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本編
第6話 狂い始めた歯車
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王都中央の謁見の間。
王城とは違った空気が漂うそこに、今日はどこか重い沈黙が流れていた。
玉座の前で跪き、王命を待つイグノールを中心とした勇者パーティーの姿があった。
だが、そこにタクトの姿はない。
その前に立つのは、冷徹な視線を持つ国王の右腕――宰相カルミナス。
カルミナスの声が広間に淡々と響いた。
「……よって、魔王国領国境へ向かう先遣の斥候隊に、勇者パーティーを随伴させるとの陛下の御意向だ」
玉座の間には重い沈黙が流れるが、イグノールはすぐに一歩前に出る。
「異議はありません。魔界の動きをいち早く探るなら、我らが前に立つべきです」
その言葉にクローディアが驚き、イグノールを見る。
メリエラも口を開きかけたが、イグノールは視線だけで制した。
イグノールの瞳に一瞬、わずかな影が差す。
「……そうか。わかった」
カルミナスはその後、淡々と玉座の前から書簡を読み上げる。
「……出立は明朝。――早々に支度をし、所定の場所に来られたし」
「はっ! かしこまりました」
「これにて終了だ。下がってよいぞ」
カルミナスはそう言うと、イグノールたち一行の退出を見届けた。
謁見の間を出たイグノールたちは、回廊の少し先にある控室に入り、扉を閉めると同時に小さく息を吐いた。
そしてみんなに頭を下げる。
「……すまない、みんな」
バルドスが渋い顔で問いかける。
「お前、本気で斥候なんかやる気か?」
「……ああ。俺たちは王国の剣だ。必要とあれば先陣に立つ」
クローディアが不安げに口を開く。
「でも、タクトが……」
イグノールは小さく頷いた。
「タクトには俺から話す。……いや、あいつならきっと来てくれるさ」
「イグノール……」
メリエラが心配そうにイグノールを見つめる。
「なぁに、大丈夫さ。先に行ってくる。みんなも落ち着いたら後から来てくれ」
イグノールはそう言い放つと、席を立ち一人ギルド本部へと向かった。
◆◆◆
ギルド本部の勇者パーティー控室。
イグノールが扉を開ける。
そこには椅子に座って待つタクトの姿があった。
重たい気配を醸し出し、イグノールはゆっくりとタクトの向かいの席に歩み寄る。
「……イグノール! おかえり、待ってたよ」
タクトが立ち上がると、イグノールは目を伏せ、やや言い淀んだ声で口を開く。
「悪い。少し……話がある」
二人はそのままテーブルに相対して着席する。
イグノールは深く息をつくと、テーブルをを拳で軽く叩いた。
「! どうしたんだ?」
「先に言っておく……これは、俺の意思だけじゃない。国王陛下の命令なんだ」
「……命令? 何があった?」
「魔王軍が近く動きを見せているらしい。先遣隊を組んで探りを入れるとさ。……で、俺たちのパーティーも同行することになった」
タクトは眉をひそめる。
「何ということだ……国王も言う事がころころ変わるな……」
「……ああ。実はお前も連れていけと言われた」
――短い沈黙。
タクトはわずかに目を伏せ、低く息を吐く。
「……で、イグノールはどうするんだ?」
タクトの問いに、イグノールはタクトをまっすぐに見た。
その瞳には焦燥と、どこか揺れる自尊があった。
「俺は先遣隊に参加するつもりだ。ほかのみんなも連れていく。タクト、どうする?」
タクトは驚き、わずかに目が見開かれる。
「そんな……今の力では……」
「俺は勇者だ。今までだって困難を切り開いてきた。今回だってやれる自負がある!」
「……そうか。それは私にも決定権があるのか?」
イグノールの瞳にかすかな光が差す。
「ああ。選ぶがいい。俺たちと共に行くか、それとも行かずに残るか。どちらにせよ、俺は尊重する」
「……」
タクトは両手を組んで頭を預け、しばし考え込む。
