超転生者:最強魔術師目指して勉強はじめたけど……どこかで予定が狂った件について

ファンタスティック小説家

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第一章 再誕者の産声

第22日 拳術の利

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 アディにボクシングを教えてもらう。

「あの、父さん、言っちゃなんですけど拳術けんじゅつなんて役に立つんですか? 拳より剣で戦ったほうが絶対いいと思うんですけど……」

 素手より武器を持ったほうがいい。
 子供でもわかることだ。

「基本的に多くの人間は剣を持ったほうがいいが……例外ってのはいつでも存在するものさ」
「ほう......例外ですか。僕がその例外であると?」
「そういうこと」
「へへ、例外ね」

 例外といわれてちょっと嬉しい。

「その例外ってのは基本的に吸血鬼きゅうけつきとか鎧圧がいあつを高いレベルで扱える者のことだ。お前は両方に該当してるから、がっつり『剣より拳』派かもしれないな」

「うーん、まぁ……うーん……」

 例外って聞いたときは一瞬うれしかったが、やはりいまいちアディの言っていることが納得できない。

「まっ! 焦るなって。俺が拳のいいところをいろいろと教えてやるよ!」

 アディとの拳術の修行が始まる。

 我が父が教しえてくれる拳術とやらは、かつてアディが師匠に教わったものらしい。
 地味にアディが俺の兄弟子だった事に驚きだ。

「なんで、師匠は父さんに拳術の修業を?」
「そりゃ俺が頼んだからだよ。テニールさんに殺されかけて、自分の力不足を思い知ったからな。それまで狩人なんて存在にあったことがなかった俺は生まれながらの力にものを言わせて戦ってきて、自分が強いと勘違いしちまってたんだ。今でもあんま変わらないけどな」
「調子ずいてた高い鼻を師匠に折られたわけですね」
「くぅッ……まぁそういうことになるか」

 しばらくアディと師匠との修行話を聞かされた。

 聞いた話によるとアディが師匠に拳術を教えてもらった期間は僅か半年の間であったという。

 どうにも長続きしなかったらしい。

 吸血鬼というのは生まれた瞬間から強者であることを運命付けられているので、種族柄、鍛錬や修行といったものに大きなストレスを覚えるんだとか。

 アディは吸血鬼の血が薄いのでそれなりに継続できたほうだという。
 つまり純粋な吸血鬼は3日坊主のばかりで構成されているとのことだ。

 俺はそんなストレスを感じないんだけどな。
 血が薄いおかげだろうか。

「っとまぁ、そんなわけで俺も拳術について深いことは教えてやれない……が俺はそのちょっとした拳術と一緒にお前に血の使い方も教えてやる。まぁ難しいことじゃない。吸血鬼の力を持っていればなんとなくできるようになる程度のことだ」

 準備運動をしながらのアディの怠け癖の言い訳聞き終えた。互いに数メートル離れて向かい合う。

「じゃあ、始めるぞ。まずは俺のマネをしてみろ」

 アディはそういって、腰を深く落とした構えをとった。

「おぉ」

 なかなか様になっている。
 空手でやりそうな構えだ。

 半年しか拳術習ってない奴に教えてもらって大丈夫なのかっと思ってしまうところもあるが、エヴァも見ていることだし、ここは父親としても顔を立ててやろうじゃないか。

 空手らしき構えを取り十数分後ーー。

「いいか、だからな、このレザー流拳術ってのは基本的に打撃しかワザがねぇ。本当はもっといろんなワザがあるのかもしれないが、俺が習ったのは殴り方と蹴り方だけだ。たった半年だったからな」
「ふぅ……」

 この姿勢、地味に辛いかも......。
 俺が若干疲労してきているのにアディは平然として構えを取ったまま、説明を続けている。

「人が剣を持つのは素手の状態よりも強いからだ。当たり前だな。では、どうやってそんな剣、あるいは槍、斧、つちなどの武器に対抗するか。簡単な話だ……拳を堅くすりゃいい。血式魔術けっしきまじゅつで皮膚や血を硬くしてもいいし、『剣気圧』で鎧を着てもいい。だが、ただの血式魔術や『鎧圧がいあつ』じゃ、『剣圧』や武器魔力の乗った武器に突破されちまう」
「ふぅ……ですよね」

