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第七章 魔法王国の動乱
クルクマの要所化
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エレナ・エースカロリ。
この人のことは多少わかってきている。
張り付いたような笑顔は精巧につくられてこそいるが、それは偽物だ。
偽物がそこかしこに散りばめられている。このエレナという女性は。
笑顔も、悪人面も、善人面も、夢を語る顔も、諦観を語る顔でさえも。
「エレナさん、どうしてこんなところに」
「クルクマに滞在することになってね。吸血鬼ホイホイのアルドレアがあるからね。迂闊に近づいてきたらパクっと食べてしまえって協会から指令があってね」
「わかりました。それじゃあ一緒に行きましょう」
「うんうん、納得してくれて嬉しいね、本当にね。なにより大好きな妹といっしょに旅が出きてお姉ちゃん感激だよね」
「私は嬉しくはないけど。お姉ちゃん馬があるんだからひとりで行けばいいじゃん」
「なんで意地悪言うの~アンナちゃん酷い!」
エレナはアンナに抱き着いて、瞳に涙を浮かべておでこを擦りつけている。
姉妹仲が良いなっとほっこりする場面だが、不思議とこの姉妹ではやっぱり怖いが勝つ。エレナはアンナの事好きとか大切って言ってるけど、昨日は普通に超鋭い蹴りでノックダウンしてたし、どこまで本気でどこから嘘なのかはわからない。
アンナの態度から推測するに、良い姉ではないのは確かなのだろうが。
俺が訝しむ視線を向けていると、エレナはキョロっとこっちを向いた。
蛇に睨まれた蛙のような気分だ。
「そうだ。言おうと思ってたんだよ。アーカムくんって結構やるよね。小賢しいというか、自分の目的を達成するのが上手いというかさ。まさかアヴォンを動かすなんてね。どういう理屈であの偏屈な男が動くんだろうね」
「なんのことだが」
エレナの言っているのは、俺がアヴォンへ行った要請のことだ。
昨晩、俺はアヴォンに「ゲオニエス帝国で家族の捜索を狩人協会にしてくれ」という要求をした。まあ無理だわな。そのあとで本命のお願いをした。
ドア・イン・ザ・フェイスという何世紀も前から使われるごく古典的な交渉術がある。
最初にあえて無茶な要求をしたあとで、本当に通したい要求をすることで、相手がその要求を呑みやすくさせるというシンプルな論理だ。果たして効果があったのかはわからない。普通に考えれば、協会は動いてくれる案件だった気もする。
付け焼き刃の交渉が功を奏したのかはわからないが、ともかくアヴォンへの本命の要求は通った。
アヴォンにした本命のお願い。
それは怪物派遣公社に狙われる『樹海の魔法使い』の存在を、血に刻まれた呪いに苛まれ、悪徳の魔術貴族に搾取されてきた獣人を保護することだ。
彼女を救うために俺とアンナが起こした戦いの全貌をアヴォンには話した。
魔術貴族と戦ったことや、魔力結晶をめぐる御三家を仲たがいさせたことなど、俺の異端的行動、秩序を破壊する行動を語ったが、アヴォンには俺が大義やらルールやらより、私情で動きやすいとバレているので、特別咎められることはなかった。
結果的にアヴォンは動いてくれた。
怪物派遣公社は案の定、狩人協会がマークしている危険な組織のひとつだったからだ。アヴォンいわく「怪物世界における狩人協会のようなもの」と評していた。
狩人協会も手こずっているらしい。ゲンゼを先に保護することで怪物派遣公社の目的をくじけると説得できたのは効果的だったかもしれない。
アヴォンが動いたということは、協会が動いたと考えてもいい。
なぜならアヴォンは協会を動かせる人間だから。
協会がゲンゼの保護に動いたなら、あとは俺とゲンゼのシナリオ通りに、みんなをクルクマへお引越しさせてくれるだろう。
超直観のお告げがあったので、協会がクルクマに罠を張るというのは知っていた。
その役にエレナが選ばれたのも勘で察していた。