その後顔を上げ、イグノールに向かって言葉を紡ぐ。
「私は行かない。申し訳ないが……」
イグノールは少し無言でタクトを見つめてから口を開く。
「……そうか。尊重すると言ったが、理由を聞かせてくれ」
タクトはため息をつき、小さく頭を下げた。
「確かに一緒に行けば、それなりに戦力になると思う。でもエレノーラ様から言われているんだ」
「何を?」
「『今は奥の手だ、ここで敵に不用意に力を晒すな』と――」
イグノールはそれを聞いて口元が緩む。
「……奥の手だって!? 冗談だろ?」
「あんまり魔王軍を舐めるな、イグノール」
「なっ!?」
タクトが珍しくイグノールを睨んでいる。
「何が言いたい?」
「私は魔王軍と戦うために異世界からわざわざ呼ばれたんだぞ。エレノーラ様が秘術を使ってまでして。これがどういう事かわかるか?」
「……何を言ってるのか意味が分からん」
「じゃあ教えてやる。少なくとも、この世界の現状じゃ敵わない相手だから、私は呼ばれたんだ。国王も、この国のみんなも、それを認めてるってことだ」
イグノールは小さく肩を震わせ、しかしすぐに口元を歪めて言った。
「……なるほどな。だがそれでも俺は行くぞ。臆病者を連れて行っても仕方ないしな」
「好きにするといい。……だが、生きて帰って来いよ」
タクトはそう言って、イグノールを真正面から見据える。
「あ、当たり前だ」
イグノールが少し動揺しながら返す。
そんな彼にタクトがはっきりと言った。
「私には信頼できる師匠がいる。エレノーラ様が『まだ役割がある』とおっしゃる限り、魔王を倒すためギリギリまで力をつけるさ」
イグノールはそれを聞いてせせら笑ったが、その瞳はわずかに曇る。
「フッ……あの聖女様は相変わらずだな」
――二人の視線が一瞬だけ交わる。
「じゃあ、あとは俺がみんなに話しておく。今日は攻略は中止だ。帰っていいぞ」
「……わかった。みんなによろしく伝えておいてくれよ」
タクトは静かに控室から立ち去る。
残ったイグノールは拳を握りしめた。
(勝つ。絶対に――勝って戻る)
静寂を取り戻した控室に、勇者の息だけが響いていた――。
王城とは違った空気が漂うそこに、今日はどこか重い沈黙が流れていた。
玉座の前で跪き、王命を待つイグノールを中心とした勇者パーティーの姿があった。
だが、そこにタクトの姿はない。
その前に立つのは、冷徹な視線を持つ国王の右腕――宰相カルミナス。
カルミナスの声が広間に淡々と響いた。
「……よって、魔王国領国境へ向かう先遣の斥候隊に、勇者パーティーを随伴させるとの陛下の御意向だ」
玉座の間には重い沈黙が流れるが、イグノールはすぐに一歩前に出る。
「異議はありません。魔界の動きをいち早く探るなら、我らが前に立つべきです」
その言葉にクローディアが驚き、イグノールを見る。
メリエラも口を開きかけたが、イグノールは視線だけで制した。
イグノールの瞳に一瞬、わずかな影が差す。
「……そうか。わかった」
カルミナスはその後、淡々と玉座の前から書簡を読み上げる。
「……出立は明朝。――早々に支度をし、所定の場所に来られたし」
「はっ! かしこまりました」
「これにて終了だ。下がってよいぞ」
カルミナスはそう言うと、イグノールたち一行の退出を見届けた。
謁見の間を出たイグノールたちは、回廊の少し先にある控室に入り、扉を閉めると同時に小さく息を吐いた。
そしてみんなに頭を下げる。
「……すまない、みんな」
バルドスが渋い顔で問いかける。
「お前、本気で斥候なんかやる気か?」
「……ああ。俺たちは王国の剣だ。必要とあれば先陣に立つ」
クローディアが不安げに口を開く。
「でも、タクトが……」
イグノールは小さく頷いた。
「タクトには俺から話す。……いや、あいつならきっと来てくれるさ」
「イグノール……」
メリエラが心配そうにイグノールを見つめる。
「なぁに、大丈夫さ。先に行ってくる。みんなも落ち着いたら後から来てくれ」
イグノールはそう言い放つと、席を立ち一人ギルド本部へと向かった。
◆◆◆
ギルド本部の勇者パーティー控室。
イグノールが扉を開ける。
そこには椅子に座って待つタクトの姿があった。
重たい気配を醸し出し、イグノールはゆっくりとタクトの向かいの席に歩み寄る。
「……イグノール! おかえり、待ってたよ」
タクトが立ち上がると、イグノールは目を伏せ、やや言い淀んだ声で口を開く。
「悪い。少し……話がある」
二人はそのままテーブルに相対して着席する。
イグノールは深く息をつくと、テーブルをを拳で軽く叩いた。
「! どうしたんだ?」
「先に言っておく……これは、俺の意思だけじゃない。国王陛下の命令なんだ」
「……命令? 何があった?」
「魔王軍が近く動きを見せているらしい。先遣隊を組んで探りを入れるとさ。……で、俺たちのパーティーも同行することになった」
タクトは眉をひそめる。
「何ということだ……国王も言う事がころころ変わるな……」
「……ああ。実はお前も連れていけと言われた」
――短い沈黙。
タクトはわずかに目を伏せ、低く息を吐く。
「……で、イグノールはどうするんだ?」
タクトの問いに、イグノールはタクトをまっすぐに見た。
その瞳には焦燥と、どこか揺れる自尊があった。
「俺は先遣隊に参加するつもりだ。ほかのみんなも連れていく。タクト、どうする?」
タクトは驚き、わずかに目が見開かれる。
「そんな……今の力では……」
「俺は勇者だ。今までだって困難を切り開いてきた。今回だってやれる自負がある!」
「……そうか。それは私にも決定権があるのか?」
イグノールの瞳にかすかな光が差す。
「ああ。選ぶがいい。俺たちと共に行くか、それとも行かずに残るか。どちらにせよ、俺は尊重する」
「……」
タクトは両手を組んで頭を預け、しばし考え込む。
その後顔を上げ、イグノールに向かって言葉を紡ぐ。
「私は行かない。申し訳ないが……」
イグノールは少し無言でタクトを見つめてから口を開く。
「……そうか。尊重すると言ったが、理由を聞かせてくれ」
タクトはため息をつき、小さく頭を下げた。
「確かに一緒に行けば、それなりに戦力になると思う。でもエレノーラ様から言われているんだ」
「何を?」
「『今は奥の手だ、ここで敵に不用意に力を晒すな』と――」
イグノールはそれを聞いて口元が緩む。
「……奥の手だって!? 冗談だろ?」
「あんまり魔王軍を舐めるな、イグノール」
「なっ!?」
タクトが珍しくイグノールを睨んでいる。
「何が言いたい?」
「私は魔王軍と戦うために異世界からわざわざ呼ばれたんだぞ。エレノーラ様が秘術を使ってまでして。これがどういう事かわかるか?」
「……何を言ってるのか意味が分からん」
「じゃあ教えてやる。少なくとも、この世界の現状じゃ敵わない相手だから、私は呼ばれたんだ。国王も、この国のみんなも、それを認めてるってことだ」
イグノールは小さく肩を震わせ、しかしすぐに口元を歪めて言った。
「……なるほどな。だがそれでも俺は行くぞ。臆病者を連れて行っても仕方ないしな」
「好きにするといい。……だが、生きて帰って来いよ」
タクトはそう言って、イグノールを真正面から見据える。
「あ、当たり前だ」
イグノールが少し動揺しながら返す。
そんな彼にタクトがはっきりと言った。
「私には信頼できる師匠がいる。エレノーラ様が『まだ役割がある』とおっしゃる限り、魔王を倒すためギリギリまで力をつけるさ」
イグノールはそれを聞いてせせら笑ったが、その瞳はわずかに曇る。
「フッ……あの聖女様は相変わらずだな」
――二人の視線が一瞬だけ交わる。
「じゃあ、あとは俺がみんなに話しておく。今日は攻略は中止だ。帰っていいぞ」
「……わかった。みんなによろしく伝えておいてくれよ」
タクトは静かに控室から立ち去る。
残ったイグノールは拳を握りしめた。
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