す為に魔法を教えてる訳じゃない。人の助けになる為に魔法を教えてるんだ。ここに居る以上、人殺しはご法度だ」
「…」
完全に先生に論破され、意気消沈のマヒロ。彼女の気持ちも分かるが、先生の言っている事は正しいと思う。先生の言う通り、この学園は魔法を人殺しの目的で教えているわけではない。といっても、自分達は今基礎の魔法訓練どころか走り込みしかしていないのだけれども。
「魔法は人殺しの道具ではなく、人助けの手段として使え。分かったか?」
「…はい…」
先生に厳しく注意され、マヒロはしょんぼりしながらも素直に頷いた。少々可哀そうな気もするが、こればっかりはな。
「…んじゃあ、賊ともし接敵したら集落の人を逃がしながら騎士団の人達に任せた方が良いって事すかね?」
「あ゛あ゛? んなもん俺が知るか。ぶっ殺すぞ!」
「えええええええっ?!」
「…」
しかし、その直後にギリスケがどうするべきか聞こうとすると、何故か罵声を浴びせられていた。さっきまで人殺しはいかん云々言ってた人の発言とは思えないな。
「ああ。そうだ」
「あやつらは人を殺すのでござろう?」
「それがどうした?」
「…分からぬ。違法の薬物に手を染めるだけでなく、関係のない人を襲うような極悪人は斬って然るべきでござる」
「『悪人なら何をしても大丈夫』ってか?」
「ッ!? それは…」
先生とマヒロが押し問答を続けていると、先生の一言でマヒロの言葉が詰まった。今の一言は彼女もその言葉の意味を理解したからだろう。
「よく聞け。連中は自分達の欲を満たす為なら手段を選ばないクズの集まりだ。人殺しだって当然する。だが、どれだけ言い繕っても奴等も人の子。人の子である以上、犯した罪は人族のルールで裁かなければならない」
「…人族の、ルール…?」
「法律だ。奴等に手を下せるのは国で定められた法律だけ。私怨で自分達の手で裁けるという法律は存在しない。だから、いかなる理由があろうとも殺人はしっかりとした罪だ」
「そんな…」
「因みに、もしこの中の誰かが殺人を行った場合、連帯責任でここに居る五人全員退学にする」
「ッ!?」
先生から理由を説明される中、ちゃっかり衝撃の発言が飛び出た。殺人を犯した者だけでなく、他の四人まで退学させられるのはいくらなんでも厳しすぎる気がするのだが。先生としてはそこまで許されない行為なのだろう。まあ、前世の世界だってどんな理由があろうとも殺人は許されなかったしな。
「いいか? 学園《ウチ》は人を殺す為に魔法を教えてる訳じゃない。人の助けになる為に魔法を教えてるんだ。ここに居る以上、人殺しはご法度だ」
「…」
完全に先生に論破され、意気消沈のマヒロ。彼女の気持ちも分かるが、先生の言っている事は正しいと思う。先生の言う通り、この学園は魔法を人殺しの目的で教えているわけではない。といっても、自分達は今基礎の魔法訓練どころか走り込みしかしていないのだけれども。
「魔法は人殺しの道具ではなく、人助けの手段として使え。分かったか?」
「…はい…」
先生に厳しく注意され、マヒロはしょんぼりしながらも素直に頷いた。少々可哀そうな気もするが、こればっかりはな。
「…んじゃあ、賊ともし接敵したら集落の人を逃がしながら騎士団の人達に任せた方が良いって事すかね?」
「あ゛あ゛? んなもん俺が知るか。ぶっ殺すぞ!」
「えええええええっ?!」
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