アヴォンに視点で見れば「ゲンゼディーフを保護する場所としてクルクマは最適か……?」という疑問があるはずだ。
彼がゲンゼの意志を尊重する判断をしてくれればよいが、もし彼なりの都合を優先した場合、ゲンゼをクルクマ以外の場所へ護送する可能性もありえる。例えば、狩人協会本部のある遥か遠い国ヨルプウィスト人間国とか。あくまで可能性だが。
その点、エレナがしばらくクルクマに滞在するという情報は俺にとって都合よく働く。なぜなら筆頭狩人エレナがいるだけで、クルクマの安全度はぐっとあがるから。
地理的優位性もない辺境のさびれた村に”筆頭狩人在住”というプレミアムが付くから。ゲンゼの意志、俺の意志などの多くの要因を加味すれば、アヴォンは必ず彼女と暗黒の末裔たちをクルクマへ連れて来てくれるはずだ。
エレナは裏の状況のすべてには気づいていないが、アヴォンがすでに動いた情報は掴んでいるらしい。昨日の今日で、俺とアヴォンの内々の話だったのが、どうやって知ったのか。
「筆頭狩人に隠し事はできないのだよ、アーカムくん」
「別にやましいことじゃないですよ。僕は狩人として意味のある要請をしただけですから。納得してもらえると思います」
「んーどういう意味かなー」
「すぐにわかりますよ」
言って話を切り上げる。
上手いこと狩人協会に働いてもらえるのは、手数が増えて大変に助かる。
そんなこんなでゲンゼたちの一件にはすでに手を打った。
唯一の懸念は狩人たちが暗黒の末裔へにたいしてどんなリアクションをするかどうかということだろうか。勘でしかないが多分、きっと大丈夫だ。そう信じたい。
エレナを交えた穏やかな旅はゆったりと進んでいく。
冬の寒さは旅人にとって脅威ではあるが、旅慣れした者しかいないため、別にどうということはなかった。
モンスターに関しても同様で、キンドロ領にはさして強いモンスターがおらず、それはエレアラント森林の浅い領域に関しても言えることだった。
流石に深いところまで行けば状況は変わり、危険なモンスターも出るとは聞くが、そういった類のモンスターが森の外まで出てくることはまずない。
ゆえに大事なく、トラブルもなく、怪我人もなく、俺たちは6日の旅路を終えて、予定通りクルクマに到着することができた。
この人のことは多少わかってきている。
張り付いたような笑顔は精巧につくられてこそいるが、それは偽物だ。
偽物がそこかしこに散りばめられている。このエレナという女性は。
笑顔も、悪人面も、善人面も、夢を語る顔も、諦観を語る顔でさえも。
「エレナさん、どうしてこんなところに」
「クルクマに滞在することになってね。吸血鬼ホイホイのアルドレアがあるからね。迂闊に近づいてきたらパクっと食べてしまえって協会から指令があってね」
「わかりました。それじゃあ一緒に行きましょう」
「うんうん、納得してくれて嬉しいね、本当にね。なにより大好きな妹といっしょに旅が出きてお姉ちゃん感激だよね」
「私は嬉しくはないけど。お姉ちゃん馬があるんだからひとりで行けばいいじゃん」
「なんで意地悪言うの~アンナちゃん酷い!」
エレナはアンナに抱き着いて、瞳に涙を浮かべておでこを擦りつけている。
姉妹仲が良いなっとほっこりする場面だが、不思議とこの姉妹ではやっぱり怖いが勝つ。エレナはアンナの事好きとか大切って言ってるけど、昨日は普通に超鋭い蹴りでノックダウンしてたし、どこまで本気でどこから嘘なのかはわからない。
アンナの態度から推測するに、良い姉ではないのは確かなのだろうが。
俺が訝しむ視線を向けていると、エレナはキョロっとこっちを向いた。
蛇に睨まれた蛙のような気分だ。
「そうだ。言おうと思ってたんだよ。アーカムくんって結構やるよね。小賢しいというか、自分の目的を達成するのが上手いというかさ。まさかアヴォンを動かすなんてね。どういう理屈であの偏屈な男が動くんだろうね」
「なんのことだが」
エレナの言っているのは、俺がアヴォンへ行った要請のことだ。
昨晩、俺はアヴォンに「ゲオニエス帝国で家族の捜索を狩人協会にしてくれ」という要求をした。まあ無理だわな。そのあとで本命のお願いをした。
