110 / 117
73. 議会
しおりを挟む
議会は通常午前中に行われるものらしいが、テイト達がカストルに到着したのは正午を過ぎた頃であった。
しかし、到着が遅れることは予想の範疇であったのか、正門には竜の描かれた旗を掲げる魔導師団の者が並び立ってテイト達を出迎え、彼らによる厳重な警護の元議事堂へと案内されるに至った。
仰々し過ぎるその応対に、テイトは思わず委縮してしまった。
議事堂に着くと、今度は笑顔を湛える貴族に迎え入れられた。
以前門前払いをくらった時とは百八十度異なる歓迎の様に、テイトは少し薄気味悪いものを覚えた。
彼に連れ立って更に進むとだだっ広い部屋へと辿り着いた。
奥には半円状に分厚い長机が設置してあり、貴族達は円の中心を向くような形でそこに腰を下ろしていた。
その中に見知ったソベルとワカの姿を見つけ、テイトは思わずワカを凝視してしまった。
ルゥの残した手帳に寄れば、彼女こそがテイト達を窮地に陥れようとした張本人である。
彼女はテイトの視線に気付いているようではあったが、その澄ました顔を変化させることはなかった。
テイト達はそのまま半円の中心へと立たされ、数段高い位置にいる貴族達を見上げる格好となった。
「――遠方より来ていただき、先ずは感謝を申し上げたい」
「いえ」
恰幅の良い男性が笑みを浮かべながらそう告げたが、その目の奥は冷たい光を帯びているような気がした。
「我々も無法者による行いには無論怒り心頭でしたが、如何せん人手が足りず、全ての国民の安全を確保することができないことに、胸を痛めておりました」
「だが、貴殿たちが地道に事を成してくれていた」
「国民に代わって是非とも礼を言いたい」
数人から順に感謝の言葉を告げられたが、それでもテイトは警戒を緩めることができなかった。
「何か褒美を与えたいところではあるが、今現在閣下が不在のため、申し訳ないが褒賞の決定は暫し先のこととなるやもしれません」
「いえ、僕たちはそのために戦っていたわけではありませんから」
「いやいや、そんな謙遜をなさらずに」
「閣下の代理でワカ嬢がいらっしゃる。何か希望があれば、彼女に」
視線は、魔導師団の軍服に身を包むワカへと向けられた。
テイトが複雑な気持ちで目を遣ると、彼女は徐に目を伏せた。
「……実は、お話ししなければいけないことがあります」
震えた声に、貴族達の視線はワカへと集まった。
「カストル公爵は、亡くなりました」
ザワザワとしたどよめきが広がった。
案の定と言うべきか、ワカは貴族達に何も話していなかったようである。
「っそんな、一体いつ?」
「体調を崩されていたとは聞いておりましたが、」
「お労しや……」
顔を上げたワカは涙の滲む瞳で責めるような視線をテイトへとぶつけた。
ドキリと心臓が嫌な音を立てた。
「公爵は彼らの力になりたいと、単身アスバルドに向かわれました。頻繁に連絡を取ってはいたのですが、それが突然途絶えたのです」
「え? 閣下がクエレブレに?」
「いつの間に……」
「連絡が途絶えたのは亡くなったからだと後に知りました。……亡くなった時の詳細は分かりませんが、最後に彼が送ってきた内容から察するに、彼らに貴族だとバレたのが原因かと」
「ぇ、ち、違います!」
テイトには恐ろしく白々しく思える話の内容も、他の者にとっては違うようであった。
もしくは、この話し合いさえも仕組まれたものであったのか。
「おそらく、公爵は貴族の非協力的な態度の腹いせにいらぬ疑いをかけられて、それでっ」
ワカは感情を高ぶらせた様子でそれ以上説明することは叶わないようであったが、それに続く言葉を想像したのか、貴族達の目は驚愕に見開かれていった。
「っな! それは本当ですか、ワカ嬢!」
「そんな……」
「でたらめです! どうか僕の話を聞いてください!」
テイトは叫んだが、貴族がどちらの言葉を信じるのかは明白だった。
「きちんと議会で相談すべきでした。家族だからと、公爵の行動を止められなかった自分が、私は許せません」
「何をっ……ワカ嬢は何も悪くありません!」
憎しみのこもった視線が向けられ、テイトはやはりこれが罠であったのだと唇を噛んだ。
「っ僕の話も聞いてください!」
「大虐殺という皆が抱えていた大きな問題を片付けてもらった。ですから、このことは私の胸の奥に秘めておけば良かったのでしょうが……彼らを見ていると、どうしてもルカのことを思い出してしまうのです」