 構えを取りながら返答する。
 ここが一番疑問に思っていたところだ。

 結局「鎧圧」で硬くなったとしても、それで防げるのは「剣圧」も武器魔力も乗っていないただの武器の攻撃だけだ。

 お互いの「剣気圧」に相当な差がない限り、「剣圧」をまとった剣や魔力武器で斬られても全然大丈夫……なんてことには早々ならない。

「ではどうするか。答えはまたしても簡単だ。
「……いやぁ、それ……」

 単純すぎかよッ!
 父親の単純理論に呆れを隠せない。

「あのですね、父さん簡単に言ってますけど、なんですか硬くすればいいって。意味わかんないですよ」

 こいつ絶対、馬鹿野郎じゃん。

「おいこらー、そんな顔するなって、俺だってテニールさんにこう教わったんだからな」
「……なんも言ってませんよ」
「顔に出まくってるよ、『こいつ馬鹿じゃねーの』ってな」
「否定はしません」
「否定しろよ!」

 いかんいかん、本心が顔に出てしまっていたか。

「いいか? 続けるぞ。それでどうやってもっと硬くするかだが……これはちょっと難しいかもしれん『他のところから集めてくる』必要があるからな。より硬くするためにな」
「集める……あーそういう」

 イメージができたぞ。

「あ、わかる?」
「余裕です」
「流石アークだな。そう! つまり小さい範囲に圧縮した『鎧圧』で武器との接触部位を守っちまえばいい。そうすりゃまず刃は通らねぇってわけさ」
「ふむふむ」

 なるほど理屈はわかった。
 だが、気になる点も同時に出て来た。

「父さん、『鎧圧』でガードするのはわかったんですけど……この理論って武器の攻撃の方にも『剣圧』を一点集中させられたら、意味ないんじゃないですか?」

 アディの言う理論が攻撃力に対して防御力をあげて対抗するというなら、同じように攻撃力も上げられてしまったら意味が無くなるはずだ。

 一点集中のガードに一点集中の攻撃をされたら終わりな気がする。

「っと思うだろ? 俺も最初そう思ったが、これが案外大丈夫なんだよ」

 アディは「驚いた? ねぇ驚いた?」とキラキラした顔でこちらを伺ってくる。

「なぜかというとな、剣に纏わせる集中した剣圧よりも一点集中した鎧圧のほうが強いからだ」
「なんで、防御力が絶対高いって言い切れるんですか?」
「基本的に剣気圧ってのは体を強化するためのもんだ。剣なんて名前に入っちゃいるが……実際のところは剣身に纏わせるより、身に纏ったほうが分厚く強い。この法則はよほど剣気圧に差がない限りは普遍のもんだ」

 剣に纏わせる集中「剣圧」より、直接肉体で纏った集中「鎧圧」のほうが強い……か。

「うーん、だとしたら逆に剣を使う意味が……」

 アディになにか説明されるたびに、疑問が増える。
 そもそも論で剣を使う理由が見出せなくなりそうだ。

「だから、言っただろう? この拳術はみんながみんな使えるわけじゃないって。一部のだ。基本的には剣なり、槍なり持った方が良いに決まってんだ。しかしな『鎧圧』のコントロールを習得すりゃ、鎧の形を変えて目に見えない刃を作ったりすることだってできる。カッコいいだろ? 俺の昔のパーティメンバーはそれで『無手』なんて二つ名を持ってる奴がいたくらいだ。それに剣だって持たなくていい。武器を持たない徒手空拳の状態で、そのまま戦闘に移れるってのはありがたいことだぞ?」
「そうなんですかねぇ……」
「そうなんだよ。いずれアークにもわかるさ」
「うーん」

