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本編
第32話 突然の撤退命令
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魔界の門をくぐり、荒野を進軍しようとていた第六方面軍の前方に、土煙を巻き上げて迫る大軍の影があった。
前方の将軍や兵士たちは「魔王軍か」と声を上げ、緊張と不安が入り混じり、戦闘態勢に入る。
だが近づいてきたのは、大量の魔王軍ではなく――撤退してくる第一方面軍だった。
先鋒の部隊が慌てて道を開け、やがて両軍は正面から対峙する。
将軍同士が前進し馬を寄せ合い、言葉を交わす。
「撤退命令が下った。我らは帰還する」
「一体どうしたのだ? もう討伐は完了したのか?」
レガリック将軍は深く息を吐いた後、ガルヴァン将軍に話す。
「王からの命令だ。一軍と二軍はもう半月前から前線で戦ってきた。恐らく、貴軍たちが投入されたことで引いて立て直すのだろう」
「なるほどな。それで、最前線はどうなっている?」
「道半ばといったところだ。最前線は緩やかに押して前進はしている。ただ魔王軍の居城へはまだたどり着かぬ」
「そうか。我々も急ぎ合流する。先陣ご苦労だった。あとは任せてくれ」
数分の戦況のやり取りがあった後、カルヴァン将軍が号令をかける。
「左右に展開し、第一方面軍へ道を開けろ!」
カルヴァン将軍の号令に兵士たちの間からざわめきが漏れる。
第六方面軍は左右に展開し、第一方面軍は整然と開いた道を通っていく。
数十分後、第一方面軍は魔界の門をくぐり、人間界へと戻っていった。
私はその背を見送りながら、胸の奥に重いものが沈むのを感じていた。
その後第六方面軍は順調に前進を続け、すぐに魔王軍の残存部隊と衝突した。
盾列を押し合い、後方から放たれる魔導弾が炸裂する。
エレノーラ様の分身体がは治癒と防御魔法で兵たちを支え、勇者一行が局所で突破口を開いた。
だが敵の数は尽きない。撃退してもまた押し寄せる。
進軍は遅々として進まず、戦場は地獄のように息をつく暇もない。
エレノーラ様の分身体が広域の加護と治癒を与え続けることで、兵士たちは持ちこたえていた。
だが魔力が尽きぬ彼女にも弱点はある――空腹だ。
彼女は兵たちに一時停止を告げ、進軍を止めて休憩を取る。
本体のエレノーラ様は今頃大聖堂に転移し、食事を摂るのだろう。
その姿に兵たちはむしろ微笑み、緊張を和らげていた。
私はエレノーラ様の代わりに付与魔法を広域に展開しながら、ふと胸中に思う。
――この戦、聖女の加護が無ければ成立しない。
エレノーラ様が戦線に復帰した直後、第六方面軍はその穴を埋めるように前進を開始した。
三十分ほど後、荒野の先から、魔王軍の咆哮と無数の魔物の群れが押し寄せてくる。
突撃してきたのは黒き魔狼の群れと、鋭い嘴を持つ大鴉の群れだった。
「前衛を崩すな!」
バルドスと前衛の盾が轟音を立てて魔狼の突進を受け止め、後ろに控える兵士たちが長槍で突き返す。
イグノールは聖剣を横薙ぎに振るい、数体の魔狼を一度に斬り伏せた。
空からは大鴉が急降下して兵の目を狙う。
クローディアが剣を閃かせ、飛び掛かる影を切り裂く。
私とメリエラは後方で広範囲攻撃魔法を展開して空の敵を迎撃する。
統率された兵士たちが隊列を変え、順番に前方の魔王軍と魔物を相手していく。
エレノーラ様の分身体が結界を張り、負傷兵を治癒する手を止めなかった。