貴族がこちらを見遣る瞳に怒りや憎しみといった暗澹たるものが混じり出したが、それでもテイトは疑いを晴らそうと必死に声を上げた。
「彼女の言うことが嘘だという証拠があります!」
テイトはルゥの手帳を取り出そうと僅かに身じろいだ。
「動くな!」
刹那、鋭い声と共に魔導師団が部屋の中へと雪崩れ込んできた。
彼らは皆、テイト達を敵と判断したようである。
「両手を上げなさい。魔法の発動も禁じます」
「……彼女の言葉だけを信じるのは止めてください。僕達にも伝えたいことがあります」
テイトは大人しく両手を上げたが、厳しい視線は依然変わらなかった。
「……彼はああ言っていますが、」
「誤魔化される気はしていました。それでも、私も黙っていることはできませんでした。私的な感情で協議の場を乱してしまったこと、どう皆様にお詫びしたら良いか」
「いいえ、ワカ嬢! 逆に、言ってくださって助かりました。危うく野蛮な者に騙されるところでした!」
「閣下の殺害は重罪ですぞ。反逆者として認定してもいいのでは?」
「その通りです!」
好き勝手言う彼らは結局、テイトの話を聞くつもりなど最初から無かったようである。
絶望するテイトの耳にシンの静かな声が届いた。
「――逃げるぞ。目眩ましぐらいならできる」
もう十分理解しただろ、とテイトの意思を尊重してくれるシンの言葉に、テイトはゆっくりと頷いた。
真実をねじ曲げ、自分たちにとって邪魔な者を排除する。
それが貴族のやり方かと思うと、とても悲しかった。
「そうだ、反逆者だ!」
「捕らえろ!」
その命を受けてか、テイト達を囲んでいる魔導師団が動き出したのが見えた。
シンの魔法の発動を待ちながら短剣を構えると、突然、足が重たくなったような感覚を覚えた。
異様な状態に驚き下を向くと、大理石の床に浮かび上がる複雑な模様の魔方陣が目に入った。
シンの焦ったような声が聞こえたが、なんと言ったのかまでは聞き取れなかった。
ただ、魔方陣の光が強くなると同時にテイトの意識はぐにゃりと歪み、そして暗転した。
しかし、到着が遅れることは予想の範疇であったのか、正門には竜の描かれた旗を掲げる魔導師団の者が並び立ってテイト達を出迎え、彼らによる厳重な警護の元議事堂へと案内されるに至った。
仰々し過ぎるその応対に、テイトは思わず委縮してしまった。
議事堂に着くと、今度は笑顔を湛える貴族に迎え入れられた。
以前門前払いをくらった時とは百八十度異なる歓迎の様に、テイトは少し薄気味悪いものを覚えた。
彼に連れ立って更に進むとだだっ広い部屋へと辿り着いた。
奥には半円状に分厚い長机が設置してあり、貴族達は円の中心を向くような形でそこに腰を下ろしていた。
その中に見知ったソベルとワカの姿を見つけ、テイトは思わずワカを凝視してしまった。
ルゥの残した手帳に寄れば、彼女こそがテイト達を窮地に陥れようとした張本人である。
彼女はテイトの視線に気付いているようではあったが、その澄ました顔を変化させることはなかった。
テイト達はそのまま半円の中心へと立たされ、数段高い位置にいる貴族達を見上げる格好となった。
「――遠方より来ていただき、先ずは感謝を申し上げたい」
「いえ」
恰幅の良い男性が笑みを浮かべながらそう告げたが、その目の奥は冷たい光を帯びているような気がした。
「我々も無法者による行いには無論怒り心頭でしたが、如何せん人手が足りず、全ての国民の安全を確保することができないことに、胸を痛めておりました」
「だが、貴殿たちが地道に事を成してくれていた」
「国民に代わって是非とも礼を言いたい」
数人から順に感謝の言葉を告げられたが、それでもテイトは警戒を緩めることができなかった。
「何か褒美を与えたいところではあるが、今現在閣下が不在のため、申し訳ないが褒賞の決定は暫し先のこととなるやもしれません」
「いえ、僕たちはそのために戦っていたわけではありませんから」
「いやいや、そんな謙遜をなさらずに」
「閣下の代理でワカ嬢がいらっしゃる。何か希望があれば、彼女に」
視線は、魔導師団の軍服に身を包むワカへと向けられた。
テイトが複雑な気持ちで目を遣ると、彼女は徐に目を伏せた。
「……実は、お話ししなければいけないことがあります」
震えた声に、貴族達の視線はワカへと集まった。