 やはり説明されてもいまいちやる気が起きない。

 大体いままで剣でやってきたのに、拳で頑張れ、なんていわれても困ってしまう。

 理屈ではなく、感情の部分だ。

 一般的な常識の観点から言っても、どうしても剣を持ったほうがいいように感じるし。

「まぁ……やってみてもいいかな」

 ただ、ひとつだけ良いことがあるとすれば、拳術のユーザーはおそらく少ないということだ。

 オンライン対戦ゲームで、周りがあまり使ってないような少数派武器を使う習性を持つ者としては、このという言葉はとても魅力的だ。

 まぁいいじゃないか。
 剣とか魔法とかやってる世界で、ひとりだけ拳。

 面白そうだ。
 覚悟は決まった……恐ろしく薄っぺらい覚悟だが、

「それじゃまずは、『精研突きせいけんつき』からだ。腰を落としてこんな風にな……」
「こんな感じですか?」

 アディのまねをして拳を突き出す。

「……悪くないな」
「ほう」

 レザー流拳術とやらは、ボクシングより空手だな。

 ー

 レザー流拳術講座は父の休日のたびに行われた。
 型を教えてもらったり、殴りあってみたり。

 血式魔術を使った小技も教えてもらったりした。
 指先から血を出して爪楊枝を作ったり……とかいう、どこかで役立つかわからないしょうもないワザばっかりのくだらない講座だったが、それでもいずれ使える場面が来ることを祈ってそれなりに真面目に頑張っていた。

 アディが仕事でいないときは、教わった型をひたすら反復練習だ。
 ただ無心になって、巨木を殴り続ける。

 例外の戦士に成れることだけが俺の原動力だった。

 そうして剣圧で強化された力と鎧圧の硬さで毎日アルドレア邸の近くの巨木を殴り続ける日々がしばらく続いた。

 ー

 日々を山篭り中の求道者ぐどうしゃのようにストイックに過ごしながら、早くも3ヶ月が経とうとしている。

 季節は移り変わり。
 7度目の冬がやってきた。

 俺の兄弟の双子ちゃんもすくすく成長中。
 最近2歳になった双子は、しっかりした足取りで家の中を歩き回るようになって来ている。

 双子の姉、エラは思慮深く慎重な子だ。
 母親に似たかわいい顔立ちと輝く銀髪、薄水色の瞳をもっていて、将来は美人になることを約束されたといっても過言ではないだろう。
 食べてしまいたくる可愛さだ。

 双子の弟、アレックスはちょっと臆病だ。
 いつもエラに付いていっているところを見ると、将来はシスコンに育ちそうにも思える。
 双子の姉と同じく、エヴァの血を色濃く受け継いでおり、銀色のさらさらヘアーに薄水色の瞳、あごのラインの細い端正な顔立ちだ。
 きっと将来はイケメンに育って多くの女子たちを虜にすることだろう。

「わふわふっ!」
「よし、今日も頼んだぞ」

 そんなアルドレア家のハーレム予備軍の銀髪の双子たちを見守るのはシヴァの役目だ。

 知らない人が見たら、バケモノサイズの柴犬が小さい子供を追い掛け回しているようで、ひどく心臓に悪い絵面になっている……だがうちの家族はシヴァが良い子だとみんな知っているので、ご飯を抜きにしていじめたりはしない。

 ちなみに、彼らはかつての俺と違ってまだまともな会話はできない。
 体の成長が早いということも無くいたって普通の可愛い幼児なのだ。

 俺にとっては他人の子供だったら会話が通じずイライラするはずの年齢なのだが、双子にはなぜかストレスが溜まらない。

 自分の兄弟かそうじゃないかによって、こんなに感じ方が違うとは、かくも人間とは不思議な生き物だ。

 シヴァに兄弟を任せ、今日も木を殴りにいく。
 アディも魔術協会へと仕事をしにいくようで玄関で鉢合わせた。

「それじゃ今日も頑張ってください」
「アークもな。あんまり森林破壊し過ぎるなよ?」

 玄関扉を開けて、乾燥した冷たい空気の満ちる森へ足を踏み出す。
 今日もたくさんの木を殴り倒すのが楽しみだ。

 ふと気づくと家を出たらまず郵便受けを確認するという毎日のルーティーンをこなすアディの動きが止まっていた。

 アディがポストからなにか取り出して眺めたいた。
 どうやら手紙らしいと知ったところでアディは俺に手紙を手渡してきた。

「これって……」
「テニールさんからの手紙だな」

 休暇をもらってから3ヶ月、ついに師匠からの手紙が届いた。

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