二日目。夜明けと同時に、今度は魔人兵の一団が現れた。
甲冑に身を固め、長槍を構えた彼らは統率の取れた軍勢であり、単なる獣の群れとは違った脅威をもたらす。
「押し返せ!」
イグノールの聖剣が黄色い光を放ち、槍兵の列を確実に切り裂く。
しかし横合いから、闇の魔法を操る影の魔導士たちが火球と毒霧を放った。
視界が遮られるが、毒はエレノーラ様の魔法により効果がない。
兵士たちは態勢を立て直し、襲いかかる魔法に耐える。
メリエラの両手から雷が走り、敵魔導士たちを一掃する。
その光景に多くの兵たちが鼓舞された。
バルドスは前衛と連携し毒霧の中、大盾で魔王軍を押し返す。
徐々に劣勢をはねのけ、第六方面軍は相対する魔王軍を押し返していった。
三日目。
空から翼を持つ悪魔(ハルピュイア)が舞い降り、地を揺るがす巨人族が突撃してきた。
「退くな!」
イグノールが聖剣を振り上げ、舞い降りた悪魔を光で撃ち抜く。
バルドスは巨人の棍棒を正確に受け止め、その勢いを殺す。
その隙をクローディアが連撃で急所を突く。
火花が散り、足元の大地が陥没した。
「メリエラ、今だ!」
「氷の刃よ、敵を射抜け。『氷の雨』」
クローディアの叫びに応じ、メリエラが氷の短槍を雨のように降らせ、巨体を射抜いた。
バルドスは倒れかけた兵士を庇って再び盾を構える。
私は上空から後衛に迫る魔物の群れを様々な属性の魔弾で撃ち払った。
三日三晩、荒野には血と灰が降り積もり、兵も勇者も徐々に疲弊していった。
それでもエレノーラ様の手厚い加護を受け、一歩ずつ、我々は進軍を続けた。
そして、遠方に先行していた方面軍の旗が見えた瞬間、兵士たちは歓声を上げた。
「合流できるぞ!」
イグノールは聖剣を掲げて叫ぶ。
兵士たちはその声に呼応し、雄叫びを上げ士気を高めた。
私はその大音響を背に受けながら、深い息を吐いた。
仲間たちが道を切り拓き、兵たちが血を流して繋いだ三日間。
兵たちは歓声を上げ、安堵と達成感に沸く。
だが私の胸中には、判然としない思いがくすぶっていた。
合流した四つの方面軍は、そのまま前進し、魔王軍を撃破しながら前線を押し進めていった。
夕方を過ぎると、我々国軍は約三キロ前進することに成功したのだった。
魔王軍との戦闘に、一筋の光と終わりが見え始め、兵士たちの士気が高まっていた。
◆◆◆
その夜、全軍に魔導士を介し、国王クラヴェール五世の肉声がテレパスで流れた。
「勇敢なる兵たちよ、よくぞ三日の戦に耐えた。これ以上の犠牲は不要だ。儂は今この時を以て、全軍の撤退を命ずる」
威厳と慈悲に満ちた声が軍全体の脳内に響く。
将軍たちは突然の決定に驚いた。
だが、兵士たちの目には安堵が広がり、歓声が起こった。
これ以上の苦しい戦いが取り除かれることが担保された瞬間だったからだ。
「なお、勇者一行はこのまま進軍を続け、魔王討伐という使命を果たしてくれたまえ」
イグノールたちはその言葉に驚くが、“使命”という言葉を聞き、心を新たにする。
「無駄死にはしない」
「勇者に未来を託すのだ」
戦場はむしろ希望に包まれていく。
仲間の顔に決意の光が宿るのを見ながら、私はただ一人、胸の奥で冷たい疑念を強くした。
――魔王軍の勢いは衰えていた。
――勝機が見え始めていた。
それなのに、なぜ今退けというのか。
さらに、撤退命令が下る直前、魔王軍の気配が一気に後退するのを感じ取っていた。
まるで、互いに示し合わせていたかのように。
「……通じている?」
背筋を冷たいものが走る。
慈悲深き采配に見えて、実際は勝ち筋を潰し、勇者一行を孤立させる命令。
私の胸に芽生えた疑念は、もはや消せない炎となっていた……。
前方の将軍や兵士たちは「魔王軍か」と声を上げ、緊張と不安が入り混じり、戦闘態勢に入る。
だが近づいてきたのは、大量の魔王軍ではなく――撤退してくる第一方面軍だった。
先鋒の部隊が慌てて道を開け、やがて両軍は正面から対峙する。
将軍同士が前進し馬を寄せ合い、言葉を交わす。
「撤退命令が下った。我らは帰還する」
「一体どうしたのだ? もう討伐は完了したのか?」
レガリック将軍は深く息を吐いた後、ガルヴァン将軍に話す。
「王からの命令だ。一軍と二軍はもう半月前から前線で戦ってきた。恐らく、貴軍たちが投入されたことで引いて立て直すのだろう」
「なるほどな。それで、最前線はどうなっている?」
「道半ばといったところだ。最前線は緩やかに押して前進はしている。ただ魔王軍の居城へはまだたどり着かぬ」
「そうか。我々も急ぎ合流する。先陣ご苦労だった。あとは任せてくれ」
数分の戦況のやり取りがあった後、カルヴァン将軍が号令をかける。
「左右に展開し、第一方面軍へ道を開けろ!」
カルヴァン将軍の号令に兵士たちの間からざわめきが漏れる。
第六方面軍は左右に展開し、第一方面軍は整然と開いた道を通っていく。
数十分後、第一方面軍は魔界の門をくぐり、人間界へと戻っていった。
私はその背を見送りながら、胸の奥に重いものが沈むのを感じていた。
その後第六方面軍は順調に前進を続け、すぐに魔王軍の残存部隊と衝突した。
盾列を押し合い、後方から放たれる魔導弾が炸裂する。
エレノーラ様の分身体がは治癒と防御魔法で兵たちを支え、勇者一行が局所で突破口を開いた。
だが敵の数は尽きない。撃退してもまた押し寄せる。
進軍は遅々として進まず、戦場は地獄のように息をつく暇もない。
エレノーラ様の分身体が広域の加護と治癒を与え続けることで、兵士たちは持ちこたえていた。
だが魔力が尽きぬ彼女にも弱点はある――空腹だ。
彼女は兵たちに一時停止を告げ、進軍を止めて休憩を取る。
本体のエレノーラ様は今頃大聖堂に転移し、食事を摂るのだろう。
その姿に兵たちはむしろ微笑み、緊張を和らげていた。
私はエレノーラ様の代わりに付与魔法を広域に展開しながら、ふと胸中に思う。
――この戦、聖女の加護が無ければ成立しない。
エレノーラ様が戦線に復帰した直後、第六方面軍はその穴を埋めるように前進を開始した。
三十分ほど後、荒野の先から、魔王軍の咆哮と無数の魔物の群れが押し寄せてくる。
突撃してきたのは黒き魔狼の群れと、鋭い嘴を持つ大鴉の群れだった。
「前衛を崩すな!」
バルドスと前衛の盾が轟音を立てて魔狼の突進を受け止め、後ろに控える兵士たちが長槍で突き返す。
イグノールは聖剣を横薙ぎに振るい、数体の魔狼を一度に斬り伏せた。
空からは大鴉が急降下して兵の目を狙う。
クローディアが剣を閃かせ、飛び掛かる影を切り裂く。
私とメリエラは後方で広範囲攻撃魔法を展開して空の敵を迎撃する。
統率された兵士たちが隊列を変え、順番に前方の魔王軍と魔物を相手していく。
エレノーラ様の分身体が結界を張り、負傷兵を治癒する手を止めなかった。
二日目。夜明けと同時に、今度は魔人兵の一団が現れた。
甲冑に身を固め、長槍を構えた彼らは統率の取れた軍勢であり、単なる獣の群れとは違った脅威をもたらす。
「押し返せ!」
イグノールの聖剣が黄色い光を放ち、槍兵の列を確実に切り裂く。
しかし横合いから、闇の魔法を操る影の魔導士たちが火球と毒霧を放った。
視界が遮られるが、毒はエレノーラ様の魔法により効果がない。
兵士たちは態勢を立て直し、襲いかかる魔法に耐える。
メリエラの両手から雷が走り、敵魔導士たちを一掃する。
その光景に多くの兵たちが鼓舞された。
バルドスは前衛と連携し毒霧の中、大盾で魔王軍を押し返す。
徐々に劣勢をはねのけ、第六方面軍は相対する魔王軍を押し返していった。
三日目。
空から翼を持つ悪魔(ハルピュイア)が舞い降り、地を揺るがす巨人族が突撃してきた。
「退くな!」
イグノールが聖剣を振り上げ、舞い降りた悪魔を光で撃ち抜く。
バルドスは巨人の棍棒を正確に受け止め、その勢いを殺す。
その隙をクローディアが連撃で急所を突く。
火花が散り、足元の大地が陥没した。
「メリエラ、今だ!」
「氷の刃よ、敵を射抜け。『氷の雨』」
クローディアの叫びに応じ、メリエラが氷の短槍を雨のように降らせ、巨体を射抜いた。
バルドスは倒れかけた兵士を庇って再び盾を構える。
私は上空から後衛に迫る魔物の群れを様々な属性の魔弾で撃ち払った。
三日三晩、荒野には血と灰が降り積もり、兵も勇者も徐々に疲弊していった。
それでもエレノーラ様の手厚い加護を受け、一歩ずつ、我々は進軍を続けた。
そして、遠方に先行していた方面軍の旗が見えた瞬間、兵士たちは歓声を上げた。
「合流できるぞ!」
イグノールは聖剣を掲げて叫ぶ。
兵士たちはその声に呼応し、雄叫びを上げ士気を高めた。
私はその大音響を背に受けながら、深い息を吐いた。
仲間たちが道を切り拓き、兵たちが血を流して繋いだ三日間。
兵たちは歓声を上げ、安堵と達成感に沸く。
だが私の胸中には、判然としない思いがくすぶっていた。
合流した四つの方面軍は、そのまま前進し、魔王軍を撃破しながら前線を押し進めていった。
夕方を過ぎると、我々国軍は約三キロ前進することに成功したのだった。
魔王軍との戦闘に、一筋の光と終わりが見え始め、兵士たちの士気が高まっていた。
◆◆◆
その夜、全軍に魔導士を介し、国王クラヴェール五世の肉声がテレパスで流れた。
「勇敢なる兵たちよ、よくぞ三日の戦に耐えた。これ以上の犠牲は不要だ。儂は今この時を以て、全軍の撤退を命ずる」
威厳と慈悲に満ちた声が軍全体の脳内に響く。
将軍たちは突然の決定に驚いた。
だが、兵士たちの目には安堵が広がり、歓声が起こった。
これ以上の苦しい戦いが取り除かれることが担保された瞬間だったからだ。
「なお、勇者一行はこのまま進軍を続け、魔王討伐という使命を果たしてくれたまえ」
イグノールたちはその言葉に驚くが、“使命”という言葉を聞き、心を新たにする。
「無駄死にはしない」
「勇者に未来を託すのだ」
戦場はむしろ希望に包まれていく。
仲間の顔に決意の光が宿るのを見ながら、私はただ一人、胸の奥で冷たい疑念を強くした。
――魔王軍の勢いは衰えていた。
――勝機が見え始めていた。
それなのに、なぜ今退けというのか。
さらに、撤退命令が下る直前、魔王軍の気配が一気に後退するのを感じ取っていた。
まるで、互いに示し合わせていたかのように。
「……通じている?」
背筋を冷たいものが走る。
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