「カストル公爵は、亡くなりました」
ザワザワとしたどよめきが広がった。
案の定と言うべきか、ワカは貴族達に何も話していなかったようである。
「っそんな、一体いつ?」
「体調を崩されていたとは聞いておりましたが、」
「お労しや……」
顔を上げたワカは涙の滲む瞳で責めるような視線をテイトへとぶつけた。
ドキリと心臓が嫌な音を立てた。
「公爵は彼らの力になりたいと、単身アスバルドに向かわれました。頻繁に連絡を取ってはいたのですが、それが突然途絶えたのです」
「え? 閣下がクエレブレに?」
「いつの間に……」
「連絡が途絶えたのは亡くなったからだと後に知りました。……亡くなった時の詳細は分かりませんが、最後に彼が送ってきた内容から察するに、彼らに貴族だとバレたのが原因かと」
「ぇ、ち、違います!」
テイトには恐ろしく白々しく思える話の内容も、他の者にとっては違うようであった。
もしくは、この話し合いさえも仕組まれたものであったのか。
「おそらく、公爵は貴族の非協力的な態度の腹いせにいらぬ疑いをかけられて、それでっ」
ワカは感情を高ぶらせた様子でそれ以上説明することは叶わないようであったが、それに続く言葉を想像したのか、貴族達の目は驚愕に見開かれていった。
「っな! それは本当ですか、ワカ嬢!」
「そんな……」
「でたらめです! どうか僕の話を聞いてください!」
テイトは叫んだが、貴族がどちらの言葉を信じるのかは明白だった。
「きちんと議会で相談すべきでした。家族だからと、公爵の行動を止められなかった自分が、私は許せません」
「何をっ……ワカ嬢は何も悪くありません!」
憎しみのこもった視線が向けられ、テイトはやはりこれが罠であったのだと唇を噛んだ。
「っ僕の話も聞いてください!」
「大虐殺という皆が抱えていた大きな問題を片付けてもらった。ですから、このことは私の胸の奥に秘めておけば良かったのでしょうが……彼らを見ていると、どうしてもルカのことを思い出してしまうのです」
貴族がこちらを見遣る瞳に怒りや憎しみといった暗澹たるものが混じり出したが、それでもテイトは疑いを晴らそうと必死に声を上げた。
「彼女の言うことが嘘だという証拠があります!」
テイトはルゥの手帳を取り出そうと僅かに身じろいだ。
「動くな!」
刹那、鋭い声と共に魔導師団が部屋の中へと雪崩れ込んできた。
彼らは皆、テイト達を敵と判断したようである。
「両手を上げなさい。魔法の発動も禁じます」
「……彼女の言葉だけを信じるのは止めてください。僕達にも伝えたいことがあります」
テイトは大人しく両手を上げたが、厳しい視線は依然変わらなかった。
「……彼はああ言っていますが、」
「誤魔化される気はしていました。それでも、私も黙っていることはできませんでした。私的な感情で協議の場を乱してしまったこと、どう皆様にお詫びしたら良いか」
「いいえ、ワカ嬢! 逆に、言ってくださって助かりました。危うく野蛮な者に騙されるところでした!」
「閣下の殺害は重罪ですぞ。反逆者として認定してもいいのでは?」
「その通りです!」
好き勝手言う彼らは結局、テイトの話を聞くつもりなど最初から無かったようである。
絶望するテイトの耳にシンの静かな声が届いた。
「――逃げるぞ。目眩ましぐらいならできる」
もう十分理解しただろ、とテイトの意思を尊重してくれるシンの言葉に、テイトはゆっくりと頷いた。
真実をねじ曲げ、自分たちにとって邪魔な者を排除する。
それが貴族のやり方かと思うと、とても悲しかった。
「そうだ、反逆者だ!」
「捕らえろ!」
その命を受けてか、テイト達を囲んでいる魔導師団が動き出したのが見えた。
シンの魔法の発動を待ちながら短剣を構えると、突然、足が重たくなったような感覚を覚えた。
異様な状態に驚き下を向くと、大理石の床に浮かび上がる複雑な模様の魔方陣が目に入った。
シンの焦ったような声が聞こえたが、なんと言ったのかまでは聞き取れなかった。
ただ、魔方陣の光が強くなると同時にテイトの意識はぐにゃりと歪み、そして暗転した。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
魔法使いの国で無能だった少年は、魔物使いとして世界を救う旅に出る
ムーン
ファンタジー
完結しました!
