超転生者:最強魔術師目指して勉強はじめたけど……どこかで予定が狂った件について

ファンタスティック小説家

文字の大きさ
36 / 78
第二章 現界の超能力者

第35話 俺たちアーカム・アルドレア

しおりを挟む
 

 …………ぁあ?
 なんなんだ、これ……。

 また頭痛だ。
 意識を取り戻した瞬間からこれかよ。

 あぁクソ、くらくらと目眩もする。
 めちゃくちゃ体もだるい。
 最悪の目覚めだ。

 とりあえずベッドから起きて……って、ん?
 え、どういう……?
 声が、出ない? ってか、口もない?

 ッ!?
 驚愕の事態にようやく気が付いたぞ。

 待て待て、全部無くないか!?
 口だけじゃない、頭痛のせいで痛い頭も、目眩を起こす目も、そもそもだるいはずの体がない!

 いや、そもそも頭痛も目眩もだるさも無いじゃん……。

 俺は1人で何を騒いでいたんだか。
 はぁ……しかしなんでここは真っ暗なんだ?

 辺りを見渡しても……っていうか目も首もないので見渡せないか。

 むむ、おや、これは……これはアレか?
 アレなのか?

 これはなんかスピリチュアルな世界とかっていうパターンのアレなのか?
 精神世界みたいな?

 真っ暗な空間を、無い目を使って見渡す。
 あまりにも不毛な行為。

 海に行くため友達と集まったはいいが、雨のせいでだんだんいく気が失せてきて、結局マク〇ドナ〇ドあたりにたむろして、各自でスマホをいじりだすくらい不毛な行為だ。

 しかし、んー真っ暗で何もできない感じ……前にどっかで経験したようなーー。

「”お?”」

 お?
 なんか今聞こえた気が。

「”よぉ相棒! ついに! お目覚めかいッ!?″」

 え、誰ですか、てか馴れ馴れしいな、なんだお前!

「”おいおい! そりゃないぜ相棒”」

 だから馴れ馴れしいっつってんだろ!

 お前あれだな、あんま仲良くないやつにも仲良い風に話しかけていくタイプのウェィだろ!

「”ちゃうわ! 俺たちは普通にこれくらいの会話してもおかしくないくらいには……付き合い長いだろう?”」

 もしかして俺のこと、高齢のボケじじいかなにかと勘違いしているのかな?
 悪るいが相手が会ったことあるかないかくらい判るんだよね、俺。

 そしてお前にはあったことないよ……多分。
 少し自信ないけど。

「”あれーやっぱそういう感じか。なるほどなるほど”」

 含みのある言い方するんじゃない。
 まず名を名乗りなボーイ。
 話はそれからだ。

「”はは、確かに。いやてっきりこっちのこと認識してるもんだと思っちゃってたよ”」

 うん、とりあえず認識とやらはしてないよ。

「”おけ! じゃこれが初対面ということにして、新しく関係を作っていこう!”」

 はいはい、おけおけ。

「”それでははじめましてくん!
 私、この体に同居させてもらってますアーカム・アルドレアというものでございます!
 これから長い付き合い、というか多分一生の付き合いになると思うからよろしくね! 相棒!」

 …………。

「”……あれ? どうしたんでぃスカ?”」

 ちょっと待ってね。

「”お、おう…………あ! そうか情報を整理する時間が欲しいんだな、いや! わかるよ!
 たしかに今の自己紹介情報量多すぎかなーとはちょっと思ってたんだよね!
 この8年の間、全然俺のこと知らずに過ごしてきたのなら、そうなっちゃうのも無理は無い、うん!
 それにしても、そっかぁ~今までこっちのこと気づいてなかったんだぁ~! 俺てっきりずっと無視されてるんかと思っちゃってたよ!
 何度起こしてもずっとふて寝してんだもん! 流石にイジメだと思ったよね!
 そういえば、急須きゅうすを傾けて緑茶ぶっかけたことも、もしかしてあれのことも覚えてない?
 だとしたら知らないままでいて欲しいな!
 よし! それじゃ存分に情報を整理してくれたまえ! あっ! そうだもし質問があったらーー″」

 まじでちょっと黙っててくんねぇーかなッ!?
 しゃべりすぎワロタカーニバルだっつーのッ!

「”へへっ! 出た! そのワロタカーニバルシリーズ! 懐かしいね、君が仲間内で流行らせたギャグじゃないか!”」

 いや、なんでお前知ってんだよ……。
 てかお前、俺に考えさせる気ないだろ?

「”あ! ごめんね! 本当に静かにする……”」

 ……よし。
 やっと静かになった。

 というわけで情報を整理してみよう。
 あいつなんていってたっけ。
 そう、俺をイカイ・テンセイって呼んでたな。

 それであいつがアーカム・アルドレアだと。
 ふむふむ。
 なるほど、そういう感じのやつか。

 いや、わからなくないぞ。

 俺はあらゆるファンタジー物語に精通する男。

 この精神世界っぽい環境。
 元の世界のことを知る謎の男。
 自分をアーカム・アルドレアと名乗る変質者……。

「”いや! 変態かっ!”」

 この脳死状態でも出来る低級なツッコミ。

「”だれがティックトッカーだ!”」

 すぐに流行のネタを使うミーハー具合。

「”はは、この俺が誰だが気づいてしまったようだね、テンセイくん”」

 どことなくクサイ台詞回しを好む癖……はぁ、これだけ証拠がそろっちまったら嫌でもわかっちまうよ。

「”ふふ、答えを聞こうか”」

 あぁ間違いない。お前はーー。

「”そう俺は!」

 ……俺はーー。

「”ぇ……ぁなるほ……そう、このお前は!”」

 ふっ……そうっ、俺は!

「”せーの!”」
 せーの!


 もう1人の俺!
「”もう1人の自分!”」

 まさか、そんなことがあるのか?

「”ちょっとずれた気がするけど気にしないで行こう”」

 ……そうだな。

「”こほん! というわけでテンセイが転生してこなければこの体の主だったアーカム・アルドレアです”」

 どうも、転生してしまったがばっかりに体を奪ってしまったイカイ・テンセイです。

  って、やっぱそういう感じだったんだんだ。
 お前がアーカムを名乗った時に予想は出来てたよ。

「”おぉ流石! 察しが良くて助かるね”」

 アーカム……その、だな。

「″何か言いたいことがあるのかな?″」

 あーうん、その、いろいろ聞きたいことはあるんだけどさ。

「”ふむふむ”」

 とりあえずーー。

「”ほうほう”」

 本当に申し訳ございませんでした。

 勝手に転生してしまいあなたの体を我が物顔で使ってしまい本当にごめんなさい!

 本当に自分でも何で転生したとか全然わかってなくてですね、あ、別に女子高生助けようとしてトラックに轢かれたわけじゃないんですよ!?

 まじで記憶が飛んでて気づいたらもう、ちぎりパンみたいな腕の赤ちゃんになってて、アディがエヴァに甘えて母乳をせがんでたんです!

 本当の本当に何がなんだかわからないままこの8年過ごしてきました所存でありまづうぅぅう!!

「”あははっはははっははは! 本当、必死過ぎだって! 大丈夫だよ! 大丈夫! なんも怒ってないし、俺のことはオレがちゃんとわかってるから!”」

 あ、本当ですか?

「”本当だよ。君の抱いてきた感情も何もかもわかってるよ。オレは俺なんだから。だからそんな喋り方やめてくれよ。オレと俺は完全に対等なんだからさ”」

 そっか、そうだよな、はは!
 ありがとよアーカム。

「”いやいや……そうだ! それとこれからはお互いにアーカムって呼び合おうオレと俺、2人合わせて『アーカム・アルドレア』なんだからさ”」

 お、おう! そうだな!
 ところでさなんでお前はなんで怒ってないんだ?

 普通体を奪われたら、怒るもんだと思うんだけど。
 いや、体が奪われてる時点で普通ではないんだけど。

「”うーん、まぁ自意識が芽生えたときはもうが出来上がってたからねぇ……それと体を奪われたって言ったけど、別に感覚はあるし体の行動を決める思考も行ってるよ?”」

 それはどういう?

「”あー俺も全然わかってないんだけど......多分、アーカムは、あ、そっちのことね。
 アーカムは無意識のうちに僕の行動選択も含めた行動をしてるんだと思うんだよね。
 普段は僕もアーカムも自分の体を、あ、現実の体のことね。
 この体を自分ひとりで動かしていると錯覚してるんだと思うんだよ。
 それで寝ているときだけこうして意識が2つに分離してお互いを認識できるようになるってわけ、だと思う”」

 …………。

「”あ、思考タイムだ。静かにします”」

 うーん、なるほど。
 ってことはもしかして俺……じゃなくて俺たちって今寝てる?

「”YES!”」

 そっか。
 いままでの睡眠時間中、アーカムはずっと意識あったのか?

「”もちろん! でもアーカムには無かったみたいだけどな”」

 てかどうやって俺のことを認識したんだ?
 俺が意識を得たのってこれが初めてだよな?

「”そうだよ。これが初めて”」

 じゃあなんで……?

「”実はね、今は、こんな真っ暗でなんも見えないし、私たち意思疎通だって思念を飛ばしあってる状態だけどーー”」

 あ、これ思念飛ばしあってたのかよ。

「”普段は快適な『和室』みたいになってるんだよ。そこらへん辺に囲炉裏があってさ."」

 え、まじで?
 精神世界って「和室」になってんの?

「”マジもマジ! おおマジだよ! 多分アーカムの記憶が反映されているんじゃない? わかんないけど……でねいつもアーカムは、あ、そっちの事ね。
 アーカムはそっちのほうに、ってそっちわかる?
 まぁとにかくそこらへんに座布団しいて寝てるんだよ。今の今まで、8年間ずっとね”」

 まじかい。
 どんなロングスリーパーだ。

「”だけど今回は真っ暗。多分最後のあの魔法? うーん……とにかく師匠の杖をばきばきに破壊しながら放ったあのワザの影響が来てるんだと思うよ”」

 あーそっかあれが最後の記憶か……ん?
 ちょとまて、師匠の杖ばきばきになってんの?

「”あれ? 気が付かなかった? ほら手のひらチラ見したら、極細のふがしみたいになってたじゃん”」

 まじかぁ全然気づかなかった。
 師匠怒るかな?

「”どうだろうね、俺にもわからないよ……アーカムがわからないことは、私にもわからないからさ”」

 そっか、まぁ怒られる時は一緒だ。

 ところでさ、さっきから一人称がコロコロ変わるのには何か意味はあるのか?

「”あ、そうそうそれのことなんだけどさ……ん?”」

 ーーンンンンゥゥゥゥゥ

 え、待って何この重低音!?

 怖いっ!
 精神世界の先輩おしえて!

「”へへ! 仕方ないから先輩が教えて進ぜよう! この低い振動音はね、目覚めの合図だ!”」

 それじゃ俺たちお仕事の時間ってことかい?

「”そういうこと!”」

 これってじっとしてれば勝手に目覚めるものなのかな?
 うぉぉお、てか、揺れが大きくなってきたあぁぁぁ!

 ーーブオオオォォォォォンン

「”大丈夫! 落ち着いて! いつも気づいたら目が覚めてるから!”」

 おお! よかった自動システムな感じか!

「”そう……多分そろそろだと思う”」

 よーしそれじゃがんばろーぜもう1人の俺!

「”そう、だね! もう1人の私! 次回までにはきっとこじんまりとした和室が返ってきてるよ!”」

 オーケー!
 あ、そうだ、また俺が寝てたら起こしてくれよ?

「”ふふ、いつも起こしても起きないのはそっちなのに。まぁ起こしてあげるよ”」

 よろしくな!
 じゃ2人でアーカムしてこようぜもう1人の俺!

「”うん! それじゃ頑張っていこう!もう1人の!”」

 あれ、心なしか声が高くなったような……ーー。

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

ホームレスは転生したら7歳児!?気弱でコミュ障だった僕が、気づいたら異種族の王になっていました

たぬきち
ファンタジー
1部が12/6に完結して、2部に入ります。 「俺だけ不幸なこんな世界…認めない…認めないぞ!!」 どこにでもいる、さえないおじさん。特技なし。彼女いない。仕事ない。お金ない。外見も悪い。頭もよくない。とにかくなんにもない。そんな主人公、アレン・ロザークが死の間際に涙ながらに訴えたのが人生のやりなおしー。 彼は30年という短い生涯を閉じると、記憶を引き継いだままその意識は幼少期へ飛ばされた。 幼少期に戻ったアレンは前世の記憶と、飼い猫と喋れるオリジナルスキルを頼りに、不都合な未来、出来事を改変していく。 記憶にない事象、改変後に新たに発生したトラブルと戦いながら、2度目の人生での仲間らとアレンは新たな人生を歩んでいく。 新しい世界では『魔宝殿』と呼ばれるダンジョンがあり、前世の世界ではいなかった魔獣、魔族、亜人などが存在し、ただの日雇い店員だった前世とは違い、ダンジョンへ仲間たちと挑んでいきます。 この物語は、記憶を引き継ぎ幼少期にタイムリープした主人公アレンが、自分の人生を都合のいい方へ改変しながら、最低最悪な未来を避け、全く新しい人生を手に入れていきます。 主人公最強系の魔法やスキルはありません。あくまでも前世の記憶と経験を頼りにアレンにとって都合のいい人生を手に入れる物語です。 ※ ネタバレのため、2部が完結したらまた少し書きます。タイトルも2部の始まりに合わせて変えました。

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています

浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】 ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!? 激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。 目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。 もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。 セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。 戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。 けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。 「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの? これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、 ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。 ※小説家になろうにも掲載中です。

第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。

黒ハット
ファンタジー
 前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。  

没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで

六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。 乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。 ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。 有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。 前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。

魔力値1の私が大賢者(仮)を目指すまで

ひーにゃん
ファンタジー
 誰もが魔力をもち魔法が使える世界で、アンナリーナはその力を持たず皆に厭われていた。  運命の【ギフト授与式】がやってきて、これでまともな暮らしが出来るかと思ったのだが……  与えられたギフトは【ギフト】というよくわからないもの。  だが、そのとき思い出した前世の記憶で【ギフト】の使い方を閃いて。  これは少し歪んだ考え方の持ち主、アンナリーナの一風変わった仲間たちとの日常のお話。  冒険を始めるに至って、第1章はアンナリーナのこれからを書くのに外せません。  よろしくお願いします。  この作品は小説家になろう様にも掲載しています。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて

ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記  大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。 それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。  生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、 まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。  しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。 無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。 これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?  依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、 いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。 誰かこの悪循環、何とかして! まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて

処理中です...