ドア・イン・ザ・フェイスという何世紀も前から使われるごく古典的な交渉術がある。
最初にあえて無茶な要求をしたあとで、本当に通したい要求をすることで、相手がその要求を呑みやすくさせるというシンプルな論理だ。果たして効果があったのかはわからない。普通に考えれば、協会は動いてくれる案件だった気もする。
付け焼き刃の交渉が功を奏したのかはわからないが、ともかくアヴォンへの本命の要求は通った。
アヴォンにした本命のお願い。
それは怪物派遣公社に狙われる『樹海の魔法使い』の存在を、血に刻まれた呪いに苛まれ、悪徳の魔術貴族に搾取されてきた獣人を保護することだ。
彼女を救うために俺とアンナが起こした戦いの全貌をアヴォンには話した。
魔術貴族と戦ったことや、魔力結晶をめぐる御三家を仲たがいさせたことなど、俺の異端的行動、秩序を破壊する行動を語ったが、アヴォンには俺が大義やらルールやらより、私情で動きやすいとバレているので、特別咎められることはなかった。
結果的にアヴォンは動いてくれた。
怪物派遣公社は案の定、狩人協会がマークしている危険な組織のひとつだったからだ。アヴォンいわく「怪物世界における狩人協会のようなもの」と評していた。
狩人協会も手こずっているらしい。ゲンゼを先に保護することで怪物派遣公社の目的をくじけると説得できたのは効果的だったかもしれない。
アヴォンが動いたということは、協会が動いたと考えてもいい。
なぜならアヴォンは協会を動かせる人間だから。
協会がゲンゼの保護に動いたなら、あとは俺とゲンゼのシナリオ通りに、みんなをクルクマへお引越しさせてくれるだろう。
超直観のお告げがあったので、協会がクルクマに罠を張るというのは知っていた。
その役にエレナが選ばれたのも勘で察していた。
アヴォンに視点で見れば「ゲンゼディーフを保護する場所としてクルクマは最適か……?」という疑問があるはずだ。
彼がゲンゼの意志を尊重する判断をしてくれればよいが、もし彼なりの都合を優先した場合、ゲンゼをクルクマ以外の場所へ護送する可能性もありえる。例えば、狩人協会本部のある遥か遠い国ヨルプウィスト人間国とか。あくまで可能性だが。
その点、エレナがしばらくクルクマに滞在するという情報は俺にとって都合よく働く。なぜなら筆頭狩人エレナがいるだけで、クルクマの安全度はぐっとあがるから。
地理的優位性もない辺境のさびれた村に”筆頭狩人在住”というプレミアムが付くから。ゲンゼの意志、俺の意志などの多くの要因を加味すれば、アヴォンは必ず彼女と暗黒の末裔たちをクルクマへ連れて来てくれるはずだ。
エレナは裏の状況のすべてには気づいていないが、アヴォンがすでに動いた情報は掴んでいるらしい。昨日の今日で、俺とアヴォンの内々の話だったのが、どうやって知ったのか。
「筆頭狩人に隠し事はできないのだよ、アーカムくん」
「別にやましいことじゃないですよ。僕は狩人として意味のある要請をしただけですから。納得してもらえると思います」
「んーどういう意味かなー」
「すぐにわかりますよ」
言って話を切り上げる。
上手いこと狩人協会に働いてもらえるのは、手数が増えて大変に助かる。
そんなこんなでゲンゼたちの一件にはすでに手を打った。
唯一の懸念は狩人たちが暗黒の末裔へにたいしてどんなリアクションをするかどうかということだろうか。勘でしかないが多分、きっと大丈夫だ。そう信じたい。
エレナを交えた穏やかな旅はゆったりと進んでいく。
冬の寒さは旅人にとって脅威ではあるが、旅慣れした者しかいないため、別にどうということはなかった。
モンスターに関しても同様で、キンドロ領にはさして強いモンスターがおらず、それはエレアラント森林の浅い領域に関しても言えることだった。
流石に深いところまで行けば状況は変わり、危険なモンスターも出るとは聞くが、そういった類のモンスターが森の外まで出てくることはまずない。
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