魔法使いの国に生まれた少年には、魔法を扱う才能がなかった。
無能と蔑まれ、両親にも愛されず、優秀な兄を頼りに何年も引きこもっていた。
そんなある日、国が魔物の襲撃を受け、少年の魔物を操る能力も目覚める。
能力に呼応し現れた狼は少年だけを助けた。狼は少年を息子のように愛し、少年も狼を母のように慕った。
滅びた故郷を去り、一人と一匹は様々な国を渡り歩く。
悪魔の家畜として扱われる人間、退廃的な生活を送る天使、人との共存を望む悪魔、地の底に封印された堕天使──残酷な呪いを知り、凄惨な日常を知り、少年は自らの能力を平和のために使うと決意する。
悪魔との契約や邪神との接触により少年は人間から離れていく。対価のように精神がすり減り、壊れかけた少年に狼は寄り添い続けた。次第に一人と一匹の絆は親子のようなものから夫婦のようなものに変化する。
狂いかけた少年の精神は狼によって繋ぎ止められる。
やがて少年は数多の天使を取り込んで上位存在へと変転し、出生も狼との出会いもこれまでの旅路も……全てを仕組んだ邪神と対決する。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
この聖水、泥の味がする ~まずいと追放された俺の作るポーションが、実は神々も欲しがる奇跡の霊薬だった件~
夏見ナイ
ファンタジー
「泥水神官」と蔑まれる下級神官ルーク。彼が作る聖水はなぜか茶色く濁り、ひどい泥の味がした。そのせいで無能扱いされ、ある日、無実の罪で神殿から追放されてしまう。
全てを失い流れ着いた辺境の村で、彼は自らの聖水が持つ真の力に気づく。それは浄化ではなく、あらゆる傷や病、呪いすら癒す奇跡の【創生】の力だった!
ルークは小さなポーション屋を開き、まずいけどすごい聖水で村人たちを救っていく。その噂は広まり、呪われた女騎士やエルフの薬師など、訳ありな仲間たちが次々と集結。辺境の村はいつしか「癒しの郷」へと発展していく。
一方、ルークを追放した王都では聖女が謎の病に倒れ……。
落ちこぼれ神官の、痛快な逆転スローライフ、ここに開幕!
家の庭にダンジョンができたので、会社辞めました。
希羽
ファンタジー
都内のブラックIT企業で働く社畜・佐藤健太(27歳)。
手取り18万、残業100時間。唯一の資産は、亡き祖母から相続した郊外のボロ戸建てだけ。
「このまま死ぬのかな……」
そう絶望していたある夜、庭の物置の裏に謎の穴が出現する。
そこは、なぜか最弱モンスターしか出ないのに、ドロップアイテムだけは最高ランクという、奇跡のボーナスダンジョンだった。
試しにスライムを叩いたら、出てきた宝石の査定額はなんと――【1,000,000円】。
「……え、これ一個で、俺の年収の3分の1?」
スマホアプリで即換金、ドローン配送で手間いらず。
たった10分の庭仕事で5000万円を稼ぎ出した健太は、翌朝、上司に辞表を叩きつけることを決意する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる